戦姫絶唱シンフォギアGinga   作:ベンジャー

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2Eve ダークスパークウォーズ

殴りかかるノイズの攻撃をギンガは難なくかわし、最後の巨大ノイズに向かって逆にギンガは拳を叩きこんだ。

 

するとギンガは少し響達の方に視線を移すと彼女と少女、そして響と一緒にいたタロウは大量のノイズに囲まれており、タロウもウルトラ念力でどうにか応戦するもののウルトラ念力は体力などの消耗が激しいためにタロウは頭から僅かながらに湯気が出ていた。

 

『タロウ! 無理すんな!!』

『ぐっ、しかし、この子達がどうにか逃げるきれるまでは……ッ!!』

 

その時である。

 

誰かがバイクに乗ってノイズを弾きながらこちらに近づいていることにタロウと響は気付き、そのバイクに乗っているのは2年前、ノイズと戦っていた……今やソロで活動しているトップアーティストの「風鳴翼」だったのだ。

 

翼はそのまま真っ直ぐ巨大ノイズの足元まで突っ込み、その直前、自分はバイクから上空に向かって飛び下り、バイクはそのまま巨大ノイズの足にぶつかって爆発した。

 

そして翼は空中で「歌」を口ずさんだ後、彼女は響の目の前に降り立つ。

 

「呆けてない! 死ぬわよ、あなたはその場でその子を守ってなさい!!」

「へっ?」

 

彼女はノイズ達に向かって駆けだして行き、彼女は青いアーマーのようなものを纏うと同時にその手に剣を出現させ、その剣を巨大化させた後、大剣に変形させ、巨大な青いエネルギー刃「蒼ノ一閃」をノイズ達に放ち、ノイズ達を切裂く。

 

さらに翼は上空へと飛び立ち、空間から大量の剣を具現化し、上空から落下させ広範囲を攻撃する「千ノ落涙」をノイズ達に撃ちこんで行き、それを喰らったノイズ達は次々と消滅して行く。

 

地面に着地すると翼は剣を元の大きさに戻し、ノイズ達に向かって突っ込み、剣を振るってノイズ達を次々と切裂き、切り裂かれたノイズは炭素分解されてどんどん消滅。

 

響や少女も翼の戦いに唖然と見つめており、響は「凄い、やっぱり翼さんは……」と呟くが、その時自分達の背後から巨大ノイズが襲いかかろうとしていることに響と少女は気付いた。

 

『まだもう1体いたのか!?』

 

タロウもウルトラ念力でどうにかしようとするが、流石にもう限界なのか、タロウは響の頭の上に落っこちた。

 

『ぐっ、うぅ、早く大きくなりた~い!』

「いたッ!? ちょッ、大丈夫ですかタロウさん!?」

 

頭に落ちたタロウを抱きかかえる響、因みに抱きかかえられたタロウは響の胸に当たっている形となっていたりしてタロウは顔を真っ赤にしていた。

 

『心配してくれるのは有り難いのだが……、あ、当たってるぞ君・・・・・・』

「人形だから別に気にしません!! ってそんなことよりこっちいいいいい!!!?」

『響!! タロウ!!』

 

ギンガが響達を救出に向かおうとするもそれよりも早く、翼が響達に襲いかかろうとしていたノイズを空中で投擲した剣を巨大化させてそれを敵に向かって蹴り、貫く「天ノ逆鱗」を繰り出し、剣はそのノイズの首辺りに突き刺さり、巨大ノイズは炭素分解して消滅した。

 

(何時かあんなラ〇ダーキック使う仮〇ライダー出そうだなぁ、っと、んなことより先ずは……こっちだ!!)

 

ギンガは自分が相手をしていたノイズの腹部を蹴りつけ、さらに今度はすかさずノイズの背中を蹴りつけ、さらにまたノイズの腹部を蹴りつけ、背中を蹴りつけ、ギンガは巨大ノイズを圧倒。

 

それに巨大ノイズはどうにかギンガの蹴りの嵐から抜け出すが、ギンガは巨大ノイズに掴みかかり、空中へと投げ飛ばした。

 

『飛んで星になりやがれえええええええええ!!!!』

 

全身のクリスタルが赤く輝き、ギンガの周りに火球が現れて浮かび、ギンガは右拳を前に突き出すとその火球は隕石と化し、無数に生み出したその隕石状の火炎弾を敵に放つ「ギンガファイヤーボール」を空中に飛ばした巨大ノイズへと繰り出し、巨大ノイズはそれを喰らい空中で爆発した。

 

『ギンガファイヤーボール!!』

 

全てのノイズを打ち倒した翼とギンガ、翼はギンガを睨みつけるような目で見つめた後、今度は響を見つめ、ギンガはコウマの姿に戻って地上へと降り立つのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は事後処理などが行われており、コウマと響はまだほんの数カ月ほどしか経っていないが久しぶりに会った響とコウマは2人で仲良く話し合っていた。

 

「どうしたのコウマくん? 確か海外の学校に行ってたんじゃ……」

「あぁ、まあ、ちょっと色々あってまたしばらく日本で暮らすことになったんだよ。 それにしてもなんだ響その格好? コスプレか?」

「ちょっ、あんまりジロジロ見ないでよ!?」

 

顔を赤くする響だが、そこでタロウが響に話しかけてきた……「早く離してくれないか」と、実は先程からタロウはずっと響に抱きかかえられたままでずっと響の胸がタロウの身体全体に当たっており、「流石にこれ以上では精神が持たない」と言ったので響は慌ててタロウを離し、タロウはコウマの右肩に降り立つが、直後にコウマに右手で掴まれる。

 

『うおっ!? なにをするコウマ!?』

「タロウ、このラッキースケベめ! 男だったら一度はなってみたいシチュエーションだよこの野郎!!」

 

そこにスーツに身を包んだ1人の女性「友里(ともさと)あおい」がコーヒーを持って響の元に現れ、彼女にコーヒーを渡してきた。

 

「温かいもの、どうぞ」

「あっ、温かいもの、どうも」

 

響は戸惑いながらもコーヒーを飲み、一旦落ちつくと響の纏うアーマー、「ガングニール」が光を放ち、そして消え去り、響はコーヒーを落として倒れそうになり、コウマが支えようとするがそれよりも先に翼が響を支えた。

 

「あぁ、また先越された、風鳴翼に」

「あぁ~、有難うございます! あっ、あの、実は翼さんに助けられたのこれで2回目なんです!」

「2回目?」

 

「フヒヒ」と元気に笑みを浮かべる響、翼は「2回目」という言葉に疑問に感じ、響とコウマは少女が母親と無事に再会出来たことを確認すると「自分達もそろそろ……」と響とコウマは帰ろうとするが、何時の間にか翼の中央に黒服のスーツを着てサングラスをかけた男性達が何人も立ち並んでいた。

 

「あなた達をこのまま帰す訳にはいきません」

「なんでだよ!? 俺、今日早く帰って録画したアニメみてーんだけど!?」

「知りません、録画したなら何時でも見られるでしょ、兎に角、特異災害対策機動部二課まで同行して頂きます」

 

翼はそう言うと黒いスーツの男性の1人、唯一サングラスをかけていない「緒川 慎次(おがわ しんじ)」が響とコウマの2人に手錠をかけ、さらにはタロウもまるでタロウ専用の小型の手錠用に作られたとして考えられない手錠をかけられ、3人は車に無理やり乗せられて連行された。

 

『なぜ私までー!!?』

「手錠は必要あるのかあああああ!!!? 逮捕されたみたいな感じで嫌なんですけどォ!!?」

「逮捕ォ!!? なにそれ冗談じゃないよー!! 誰かー!! 誰か弁護士を呼んでえええええ!!! 黒を白に変えられるスーパー弁護士を呼んでええええええ!!!」

「この際どこぞの世界の破壊者でも良いからあああああああ!!!」

 

騒いでうるさい3人に翼は「うるさい!!」とチョップを叩きこんで黙らせ、そのまま車は響が通っているリディアン音楽院の校内へと入り、3人が連れて来られたのは教師たちがいる中央塔だった。

 

響もコウマもなぜこんな所に連れてこられたのか疑問で首を傾げ、やがて3人と緒川と翼はエレベーターに乗り、緒川から「危ないから手すりに捕まってください」と言われ、翼と緒川は手すりに捕まり、タロウはコウマの服にしっかりと捕まり、響とコウマも手すりにしっかり捕まった。

 

そして……ものすんごい勢いでエレベーターは下に進んで行き、響とコウマは「わああああああ!!!?」と悲鳴をあげた。

 

だがエレベーターの速さにすぐに響とコウマは慣れ、響は「アハハハ」と苦笑。

 

「愛想は無用よ。 これから向かう所に、微笑みなんて必要ないから」

 

と翼がそう2人に言うのだが・・・・・・。

 

「なーにお堅いこと言ってんだよ!! とかなんとか言って、実際はみんな結構笑顔の人多いんじゃねえか?」

 

そんなコウマの言葉に翼は呆れたようにため息を吐き、コウマは「なにため息吐いてんだよ!? なんで呆れられてんの!?」と翼に言うが、翼はコウマのそんな言葉は取りあえず今はスルーすることに、目的の場所に到着してエレベーターの扉が開くと……。

 

同時にクラッカーの音が大量に聞こえ、まるで誕生日を祝うかの如くここの指令の「風鳴弦十郎(かざなりげんじゅうろう)」を含めた二課のみんなが笑顔で響とコウマ、タロウを迎えた。

 

「ようこそ! 人類最後の砦、特異災害対策機動部二課へ!」

 

そこに1人の白衣を着た女性「櫻井了子(さくらいりょうこ)」が響の元に駆け寄り、携帯のカメラで一緒に響と写真を撮ろうとしてくるが響はどうにかそこから逃げ・・・・・・。

 

「手錠したまま写真なんて嫌ですよ! きっと悲しい思い出になります!!」

 

と言ってすぐさま断り、了子は「釣れないわね~」という感じで少々残念そうな顔を浮かべる。

 

そして響は「熱烈歓迎 立花響さま☆ 来元コウマさま☆」と自分達の名前が書かれている旗を見てどうして初めて会う人達が自分の名前を知っているのか分からず、響は了子に尋ねた。

 

それは弦十郎が答え、弦十郎は調査などは二課にしてみればお手のものと言うが……、実は響の鞄の中を見ただけだったりする。

 

そして鞄を見て思い出したのか、コウマは大事なことを思い出した。

 

「あーっ!! 俺のバック投げ捨てたままだぁ!? あの時必死だったから忘れてた!!?」

『なにぃ!? どうするんだコウマ!!? あのバックの中には……!!』

「それならば心配ない、君のバックもちゃんと回収済みだ、少々バックの中身を見させて貰ったがな」

「なんにも弄ってないならOKです!! 有難うございます!!」

 

コウマは弦十郎からバックを受け取り、手錠をタロウと響と共に外して貰い、中身が無事かどうか確認するためにバックに入れていたアタッシュケースを取り出し、アタッシュケースを開く。

 

そこには怪獣のスパークドールズやタロウと同じウルトラマンのスパークドールズが入っており、コウマはスパークドールズに異常や無くなっていたりしないことを確認すると安堵のため息をついた。

 

その後、弦十郎と了子は響達に自己紹介をした後、響はシンフォギアについてのことを聞き、了子はそれについて2つ約束して欲しいことがあると言い、1つは「今日のことは他の誰にも言わないこと」もう1つは……「取りあえず、脱いで貰える?」ということだった。

 

「えっ? いや、だからぁ……!! なんでえええええええええ!!!?」

「なんで脱ぐ必要があんだよ?」

「まあ、冗談よ冗談♪ 取りあえず説明するからついて来てくれる? コウマくん、響ちゃん、後動くお人形さん?」

「「あっ、はい」」

『後、一応言っておくが私の名前は『ウルトラマンタロウ』だ」

 

と言っても大した説明は特になく、響が身体検査を受けたくらいで響についてのことは今日は済み、コウマに関しても明日の夕方、あの巨人の姿や怪獣に変身したこと、タロウのことなどを説明することになり、取りあえずは今日は一旦解散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして翌日、昨日言った通り、響とコウマ、タロウは二課へとやってきて先ずは了子はシンフォギアについての説明を響達にし、「シンフォギアシステム」とは「聖遺物」と呼ばれるものから作られた鎧で、そのシンフォギアシステムは「歌」によって力を発動し、現時点で唯一ノイズに対抗出来る兵器だという。

 

ただ、本来シンフォギアとは普段は赤いペンダントの形をしており、翼もそれのペンダントを持っているのだが、響にはそんなものを持っている覚えがないと言い、その答えは了子が昨夜撮った響のレントゲンにあった。

 

それは2年前のツヴァイウイングのライブ会場で響が胸に受けたガングニールの破片が原因だというのだ。

 

その破片は心臓付近に深く突き刺さっているため手術でも完全に摘出することが出来ず、そのまま残ってしまっているとうのだ。

 

「奏ちゃんの、置き土産ね」

 

またそれを聞いた翼は目を見開きフラついて倒れそうになるがテーブルに手を置いてどうにか身体を支えた。

 

「お、おい? 大丈夫か?」

 

コウマが翼を心配して声をかけるが、彼女は「なんでもない」と言って部屋から出て行き、響は翼が出て行った後、このことを他の誰かにどうしても話してはダメなのかと尋ねた。

 

「響、もしかして未……嫁のことか?」

「嫁ってなに!? なんでコウマくん今言い直したの!? でもまあ、そうだよ、未来のことだよ」

 

弦十郎はその問いに対して「君の友人や家族の命に関わるかもしれないから」という理由でどうしても秘密を守って欲しいと頼んだ。

 

「命に、関わる?」

「俺達が守りたいのは機密じゃない、人の命だ。 その為にもこのことを隠し通して貰えないだろうか?」

「あなたに秘められた力はそれだけ大きな力だと言うことを分かって欲しいの」

 

それから弦十郎は改めて響に協力の要請を依頼。

 

「特異対策機動部二課として改めて君に協力を要請したい、立花響くん、君が宿した力を対ノイズ戦に役立ててくれないだろうか」

 

と弦十郎は真剣な顔で響に頼み、響は自分の力で誰かを助けることが出来るのならということで響は「分かりました!!」と2つ返事で承知したのだった。

 

「では、続いて君の、いや、正確には君達のことを教えて貰おうか?」

 

弦十郎はコウマとタロウの方へと顔を向け、タロウは「では、私が教えよう」とギンガや自分達についてのことを説明し出した。

 

『私は、いや、正確には我々はこことは違う、別の世界からやってきた』

「別の世界だと?」

『そうだ、そこで起こった全ての怪獣と宇宙人が集結し、その怪獣軍団に全てのウルトラマン達が立ち向かった戦い、『ダークスパークウォーズ』が全ての始まりだった』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数年前、全ての怪獣や宇宙人とウルトラマンが集結した今、彼等が戦えば様々な星に被害が及ぶと考えた銀色の巨人「ウルトラマンノア」は「ノア・ザ・ファイナル」を使用し、全てのウルトラマン、怪獣、宇宙人を誰もいない無人の世界へと被害を最小限に抑えるために自分諸共そこへ飛ばし、そこでウルトラマンや怪獣、宇宙人の戦いが勃発した。

 

また、ノアはノア・ザ・ファイナルを使用した代償として殆どエネルギーを使ってしまったため、ノアは不完全形態の「ウルトラマン・ザ・ネクスト・ジュネッス」となってしまった。

 

それでもネクストとなったノアは例え不完全な姿でもその戦いに参加し、他のウルトラマン達と共に力の限り戦うことを決意した。

 

そして全てのウルトラマンが並び立ち、自分達と同じく並び立つ怪獣や宇宙人に立ち向かう。

 

「シュア!!」

 

初代ウルトラマンが振りかざしたゼットンの拳をかわしてゼットンの胸部にチョップを叩きこみ、ウルトラセブンがキングパンドンの放つ火球をかわしてセブンがキングパンドンに飛びかかる。

 

超コッヴと超パズズ、ボガールといった怪獣達が攻撃を繰り出し、ゼアスやグレートを吹き飛ばすがそこにガイアV2とアグルV2が現れて超コッヴと超パズズにガイアの右掌とアグルの左掌を合わせることで2人の精神を統一し、2人が空いている方の手から同時に放つ光線「タッチアンドショット」が繰り出され、超パズズと超コッヴは吹き飛ばされる。

 

メビウスとヒカリもボガールに立ち向かい、メビウスとヒカリが∞を描くように空中を飛び回り、交互に攻撃する連携技「ツインストリームランサー」を炸裂する。

 

グレートとパワードはパワードバルタン星人に掴みかかってグレートとパワードは2人同時にパワードバルタンに蹴りを叩きこむ。

 

「シェア!!」

 

コスモス・コロナモードとウルトラマンジャスティス・スタンダードモードの2人の首をグローカービショップが両腕で締めつけるが、そこにウルトラマンに味方する宇宙人であり、その昔コスモスの同化していた青年「春野ムサシ」と親しくなった宇宙人「チャイルドバルタン」が成長した「ネオバルタン」が光線をグローカービショップの腕に撃ちこんで腕を破壊する。

 

ティガ・マルチタイプ、イーヴルティガ、ガーディーはゴルザ、メルバ、ガルラといった怪獣達に向かって行き、ダイナ・フラッシュタイプなどはサンダーダランビアと戦い合う。

 

「ショワッ!!」

「チェア!!」

「「グアアアア!!!」」

 

超獣、バキシム、バラバ、サボテンダーと戦うのはタロウとエース。

 

エースはウルトラギロチンでバラバに攻撃するがバラバは腕の鎌でそれを弾き、バキシムは口から炎をタロウに放つがタロウはその場から離れて攻撃をかわす。

 

レオとアストラは兄弟怪獣のガロンとリットルと戦い、さらにレオの弟子であるゼロはナースと戦いあい、レオとアストラは合体技である「ウルトラダブルフラッシャー」を放ち、ゼロもナースを蹴り飛ばす。

 

「イヤッ!!」

「シュア!!」

 

さらにはメカザムやザムシャーがそれぞれの剣でバルキー星人に斬りかかるが、バルキー星人はバルキーリングという武器でどうにか防ぐが、メカザムとザムシャーはバルキー星人の腹部を殴りつけて普通に2人にバルキー星人はボコられた。

 

『ぬおおおお!!? デンジャラース!?』

 

ミステラー星人(善)とミステラー星人(悪)の2体も戦い合い、また見た目がそっくりなウルトラマンと闇の巨人、光の剣「ソウルセイバー」を出す「ウルトラマンソウル」と爪型の武器「メフィストクロー」を出す「ダークメフィスト・ツヴァイ」も、互いに武器を振るってぶつかりあっていた。

 

EXレッドキングはゾフィーに殴りかかるが、ゾフィーはそれをかわしてEXレッドキングの顔面を蹴りつけ、今度はゾフィーの背後からエースキラーとメビウスキラーが襲い掛かってくるが、ゾフィーは素早くエースキラーとメビウスキラーに両拳を叩きつけ、殴り飛ばす。

 

『『ダブルジャンナックル!!』』

『ファイヤーフラッシュ!!』

『シルバークロス!!』

『ガルネイドォ!! バスター!!』

 

ウルティメイトフォースゼロの5メンバーもそれぞれの必殺技を放ち、敵を倒していくが……突如、戦う彼等の前に巨大な影が現れた。

 

『なんだ、あれは!?』

 

ザ・ワンと戦っていたネクストがその巨大な影に気付き、戦っていたザ・ワンもその影に気付いて動きを止める。

 

するとその巨大な影は短剣のようなものを取り出し、それをウルトラマン、怪獣、宇宙人に向けるとそれから黒い煙のようなものが現れて全てのウルトラマンや怪獣、宇宙人が次々人形、「スパークドールズ」と化し、意思を封じ込められた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『だが、私だけは唯一意思を保つことが出来た。 そして私は気付いた時にはこの世界にいたのだ』

 

また、自分達が人形になった原因は、自分の故郷「光の国」に伝わる言い伝えにある「ダークスパーク」と呼ばれるもののせいだとタロウは言う。

 

ダークスパークは命あるものの時間を止める、つまりウルトラマンや怪獣、宇宙人をスパークドールズに変えることが出来るとタロウは説明し、タロウはそのダークスパークと対を成し、闇の呪いを解くアイテム「ギンガスパーク」を探していたのだという。

 

『それでつい最近、そのギンガスパークをコウマの祖父の神社で見つけたのだ』

「そうそう、タロウが言うには、俺がそのギンガスパークに選ばれた者だって言うんだ」

 

それとタロウが言うにはこの街の近くの山に大量のスパークドールズが落ちている可能性があるということでスパークドールズの回収をコウマに手伝って貰い、あのアタッシュケースにあったスパークドールズはその山で集めたものなのだ。

 

『どうにか山にあったスパークドールズは回収したが、ギンガスパークはこの街に強く反応していた、そのことからスパークドールズはまだ幾つかこの街に散らばってる可能性があるのだ』

「成程な、君達の事情は大体分かった、異世界の存在か……、確かにそれならノイズに触れられるのも当然かもしれんな……」

 

タロウはもう1つ、重要なことを弦十郎に言おうとしたがその時、ノイズの出現の警報が鳴り響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノイズ出現を聞いて響と翼は早速出撃し、リディアンの付近にノイズは出現し、出撃した翼はノイズ達の前に立ちはだかり、「歌」を口ずさんでシンフォギアをその身に纏う。

 

「~♪」

 

翼は歌を歌い、剣を構えて駆けだして行き、カエルのようなノイズの攻撃を防いでノイズの背後に回り込むが……その直後、ガングニールを纏った響が現れてノイズを蹴りつける。

 

「翼さん!!」

 

響は翼を援護出来たと喜ぶが、翼は怪訝そうな表情を浮かべ、翼は空中に飛び立ち大剣にした剣を振るって放つエネルギー刃「蒼ノ一閃」を繰り出す。

 

それを喰らったノイズは真っ二つに切裂かれ、爆発し炭素分解と化した。

 

「翼さーん!! 私、今は足手纏いかもしれないけど一生懸命頑張ります!! だから、私と一緒に戦ってください!!」

「……そうね」

 

その翼の返事に響は表情を明るくするが、背を向けていた翼は響に振り返る。

 

「あなたと私、戦いましょうか?」

「……えっ?」

 

翼は……剣を響に突きつけた。

 

それをモニターで見ていたコウマと弦十郎は声を重ねて「なっ……!? 何をやっているんだ、アイツらは!?」と驚きの声をあげていた。

 

「んーっ、青春真っ盛りって感じね」

「呑気なこと言ってる場合かよ了子さん!?」

 

弦十郎はどこかへ行こうと出入り口に向かい、オペレーターのあおいが「どちらへ?」と弦十郎に問いかけると弦十郎は……。

 

「誰かが、あのバカ者共を止めなきゃいかんだろうよ……!」

 

と言ってそこから出て行き、コウマとタロウも「自分達も止めに行く」と言って二課から出て行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は戻り……。

 

「私はあなたを受け入れられない、力を合わせ、あなたと共に戦うことなど風鳴翼が許せる筈がない」

 

とキツく言い放ち、「あなたの胸の覚悟を見せてみなさい」と響に言うが・・・・・・。

 

「覚悟とか、そんなの全然分かりません!!」

 

翼の言葉に対し、響は戸惑いながらもそう応えるしか無かった。

 

「覚悟を持たず、ノコノコと戦場に立つあなたが、奏のなにを受け継いでいると言うの!?」

 

それを受けて内心、苛立った翼は上空へと飛び立ち、天ノ逆鱗を響に繰り出すが……。

 

『危ない!! ウルトラ……!!』

「その必要はない、やめろ!! お前等!!」

 

タロウがウルトラ念力を使うよりも早く、そこに弦十郎が現れ、翼の天ノ逆鱗の刃を拳を突き出した衝撃波だけで弦十郎はなんと受け止め、弾き返し、その上気迫だけで地面が抉れて翼が吹き飛ばされた。

 

「『え、ええええええええ!!!!?』」

 

コウマとタロウが驚きの声をあげるが弦十郎は大して気にした様子も無く、「この靴、高かったんだぞ?」と呆れた声で言う弦十郎。

 

「ご、ごめんなさい」

「一体何本の映画を借りられると思ってんだよ。 ったく、らしくないな、翼、ロクに狙いもつけずぶっ放したのか、それとも……っ! お前、泣いて……」

「泣いてなんかいません!! 私は、剣と鍛えた戦士です、泣く筈が……」

 

肩を震わせながら、必死に泣き顔を誰かに見られまいとする翼だが・・・・・・。

 

そこに、突然タロウにとっては聞き覚えのある声が聞こえた。

 

『その通りだぜぇ~!!』

『むっ!? 貴様、バルキー星人!?』

「なんだお前は!?」

 

そこに現れたのは「宇宙海人バルキー星人(SD)」であり、弦十郎はバルキー星人相手に構えるがバルキー星人は「ストップ!!」とタンマをかけ、翼に駆け寄って彼女の耳元で言葉を囁く。

 

『なあ? 俺が昨日言った通りだろ~? あいつはお前の相棒のなんも受け継いでなんかいない、あいつにはガングニールってのを持ってる資格なんか無いんだよ。 お前の相棒は例えこの世からいなくなってもただ1人、そしてガングニールを持って良いのもこの世にはただ1人、お前の相棒だけだ』

 

バルキー星人の言葉から察するに、どうやら昨夜彼女とバルキー星人は会っており、なにかを吹き込んでいたようだった。

 

「……そう、私の、パートナーは奏だけ……、あなたが……あなたが奏のなにを受け継いでるのよ!! なにを!! あなたに、それを使う資格なんて……ない!!」

『まさか、バルキー星人貴様!?』

 

すると、翼の目の前にギンガスパークを紫色に染めたようなものが現れる。

 

さらにバルキー星人は剣士のようなスパークドールズを翼に授けようとするが……弦十郎はそれを許すまいとバルキー星人に殴りかかるが、翼はそれよりも早く紫色のギンガスパーク、「ダークダミースパーク」とスパークドールズをその手に持ち、スパークドールズの足部をダミースパークの先端に押し当てる。

 

『ダークライブ! ザムシャー!』

 

ダミースパークから黒い煙が翼を包みこみ、翼は「宇宙剣豪 ザムシャー(SD)」へとダークライブして巨大化した。

 

「翼!?」

『うわああああああ!!!!』

 

ザムシャーは「星斬丸(ほしきりまる)」と呼ばれる刀を抜き取り、それを響達に向かって振りかざしてくる。

 

『コウマ!!』

「分かってるって!!」

 

コウマも慌ててギンガスパークを取り出し、さらにスパークドールズを取り出し、そのスパークドールズの足部をギンガスパークの先端に押し当てる。

 

『ウルトライブ!! フリップ星人!!』

 

コウマはスパークドールズを使用し「分身宇宙人 フリップ星人(SD)」にウルトライブして巨大化し、肩に乗っていたタロウは地面に落ちた。

 

『うおおっ!?』

 

フリップ星人はザムシャーと対峙するが、ザムシャーはフリップ星人などには目もくれず、ザムシャーは剣を響に狙って振りかざしてくる。

 

『おい、やめろ!!』

 

フリップ星人はザムシャーを後ろから掴みかかって彼女を抑えるが、ザムシャーはすぐにフリップ星人を突き離してフリップ星人を蹴り飛ばし、再びザムシャーは刀を響に振り下ろすがそれを弦十郎は真剣白刃取りで受け止め、押し返した後、拳を前へと突き出して衝撃波を放ち、衝撃波はザムシャーの腹部に直撃したが、ザムシャーはほんの少し怯んだ程度だった。

 

そしてザムシャーは刀を今度は響だけでなく、弦十郎にも振り下ろしてきたのだ。

 

(チッ、ノイズでなければ全力で戦えるが、あれが翼なら……!!)

 

兎に角、今は響を連れてここから逃げることを優先し、弦十郎は響を抱えてここから離れ、ザムシャーが振るった刀は空振りに終わった。

 

それでもザムシャーは弦十郎を追い掛けるが、そこに2体に分身したフリップ星人が現れた。

 

『っ!?』

『おい!! 翼さん、やめろ!!』

 

フリップ星人はさらに4人に分身し、ザムシャーを翻弄するが……。

 

『分身か、気配さえ辿ればどうということは無い!! 本体は1つ、貴様だ!!』

 

ザムシャーは見事本物のフリップ星人を発見し、刀でフリップ星人を斬りつけ、フリップ星人は地面を転がって倒れこむ。

 

『……、アンタさ、よっぽどその奏って人のこと、好きだったんだな』

『んっ?』

『確かにアンタの言う通り、響は戦う覚悟なんかないかもしれない、戦うってのがどういうものなのか知らないかもしれない、だから……!! だからこそアンタが教えないといけないんだろ、あんな方法じゃなく、ちゃんとした方法で!! 同じガングニールを受け継いでるからってあいつを奏さんと重ねず、ちゃんと『立花響』として見て、アンタが教えないといけない、それをきっと、ガングニールを託した奏さんが望んでる筈だ!!』

 

その時、ギンガスパークのブレード部分が展開し、ウルトラマンギンガのスパークドールズが現れ、コウマはギンガのスパークドールズの足部を変身モードになったギンガスパークの先端に押し当てる。

 

『待ってたぜ、ギンガ!!』

『ウルトライブ!! ウルトラマンギンガ!!』

 

フリップ星人が青い光に包まれるとフリップ星人はスパークドールズに戻り、コウマは「ウルトラマンギンガ」へと変身した。

 

『勝手なことを、あなただって、奏のことなんてなにも知らないでしょ!!?』

『あぁ、確かに知らねえ、でも……それでも俺は奏さんがそう望んでるって思ってる!!』

 

ザムシャーは刀を構えてギンガに斬りかかってくるが、ギンガはそれをかわし、ザムシャーはすかさず何度も刀をギンガに振るうが、ギンガも何度もザムシャーの剣撃をかわし、一瞬の隙を狙ってザムシャーの刀を持つ右腕をギンガは掴み、背負い投げをザムシャーに繰り出した。

 

『デイヤアアアア!!』

『ぐあっ!!?』

 

だが倒れこんだザムシャーはすぐさま立ち上がり、刀でギンガに斬りかかるがギンガはザムシャーの刀を持つ腕を掴んで受け止める。

 

だがザムシャーは無防備となったギンガの横腹に蹴りを叩きこみ、その攻撃に怯んだ所にザムシャーがすかさずギンガの身体を斬りつける。

 

『ぐああっ!? くっ、アンタの想いを、アンタの気持ちを響は知らない、アンタにとって奏って人がどんな存在なのかを響は知らない、だから……翼さん、アンタにとって奏って人がどれだけ大切な存在なのかを、響に伝えろ!!』

『まだ、そんなことを・・・・・・!!』

 

その時、コウマが一緒に持ってきていたスパークドールズのアタッシュケース、通称「SDケース」から2体のウルトラマンのスパークドールズが現れ、そのスパークドールズはギンガの胸のクリスタル「カラータイマー」の中へと入って行った。

 

『あれは、まさか!』

『んっ? なんだ……?』

 

2体のスパークドールズはなんと融合して1体のスパークドールズとなり、コウマはそのスパークドールズを手にとる。

 

『使えってことか、よし、行くぞ!!』

 

コウマはスパークドールズ足部をギンガスパークの先端に押し当てる。

 

『ウルトライブ!! ウルトラマンメビウス・ブレイブ!!』

 

ギンガの姿が変わり、ギンガは別の巨人……金色のラインがある無限の名を持つ戦士「ウルトラマンメビウス・ブレイブ」となったのだ。

 

メビウスは左腕の「ナイトメビウスブレス」から光の剣「メビュームナイトブレード」を出現させ、ザムシャーが振るってきた剣を受け止め、そのままザムシャーとメビウスを睨みあいとなるが、メビウスは力を振り絞ってザムシャーを押し返す。

 

『セアッ!!』

 

メビウスはジャンプして跳び蹴りをザムシャーに繰り出し、ザムシャーは蹴り飛ばされて大地を転がるがすぐさま起き上がり、ザムシャーはメビウスに飛びかかって刀を振り下ろす。

 

だが、メビウスはメビュームナイトブレードで刀を受け流し、ザムシャーの腹部を蹴りつける。

 

『くううっ!!?』

『アンタの言葉を、アンタが奏って人に対する想いを、響に、あいつに伝えろ!!』

 

メビウスは敵に向かって突進し、すれ違いざまにすばやく∞の形に切り裂く必殺技「アクティブレードアタック」をザムシャーに繰り出した。

 

『セアアアアアアッ!!!!!』

『ぬああっ!? うわあああああああッ!!!!?』

 

ザムシャーは爆発し、スパークドールズに戻って翼共々地面に倒れこんだ。

 

『な、なぜメビウスがありで私はライブ出来ないんだ~!? ああもう、早く大きくなりたーい!!』

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