熟練のマスターさんて化け物なんすね!!(褒め言葉)
「………知らない天井だ。」
目が覚めた時、見たものはそれだった。
身体がだるい。全く動かないほどではないけれど…。
「よう。気が付いたかい。」
声がした方を向くと、何故か神様が座っていた。
「は!?なんで!?」
「そう大声出すなよ。伝えときたい事あるんだから。」
伝えときたい事?一体何なのかと、俺は耳を傾ける。
「まず、あの
「!! そうだ!USJは!?皆は!?」
「落ち着け。全員無事だ。あの巨人は結局動くことなく消えた。
お前が、上手いことあの怪物を制御することに成功したからな。」
そうか……。誰も傷つけなかったんだ。良かった…。
「あと、更にラッキーなことに、公安もプロヒーローどもも、
あれは
まぁ、一部の人間は、そうでは無い事を分かっちゃあいるが…
だが、お前が不利になることにはならない。
まぁ、大体は俺が色々と手をまわして、そういう事にしたんだがな!」
「それに関しては、本当にありがとうございました。」
マジでこの神様には足を向けて寝れないなぁ……。
「全くだ。それに、どうやらお前、俺が思ってる以上に
奇妙な魂の持ち主だったんだな。あの組織と関係があるとは…。」
「? あの組織??」
「まぁ、この後、嫌でも会うことになるさ。
じゃあ、帰る前に最後に一つ言わせてもらうぜ?」
? 一体何だろうか?そう思うと、俺の右手を掴んで言った。
「この力、精々無駄遣いしないようにな?」
そう言って、神様は霧のように姿を消した。
俺の右手の甲を見ると、そこには夢で見たのと同じ、赤い痣があった。
燃えるような赤で、俺の血なのではないかと思うほどであった。
そう思っていると、部屋の外から扉を優しくたたく音が聞こえる。
「どうぞ。」
俺がそう言うと、入ってきたのは薄紫色のミディアムボブの女の子だ。
初めて会うはずなのに、妙に懐かしさのようなものを感じさせる彼女は、
俺の顔を見て、一瞬泣きそうな顔を見せたが、すぐに優しい笑顔を見せた。
「は、初めまして。えっと…藤丸……志郎さんですね?」
「あ、あぁ。はい。えっと……あなたは?」
俺がそう尋ねると、彼女は快く自己紹介してくれた。
「あ、申し遅れました。私は、マシュ・キリエライトと申します。
お話に聞いてるかと思いますが、ノウム・カルデアという組織の者です。」
なるほど…。神様が言ってた『あの組織』の人たちか。
「一応『あの組織』とは聞いていましたが……。
カルデア……ですか。一体どういう組織なんですか?」
俺がそう問うと、マシュさんは少し悲しそうな顔を見せて俯くが、
すぐにキリッとした顔で、俺に懇切丁寧に説明してくれた。
なんでも、ノウム・カルデアというのは、
『人理継続保障機関フィニス・カルデア』を引き継いだ組織であり、
カルデアは、大雑把に言うならタイムパトロールのような活動をしているらしい。
ただ、彼女らカルデアが行う『人理定礎修復』は、かなり危険なもので、
よくSFで聞く歴史・過去の改変は、1人2人の人生を変える程度のものなのだが、
『特異点』は、人類史の舵取りそのものを変えることになるらしい。
この『人類史の舵取り』を変えることは、人類が滅亡してしまうことになるとのことだ。
カルデアは、その『特異点』を7つ攻略し、
『
「なるほど……。まぁ…何となく分かった。」
「そ…そうですか……。…………やっぱりそっくりですね。」
「? 何?」
「あ!いえ!ただの独り言です!お気になさらず!」
マシュさんはそう言って顔を赤くしながら俯いてしまった。
しばらく沈黙が流れる。お互い何の話をすべきか考えているのだろう。
そんな沈黙を破るかのように、いきなり扉が開く。
「わーたーしーがー!!お見舞いに来たァ!!!」
「!?」
「あ、オールマイトだ……。」
俺がローテンションでそう呟くと、同時にオールマイトの背後から校長がでてきた。
「やぁ。藤丸 志郎君。合格通知以来の登場だね。」
「あ、はい。そうですね。」
すると、校長は椅子を俺の寝ているベッドの横に寄せて、座った。
「さて、藤丸君。実は君にお話があってここに来たんだ。
あぁ、安心してくれ。決して悪いようにはしないと約束するよ。」
「は、はい。」
何だかあんまり信用できない言葉だが、それでもしっかり聞こう。
「実は、彼女、マシュ・キリエライト氏が所属する
ノウム・カルデアからコンタクトがあってね?
どうやら、このカルデアは君の個性に大きく関係する技術を持っているらしいのサ。」
俺の個性……英霊召喚か。……あ、じゃあこの人たちがFGOのキャラ……
マシュ・キリエライト……あ!そうか!だから俺見たことあったんだ!!
「それでね、どうやらこのカルデアと言う組織、
NFFサービスとも深い繋がりがあるらしくてね。
どういう訳か、僕ら雄英高校と提携したいと申し出てきたのサ!」
「て、提携……ですか?」
「うん。どうやらカルデアは人員不足らしくてね。
何かしらの適性がある人物を、特に君の助けが必要ならしいのサ。」
俺の助け?どうして俺なんだろうか?『英霊召喚』の能力を持ってるからか?
「何でも『微小特異点』というものを解決するために人が必要らしいのサ!」
え……特異点?って、マシュさんから聞いたけど、ヤバい場所なんじゃ?
「えっと……特異点って……。」
「藤丸さん。私たちが言ってるのは『微小特異点』です。
この『微小特異点』は、お話しした『特異点』や『
危険性はありません。ただ、『特異点』であることには変わらないので、
我々カルデアは、この微小特異点の発生に応じ、逐一解決しています。」
なるほど……?いや、でもそれは大丈夫なのか?
危険であることには何ら変わりが無いような気がするが……
「君が考えてることは分かるよ。これはかなり危険な仕事だ。
我々、大人からすれば、この依頼はプロヒーローのみが行うべきことだと思っている。」
「まぁ……そうっすよね。」
「ただし!未来のヒーローを育てる身としては!!
可能な限りこの『微小特異点』の解決に赴いてほしい!!」
……これは、『Plus Ultra!!』……って事なのか?
「まぁ、最終的に決めるのは君サ。答えも急がなくて良いよ。」
…………。でも、ここで受ければ、俺はもっと強くなれる……んだよな!!
「やります……!やらせてください!!」
「……後悔しないね?」
「はい…!」
「…………よろしい!では君を、雄英高校代表生徒として
ノウム・カルデアと雄英高校を繋ぐ架け橋になってもらおう!」
なんかしれっと凄い役割を任された!?
「藤丸さん!その……よろしくお願いします!」
……まぁ、でも。
何事も経験ってことで、ここは割り切りましょうか!!
英雄の証が!!足りない!!!
どうしてBOXイベで出さないようにしちゃったんですか?(キレ気味)
次は微小特異点かヒロアカ原作本編、どっちにしようかな……
続きはどっちが見たい!?
-
微小特異点
-
ヒロアカ原作本編