俺の転生特典『英霊召喚』がちょっとおかしい   作:ガンロウ

33 / 40
一方その頃……的な感じで……

あれ?デジャヴを感じる……


一応、言っとくけどこの小説、一部ライブ感覚でやってるから悪しからず。


目覚め ‐狂愛の桜と正体不明(アンノウン)

ここは静岡県某所……

 

1人の少女が1枚の写真を見て、満悦な笑みを見せている。

 

「エヘヘヘヘ……」

 

そこにもう1人、別の少女が近づいて写真を見ている少女の頭を小突く。

 

「もうっ!ご満悦なのはもういいですから!早く次の指示してくださーい!」

「あうっ。ごめんね。ビィちゃん。すぐ終わるから。」

「そのビィちゃんって言うのやめてくれません?

 私には、そんな呼び方よりも愛らしい呼称があるんですー!!」

「えへへ…怒ってるビィちゃんもカァイイねぇ」

 

2人の少女は、話が嚙み合って無さそうでもあるが、

だからと言って、仲が悪いわけでもなさそうだった。

 

「はぁ~…。なんでこんな不思議ちゃんに召喚されちゃったんでしょうか…。」

「いいじゃないですかぁ!せっかくお友達になれたんですから!

 それとも………、ビィちゃんは私の事、嫌い……なんですか?」

「勘違いしないでください?私は人類全般が嫌いなんです。

 一個人だけを過剰に嫌いになる、ということは滅多にありません。」

 

少女の問いに対して、あまり答えになって無さそうな回答を出す。

そして、少女が手にしている写真を見て、今度は彼女が問う。

 

「その……この人の写真を撮ってきてほしいと言われましたが……

 誰なんですか?その人。なんだかあなたとは浅からぬ因縁がありそうなんですけど?」

 

写真に写っている人物は……

 

藤丸 志郎だった。

 

しかも、雄英高校の制服を着て教室の机に座っている写真だ。

いつ撮られたのか……それは、写真を撮った彼女にしか分からないだろう…。

 

「この人ですか?この人はぁ~……私の大好きな人です♡」

「へぇ~……そうですか。

 別に聞かなくても良かったですね。」

「えぇ~!せっかくだから聞いてくださいよぉ~!

 しー君のカッコいいお話!聞いてほしいです!!」

「興味ないですからっ!」

「えっとねぇ~、まずは私としー君の馴れ初めなんですけどぉ~」

「聞いてないし!!あーもうっ!!」

 

こうして、大して興味も無い

自分のマスターの惚気話を何時間も聞かされる

 

BBちゃんなのでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

イギリスでは未曽有の大混乱が発生していた。

ロンドンの象徴(シンボル)とも言えるビッグ・ベン(時計塔)が崩落したのだ。

イギリスの全警察・全ヒーローが、これの原因捜索を行うが、

捜索も空しく、原因究明には至らなかった。

また、同時刻、エジプトのピラミッドの大部分が崩落。

マリアナ諸島の浜辺で大量に岸へ打ち上げられた魚。

世界各地で、奇妙な現象が発生し始めたのだ。

 

そして、ある日本国際空港で、

何者かが日本へ不法入国した、という事件が発生することになる……。

 

 

「マスターよ。この極東の島国に何の用があるというのだ?

 俺の目的は、あくまでもエイジャの赤石。下らんことで来たなら……。」

「いずれ分かる。黙っていろ。ブリンガー。加稲、反応は?」

 

男は加稲と呼ばれる人物に呼びかける。

 

「焦らないで。聖杯は確かに、この国のどこかにあるわ。ジャック。」

 

加稲と呼ばれる人物は、問いかけた男、ジャックに焦らないよう宥めすかす。

 

「そうさ♣『急いては事をし損ずる』と言うじゃないか♠

ブリンガーのマスター君も、少しは忍耐力を身に付けてみt」

「トリックスター。あんまりうるさいと黙らせるわよ。」

 

加稲は、トリックスターと呼ばれる者の言葉を遮る。

 

「……ところで、そこの小僧どもは何か無いのか?」

 

ブリンガーと呼ばれる者は、無口な少年に目を向ける。

 

「え……あ…えっと……」

 

少年はブリンガーの気迫と鬼のような顔を見て、泣きそうな顔になる。

その時、ブリンガーの首に規格外とも言える長さの日本刀が付きつけられる。

 

「あまり、出過ぎた真似をするなよ。ブリンガー。」

「…………貴様。」

 

「ブリンガー。黙っていろ、と言ったはずだぞ。

 すまないな。ブレイカー。俺の監督不行き届きだ。

 どうか、その刀を、正宗を収めてはくれないだろうか?」

「…………。」

 

ジャックと呼ばれる男が、ブレイカーに刀を収めるように頼む。

その言葉を聞いてか、少年がブレイカーの服を少し掴む。

 

「大丈夫だよ…。せ……ブレイカー。刀を……収めて……。」

 

少年がそう言うと、ブレイカーは刀を収める。

 

「……マスターの指示に従おう。ただ、忘れるな。

 マスターが『殺せ』と指示すれば、私は容赦なくお前達を殺す。」

 

険悪な雰囲気が立ち込める中、ジャックは指示し始める。

 

「この日本に聖杯があることは分かっている。

 各自、情報を集めろ。可能であれば回収しろ。

 合流地点は……そうだな……。

 シズオカのハママツ・キャッスルだ。いいな?」

「えぇ。問題ないわ。貴方もそれでいいわね?クラウン?」

「は……はい。大丈夫です……。」

 

正体不明ともいえる三組は、それぞれの道を歩き始めた。

 

 

 

………誰も知らない、大きな争いが始まろうとしていた……

 




ジャック&ブリンガー
正体不明の組織のリーダー格的存在。
ブリンガー、『齎主(さいしゅ)』の意味を持つこの人物は、
どうやら『エイジャの赤石』と呼ばれるものを望んでいるらしいが……?

加稲&トリックスター
正体不明の組織の参謀的存在。
トリックスター、『狡猾者(こうかつしゃ)』の意味を持つこの人物は、
奇妙な語尾と雰囲気を醸し出しているが……?

クラウン&ブレイカー
正体不明の組織の中で最も幼い者。
ブレイカー、『破壊者(はかいしゃ)』の意味を持つこの人物は、
クラウンに対して、相当の忠誠心があるようだが……?

続きはどっちが見たい!?

  • 微小特異点
  • ヒロアカ原作本編
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。