奇物:インシァン
加重奇物:「打ち込まれた忘却」
戦闘に入った時、パーティに「知恵」の運命を歩むキャラクターと「繁殖」の運命を歩むキャラクターがそれぞれ1体以上いる場合、味方が行動する度に味方全体が「攻撃力+1%」「防御力+1%」「最大HP+1%」「速度+1%」「与ダメージ+1%」のうちいずれか1つを獲得する。それぞれ最大99層まで。
忘却というものはいつの時代においても忌み嫌われ、克服すべき課題として扱われるが、試験管の中に揺れる真っ赤な液体は1つの答えを示している。
それすなわち、「忘却」そのものの忘却。
少女はこれを創り上げると、静かに友人に問いかけた。
「「人は思い出がないと生きていけない」、そう考える人は決して少なくありません。ですが、その全てを都合良く覚えていられるはずがないのに、人は今日も生きています。彼らは嘘を吐いているのか、それとも「人」ではないのか、一体どちらなんでしょうか?」
★3奇物:「名もなき未来のための原稿」
エリアに入った時、奇物を1つ失い、★1~3の方程式を1つ獲得する。所持している奇物の数が10以上の場合、エリアに入った時の代わりにイベント、ボーナスイベント、遭遇イベントが終わった時に発動する。
学派戦争によって博識学会内部は分裂し、4つの学派が争い、3つの学派が歴史から姿を消した。
「命」を求める「完全進化学派」、「統合」を求める「純粋造物学派」、未来を求める「相対認知学派」である。
最終的な勝者は「エネルギー」を求める「星間エネルギー学派」であったが、今となって一部の研究者が「純粋造物学派こそが真の勝者である」と主張している。
「運命を解析し、万物の再構築を可能にする」という彼らの研究は一人の少女の手によって蘇り、今や博識学会そのものを遥か彼方へと突き放したからだ。
「ああ、誰もが噂してるさ。「純粋造物学派は天才の領域だった」ってな」──燭炭学派の学者
★2奇物:「天才クラブの不思議な戯言」
★1/2/3の祝福を10個獲得するごとに★1/2/3の奇物を1つ獲得する。既に条件を満たしている場合、この奇物を獲得したタイミングでその効果が発動する。
「この無名の論文は誰のものなのだろう?」天才クラブの論文集を読んだファンは一度は必ずそのような疑問を抱く。
誰かは間もなくクラブのメンバーが増えるのだと主張し、誰かは天才達の秘密の共同研究であるのだと主張する。
そんな中で、1つの戯言がファンの間で流行した。
「天才の1人が、親心によって子供の自由研究を載せたのだ」
★1奇物:「少し甘めのボカロキャンディー」
「ショップ」エリアに入った時、奇物ショップに売られている奇物が全て微妙な奇物になる。1回発動した後、この奇物は壊れる。
常夏の星、エフジオ星系のルルハワ-Ⅶで行われた銀河屈指の同人イベント「スタフェス」においてとあるボカロPの少女は手作りのキャンディーを販売した。
舐めている間、頭の中で彼女の新作アルバムが聞こえるというそれは数日で品薄となり、彼女は食品部門で最優秀賞を受賞することになる。
「ふふっ、良かったです。本当なら、洗脳作用も入れておこうと思ったんですけど」──授賞式のインタビューにて