ブルアカ曇らせ性癖もりもりハッピーセット   作:龍角散ガム

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スパーキングゼロ休暇を取ったのに、ドゴンが全く出来ずCPUにボコボコにされたので初投稿です。



アルの場合
普段優しい娘が、大切な人が関わると豹変するのって良いよね


便利屋68

 

真のアウトローを夢見る少女「陸八魔アル」を社長とする零細企業である

 

室長の「浅黄ムツキ」、課長の「鬼方カヨコ」、平社員の「伊草ハルカ」を社員として構成されている。

 

そして、もう一人……

 

 

「くらえっ!!ダイナマイトキィィィィィィック!!!!」

 

 

「「「うぎゃあああ!?!?」」」

 

 

不良3人組が、少年の飛び蹴りをくらい吹き飛ばされる。

 

 

「おいお前ら!!3人で寄ってたかって一人を虐めるなんてなんて下劣な!!神様に代わってこの俺、正義の味方『ミスター・デビルマン』が許さん!!」

 

 

「何で神に代わってデビル……ぶへっ!?」

 

 

「細かいことは気にするな!!」

 

 

「あ、姉御!?まだ話している最中だろ!?」

 

 

「そうだそうだ!!この卑怯者っ!!」

 

 

「何!?卑怯者だと!?いったい何処に……」

 

 

「「お前だよっ!!」」

 

 

この少年こそが、便利屋68のアルバイト兼雑用兼パシリ兼マスコットだ

彼は、アルとムツキの幼馴染であり、便利屋68を立ち上げた際についてきてしまった一般人である

 

ヘイローを持たない彼を社員として迎い入れるのは危険だと判断したアルは、彼を遠ざけようとしたのだが、彼は言うことを聞かなかった

アルは彼に、危険なことには絶対に手を出さずにすぐ逃げることを約束させ、渋々便利屋68に迎い入れたのだ

 

 

「俺が卑怯者だとぅ!?………許せん!!この正義の味方「デビル・スタンガン」、容赦せんぞ!!」

 

 

「さっきと名前が違うじゃん!!」

 

 

「おい、こんな馬鹿放っておいてとっととずらかるぞ!!馬鹿が移る!!」

 

 

不良二人は、気絶しているリーダーを担ぎ逃げ去っていく

そんな不良たちを見て、彼は手を腰に当て高笑いをする

 

 

「はーっはっはっはっ!!見たかこの不良どもめ!!悪は絶対許さない!!正義は絶対に……」

 

 

 

 

「かぁぁぁぁぁぁぁぁt「はーい○○くん、そこまでっ♪」コツン!あいたっ」

 

 

 

 

後頭部に軽い衝撃を受け、彼は怯む

頭を擦りながら衝撃の正体を確かめると、そこには便利屋68の姿があった

 

 

 

「ム、ムっちゃん……それにみんなも……」

 

 

「ねぇ、○○。約束したわよね?絶対に危険なことには手を出さないって……」

 

 

アルは腕を組み、ゆっくりと彼に近付く

普段は、抜けているところがある彼女だが、幼馴染の彼が絡むと雰囲気がガラッと変わる

その姿は、彼女自身が夢見る「真のアウトロー」そのものなのだが、彼女はそれに気が付いていない

 

他のメンバーは気が付いているが、これはこれでおもしろい

ということで、アルに伝えずにいる

 

 

「ア、アルちゃん……これには深いわけが……」

 

 

「へぇ……それはどんな……?」

 

 

アルの雰囲気に気押され、彼は体を縮こませる

その姿はまるで叱られている子犬のようだった

 

彼がマスコットと呼ばれる所以は、普段の馬鹿丸出しの言動とこの叱られているときのギャップである

そんな彼の姿を見て、カヨコは呆れ、ハルカは動揺、ムツキは彼の背後に立ち顔を撫でまわしている

 

 

「女の子が不良にいじめられていたんだよ!!」

 

 

「へぇ……それでその女の子はどこに?」

 

 

「ほらそこに……っていねぇ!?!?」

 

 

「彼女、私たちが来たと同時にどこかへ逃げちゃったよ♪」

 

 

「なっ、なにぃ!?!?………まあそれも良いか。感謝されず、密かに人々を救う……これもまた正g「ゴツンッ!!」痛いっ!!」

 

 

ほくそ笑む彼の頭部に、アルは自身の拳を落とした

そして、頭を押さえ涙目になる彼にため息をついた

 

 

「ねぇ……どうしてアナタはいつも自ら危険な目に合いに行くのかしら?」

 

 

「どうしてって……助けを求めている人がいたら見過ごせないでしょ?昔、アルちゃんとムっちゃんで一緒に見た映画でもそうだった。あの主人公は困っている人を見過ごさない。そんな姿を俺は憧れたんだ。あの人みたいになりたいって。アルちゃんもそうでしょ?」

 

 

「………」

 

 

彼の真剣な眼差しを見て、アルは何も言い返せなかった

自身がアウトローに憧れるようになったのも、彼が言う映画の主人公だからだ

 

彼の言う正義の味方とアルが夢見るアウトロー

追い求める先は違くとも、同じきっかけで夢を見るようになった彼女は、彼の言いたいことを誰よりも理解していた

 

 

「…………わかったわ」

 

 

「アルちゃん……「でもっ!!」!?」

 

 

「絶対に無理をしないこと。いいわね?」

 

 

「もちろん!!」

 

 

彼の覚悟を再度確認したアルは、ひっそりと笑みを浮かべた

 

 

「よっしゃあ!!だいしょーーーーりっ!!勝利のミュージックスタート!!」

 

 

彼はスマホを操作し音楽を流し始める

しかし、音楽はスマホからではなく、自身が首に抱えているヘッドホンからだが……

 

 

「○○くん、本当にその曲好きだよねぇ~」

 

 

「いつも思うけど、なんでヘッドホンから流しているの?」

 

 

「それはヘッドホンのほうが音質がいいからに決まってるじゃん!!ハルカちゃんもそう思うでしょ?」

 

 

「え、えぇ!?は、はいっ!!」

 

 

「こら、ハルカを巻き込まないの。それに、そのヘッドホン中古屋で買った安いやつ……って、聞いてないし……」

 

 

カヨコの言葉を無視してハルカと戯れ始める彼に、カヨコは頭に手を当てる

そんな空気を仕切りなおすようにアルは手を叩き仕切りなおす

 

 

「さぁ、みんな!!○○も見つけたことですし、事務所に戻るわよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや~、今回のお仕事も大失敗だったね♪」

 

 

「ごめんなさい。私がもっと活躍できていれば……死んで責任をっ……!!」

 

 

「ほら落ち着いてハルカ。今回は社長がドジっちゃったのも原因だから」

 

 

「うぐっ……」

 

 

「いえ!!アル様お役に立てない私のせいですっ!!」

 

 

 

いつものように仕事を終えた便利屋68は、事務所へと帰るために街を歩いていた

すると、近くの路地裏から声が聞こえてきた

 

 

「……騒がしいけど何かあったのかな?」

 

 

「どうするアルちゃん?憂さ晴らしにいっとく?○○くんみたいにさ」

 

 

「………そうね。ここはひとつ、アウトローとして私の名を世間に知らしめましょうか!!」

 

 

「つ、ついていきますアル様!!」

 

 

 

彼女たちは道の角を曲がり、路地裏へと進んだ

そこでは、不良たちが誰かに暴力を振るっていた

その誰かは、地面に倒れ伏せており、遠目から見てももう意識は無いのが分かった

 

それでも不良たちはその誰かを殴り、蹴り、銃を放ち続ける

不良たちの不快な行動に顔を歪ませた便利屋68は、不良たちを止めに入る

 

 

そこで彼女たちは見てしまった

暴行を受けている人物を

その人物は………

 

 

「お前らッ!!!!!!」

 

 

真っ先に駆け出したのはムツキだった

不良たちを吹き飛ばし、リーダーと思われる人物の胸倉を掴む

吹き飛ばされた不良たちは、ムツキのただならぬ形相に恐怖を抱き路地裏から逃げ出そうとする

 

 

「許さない………許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」

 

 

しかし、ハルカは不良たちを逃すはずもなく、ショットガンで不良たちを撃ちぬいていく

 

 

「○○ッ!!ねぇ!!しっかりして!!」

 

 

カヨコが彼に駆け寄った

しかし、彼の意識は無かった

身体中から血を流し、徐々に体温が失われていく

 

近くには彼の愛用のヘッドホンが転がっている

ところどころが欠けており、彼の血で赤く染まっていた

 

 

「社長!!早く○○を病院へ!!ねぇ社長!!聞いてるの!?社t……」

 

 

 

ダァンッ!!!!

 

 

 

アルのスナイパーが火を噴いた

弾丸が放たれた場所は、ムツキが胸倉を掴んでいた不良たちのリーダーと思われる人物の脳天

不良のリーダーは至近距離でスナイパーの弾丸を受け吹き飛んだ

 

 

 

 

 

「カヨコ」

 

 

 

 

 

静まり返った路地裏にアルの冷酷な声が響く

今まで聞いたことのないアルの声にカヨコだけでなく、ムツキやハルカまで息を飲んでいた

 

 

 

「〇〇を早く病院へ」

 

 

 

 

「わ、分かった!!!!」

 

 

 

彼を抱えるカヨコとすれ違い、アルは不良のリーダーの元へと近づく

 

コツン コツン

 

アルのヒールの音が木霊する

不良のリーダーは意識が混濁する中、自身に迫る恐怖の足音を耳にした

逃げようとするも、スナイパーの衝撃で彼女は動くことが出来なかった

 

 

「ア……アルちゃん……?」

 

 

「アル……様……?」

 

 

ムツキとハルカが声をかけるもアルは見向きもしない

ただ、倒れる不良のリーダーだけを冷酷な目で見つめている

 

アルは、自身のスナイパーを不良のリーダーの頭部に向け引き金を引いた

 

 

 

 

 

何度も 何度も

 

 

 

 

 

何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何「アルちゃん!!」

 

 

 

 

 

ムツキの叫び声でアルは引き金を引くのを止めた

 

 

 

 

「もう………その娘死んでる………」

 

 

 

路地裏は不良のリーダーの血や脳で溢れかえっていた

アルは顔にこびり付いた血を拭き、彼のヘッドホンを手に取る

 

 

「ハルカ」

 

 

突然自身の名を呼ばれ、ハルカは体を震わせる

 

 

「爆薬の準備を」

 

 

「はっ……はいっ……!!」

 

 

「ムツキ」

 

 

アルはムツキにカードのようなものを投げ渡す

 

 

「………これは?」

 

 

「そいつの学生証よ。そいつに関わりのある奴らを全て調べ上げて」

 

「調べ上げてって……調べてどう……するの……?」

 

 

「決まってるじゃない」

 

 

その時のアルの目を、ムツキは一生忘れることは無かった

今までのアルとは思えないほど冷酷な目

視線だけで人を殺せるほどの恐怖を与える目

 

 

 

 

 

 

 

 

「便利屋に手を出したらどうなるのか、その身で分からせるのよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、キヴォトスに一人のアウトローが生まれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





はい、アウトローアルちゃんの出来上がりです
よかったね、真のアウトローになれて


………これアウトローなんすか?


彼はあの後どうなったんでしょうか?

死んでもいいし、一生寝たきりでもいい

植物状態なんかもいいかもね

【アツコの場合】や【ヒナの場合】みたいにオリ主くんが他作品の世界観や能力を持っているのは?

  • あり
  • なし
  • 好きにしていいから黙って曇らせを書け
  • 好きにしていいから黙って救済しろ
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