ブルアカ曇らせ性癖もりもりハッピーセット   作:龍角散ガム

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ハルナの場合
本当に悪意が無い行為をする娘を分からせるのって良いよね


 

 

黒館ハルナが美食に目覚めたきっかけ

それは、最愛の弟の笑顔であった

 

当時のハルナは食事に関して興味が無かった

食事とは生きる上で必要なものであり、味は二の字であった

 

 

「おねえちゃん、あれなぁに?」

 

 

ある時、ハルナの弟がたい焼きの屋台を見つけた

そのたい焼き屋は至って普通のたい焼き屋であった

 

特別な素材や器具を使っているわけでもない

一般家庭でも作ろうと思えば作れるほどの

ごくありふれたたい焼きだった

 

ハルナはたい焼きに興味が無かった

しかし、最愛の弟の頼みであったため、ハルナはそのたい焼きを購入した

 

たい焼きを食べたハルナの感想は「無」であった

 

どこか突出しているわけでもない生地

付近のスーパーでも売っているような質素なクリーム

口の中に広がる、雑な焼き加減で焦げた苦い風味

 

 

「(所詮、こんなものですわね……)」

 

 

たい焼きへの興味が完全に消え失せたハルナは弟へ食べかけのたい焼きを差し出した

 

 

「おねえちゃん、たべないの?」

 

 

「えぇ、○○が食べていいですわ」

 

 

「ほんと!?やったー!!」

 

 

何故弟はこんなたい焼き如きに喜ぶことが出来るのか

ハルナは不思議でしょうがなかった

 

 

「じゃあはい、おねえちゃん!!あーん!!」

 

 

「え?」

 

 

すると、弟は自身が食べていたたい焼きをハルナに差し出してきた

 

 

「えっと、私はもう……」

 

 

「……??食べないの??」

 

 

ハルナと弟が食べているたい焼きはまったく同じもの

交換したところでその味は変わらない

 

しかし、純粋な弟はそんなことは知らず、自身の幸せを姉に分け与えようとした

ハルナは弟の心使いを無下にすることはできない

心の中でため息をつきつつ、差し出されたたい焼きを口にした

 

 

「……っ!?!?」

 

 

弟が差し出したたい焼きの味は先ほどとまったく同じ味であった

質素な素材と雑な焼き加減

けれど、たい焼きを口にした瞬間、ハルナの心は不思議と満たされたのだ

 

一体なぜ

 

先ほどのたい焼きと何が異なるのか

 

ハルナの頭に疑問が浮かぶ

 

 

 

 

 

「えへへ……おねえちゃん、これおいしいねっ!!」

 

 

 

 

弟の眩しいほどの満開の笑顔がハルナを襲った

 

そして、ハルナの全身に雷が落ちたかのような衝撃が走った

 

食とはただ生きるために摂取するものではなかった

 

誰かと分かち合い、幸せを共有する

 

それこそが食事の本質であるのだ

 

 

「(ああ、なんて美しいのでしょう……)」

 

 

ハルナはその後、弟とお互いにたい焼きを食べさせ合い、幸せを共有し続けた

 

 

これがハルナの美食の起源(オリシン)である

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドカアアァァァァァァン!!!!

 

 

 

 

 

いつからこうなってしまったのだろうか

 

目の前で爆破する店を見て、ハルナの弟の良心が呵責に苛まれる

 

昔の姉はどんな料理でも美味しく幸せそうに食べていた

けれど、姉は美食を探求するあまり、食事への向き合い方が変わってしまった

 

店の内装

 

店員のマナー

 

食事の質

 

少しでも気に入らない部分があると、姉はその店を爆破してしまう

食事への冒涜だと姉は言うが、その行為はもはやテロリストそのものである

 

 

「お店の人が可哀そう……?何言っているの○○。私たちが求めるのは美食なのです。ですが、あれは食事とは言えません。ただ食材を並べるだけの彼らに同情する余地はありませんわ」

 

 

もう手遅れだった

説得をしようにも聞く耳を持たない

そして、ハルナの美食への探求に惹かれた者が集まってしまっている

 

もう彼女たちを止めることが出来る人物はいないのだ

 

 

 

 

 

美食研究会と別れたハルナの弟は、公園のベンチに重たい身を任せ、夕暮れを見上げていた

手には、昔姉と食べたたい焼きが握りしめられている

 

そう

この質素なたい焼きで十分なのだ

 

高級レストランや歴史がつまった老舗なんて必要ない

どんなに不味い料理でも、みんなと楽しく食事が出来れば良い

 

それがハルナの弟の願いだった

 

けれど、その願いが叶うことはない

姉は変わってしまったのだから

 

冷たいたい焼きを完食し、ハルナの弟はベンチから立ち上がる

すると、背後から誰かに声をかけられた

 

 

「黒館ハルナの弟だな?」

 

 

「え……?ぐッ———!!」

 

 

ハルナの弟は頭部に強い衝撃を受け、地面に倒れこむ

薄れゆく意識の中でハルナの弟が目にした人物

その人物は、以前、姉たち美食研究会が爆破したレストランのオーナーであった

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

『黒館ハルナ様及び美食研究会の皆様。ご無沙汰しております。レストラン○○のオーナーでございます。この度は、私が腕によりをかけました料理を美食研究会の皆様にご提供させていただきたくご連絡させて頂きました。下記のレストランでお待ちしておりますので是非お越しくださいませ』

 

『追記』

 

『黒館ハルナ様の弟様にもご協力いただいております。当日は私と弟様で皆様をお出迎えさせていただきます』

 

 

 

 

かつて爆破したレストランのオーナーから招待状を受け取り、美食研究会は指定のレストランに足を運んでいた

 

 

「それで、○○はどこへ?」

 

 

「弟様にはキッチンで料理を準備していただいております。後ほどお呼びいたしますので、今はこちらの料理をお楽しみくださいませ」

 

 

そう言い、オーナーは料理を並べていく

見た目はごく普通の肉料理やスープである

美食研究会はオーナーを不審に思いながらも、提供された料理に手を付けた

 

 

「「「「お、美味しい(ですわ)っ!!」」」」

 

 

その料理は美食研究会が今まで食べたことのない新鮮な味だった

 

イノシシの肉に似ている味

 

しかし、豚肉や鶏肉のように豪華な香りで、牛肉のようなジューシーさもある

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()、これもまた味がある

 

スープも今まで飲んだことのないダシが使われているのか、濃厚な味わいに感動を覚える

 

 

 

「おいしい~!!これすっごくおいしいよぉ~!!」

 

 

「今まで食べたことの無い味ですね☆」

 

 

「こんなお肉初めて食べた!!」

 

 

「えぇ、私たちが知らないお肉があるなんて……本当に食は深いですね……」

 

 

 

美食研究会が満足そうに食事をする姿を見たオーナーは、にこやかな笑顔でキッチンへと戻る

オーナーが去ったのを気にも留めず、美食研究会たちは料理を平らげていく

 

すると突如レストランの明かりが消えた

 

 

「え!?何!?」

 

 

「停電……ですかね?」

 

 

「何も見えないよぉ~!!」

 

 

「すみませんオーナーさん!!明かりをつけていただいてもよろしいでしょうか!?」

 

 

彼女たちが慌てふためいていると、突如壁に光が照らされる

天井に設置されたプロジェクターの光だった

何か映像を映し出しているのだが、ノイズが激しく乱れており何の映像が分からなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!!!!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「っ!?!?!?!?」」」」

 

 

 

突如、獣の雄たけびのような叫び声が鳴り響き、美食研究会たちは思わず耳を塞ぐ

その叫び声は止まることなくレズトラン内に響きわたり続ける

 

 

 

「なんなのよコレ!?!?」

 

 

「み、耳が……」

 

 

「頭に直接響いてくるよぉ……!!」

 

 

「くっ……なんて騒音なのでしょう……!!」

 

 

 

 

 

ギチギチィッ!!

 

 

 

 

 

『ガア゙ッ!!ア゙ア゙ッ!!ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

肉が切り裂かれるような気味の悪い音が鳴り、叫び声がより激しくなった

すると、ノイズで乱れていた映像が鮮明になっていく

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「—————————え?」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映像を目にした彼女たちは、耳を塞ぐことも忘れ、素っ頓狂な声を漏らした

 

その映像にはオーナーが映し出されていた

 

オーナーは肉切り包丁を手に持ち、調理台の()()()を切り落としていた

 

その()()()は調理台の上で暴れまわっているが、体が固定されており逃げ出すことが出来ない

 

再びオーナーが()()()に肉切り包丁をいれる

 

 

 

 

 

 

 

 

『ぐぎぃ……ッ!!ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

叫び声を気に留めることなく、オーナーは料理を運んできた

 

オーナーはその料理を美食研究会の目の前に置く

 

その料理は銀色の丸い蓋がされており、中身を見ることが出来ない

 

皿と蓋の接触部に目を凝らしてみると、()()()()()()()()()()()()

 

美食研究会はカタカタと身体を震わせながら、オーナーの顔を見た

 

その表情は、今までに見たことの無いような、晴れやかで狂気に満ちた笑顔だった

 

オーナーは見せつけるように蓋をゆっくりと開けた

 

ビチャリと液体が垂れ落ちる不快な音が耳を支配する

 

そして美食研究会は見てしまった

 

いや

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

皿の上に乗せられたもの

 

 

 

 

 

 

見知った人間の頭部

 

 

 

 

 

 

そしてその

 

 

 

 

 

 

生気を失った目と—————————

 

 

 

 

 

 

 





ハルナ及び美食研究会推しの皆様へ


先に言っておきます



すみませんでした



自分でも書いていてこんなサイコパスな話になるとは思っていなかったんですよ

いやマジで

私、スプラッター映画とかマジで見れない人間なんすよ本当に

ウォーキングデッドもグロすぎて途中でリタイアしましたし……

だけど、美食研究会を曇らせるって考えたとき



そうだ、トラウマが出来るようなものを食べさせよう



って思ったんですよ

京都へ行こうみたいなノリで(一般通過サイコパス)

おのれゲーム版ウォーキングデッドめ……

オラぜってぇゆるせねぇ!!(ゲス顔)

この話も投稿するか迷いましたし、なんならR18G行きだとも思いました

でも、アンケートでグロ・リョナOKが70%くらいだったんで書いて投稿しちゃいました♡

責めるなら俺と俺の潜在能力を解放させたナメック星人の最長老を責めてください

やっぱ俺は責めないでください


【新しいアンケートを追加しました】
色々と構想はあるのですが、読者の皆様的にはどうでしょうか?
お答えいただけると幸いです

【アツコの場合】や【ヒナの場合】みたいにオリ主くんが他作品の世界観や能力を持っているのは?

  • あり
  • なし
  • 好きにしていいから黙って曇らせを書け
  • 好きにしていいから黙って救済しろ
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