亜人:ゼロから始める異世界生活   作:ZAT23

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【FILE:189】飛車落とし

 

空に拒絶され龍が堕ちる。

 

巨大な影が、先までの威厳を失っていた。もはや
上位存在としてではなく、向けられるのは対等な敵意だ。

 

人という下等であるはずの存在が、大したことのないはずの精霊が。

龍と同じ地平に立ち戦えている。同じ生き物として生存を脅かし合っている。

 

胸部の鱗は剥がれ大量に出血。翼膜には亀裂が走り、幾つもの氷の欠片がまだ突き刺さったままである。


 

吐き出す咆哮は、もはや大気を震わせるものではない。音が割れ、咳き込むように湿った濁りが混ざっている。

 

それでもまだ飛ぼうとする。
まだ、空に在ろうとする。
自らを『雲龍』と名乗るために。

 

――だが、それを許す空は、すでにグァラルにはなかった。

 

風の層がいくつも重なり、断続的な乱流を形成する。
一部では突発的な上昇気流。その隣では局地的な下降気流。体の左右と前後でも掴む風向きが変わり続けている。

 

無理だ。飛べない。龍の飛行は純粋な物理の飛行ではないが、あくまで翼による羽ばたきは必要なのだ。

 

 

『……っ、が……ぁっ……!』

 

龍が呻き血を吐いた。
肺が損傷しているようだった。

 

それをここにいる目敏い人間は決して見逃さない。

 

ロズワール・L・メイザースが()()()()()()を前に、出し惜しみなどするはずもない。

 

 

ケイとクルシュの魔法の練習。当然ながら与えるだけではなく、ロズワールも相手の知識を得ていた。

 

やけに協力的だったのはこんな光景が彼には見えていたからだろうか。

彼が手を振り、何事かを呟けば地上に作られるのは、数十に及ぶ岩石の筒。

 

それが緩やかな扇状に竜を目指して生み出される。

大砲という考え方は、この世界にもあった。魔石砲は実際に運用されている。

 

けれどあれは、強力な魔法使いの代替品であって劣化でもあった。

即座に誰でも発射可能というのは強みだが、連発できる魔法使いがいるのなら必要ない。コストが嵩むだけである。

 

さらに発生する爆発は、魔石の質に依存する。安定しないし、指向性や誘導性がない。

効果範囲を丸ごと焼き払うような運用になる。

この世界の砲とはこういうものなのだ。

 

ケイの大砲とその運用思想は、全く違った。

 

まず、砲身の長さが違う。

 

常識はずれの非常に長いものを提案された。そして加速の方法が違う。

マナの一部を加速に割り振り投げつけるのが一般的な投射だが、そんな方法は当然とらない。

 

世界最高の精緻なマナ操作であれば、ようやく可能な離れ業。

 

一つの指に一つずつ。10を同時に指定し砲の根本に魔法を起こす。

燃焼室とケイが呼んだ空間への直接のウル・ゴーアが生まれた。

 

下手な魔法使いのアル・ゴーアを軽く超える威力のそれを、燃焼室で炸裂させる。

 

砲身や構造は一度で破壊されるが、それも問題ない。

質ではなくて量の魔法なのだこれは。

 

砲身の奥、密閉された燃焼室に爆発が起こる。

 

次の瞬間、膨大な熱と圧力が出口を求めて一気に解き放たれる。

空気すら焼き尽くすような熱波が、瞬時に岩石の壁を叩き、燃焼室は怒声のような爆音とともに膨張する炎に満たされた。

 

その圧力は容赦なく弾丸の底面に集中し、火の拳で殴りつけるかのように砲弾を押し出す。

砲身内のライナーに沿って弾体が滑走しながら、背後から追い立てる熱風と衝撃波が加速を続ける。

 

金属が唸る。砲身が震える。空気が割ける。

そして――解き放たれた砲弾は、咆哮と共に超音速で射出され、熱と煙を巻き上げて空を裂いた。

 

――直撃。

 

龍のあちこちに、隕石かと見紛うほどの赤熱した流星が着弾した。

 

砲弾は、土中から金属成分を多く含んだものを砲弾にしてある。

それらが溶けて、液体となって一部は先鋭化して硬化し突き刺さる。

一部は溶けず、そのままに運動エネルギーを炸裂させた。

 

最高火力のアル・ゴーアすら上回る貫通力。まさかウル・ゴーアで実現できるというのは驚きだ。推進力に使った方が硬い相手には有効とは、見せられれば理解もできるが発想に至れなかった。

 

先生から受け取った魔法をそのままにしておく癖があるのかもしれない。

400年ぶりの反省は、ロズワールに柔軟性を齎した。

 

その結果が、この集中砲火である。

 

その単純な火力は龍にすら響いている。すでに割れた鱗のない部分にあたればダメージが通るし、翼膜にはダイレクトに効果があった。

 

やはりそうだ。仮説は立証された。()()()()()()()()()()()()()()

 

あれだけ無敵と言われていた龍がレイド・アストレアに狩られ続けたのには理由があるのだ。

もちろんレイドが規格外だったというのも真実だろうが、それだけではない。

 

最強無敵を誇る龍たちは、ある一定を超える物理攻撃には無敵を装えない。

 

龍鱗とは絶大なマナの塊だ。精霊と生き物の中間と言ってもいい。マナ同士のぶつかり合いではその質と量において人間が勝てるわけもない。

 

直接のアル・ゴーアよりも、間接的なウル・ゴーアの方が有効だなどと、誰が思いつけるだろうか。

 

 

続けて火砲が一斉に咆哮を上げる。耳をつんざく破砕音が連続し、空を覆う十数本の火線が煌めいた。高熱を帯びた砲弾は軌道を歪めながら撃ち出され、いくつかがすでに痛んでいた龍の鱗を貫き、新たな鱗も傷つけて爆散する。

 

煙と閃光の中、ロズワールの姿はすでにそこにはない。空中を滑るように移動していた。

再び出現した火砲群の上空へと位置を取ると、彼は指先を一閃させ、マナの火花を走らせる。

 

ドン、と空間を叩くような音。次の瞬間、新たな砲声が重なる。砲撃、移動、点火。

その一連の流れが断続的に繰り返され、まるで大地が砲台と化したような飽和砲撃の陣が構築されていく。

 

龍を穿つ連続した衝撃が夜空を明滅させ、少しずつ顔を出したものたちは圧倒され再び地下へと逃げ込むしかなかった。

 

 

異世界仕込みの飽和砲撃。精度は最悪で、本来当たるはずのないそれは、地に縛られた巨体の龍には面白いくらいに当たる。

徹底的な連打が、龍を打ちのめしていく。

 

たまらず、龍は射線から逃げようと。翼と足で跳躍しようとする。

 

 

「そんなの、許すわけないでしょ」

 

笑っている。
涼やかに、まるで昼下がりに茶でも啜るかのように。


だが、次の瞬間には彼女の指先が風の流れを操作していた。

 

叩きつけられる風に、その絶対のはずの巨体が揺らされる。

 

ロズワールは自身であれだけの火力を実現してなお、目の前の光景に驚愕を隠せない。

 

「魔法は効き目が薄い。ならばもっと強く殴ればいい。そういう乱暴な解法は苦手なんだけどね〜ぇえ」

 

先ほどの分析を嘲笑うかのような、風の暴虐。純粋な魔法だけで龍を真っ向から打ち据える大精霊の魔法は、理解の外である。

 

精霊魔法とは得てして大規模になるのだが、彼女のそれは常軌を逸している。

 

「風にも重さがあるって意味わかんなかったけど、今ならわかるってーの!!せい!!」

 

大気を凝縮し、大気圧を意図的に掴み取る。

可愛らしい掛け声と、拳を振りかぶる素人の動きから放たれるのは空前絶後の風の塊だ。

 

ザーレスティアの風は重かった。龍を殴りつけることができるほどに。

 

 

もはや龍、マデリンには、自らの意思で飛ぶ術はなかった。

 

それでも龍は頑健だ。少しずつ傷も治る。

もがく。暴れる。咆哮する。

 

都市の中で、終末を思わせる戦いが続く。

 

 

 

「一体どうなってるんだ!マデリン嬢が倒れたと思ったら龍が…そしてさらにあんなことやこんなことに!!」

 

世界をひっくり返したような神話のごとき激戦に巻き込まれた一般人。フロップ・オコーネルの処理能力はすでに限界だった。

 

それでも、子どもたちを地下に送り届けなくては。

 

どの攻撃だったかはわからない。彼らにとっては牽制で、龍にとってはただの身じろぎだったのかもしれない。

しかし、それでも瓦礫は飛び、余波が脆弱な人間を襲う。

 

フロップは咄嗟に、シュルトを守っていた。

 

「うぐっ……!」

 

咄嗟に身を捻る。しかし遅い。
何かの欠片が直撃し、腹部を浅く抉る。
爆発音すら聞こえぬほどの衝撃の直後――その体が吹き飛んだ。

 

「フロップさん!!」

 

ちょうど、そこに走り込んできたものがいた。

叫んだのは、レム。鬼族の俊敏な機動力と嗅覚を生かして、シュルトを捜索に来ていたのだった。


駆ける。転ぶ。砂煙に足を取られながらも、その体が迷いなく彼の元へと滑り込む。

 

「しっかりしてください、ああ、どうしよう。どうしたら……!」

 

「止まって。止まらないと…」

 

必死になって血を抑える。ただただ願った。死んでほしくない。

生きていてほしいと。

 

何かを感じた。

これはフロップの命?私の命もここにある。

なんだか、できそうだった。何ができるのかはわからない。何かをできそうな気がして…

 

気づけばレムの掌から広がる淡い青の光が、傷口をなぞっていた。

 

一体何が…。いや知っている。これはあの口調の荒いガーフィールという人がやっていた。やけに親しげだったエミリアという人物もやっていた治癒の魔法。

 

動揺を抑え、知らないはずの技法を使っている違和感を全部無視。

両手を重ねる。いま必要なのはただ――温もりを戻すこと。

 

フロップの身体が、小さく震えた。

 

レムは激闘の続く戦場において、必死に命を繋ぎ止める。

 

 

「聞こえますか。マデリン・エッシャルト」

 

マナが走る。音が、風を通して龍へと届く。

さ迷うように揺れていた龍の身体が、ふいに反応した。

 

その声は冷たくも、よく通った。

 

「今、あなたの本体――竜人の体は、私たちが抑えています。このまま戦えば龍の身体は壊れるかもしれない。もちろんこちらが負ける可能性もありますが、こちらにはあなたを殺し切る方法がある。それを使えば話し合いなどできませんので、今こうやって語りかけています。これは最後通告です」

 

 

風が鳴いた。
龍の眼が、雲を貫くほどに見開かれる。

 

「今すぐ、龍から意識を戻しなさい。でなければ、あなたを殺します。戻せば対話をしましょう。お互いの目的を達成できるそんな方法もあるかもしれない」

 

静かな宣告だった。
だが、その一言で、戦場の空気が張り詰めた。

 

多くの暴力を交換し、殺意をぶつけ合った。何を今更と思うが、同時にそれは最も現実的で、具体的な選択肢として空間に響いた。

 

なぜなら、龍が横たわる目の前には矮小なはずのニンゲンの赤い女が、まるで太陽かと見紛うような剣を抜いてこちらへと歩いてくるのだから。

 

龍が、震える。メゾレイアの魂の残滓が叫んでいる。あれは、龍を殺し得る。知ってる。あれはダメなものだ。

 

「これが最後です。意識を戻せ。でなければ――あなたを灰にします」

 

クルシュの声が、大気に溶けた。

 

風が止んだわけでも、雷が消えたわけでもない。
言葉を届けただけ。重く現実を縛る呪いのような響きをもって言葉がマデリンに沈み込む。

 

マデリンは、迷った。迷ってしまった。

 

すると、次の瞬間にはふらりと龍が傾いた。その瞳からは光が失われる。

実際のところ、龍の身体でここまでの負担を感じるのは初めてであり身体は勝手に愛娘を危害から守ろうと
意識を戻そうと反応していた。

 

雲龍という殻の中にいた彼女――マデリン・エッシャルトが、ようやく現実へと顔を出す。

揺れる風の中、震える瞳。
その声は、憤怒とも懇願ともつかないものだった。

 

「これ以上……これ以上、竜から何を奪おうというっちゃ……!」

 

誰に向けるでもない、裂けるような叫び。

それは竜人として意識を戻したマデリンの心からの叫びだった。

 

彼女はいつの間にか血で染まっている。なぜかはわからない。でもこれは自分の血ではなかった。

 

そんなことには構っていられない。その独白を拾う男がすでにそこにはいたからだ。

目の前にいつの間にか立っていたケイが勝手に返事をする。

 

「お前は何を奪われた?何をしたい?」

 

短い問い。だが、それはマデリンの魂に深く突き刺さる。

マデリンが歯を食いしばる音が、聞こえそうなほどだった。

 

「竜の良人を……バルロイを……!あいつを殺した奴を許せないっちゃ……!」

 

なぜ、自分は矮小なニンゲン如きにこんなことを話しているのだろう。

あり得ないことが続けて起きすぎて、もう意味がわからない。

 

頭がぼうっとする。どうにも思考がまとまらない。

 

そしてケイは思考の余裕を与えない。責めるでも慰めるでもなく、ただ提案を置いた。

 

「じゃあ――こっちに協力しろ。帝国ではなく、僕たちにだ」

 

マデリンの目が、見開かれる。

 

「……なん、だっちゃ、それは…」

 

困惑は重ねられる。それはマデリンの流儀でもある暴力を以て龍と拮抗しそして勝とうとしていた。

その上で、これは一旦なんだ?こちらに降れと?敵に無様に尻尾を振れというのだろうか。

 

普段ならば即座に激昂し、目の前の下等生物を肉塊へと変えていただろう。

しかし今は、嫌悪感も怒りもあまり覚えない。

 

むしろなぜか、ひどく魅力的に聞こえている。

 

「今、玉座にいるのは偽物だ。陽剣が使えない。僕は陽剣を使う皇帝を見た。王都じゃなくバドハイム密林でな。この街の兵たちも、同じものを見ている」

 

そこまでなら戯言として捨てられたかもしれない。けれど、聞き捨てならない言葉が続く。

 

それは耳打ちされた小さな密談だった。竜にしか聞こえないように、どこまでも真実にしか聞こえない熱で、それは言った。

 

「……皇帝はきっと、お前に殺されることに合意するぞ。ただし、今は玉座を追われている。つまりそいつはまだ皇帝じゃない。だから――まずは玉座を戻す。それから殺すといい」

 

「意味が……わからないっちゃ……!なんで、そんな……まるで、まるで……!」

 

そう。筋が通らない。意味が不明である。でもなぜかマデリンにはその言葉が真実に聞こえる。

わかるのだ。これは嘘を言っていない。今までの帝国の宰相とかいうあの小賢しい男の方が嘘なのだと確信する。

 

「このままじゃ『龍』ごとお前は死ぬ。こちらを何名か殺せても、お前は死ぬぞ。それでいいのか?こちらにつけば、敵を討てる」

 

それでもどれだけ真実味を感じても、そんな甘いことを囁くのはきっと騙そうとしている時と、短い生の中で学んでいた。

 

「誰が、誰がそんな理屈を信じるっちゃ!!お前らニンゲンは……小賢しくて!狡猾で!嘘つきで!!」

 

その怒声を、誰より強く頷いて同意したのは、いつの間にか隣にいた精霊だった。

 

「ほんとそれ。また嘘じゃないにしてもどーせ…」

 

うぐっと鳴いて声を失ったザーレスティアは、自分の意思の通りに発言しようと抵抗するが契約がそれを許さない。

ケイの協力をするというのが今の彼女であると定義されている。

 

「…………」

 

その発言が邪魔に当たると自ら思考していなければ、脊髄反射の言葉は出てしまう。契約にもやはり穴はあった。

ザーレスティアの知性を育てなければ、どこかで大きな問題になるだろう。

 

怪訝な表情になったマデリンをさらに傾けるため、ケイは知恵を絞った。

 

「その殺されたバルロイの記憶がルグニカにはあるはずだ。そこの管理権限は僕が手にしている。条件さえ揃えばお前自身や、虚なメゾレイアにその記憶を移せるかもしれない」

 

マデリンの目が、大きく見開いた。

 

まるで冗談のように、でも確かに本当のように言った。

その言葉に、マデリンの肩が震えた。

 

「……会える……の?」

 

「保証はしない。可能性は間違いなくある」

 

「……っ……!!」

 

その瞬間、堰を切ったように、力が抜けた。


地に立つ足は細く、声は震え、もはや『九神将』の威風などどこにもなかった。

 

「じゃあ……いいっちゃ。殺すのは……後で、いい。竜はバルロイと…」

 

ケイが静かに頷いた。

 

「玉座に戻せば、ヴォラキア皇帝は死ぬ。それは本当だ。だから、協力してくれ」

 

――その言葉に、誰も異を唱えなかった。

本人すらその異常に気付いていない。いくつもの疑問が起こるはずなのに、過ぎ去っていった。

 

なぜ、見下している人に負けかけている屈辱の最中に、落ち着いて話など聞けたのか?

なぜ、信じないと言いつつ結果的には信じているのか?

なぜ、不確かな記憶なんてものが交渉材料どころか決定打になったのか?

 

マデリンは知らない。自分が龍に意識を移しているときに、何をされていたのかを。

 

マデリンは知らない。王国において『赤』『黄』『緑』の最高峰たるロズワールの存在は痛いほど理解していても。もう一つの色がここにいたことを。

 

彼女の手には、自分ではなぜか意識できないごく細い蜘蛛の糸が繋がっていたことを。

それには術者の血液が込められていて、水魔法をよく通す。アラクネの蜘蛛糸だったことを。

 

マデリンは知らない。『青』は相手に意識すらさせずマナを掌握することで精神にすら干渉できるということを。

 

マデリンはすでに自身の命を、親の身体を、マナを、大切な人の記憶を。

全てを敵に抑えられているということに気付いていない。

 

事前に用意していた周囲のマナはすでに使い込んでおり、これまでのような超級の魔法は大精霊であってもそうは使えない。

このまま戦えば無尽とも思える龍の回復能力によるゴリ押しだけで、こちらを殺しきれた可能性が高いということも当然わかっていなかった。

 

余裕で圧倒したようで、その実は危うい橋を渡っていたなどこの戦場の誰も信じないだろう。

 

『九神将』マデリン・エッシャルトの離反の報告。

 

それは空を裂き、雲を穿ち、山を生み。風と雪が吹き荒んだ帝国史に残る激闘。

 

『グァラルの戦い』その終結を告げるものとなった。

 

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