まだ奥手のクルシュさん(ちゃん)を今年のうちにお納めください。
【FILE:88】永井圭の年越し
水門都市に入る一月程前。カルステン陣営の一行はカララギ都市国家にて歓待を受けていた。
魔女教などの外敵の脅威。アナスタシアを筆頭とする敵対的な商人たちによる妨害。
それらを警戒はしているが、実際のところあまり意味はなさそうだった。政治的な闘争はある。しかし暗殺や暴力的な妨害については成立しなさそうなのだ。
それは目の前で煙管を吸って吐く、獣人が原因だった。
別に信用している訳ではない。けれど事実として一行は無事に過ごしている。ならば安全と判断するしかない。
彼がこちらを害するつもりなら抵抗はできない。全員が死力を尽くしてもクルシュを空に逃すことは叶わないだろう。
逆に言えば彼がこちらを守るつもりなら安全は約束されている。
政治的な安全に甘んじるしかないが、仕方ない。この世界には数人であるがこういった存在がいるのだ。
『礼賛者』ハリベル。
着物を崩した狼人族。ヘラヘラと真面目な態度を少しも見せない彼こそが、都市国家の最大戦力。
凄まじく簡単に言えば、カララギ版のラインハルトである。カララギどころか世界でも知らぬものは少ない。この世界の頂点の一角だ。
「いややわぁ。なーんかすんごい尊敬の眼差しを感じるやん?そっちの剣聖さんほど真面目にやることないんやけど。そないな期待せんでね?」
「一応、国からつけられた護衛ですよね?相応に期待はさせてもらいます」
頼りきりにはしないが、戦力としては隔絶している。大罪司教レベルの脅威が襲ってくれば彼に頼ることになるだろう。
「おーこわ。難儀そうな子ぉやね。何にも起こらずに呑気なカララギ観光になることを祈っとくわ。あ、飴ちゃんやろか?」
この男からもらった食べ物を口にするなどしたくないが、先程の論理を思い出す。彼が害するなら毒など必要ない。
呪具を調べれば、『礼賛者』へと行き着く。それほどに彼は呪具や呪いに精通していた。
そんな邪道を極めた最強からでも気にせずに、わーい。と飴ちゃんをもらうクルシュ。
その様子を目を細めて眺めるハリベルは、すでにクルシュとそこそこ打ち解けていた。
すでに有力商人との会合を女傑モードで乗り切ってオフモードになっているとはいえ、まるで幼児だ。どうにかすべきじゃないか。またローズに投げるか…
こちらの国の最強は、剣聖と違って人と仲良くなるのも上手いらしい。
しかし、こんな実力者に対してはきっと。ケイのように警戒するよりクルシュのように庇護対象になってしまった方が安全でありそうでもある。
まぁ…いいか。
永井圭も、大概オフモードであった。
カララギの中央に位置する第三都市イバダは今、祭りのように騒がしく街全体が浮かれていた。
魔獣を伴った隣国の王候補の訪問という大きなイベントもあるものの、それは一部の有力者たちの関心ごとだ。
市井の民たちからは距離がある。珍しい魔獣を見れる動物ショーや見せ物といった注目のされ方だった。
一体何が起こっているのか。それは間もなく訪れる『年越し』である。
この世界には統一された暦はまだなく、国ごとに変わっている。
ルグニカにおいても別の時期に龍歴が更新されはするが、厳かに王が祝いを述べる程度であって盛大な祝いは別の機会に行われる。
カララギは別の暦を採用しているためルグニカとは異なるのだ。実はこちらにくる少し前にはスバルとアルが主催で『異世界正月』を実施済みだ。
正月の数ヶ月後に年越しなど日本人としては違和感しかないが、まぁいいか。
そしてこの国の年越しは、なんというか非常に既視感があるものだった。
荒れ地のホーシン。カララギ都市国家の建国者でありこの絶妙に違和感のある和風な文化を形成した偉人。
アナスタシアはホーシンを名乗ってはいるが、それは偉人の名前にあやかっているだけであり血縁というわけではないらしい。
彼はきっと適当な関西人だったのだろう。文化継承は400年でここまで捻れないだろうというレベルで混迷を極めている。
年越しのイベント内容を見れば、それが分かる。
その年の最終日を『大晦日』と呼ぶのは合っているがそこで食べられるのは味噌味の麺類だ。普通に味噌ラーメンにしか思えないものが年越しそばの扱いを受けている。
その前日は聖夜と呼ばれて、絶対に家族と過ごすことを念押しされている。恋人たちが出会うのは言語道断の日として周知されており、反抗期の子供はその日は家を出るようだ。
一般的には聖夜前日が恋人たちが逢瀬を過ごし夕食を食べる日として定着しているようで、ホーシン原理主義者たちはそれの規制を声高に叫び続けている。原理主義者たちの独身率は語るべくもない。
『郷に入っては当然従え』というホーシン語録もあるように、カルステン一行はこれらのカララギ文化を楽しむのがここから数日の予定だ。
有力者たちもこの数日は仕事をしないのだ。そこまで一緒とは恐れ入る。
本日は『
カララギの和食は普通に食べたい。結構楽しみにしている。
永井圭は別に外聞を気にしない。相手が親しいものなら二人で出かけることも構わない。彼は何も意識せず通常営業を続けていた。
「こ、これはカララギ文化を深く理解するためですからね!仕方ないですよね!」
隣で目を白黒させているクルシュは、恋人たちのイベントと聞いて脳内で緊急事態宣言を行なった。
フェリスも同様である。陣営内での政治闘争が繰り広げられる。
クルシュとある意味で敵対しているのはフェリスだ。
彼はできればクルシュと一緒に歩きたいのだが、ケイとクルシュが二人きりで練り歩くのを阻止できるならなんでもいいらしい。
そしてできればケイに精神的ダメージを与えられれば、その分だけ飯が美味くなると言って憚らない。
フェリスの全力の策謀によって提示された策は、同行していたアラクネ蜘蛛娘の姉。エリノアとケイを二人きりにしてイブを過ごさせるという悪魔の提案であった。
彼女が陣営に強制的に入れられてから数ヶ月。今では立派な内政官として働いている。ケイに対してやけに遠慮がない。いや、ケイがやけにエリノアに遠慮がないのが気になるがクルシュには普通に優しくて頭のいいお姉さんといった印象だ。貴族女性の今時のあれこれを教えてもらっていたりする。
あらゆる理由や事由で固めて提案を通そうとするフェリス。論理武装によって固められた鎧と装甲は、いつぞやケイに聞いた『戦車』ともいうべき威容を誇っている。
しかし、そんな完璧な論理装甲は。乙女の地雷感情の上を不用意に通った失策によって足元からひっくり返される。
フェリスと歩くことになるならまだしも、ケイがエリノアと一緒というのは容認できない。絶対やだ!
「私が、ケイと視察をします。いいですね」
異議ありとフェリスが息を巻く。用意された論理がフェリスの領域として展開される。
「私が、ケイと視察をします。いいですね」
その語気に気圧されながらも異議が上がる。必中のはずのロジックを二の矢、三の矢として提案をする。
「私が、ケイと視察をします。いいですね」
会話にならない。圧倒的なゴリ押しだった。乙女は乙女でも、ここにいるのは戦乙女だ。
最も強い武器をかざしてただそれで殴るだけ。それだけでフェリスの領域は破られクルシュは勝利を収めた。
このところ、クルシュはケイに直接はわがままを言えないが、周りには割と遠慮がなくなってきている。
なぜかケイに向かっては直接何かを以前よりも言いづらくなってきている。仲良くなっていると思うのになぜだろう。
およよと泣いて敗れ去るフェリス。彼がエリノアと歩くことになる。二人には共通の話題があり、実は結構仲が良い。
悪口というのは、人と人とを強く繋ぐのだった。
クルシュは地元有力者に付けられたメイドのような者たちによって、カララギ風におめかしを終えた。
戦装束かと見紛うほどの覇気を纏い、まさに戦場へ向かうか如く覚悟の表情である。
同じ拠点にいるのに、一度男女は別れてどこかで集合しなくてはいけない。これも『しきたり』である。
わざわざケイが先に出て、相手を待つという非効率。文句が出るかと思いきや、特にどうでもいいようでボケっとした表情で全てを受け入れている。
これは、チャンスだ。この状態のケイは余程のことでない限りは断ったり渋ったりもしない。
当初理解できていなかったこのしきたりも、実際にやってみれば意味がわかった。これは楽しい。
ケイがどんな服装で待ってくれているのか知らない。きっとカララギ風に仕立て上げられているのだろう。そしてクルシュの本格的な和装と髪型も、きっとケイは初めて見るはずだ。
この楽しみを味わうことをさせてくれたカララギの風習に深く感謝する。ルグニカよりも娯楽が多く、もし自分が王になったなら取り入れたいと思える文化や要素が多々あった。
時間通り、いや少し早めにその場所に辿り着く。広場の中心にはホーシンの像があり、その周囲が恋人たちの待ち合わせ場所になっていた。
ホーシン像が本人を再現するミーティアであったなら、今頃血の涙を流して悔しがっていただろう。
ひしめく甘酸っぱくてキラキラした雰囲気の中で、ホーシン像はどこか物悲しい
その人混みにクルシュが混ざれば、周囲の視線が彼女に集まる。
陣営ではこのような話題にならないため忘れがちになるが、クルシュは絶世の美女である。その美貌に多くの男が、女でさえも目を奪われる。
いや、フェリスは毎日、毎時、毎秒褒め称えてはいるがあまりに頻度が多すぎて陣営にとっては環境音に成り下がっている。
二人して注目してしまったカップルはまだ幸運であった。待っているはずの本命を忘れて、他所の美人に鼻の下を伸ばす間抜け面がそこかしこで制裁を受ける。
当の本人は、そんなことには気づかない。だって、ケイの姿が見当たらない。
一体どこに行ったのだろうか。周囲を見渡して、少しずつ不安になっていく。
そんな時、後ろから待ちに待った声がかかる。待ち望んだ、いつもの風を感じて振り返る。
「クルシュさん。良いものがありましたよ」
そこには探していた人物がいた。その様子の細かいところに一瞬で目が走る。
白を基調とした和服は、シンプルながらも上品さを感じさせる。織り目が細かく、光が当たるとわずかに光沢が見える高級な生地で仕立てられているのがわかった。
袴や袖口にはごく控えめな薄い銀の刺繍が施され、上品なアクセントとなっている。
濃い緑の外套は、長くゆったりとした印象だ。肩から背中にかけて滑らかに落ちる形状で、裏地にさりげなく模様があしらわれている。緑色は深い森のような色合いで、和服の白さを引き立てる。
その色はまるで、クルシュの髪の色であった。その意図に気づくと、自身が纏う黒の外套の意味もわかった。
思わず顔が熱くなる。
「ケイ!良かったです。に、似合って…いいえ。なんでも…そ、それより、それは…?」
やけに気恥ずかしかったので、ゴニョゴニョした上でわかりやすいところに逃げてしまった。ゆっくり服についても話したいのに。
「祭りのようで、屋台が出てました。まだ寒くはありませんが、温かい飲み物も良いでしょう」
なんだか、心なしかケイがウキウキ、いやホクホクしているように見える。ボケっとはしているが、なんというか能動的で意外だ。いや、とても嬉しいのだが。
「前に言ったでしょう。ホーシンは僕と同じ世界の出身です。彼の影響が色濃いカララギには郷土のものが再現されていることがあるんです。これ、故郷の代表的なスープなんですよ」
そう言って差し出されたのは、ほんのりと湯気の立ち上る味噌汁だ。
ケイは、そこそこカララギグルメを事前に調査していた。醤油や味噌。魚出汁や米など。和食の素材を交易に載せる気満々である。
過去でも類を見ないほどご機嫌なケイは、普段の仏頂面を忘れたように、無自覚な微笑を浮かべて味噌汁を啜っている。
それを横目に見ながら、クルシュもそのスープを味わった。不思議な味わい。とても美味しいと感じるのはこの状況もあってのことなのかは本人にはわからない。
そして街を歩き出す。
歩きながら、ケイが目をつけていたものを買い、歩いて話をする。
たったそれだけ。これまでもやっていたことが、なんでこんなに特別な感じがするのだろう。
これまで聞いたことのなかった家族の話を聞かせてもらった。
かつて自身が不死だと気付いた時のことを教えてもらった。
執拗なまでに戦い続けた敵の話を初めて知った。
それは恋人との逢瀬にしては血生臭い話題ではあっただろう。しかしケイの語り口に重さはなく、淡々と事実を伝えてくれる。
そこにクルシュは何度も質問を挟みたかった。その時、どう思ったのですか?どんな風に感じたのですかと。
でも、心に浮かんだ言葉の大半が伝わらない。それでも絞り出した疑問を意を決して投げてみる。
すると彼は遠くを見つめるような思案顔で時間を使い、真摯に答えてくれるのだった。
その何かを考える横顔を見るのが好きだった。この気持ちは本当に何なのだろうか。
メイドたちが言うように、これが恋なのだろうか。
それとも家族への親愛なのだろうか。クルシュにはその違いがわからない。
一緒にいることさえできるなら、どちらでもいいんじゃないかとすら思う。
記憶を失ってからのこの一年、血の繋がった家族とは数えるほどしか会えていない。
メッカート前公爵と話すのは好きだし感じるものはある。けれど、どうしても家族と言われても実感は薄いのだった。
そんな勝手な気落ちをケイは気づかない。
でも正直ありがたい。人のことを一番に考えてしまう性質が自分にあることはわかっている。
気にしないでいてくれて良かった。メイドたちやフェリスやエリノア、まぁ陣営の女性たちは口を揃えて「ケイの性格、あれは無い」と言うがクルシュはむしろ好きなところだった。彼を尊敬し忠実であるローズにすら「あれはちょっと…」なんて言葉を濁されているのでケイが全く悪く無いわけじゃないと思うが、私の好き嫌いは別なのだ。
細かなことには気づかないということばかり言われるが、きっと彼はそうじゃない。
彼は大事なことにしか気づけないのだと思う。
いつか彼にとっての大事なものになれるだろうか。
そんなことを漠然と思いながら、決して口には出せないままのそれを胸に抱えて。
それでもカララギ散策を楽しんだ。
そうだ。フェリスにお土産を買っていかなくてはと思い直し、浮かれすぎないようにして。
※ ※ ※ ※ ※ ※
昨日の食べ歩きはすごく良かった。ケイは懐かしの食べ物たちを思い出し、輸入品目を悩み続けている。
どれを選んでも問題も致命的な何かも起きない。そんな選択肢に悩むことはケイにとっての娯楽だった。
今日は聖夜だ。
昨日からずっとではあるがハリベルは気配を完全に消して影ながら護衛をしているようでその存在感を一切感じさせない。ここにはカルステン陣営しかいないと言っていいだろう。
今日は赤い服を着て家族にプレゼントをすることがしきたりらしい。プレゼントを渡せない人はイタズラを受けなくてはいけないという、明らかに10月後半以降のイベントが混じって伝わっている妙な内容ではある。
日本の季節イベントは商人たちが作り上げた文化と言える。商業魂が広く深く根ざしているカララギには相性が良いのだろう。とにかく需要を生み出し続けるという姿勢は懐かしいものだった。
ケイは少し考える。400年も自由主義経済を行って、市場が開かれ続けているのに他国と国力の開きがそこまで大きく無いのは何故だろう。産業革命も起こっていない。経済はカララギが頭ひとつ抜けてはいるのだが、もっと隔絶していてもおかしくない。
元の世界はアダム・スミスから数えてたった250年であそこまで発展した。その違いは一体どこにあるのだろう。
人口の違い。魔法があることによる工業や産業、科学技術の発展の遅れ。それとも、もっと大きな何かの意図か。
見えている以上に、商人たちには互いの足を引っ張りあっている側面もありそうだ。
その特性には今回の訪問でお世話になった。こちらの陣営への懐柔もいくつかは成功している。他の国であれば難しかったであろうが、この国は都市を代表する10人の寡頭制共和国に近い。彼らは互いに出し抜こうとしており利益に忠実である。
都市国家がルグニカの王選について、全会一致でアナスタシアを支援することは無くなった。『礼賛者』の派遣もあり得ない。
すでに最大の目的は達成した。大成功と言えるだろう。
だからまぁ、今日明日は酒も飲んでいいか。
和やかに過ごしているとあっという間に年越しの時が来た。
この日ばかりは太陽が落ちた後も大いに火が焚かれ、魔石が照らす。
街に出かける前に、ケイは日課である騎竜と魔獣の世話をする。
「グラーニ。よく待ってたな」
愛竜であるグラーニは、控えめにそばに近づき鼻を主に寄せる。その純粋な忠誠と愛情。そして賢い配慮を感じてケイは笑う。
以前に笑顔を指摘されてからは、雑念になるからと一人で世話をするようになった。
爪や鱗をチェック。磨いて汚れがあれば拭き取ってやる。気持ちよさそうにグラーニは小さく鳴いた。
そしてしばらく騎竜と触れ合った後は、魔獣の『
彼は魔獣らしくこちらに愛嬌を振り撒くことはしない。ただただ命令をこなし、忠実に言いつけを守り続ける。
しかし、街の住人に見せ物になるのは多少ストレスがかかっていたようだった。少し油が滲んでいる。
がんばったんだな。
労いの気持ちを込めてブラッシングを進めてやる。互いに無言ではあるがそこには対話があったのだった。
変わらぬ無表情ではある。しかし、ケイには分かっていた。少し機嫌が上向いたようで、これで明日からも仕事をこなしてくれるだろう。
二頭の動物から離れてケイは人間の世界に戻っていく。そこに近づくたびに先ほどの笑顔は消えて、いつもの無表情が戻ってきた。
街は眠らない。
年越し行事を教えられた通りになぞる。
社でお稲荷と火をもらって家に持って帰る。なんだろうかこの儀式は。関西にはこんな行事があるのだろうか。
帰りがけには芸人一座を見て。大いに笑えと強要されて苦笑いで中座した。
そして屋台の味噌ラーメンで年越し。正直すごく良い。食が体に合っている感じがする。
この世界に来てから、一年が経とうとしている。
失ったものも、得たものもある。今まさに積み重ねて、失いたくないものが増えている。
目的を忘れることはない。
治癒魔法の持ち帰りと帰還手段の確保。
そのためにもクルシュを王にしてルグニカのリソースを使わせてもらおう。
永井圭はここからさらに失っていくことを知らない。
唐突な苦難に、地竜と魔獣が命を投げ打って自らを救ってくれることを知らない。
クルシュが死を望むほどの苦痛に苛まれることを知らない。
スバルが幾度もの死を乗り越えて協力してくれることを知らない。
しかし、どんな苦境に陥っても決してあきらめない。
それだけは、嫌というほどわかっていた。
鐘の音と共に、永井圭は年を越す。
来年は何しているだろうかなんて考えながら。
大晦日までお読みいただきありがとうございます。
皆様の評価やお気に入り、ここすきや感想などがあればこそやってこれました。
おかげで四半期のランキングで総合TOP10以内に入ってたりします。すげえ!!
より多くの方に本作および両原作を読んでもらいたいので、引き続きよろしくお願いします!
これは一例でしかなく、みなさんの反応、反響には日々驚かされていました。
本当にありがとうございます。すごい趣味を見つけてしまったぜ。
本章はプリステラのビフォーとアフターが混在することがありますが、クルシュ様がのほほんとした話は基本プリステラ前と思ってください!