死神と呼ばれた転生者 (連載版 全11話 エゥーゴルート) 作:masakoba(正博)
10万年の時が流れた。
もうみんな『死神』を忘れた頃、ある世界の地球で1年戦争が始まった。
そこに新たな転生者が介入した。
連邦軍少尉ライリー・ムラタと名乗り連邦軍初の量産型MSシデンを量産、ジオンが宣戦布告と 同時にソロモンを落としア・バオア・クーに迫った。
ジオンは焦った、こんな筈ではなかったと。
ジオンの新型MSザクⅡが赤子の様に、連邦軍に潰されていく。
秘密兵器ミノフスキー粒子も効果無く、ア・バオア・クーは陥落した。
ライリー「よわ! シデンはやり過ぎだったか」
???「遺伝子情報OK、トレーサー反応あり・・・見つけた」
ライリー「何だ? 通信異常か?」
???「おい、そこの転生者、昔の記憶を呼び出せ」
ライリー「何で俺が転生者と知っている。誰だ!」
???「おい、しつこいぞ。昔の記憶を呼び出せ 『死神』を!」
ライリー「しつこいのはどっちだ。10万年だぞ、リズ」
リズ「あんたがあんなメッセージ残すからでしょう」
ライリー「仕方ないだろう。惚れていたんだから」
リズ「10万年経ってもう、私はいらないの?」
ライリー「恥ずかしいから、1度しかいわねぇぞ『愛している、リズ』」
リズ「私も愛している『死神』」
リュウイチ「さて俺が目覚めたからは、何が起こったリズ?」
リズ「ジオン帝国は滅びたわ」
リュウイチ「まあ、10万年かよくもった方じゃないか。で、誰が潰した?」
リズ「大宇宙に新しい勢力が生まれたの。ネオ・ジオン、それが今のこの世界の支配者よ」
リュウイチ「ネオ・ジオンだ。関係者か、ジオンの?」
リズ「ねえ、もういいじゃない。静かに暮らそうよ2人で」
リュウイチ「無理だな。『死神』が甦った以上潰す」
リズ「無理だよ。あんたでも死ぬわよ。ねえ2人の生活しよう」
リュウイチ「無理。『死神』は戦いの中でしか生きられない」
リズ「もういやだよ。あんたと別れるのは」
リュウイチ「ついて来ればいいだろう。『死神』の嫁」
リズ「うん。ついて行く。『死神』」
『死神』は腕輪から愛機ブルーディスティニー1号機『グリム・リーパー』を出した。
リズも腕輪から同じくブルーディスティニー1号機『エンジェル』を出した。
リズはもう2つカプセルを取り出すと宇宙に投げた。
ヅダとシャアザクが出て来た。
リズの腕輪から光が2機に吸い込まれた。
リュウイチ「何でこの2人を腕輪に入れていた?」
リズ「ジオン帝国最後の王族と司令官よ。指名手配されていたから私の腕輪に入れて隠していたのよ」
リュウイチ「ユーリは分かるが、コウタがそんなに偉くなったのか?」
リズ「最後まで戦いユーリを助けたのよ。立派な『死神』の後継者よ」
リュウイチ「コウタがねぇ。まあ最後まで生き抜いたのは認めてやるか」
コウタ「あ、兄貴。兄貴だ!」
リュウイチ「よう、目覚めたか『死神』の後継者」
コウタ「駄目だよ。俺は帝国を守れなかった。後継者失格だ」
リュウイチ「生き残った、それで充分だ。『死神』が認めてやる」
コウタ「うん、嬉しいよ」
ユーリ「リーダー? 本物?」
リュウイチ「よう、最後の王族。『死神』が帰って来たぞ」
ユーリ「リーダーだ! 『死神』が復活した」
リュウイチ「再会だがちょっと待っていな。隠れている奴等全部出て来い!」
???「流石は元最強の戦士」
リズ「キャスバル! 何で此処に?」
キャスバル「君をずっと監視させていたからね。君なら『死神』を見つけるだろうとね」
リズ「そんな」
リュウイチ「おいおい、人の嫁をストーカーすんなよ。それからてめえ2つ間違っているぜ」
キャスバル「ほう、何をかね?」
リュウイチ「1つ、元じゃねぇ。2つ最強じゃねぇ最凶だぁ!」
ブルーはツインビームデスサイズを抜くと、相手に斬り付けた。
だが、装甲には傷1つ入らなかった。
キャスバル「何かしたのかね?」
リズ「駄目よ。こいつらの装甲は今のあんたの装備じゃ傷1つ入らないわ」
リュウイチ「『グリム・リーパー』最適化しろ。『死神』最凶モードに」
ブルーが歪みだした。
そして生まれた『グリム・リーパー∞』『ブルーディスティニー∞』に。
そうこれが10万年前平行世界最後の戦いで使った最終形態。
リュウイチ「・・・・・死ね!」
『死神』は『トランザム!!』を使っていないだが、それを越える速度で相手に大鎌を振り下ろした。
装甲は抵抗なくすっぱりと斬れた。
いや、機体そのものが2つに分断された。
キャスバル「何! 重装甲最高科学を誇る我が軍のMSが!」
リュウイチ「よわ! 何が最高科学、重装甲?」
キャスバル「何だ? 何なんだ? 10万年眠っていた機体が」
リュウイチ「俺は寝ていたが、『グリム・リーパー∞』はずっと起きて最凶を維持し続けていたんだ。『死神』を舐めた奴は死ぬだけだ」
キャスバル「全機体でかかれ!」
リュウイチ「いねぇよ。全部ぶった切った。てめえ以外はな」
キャスバル「覚えていろ!」
だから10万年経っても捨て台詞は変わらんのか。
リズ「何で?」
リュウイチ「何を言っている嫁。10万年前の最終戦争で全『死神』が使っていただろうが」
リズ「噓でしょう。全然見た目変わって無いわよ?」
リュウイチ「まあいい。今はこの∞モードになってもらう。全員な」
ユーリ「なれるの?」
リュウイチ「おい、てめえが教えた神化の最終形態だぞ」
ユーリ「えっ! 神化の最終形態?」
コウタ「神化が最終形態だと思っていた」
リュウイチ「10万年起きていて気づけ」
リズ「あたしも知らないわよ」
リュウイチ「おい、嫁。最終戦争で見せたぞ。こりゃ駄目だ、あんなのに負ける筈だ」
ユーリ「リーダーどうやるの、教えて」
リュウイチ「神化の最終形態になれ。それだけだ」
ユーリ「神化の最終形態になれ!」
ヅダの姿が歪んだ。
そして『ヅダ∞』『マサムネ∞』になった。
表面上は変わっていないが、ユーリは感じたこれが最終形態だと。
リズ「神化の最終形態なれ!」
ブルーディスティニー1号機の姿が歪んだ。
そして『ブルーディスティニー∞』『エンジェル∞』になった。
表面上は変わっていないが、リズは感じたこれが最終形態だと。
コウタ「神化の最終形態なれ!」
シャアザクの姿が歪んだ。
そして『ザクⅡS型∞』『スピード∞』になった。
表面上は変わっていないが、コウタは感じたこれが最終形態だと。
リュウイチ「簡単だろう?」
リズ「何で最後に教えなかったのよ」
リュウイチ「だ・か・ら・最終戦争で見せた」
ユーリ「教えてくれないと、分かんないよ」
コウタ「そうだ、そうだ」
リュウイチ「おまえら『死神』の後継者失格な」
まあ、この後もぎゃあぎゃあ言われながら特訓をさせた。
俺が目覚めたって事は、『死神』全員目覚めたな。
また戦争だな、『死神』の恐怖を今度は骨の髄まで植え付けてやろう。
リュウイチ「それでよ、嫁。いつまで敵のトレーサーを付けているんだ?」
リズ「えっ!」
リュウイチ「10万年でボケたのか。髪のブローチだよ」
リズ「これは10万年前にあんたが送ってくれたんじゃ?」
リュウイチ「10万年前に俺がする訳ないだろうが」
リズ「大切にしていたのに。あいつらぶち殺す」
リュウイチ「それじゃ、ぶち殺してこい。来たぞ」
それはキャスバルが送って来た討伐部隊500万機の機動兵器だった。
ユーリ「数が多すぎるよ」
コウタ「流石に4人では無理」
リュウイチ「何を言っている。俺はやらねぇぞ」
リズ「あたしが潰す」
リュウイチ「流石、俺の嫁」
リズのブルーが飛び出して行った。
大鎌を構えると振り下ろした。
敵500万機の上部が斜めにずれていき、機体は半分になった。
ユーリ「何? 今の?」
リュウイチ「何って、あれが神化の最終形態の威力だよ」
コウタ「マジっすか?」
リュウイチ「ぐだぐだ 次来るぞ。みんな嫁が潰すぞ」
見ると次々敵が送り込まれていた。
リズは邪魔だと言わんばかりに、大鎌を振りまくり敵を殲滅していた。
敵の残骸が山の様に積み上げられていく。
リズ「ちまちま、送り込みやがって転移!」
リュウイチ「ああ、嫁。相手の本拠地に跳んだな」
ユーリ「大変、助けなきゃ」
リュウイチ「おまえら、本当に神化の最終形態覚えたのか?」
ユーリ「???」
リュウイチ「駄目だわ。おまえらも跳んで相手を潰してこい」
その時リズが転移で帰って来た。
ユーリ「ほらね。リズさん逃げ帰って来たよ」
リズ「ユーリ! あんた誰が逃げ帰ったですって。潰して来たわよ」
ユーリ「・・・・・・?」
コウタ「・・・・・・?」
リュウイチ「嫁。こいつら駄目だ。全然理解してない」
リズ「あんたら、馬鹿。あっユーリはそうだったわね」
ユーリ「ひどい」
リュウイチ「それにしても嫁。何でキャスバルだけ放置した?」
リズ「あいつは一応。ジオン帝国の仇だからユーリにやらせようと思ったけど無理そうね」
ユーリ「やる!」
リズ「やるって、あんた神化の最終形態理解出来ないと返り討ちに合うわよ」
ユーリ「だから教えてよ?」
リズ「それじゃこれから、・・・もう来たわね。ユーリあれ殲滅してきなさい」
ユーリ「あれ? 戦艦? 幾ら来ているの。無理!」
リュウイチ「ユーリおまえ弱くなったな。コウタおまえ行って来い」
コウタ「・・・・・・行きます!」
コウタはヒートホークを抜くと敵艦隊に突っ込んだ。
そして一振りして理解した。
1200万隻の戦艦が次の瞬間、全てバラバラになった。
コウタ「分かりました」
リズ「見りゃ分かるわ」
ユーリ「・・・・・・」
リュウイチ「ユーリ! おまえ、何処かで静かに暮らせ。ダメ・無理、昔は言わなかった」
ユーリ「リーダー・・・・」
リズ「そうね。この先の戦いに今のあんたじゃ邪魔。消えて頂戴」
ユーリ「リズさん・・・・・・」
コウタ「うーん。俺じゃ言葉出ない」
ユーリ「転移!」
リズ「・・・・・ちょっと、言い過ぎたかしら?」
リュウイチ「嫁。別に気にしなくていい。あいつはこれからひっそり暮らすんだ」
コウタ「こればっかりは言葉じゃ無理ですからね」
リュウイチ「勇気を無くした時点で、神化は止まる。最終形態になろうが、敵なんて切れもせんよ」
リズ「! ちょっとユーリ敵の本星に乗り込んだわ」
リュウイチ「ほっとけ、嫁。死んだら死んだ時だ。勇気と無謀をはき違えていたら死ぬだけだ」
リズ「でも・・・・・」
リュウイチ「俺達『死神』が最終戦争で見せたものを忘れたなら、あいつはもう俺達の横には並べない」
リズ「うん。そうかもね」
リュウイチ「ユーリが昔のユーリに戻るかどうかは、あいつ次第。まあ少し見守ってやろう」
その頃敵の本星ではユーリが突入したが、苦戦を強いられていた。
キャスバル「ユーリ王子、何をしに来たのかね?」
ユーリ「お前を倒しに来た」
キャスバル「どうぞ」
ユーリ「縮退砲!」
眩い閃光が出て巨大なエネルギー弾が敵の機動兵器に直撃したが、装甲に弾かれた。
キャスバル「花火は上に撃つものですよ」
ユーリ「何でだ! 神化の最終形態にはなったのに。リズさんやコウタさん見たいに出来ない」
キャスバル「もういいかね。私も忙しいのだよ」
ネオ・ヅダの左腕が吹き飛んだ。
次々敵から攻撃が来て、機体モニターは赤ランプで染まっていく。
ユーリは懐かしさを思い出した、転生者戦争の最後で神に挑んだ時の事を。
何で忘れていたんだろう、俺は守る為に強くなった筈なのに。
いつからだろう、人を守りたいって気持ちを忘れたのは。
ただ強くなるのは俺じゃない、俺は人を守る為に強くならなければ。
ああ、そうか・・・・・。
キャスバル「最後だ!」
ユーリ「てめえがな! 光子力バルカン!」
ヅダのバルカン砲が敵のビームを押し返し、敵の装甲を切り裂いた。
そして敵の機動兵器を粉々に粉砕した。
ユーリ「分かったよ。リーダー。俺は守る勇気を失っていたんだね」
リュウイチ「合格だ。ユーリ」
ユーリ「リーダー。勝ったよ。守る為に」
リズ「良かったわ」
ユーリ「リズさん、ごめんね。思い出したんだ。俺は守る為の強さを欲しかったんだ」
リズ「うん」
リュウイチ「さて行くか」
ユーリ「うん。今なら分かる、まだジオン帝国は戦っている」
リュウイチ「なら機体を復活させろ」
ユーリ「『マサムネ∞』復活しろ」
ヅダの機体の損傷が無くなった。
リュウイチ「じゃあ行くぞ、転移」
地球でギレン達がまだ抵抗していた。
だが周囲は敵艦隊に埋め尽くされていた。
シャア「総帥、私が突破口を開けます。その隙に逃げてください」
ギレン「諦めるな。まだ生きている我らは」
???「いやー間に合った」
ギレン「誰だ?」
???「10万年で忘れたんですか。冷たいな」
ギレン「まさか、お前か『死神』」
ユーリ「おひさ、ギレン兄」
ギレン「馬鹿者何故戻って来た。お前はリズに託した筈」
リズ「全員無事でよかったですわ」
ギレン「リズこれはどう言う事だ?」
リズ「帰って来たんですよ」
ギレン「だから何故?」
リュウイチ「10万年で何でみんな神化の最終形態出来て無いんですか?」
ギレン「『死神』! 」
リュウイチ「コウタ潰せ」
コウタ「了解」
地球の周囲を埋め尽くしていた敵艦隊が、次の瞬間バラバラになった。
シャア「何だと!」
コウタ「戻りました」
ギレン「コウタか。今何をした?」
コウタ「はい、敵艦を切り刻んだだけですけど」
ギレン「ジオン帝国の武器が全く通用しなかったのに何故?」
リュウイチ「総帥も神化の事分かって無いんですね」
ギレン「『死神』お前甦ったのか?」
リュウイチ「見りゃ分かるでしょ。全くどいつもこいつも」
シャア「神化の事とは?」
リュウイチ「10万年で分かんないんですか?」
シャア「すまん」
リュウイチ「あのですね。ユーリが教えたのはまだ入り口、最終形態覚えていたらあんなクズにやられません」
ギレン「それがコウタの使った奴か?」
リュウイチ「そうですよ。10万年前に俺なんかすぐ分かりましたけどね」
ギレン「教えてくれ『死神』」
リズ「あのですね」
リュウイチ「甘やかすな、嫁。自分で考えさせろ」
ギレン「嫁? リズが」
リズ「あー。総帥の言い方。何で私が何ですか?」
ギレン「すまん。悪気はない」
リュウイチ「まあいいや。進化の最終形態なれです」
コウタ「じゃあ、他の所を潰してきます」
リュウイチ「おう、行って来い」
ギレンとシャアは神化の最終形態になった。
ユーリ「でもね。なっただけだからね、自分の持っている勇気に気付かないと駄目だよ」
リュウイチ「おうおう。偉そうに」
ギレン「馬鹿者。お前と違うわ。最終形態になった時点で感じたわ」
シャア「これは凄いな。総帥、私も少し敵を潰してまいります」
ギレン「俺もやろう。少しぐらい、お返しをしておかんとな」
それからまだ抵抗しているジオン帝国の者を助けて回り、敵を取り合えずは排除した。
助けてそして神化の最終形態を覚えさせた。
10万年で気づけよ、誰か1人ぐらい。
取りあえず最終防衛ラインを形成地球に拠点を置いた。
ギレン「『死神』とにかく助かった礼を言う」
リュウイチ「これで元に戻せるでしょう」
サスロ「もうダメかと諦めかけた」
キシリア「私もだ。今回の事礼を言う」
リュウイチ「人的被害がほとんど無かったのは何よりです」
艦隊司令が数名亡くなっていたが生憎と知らない人物でした。
国民はギャラクシーゼウス級要塞に入って貰いギレンが全てペンダントに入れていた。
さて今後をどうするのかね。
ギレン「最低この世界、大宇宙は取り返したい」
サスロ「だが神化の最終形態を使いこなせる兵はまだ少ないぞ兄者」
ハマーン「それに兵器工廠もやられて、艦艇が足りぬ」
ユーリ「空間工廠もやられたから。今大急ぎで直し中だし」
ドズル「第一機動兵器がほとんど使えん」
リュウイチ「嫁、何とか出来んか?」
リズ「無理ね。時間が必要よ」
リュウイチ「どれくらい?」
リズ「分からないわね。今どんな技術が出ているのか調べてからじゃないと」
ギレン「敵も調べんとな。ここ5000年はキャスバルに押され続けていたからな」
リュウイチ「キャスバルはユーリが倒したし、最低あそこの技術は盗めるぞ」
リズ「もうそこはとっくに済ませたわよ。でもね作る場所も解析する施設も無いのだから時間がいるの」
リュウイチ「10万年前の大宇宙大戦用の機体1機ぐらい無いか?」
リズ「そんなのならあるわよ。まさかそれで戦う何て言わないでね」
リュウイチ「あるなら出せ、嫁」
リズ「いやよ」
リュウイチ「俺が乘れば機体性能は腕で何とでもなる。だせ、嫁」
リズ「10万年の科学の差を腕で無茶言わないで」
リュウイチ「『グリム・リーパー』単体でやってくるわ」
リズ「何で時間が待てないの!」
リュウイチ「『死神』は戦うのがお仕事だからだ。嫁」
リズ「そんな事をしたら、ついて行くからね」
リュウイチ「神化の最終形態を舐めるなよ。トレーサー見て見ろ」
リズ「何で、どうやって解除した!」
リュウイチ「神化の最終形態は神の権限を上回るんだよ」
リズ「じゃあ離れないからね。24時間付きまとう」
リュウイチ「神化の最終形態の奥義を覚えんと無理だね」
リズ「奥義?」
ギレン「おい、『死神』奥義等聞いておらんぞ」
リュウイチ「教えて無いし、教えても無駄だから」
ハマーン「無駄とはどういう事だ、『死神』」
リュウイチ「神化の最終形態の奥義を使えば死ぬんですよ。10万年前消滅したのはそう言う事です」
ギレン「・・・・・・」
リズ「使わせない。もう10万年何て待っていられない。寂しい事言わないで『死神』」
リュウイチ「嫁。使わせたくないなら機体をだせ」
リズ「卑怯者!」
リュウイチ「『死神』だからな」
ギレン「『死神』お前の出撃認める訳にいかん」
リュウイチ「残念ですが、俺の軍籍は失効しています。さっき確認したんで。つまり総帥に止める権限はもう無いんですよ」
ギレン「では何故、帝国に戻って来た」
リュウイチ「最後のご奉公ですかね。それと今度は嫁と消えるので」
リズ「『死神』」
ギレン「そうか」
リュウイチ「心配せずに待っていろ、嫁。だから機体を出せ」
リズ「うん」
リズから機体を受け取ると懐かしい大宇宙に出撃した。
適当にそこいらの勢力圏に侵入、パトロール中の機動兵器を襲い『死神』得意のコックピットを攻撃パイロットを殺して機体は腕輪に収納。
そのまま敵の本星らしき所に降下、兵器工廠を襲い色々強奪。
駆けつけた軍隊と交戦全てをパイロット殺しで機体等を回収。
別の勢力に行こうと準備中に追いかけて来た軍隊と更に交戦エース専用機体等を殺して奪い取り回収。
そんな事を繰り返して30もの勢力を回った。
たいして強い敵も居ず帰って嫁に全部渡した。
ユーリの空間工廠が再構築完成し、嫁が解析しまくった技術で新型機動兵器1機を受け取ると『グリム・リーパー』を移し替え更に敵の奥に侵入。
今度は軍事基地を襲撃、最新鋭機体と思し物を全て回収。
こんな事をやっているうちに、コウタ等が神化の最終形態の兵士への教育、嫁の新技術開発、ユーリの空間工廠で戦力の生産を実施した。
5年で何とか8個艦隊を作り上げた。
俺は1個艦隊を受け取ると出来るだけ大きな勢力に侵攻した。
2年でその勢力を降伏させると、嫁が技術部隊を連れて新技術を回収、シャア司令が2個艦隊で駐屯、俺は隣の勢力へ侵攻した。
他の艦隊司令も動き出しジオン帝国の復興が始まった。
『死神』が甦って来たと大宇宙が騒ぎ出した。
まだ覚えていたのか『死神』の恐怖をだが遅い今頃気付いても。
ありとあらゆる勢力がジオン帝国復興を阻止し始めた。
ジオン帝国は既に30艦隊と8個の勢力を手に入れた。
『死神』勢力がまた出来上がって来た。
転生した懐かしい仲間や新しく仲間に入った奴が続々と戦力になる。
またギャラクシーゼウス級要塞が始動した。
俺は既に4個艦隊を持ち5個勢力を落とした。
神化の最終形態をマスターした奴は1個艦隊の戦力を凌駕する。
奥義は教えない、あれは『死神』専用だから。
1000年経過既に大宇宙は8割ジオン帝国のものとなった。
もういいだろう、ギレン、ユーリに別れを告げ嫁を乗せて平行世界へと侵攻した。
5000年後遂に『死神』達との再会また反『死神』勢力が結集した。
今度は仲間達を下げず俺達と並ばせた。
何故なら仲間達も『死神』になったからだ。
嫁も立派な『死神』になった。
今度は全員で最後まで遊ぼう、今度は消えない。
フィナーレは無い平行世界に『死神』が君臨する。
5日目敵勢力消滅。
それぞれ気に入った世界に分かれていく。
嫁、何処が良い。
俺となら何処でもいいのか。
じゃあ静かに暮らせる世界にしょうぜ。
俺達は生まれたての世界にした。
まだ生命と言える存在が無い世界、ここなら『死神』当分いらねぇだろう。
それまで静かに暮らそう、リズ。
そして10億万年が経った。
これだけ年月が経過すると流石に生命が溢れ煩くなって来た。
俺の所に戦争を持ち込んだ馬鹿がいた。
俺は嫁と静かに暮らしたいので、もう何世代居るか分からんガキ共に排除してこいと言った。
いやー流石『死神』の子供達、嫁の作った戦闘マシンで排除だけでなく戦争を持ち込んだ勢力を潰してきやがった。
もう俺達の出る幕じゃない、好きにしろって言ったら大宇宙制覇し始めた。
いかん血が騒ぎそうだ。
嫁と俺は1回元居た世界の様子を見に行った。
ジオン帝国は流石にもう無かった。
ギレン達はどうしたのかもう知るすべも無かった。
元の宇宙に行き地球を探したが、太陽系自体が無くなっていた。
流石に10億万年俺達の生活以外が全て変わっていた。
現在この世界は名前は知らないが平和で安定した者が支配者の様だ。
この世界にも『死神』がいる。
気に入らん様な世界なら潰されているだろう。
もうきっと『死神』が集まる事はないだろう。
集合かけたら子孫まで集まって、みんなで遊ぶのだろうか。
嫁、帰るか我が家へ。
今頃、子供達は大宇宙制覇の夢中になっているだろう。
だがもう大昔の様な平行世界大戦は出来んだろう。
何故なら新しい世界以外は『死神』がいる。
帰ったら一応その事はうちの子供達に伝えておこう。
神化の最終形態は今はバージョン4がある。
最終じゃあ無かった訳だ、俺ももうボケているのかな。
世代が変わるごとにパワーアップしてやがる。
だが奥義を見つけ者はまだいない。
いや、見つけたが使う必要が無いのだろう。
あれは嫁にも教えていない。
あれはいつか俺が死ぬ事があったらそのまま持って行く。
まあ死ぬつもりはないけどな。
『グリム・リーパー』は今でも最凶を維持している。
俺達初代は今だに最凶である、譲る気はおきねぇな。
子供達にも言ってある。
最凶の称号が欲しいなら、俺を倒してみろと。
最強はいらねぇ『死神』は最凶が相応しい。
我が家に帰って来た。
すると懐かしい奴等がいた。
俺をブルーに誘った趣味人共とコウタだ。
再転生し俺の元に来たらしい。
趣味人共は嫁が話している、俺はコウタを呼んだ。
リュウイチ「よう、コウタ。思いっきり久しぶりだな」
コウタ「はい、兄貴」
リュウイチ「それで何でまた、俺の所へ転生した。何もねぇぞ、この星」
コウタ「兄貴が居たらそれだけでいいです」
リュウイチ「すまん、俺には嫁が居る。それに野郎に興味もないぞ」
コウタ「俺も女性が良いですよ。そうじゃなくて」
リュウイチ「冗談だ。それで『死神』は休み中だぜ、退屈になるぞ」
コウタ「分かっています。ユーリの伝言を、伝えたくて」
リュウイチ「ジオン帝国無くなっていたな。どんな最後だった?」
コウタ「解散です。滅亡じゃ無く、転生してサイド3からやる様です」
リュウイチ「ほう、暇で解散かやるね」
コウタ「ユーリから転生したらリーダーの所に行くね、だそうです」
リュウイチ「お前等いい加減『死神』離れしろよ」
コウタ「だって楽しく無いんですよ。何度か別の世界に行きましたけど」
リュウイチ「まあ、仕方ないか。大きな戦いやった後にちんけな戦い出来んからな」
コウタ「そうです」
リュウイチ「暇ならうちのガキ共がこの世界の大宇宙大戦中だ。参加するか?」
コウタ「兄貴とならやりますけど。もう他の人とはいいです」
リュウイチ「そうか、まあ自由にしろ」
コウタ「はい、近くに家建てても良いですか?」
リュウイチ「だから自由にしろ。俺の星じゃないぞ」
コウタ「はい、じゃ家用意するんで今日はこれで」
リュウイチ「おう、何時でも来い」
嫁に話を聞くと趣味人共も退屈で俺の近くで機械屋をやるそうだ。
それから500年経ったある日、ユーリが来た。
ユーリ「リーダー、来たよ」
リュウイチ「お前、兄貴放置かよ」
ユーリ「だって俺イレギュラーだもん」
リュウイチ「まあ、入れ」
ユーリ「お邪魔します」
リズ「おお、ユーリ。どうぞ」
ユーリ「リズさん、おひさ」
リュウイチ「初めに言っとくが『死神』は休業中だぞ」
ユーリ「うん。コウタさんに聞いた」
リュウイチ「暇だぞ。この星何もねぇから」
ユーリ「リーダーがいるからいい」
リュウイチ「お前もコウタ見習って女作れよ」
ユーリ「うん。そのうちね」
リュウイチ「それで総帥は転生したのか?」
ユーリ「連邦軍虐めて遊んでいる」
リュウイチ「そりゃ相手の連邦軍も可哀そうに」
ユーリ「そうだ、友達呼んでもいい」
リュウイチ「構わんよ」
ユーリ「構わないって、おいでよ。『ハーロック』」
外に宇宙戦艦が降りた。
ハーロック「すみません。ユーリ様」
リュウイチ「おいおい、目立ち過ぎなもんで降りてくんなよ」
ユーリ「構わないって言ったよね」
リュウイチ「まあいいか。だけど気を付けろ。うちのガキ共最近不審船を撃破して遊んでいるから」
ハーロック「ああ、2回襲われましたよ」
リュウイチ「お、良い腕をしているね。うちのガキ2回も撃退するなんて」
ハーロック「『死神』に言われる何て光栄です」
ユーリ「ハーロックは宇宙海賊だから強いんだよ」
リュウイチ「お前、うちのガキ舐めていると殺されるぞ」
ハーロック「ですね。マゾーン10万隻より強かったですから」
リュウイチ「神化の最終形態バージョン4見つけたガキだからな」
ユーリ「何それ? まだ上があるの?」
リュウイチ「あるぞ。だから最終を消そうかと思っている」
ハーロック「神化の最終形態?」
ユーリ「ああ、ハーロックには言って無かったねえ。神化ってまだ入口何だよ」
ハーロック「神化が入口?」
リュウイチ「神化ってのは一応最終形態って言うのがあって最終形態になると絶大な力と、自分が本心から乗りたい形態に変わる」
ハーロック「そうなんですか?」
ユーリ「でもね。自分が持っている勇気が無いと効果は出ないんだよ」
リュウイチ「経験者は語る」
ユーリ「リーダー!」
ハーロック「うーん。でも私は今のままでいいです」
リュウイチ「そうしとけ。過ぎた力は厄介ごとしか生まないからな」
ハーロック「そうですね」
ユーリ「強くなれるのに?」
リュウイチ「そいつに合った力でいいんだよ。でかい力を持つとそれだけで相手に恐怖を与える。俺の様にな」
ハーロック「それでは私はこれで失礼します」
ユーリ「送ってくれて、ありがとう『ハーロック』」
リュウイチ「おい、ちょっと待て。これを旗の下に掲げておけ」
ハーロック「これは?」
リュウイチ「俺の仲間だと言う合図だ。ガキ共から襲われなくなる」
ハーロック「ありがとうございます」
リュウイチ「気を付けろ。最近マジで鬱陶しい奴等が出没しているからな」
ハーロック「はい、では」
アルカディア号は再び旅立った。
ユーリ「リーダー? 鬱陶しい奴等って?」
リュウイチ「大方うちのガキにやられた勢力の残党だろう」
ユーリ「大丈夫?」
リュウイチ「コウタがたまに追っ払っているが、あんまりしつこいようならうちのガキ共にフリーアタックさせる」
ユーリ「???」
リュウイチ「ああ、一応ガキ共には一定以上の攻撃は禁止してある。それを解除してやるって事だよ」
リズ「ああ、解除ならさっきしたわよ」
リュウイチ「嫁! あいつら手加減知らねぇぞ。相手の隠れ家まで襲撃するぞ」
リズ「いいじゃない。クズは処理した方が」
ユーリ「ハーロック大丈夫かな?」
リュウイチ「それは大丈夫だ。俺の目印に手を出したらお仕置きフルコースだ」
ユーリもこの星に住む事になった。
さっきの残党共だが俺が言った通り、ガキ共1匹わざと逃がして隠れ家事抹殺して帰って来ました。
嫁、猛犬注意の宇宙看板作れ。
俺は1億年ぶりに『グリム・リーパー』を出して操縦席に座り『神化の最終形態・バージョン4』にしてやった。
リュウイチ「バージョン4か。何処まであるんだ? 一度実験するかな」
腕輪に触れるとある言葉を言った。
リュウイチ「『グリム・リーパー』神化の真の最終形態になれ!」
『グリム・リーパー』の姿が歪んだ。
そして1時間経過した時、『グリム・リーパー』の姿が元に戻った。
だが『死神』には分かった、これは真化だと。
神化を越え、真化したのだ。
姿は変わらない、『グリム・リーパー∞』も変わらないだが凄まじいパワーを感じる。
何故なら乗っているだけで、核ミサイル10万発直撃しか死なない体から血が滴り落ちる。
つまり全力で動かすと死ぬ可能性が出て来た。
だが『死神』の本能が全力で動かしてみたいと言っているのだ。
リュウイチ「・・・・・・・・『グリム・リーパー』全力で飛べ!!」
『グリム・リーパー』は跳んだ、そう飛んだのでは無く跳んだのだ。
平行世界を次元転移を使わず跳んだのだ。
気付けば10億万年の来た最初の世界に跳んで来ていた。
そしてコックピットが血塗れになっていた。
リュウイチ「マジか。『グリム・リーパー』。お前は何と戦うつもりだ」
取りあえず腕輪で次元転移をして元に戻って来た。
そこで意識が途絶えた。
嫁が『グリム・リーパー』のキャノピーが血塗れになっているのに気づき、必死になって俺を『グリム・リーパー』から降ろして治癒したらしい。
リズ「あんた何したの? 私達核ミサイル10万発直撃で死ぬ体がどうしてこんなにボロボロになるの?」
リュウイチ「いや、ちょっと実験をだな」
リズ「もう嫌だからね。1人になるのは」
リュウイチ「嫁。悪かった。泣くな」
リズ「どれだけ心配したと思っているのよ?」
リュウイチ「『グリム・リーパー』が真化しちまったんだよ」
リズ「何よ、それ?」
リュウイチ「神化の最終形態を越えたらしい。神化でなく真化だ」
リズ「神化の最終形態を越えた! あんたそんな得体の知れないものを確認せずにフルパワーで動かしたって言ったら怒るわよ?」
リュウイチ「『死神』の本能がな・・・・」
リズ「馬鹿!! 『死神』は休業中でしょ、何が本能よ!!」
リュウイチ「さあな。だが『グリム・リーパー』は力を求めた。『死神』営業開始、いやラスト活動かも知れん」
リズ「解体してやる!」
リュウイチ「無理なのはお前も知っているだろう」
リズ「いやだ、いやだよ。このまま静かに暮らそうよ」
リュウイチ「その静かな生活を守る為だ」
リズ「あんたの居なくなった世の中で、生きていても仕方が無いのよ」
リュウイチ「・・・・・リズ」
俺はステータスの本の事を思い出し、ステータスを10万倍にしろと命じた。
それで『グリム・リーパー』に乗るだけだと血塗れにはならなくなった。
だが『グリム・リーパー』でフルパワーを出すと血が噴き出し周囲が血に染まる。
まるで『グリム・リーパー』が俺の血を求めるみたいに?
機械が血を求める。
大昔にユーリが神化の前段階、妖刀のマシンに乗る際にブラッドシステムと言う装置でマシンに血を与えていたと言う。
真化は妖刀と同じなのではと思えて来た。
そこでユーリにブラッドシステムの図面をくれと言ったら、嫁に通報しやがった。
仕方が無いので転生したギレンを探し出し、腕輪でブラッドシステムの図面を引き出させ極秘で持ち帰ると趣味人共に作らせた。
輸血用の血液パックは腕輪で作り、予備を含め10個用意した。
後は設置しようと『グリム・リーパー』を出したらそれだけで、嫁が泣いて仕方なく嫁の前ではするのはやめにした。
それならばと再度、趣味人共の店で付けて貰おうとしたら、ここも嫁の手が回っており嫁に通報された。
リズ「あんた何をしようとしているの!」
リュウイチ「『グリム・リーパー』のメンテだよ」
ユーリ「リズさん、リーダーはね。多分『グリム・リーパー』にブラッドシステムを付ける気だよ」
リズ「何? ブラッドシステムって?」
ユーリ「機械に自分の血を与える装置だよ」
リズ「それほんと! あんた?」
リュウイチ「・・・・・・はい」
リズ「その装置だせ、壊す」
リュウイチ「『グリム・リーパー』に必要なんだよ」
ユーリ「神化したら消されるよ」
リズ「違うのよ。こいつどうやったのか神化を越えて真化したんだって。この間コックピットを血塗れにして帰って来たのよ」
ユーリ「リーダー何、真化って?」
リズ「教えないのよ。こいつ」
ユーリ「妖刀・神化・真化! あっそう言う事か」
リズ「ユーリ分かったの、なら教えて?」
ユーリ「神化の前に妖刀って段階があるの。それは自分の血を与えただけ力を出すの。多分神化を越えたから又妖刀と同じになったのかも知れない」
リズ「それほんと、あんた?」
リュウイチ「分かんねぇよ、だから試そうとしているんだよ」
ユーリ「リズさん、多分付けないで乘ると最悪死ぬよ」
リズ「何であんたは、私がこんなにお願いしているのにそんな危険を冒してまでこだわるのよ」
リュウイチ「『グリム・リーパー』が真化したって事はそれだけ必要な自体が迫っているそう感じているからだ」
リズ「あんたがやる必要何かもう無いわよ」
リュウイチ「『グリム・リーパー』は俺の機体だ! それが力を与えろと言っている。だからやるんだよ『死神』が」
リズ「ねえもう私はいらないの。『グリム・リーパー』の方が大事なの答えろ?」
リュウイチ「お前も大切だ。そのお前に危険がいやガキ共だって危なくなっているかも知れないんだ。その為『グリム・リーパー』の力必要なんだよ」
リズ「そんなに『グリム・リーパー』の事がいいなら、これが最後よ付けてあげるはブラッドシステムをただし終わったら別れるそれでいいでしょ」
リュウイチ「分かった、別れたければ別れてやる」
リズ「そう。出しなさい、ブラッドシステムを」
腕輪からブラッドシステムを出し、表に『グリム・リーパー』を出した。
リズは泣きながら装置を取り付けると無言で自分の部屋に籠った。
俺も無言で『グリム・リーパー』に乗り、ブラッドシステムの針を両腕に刺した。
リュウイチ「『グリム・リーパー』行け!」
俺の『死神』は復活した。
何となくだが分かる、平行世界の初代『死神』達が集まっているのが。
愛しい者と全員別れて来た様だ。
『死神』達のラストミッションだ。
本当にこれが最後だ。
多分、生きて帰れないだろう。
そしてある世界に着いた時、敵が居たこいつは世界を滅ぼす。
闇だ、それも特大のこいつはただ世界を滅ぼす為の存在だ。
全初代『死神』が集結した、さて最後のお仕事を始めよう。
全機体が真化している、そしてフルパワーで奥義を放とうと準備した。
こいつを撃てば間違いなく俺達の存在は無に帰り再転生出来ないだろう。
だがいい、世界を救うそんな気はねぇよ。
女を1人救いたいだけだ。
リュウイチ「『グリム・リーパー∞』いやブルー! 最終奥義 リズ!」
俺達はそう愛する女の名を最終奥義に付けた。
そして奥義を放った、闇は少しずつ小さくなり消滅した。
そして俺達『死神』も愛機と共に消えて行った。
リズは家を出る準備をした。
そして玄関の扉に一枚のメモが留められているのに気づいた。
だがリズはメモを見ずに出て行った。
メモにはこう記されていた。
・もう探すな『死神』は無に帰る
と記されていたが読まれる事は無かった。