死神と呼ばれた転生者 (連載版 全11話 エゥーゴルート) 作:masakoba(正博)
カラバからベルトーチカが連絡員としてアウドムラにやって来た。
ヒッコリーで再び宇宙に上がる準備をしているとの事だった。
ベルトーチカは俺には絶対近づいては来なかった。
まあ、くだらんお喋りをされても困るので調度いい。
と思っていたら珍しくベルトーチカが俺に喋りかけて来た。
ベルトーチカ「ねえ『死神』さん。このMSアムロに譲ってくださらない?」
リュウイチ「お前馬鹿だろう。俺がブルーを手放す訳無いだろう」
ベルトーチカ「『死神』がこれ以上、無意味な人殺しをしない様に親切で言っているのよ」
リュウイチ「貸すだけならいいぜ。ただしこの機体は大勢の恨みを買っている。アムロが死んでも良ければな」
ベルトーチカ「・・・・・・・・」
俺がブルーを本気で貸す訳ないだろう、頭の中身お花畑かてめえは。
ヒッコリーに到着した、クワトロ、カツ、カミーユを先に乗せた。
リックディアスを譲られたアムロと俺が護衛に着いた。
またブラン少佐がやって来た、もういいここで潰す。
ブラン「今日こそお前等の最後だ」
リュウイチ「お前さ、言っていて恥ずかしく無いのか。何回その台詞言った」
ブラン「う、うるさい! 今日こそは必ず」
リュウイチ「お前と遊ぶのももう飽きた。今日でお前の最後だ」
アムロはブランの部下に無双していた。
俺はツインビームデスサイズを取り出すと、終わりにするべく動いた。
リュウイチ「『トランザム!!』」
アッシマーの懐に瞬時に入ると、ツインビームデスサイズをコックピットに突き刺し、そのまま切り裂いた。
そしても1度今度は縦一文字にぶった切った。
アッシマーは爆散した。
それを見たブランの部下が逃げ出したのを見て、バスターランチャーを展開した。
照準を付け引き金を引いた、巨大なエネルギー弾がブランの部下を消滅させた。
アムロ「リュウイチ、貴方はまた」
リュウイチ「シャトルはまだ上がらんのか?」
アムロ「何を言っている。貴方もまだ間に合う」
リュウイチ「ああ俺は乗らんぞ。ホンコンで飯食ってから上がる」
アムロ「何を馬鹿な事を言っている」
リュウイチ「第一アムロよ。俺より後ろの少年が、降りているのだがな」
アムロ「えっ、カミーユ!」
カミーユがガンダムMK-Ⅱで、シャトルから降りて来ていたのだ。
次の展開を気にして、俺が護衛を引き受けたんだがな。
結局クワトロ、カツの2人だけで宇宙に上がっていった。
アムロ「カミーユ、何故降りた?」
カミーユ「援護がいると思いまして」
リュウイチ「クワトロからの修正、覚悟しとけよ」
カミーユ「リュウイチさんもじゃ無いですか」
リュウイチ「俺は奴に嫌われている。今頃離れられて喜んでいるだろう」
アウドムラに戻った俺達は補給物資を求めてホンコンに向かった。
ホンコンにはエゥーゴの支援者、ルオ商会ありそこと交渉するそうだ。
ルオ商会にはアムロが出かけた、俺達は変わらず機体の手入れ。
それとまた新しい装備が付いた、Iフィールド避けるからいらない。
アムロが出かけ暫くすると、ホンコンに巨大MAが現れた。
ああ、来ちゃったよ、転生者達はカメラを持って喜んで出て行った。
本当に死ぬなよ。
俺とカミーユが迎撃に出た。
敵MAは滅茶苦茶やってくれた。
ホンコンを消し飛ばす勢いで拡散メガ粒子砲撃ちまくってくれる。
カミーユ「やめろ!!」
カミーユがビームライフルを撃つが、この巨体でIフィールド装備反則だぜ。
威力が有り過ぎて街中では、バスターランチャーを撃つ事が出来ない。
リュウイチ「『トランザム!!』」
ツインビームデスサイズを持つと、敵MAの斬り付けた。
リュウイチ「まじかよ。装甲まで反則か、斬れないじゃねぇか」
近寄った俺に向けて、拡散メガ粒子砲が来るが躱す。
リュウイチ「カミーユ、1度戻ってバズーカ取って来い」
カミーユ「でも1人では」
リュウイチ「問答やっているとホンコンが灰になるぞ!」
カミーユ「分かりました。すぐ戻ります」
これがまだMAだからいいが、MSになったらどうすんだ。
地雷を踏んだか、フラグを立てたか急に変形を始めやがった。
リュウイチ「あちゃ、MSサイコガンダムになりやがった」
サイコガンダムのフルバースト式攻撃がブルーに襲い掛かる。
流石に全部は躱し切れん、動いてくれよIフィールド。
Iフィールドは作動しブルーは被害を免れた。
しかし今の攻撃で街には大きな被害が出てしまった。
リュウイチ「街にこれ以上被害を出すなら、バスターランチャーを使うか」
その時、サイコガンダムに爆発が起きた。
カミーユ「リュウイチさん、戻りました。何て大きさだ」
リュウイチ「感心してないで撃ちまくれ。街の被害がシャレにならん」
カミーユ「はい、こいつ!」
だがガンダムMK-Ⅱのバズーカでも効いていない様だ。
同じ被害が出るなら、使うかバスターランチャーを。
ガンダムMK-Ⅱもバズーカを、全部撃ち尽くした様だ。
仕方ない被害気にして街ごと全滅したら意味が無い。
ガンダムMK-Ⅱがビームサーベルで攻撃し始めた。
ちょっとの間時間稼ぎ頼むわ。
バスターランチャーを展開させた時、ガンダムMK-Ⅱのビームサーベルがサイコガンダムも頭に当たりサイコガンダムは怯んだ。
傷も無いのに慌ててMAに変形し、何処へ消えて行った。
リュウイチ「カミーユ、お前何かやったのか?」
カミーユ「何もしていません。全然ダメージが無かったですし」
リュウイチ「訳が分からんが疲れたし帰ろう」
カミーユ「はい」
そう言えば、転生者の奴等死んで無いだろうな。
アウドムラに戻ったら生きていました、それも写真撮って来てやがる。
アムロはルオ商会でドジ踏んで捕まっていたらしい。
そのルオ商会でミライ会ったそうで、今はブライトの嫁らしい。
アムロがまたもドジを踏んだ。
懐かしいのは分かるが有名人が、敵がうろうろしている場所で会うなよ。
おかげでミライと子供が、ティターンズの手に落ちたじゃないか。
挙句の果てに責任を感じて馬鹿正直に、人質交換に行って捕まるなよ。
1回程度のドジは許すが3回もするなよ、最強のニュータイプさんよ。
ハヤト達が奪還作戦を立てているが、悪いが俺は俺風にやらせてもらう。
最近忘れそうになるが、今思い出した生身の『死神』を。
スードリは情報で近くに停泊しているのは、分かっていたのですぐ見つけた。
スードリのタラップで歩哨をしていた2人をサイレンサー付き拳銃で始末し中へ。
後は見つけ次第撃ち殺し、先に進む。
疑似ニュータイプのおかげでアムロ達の居場所は、何となく感じている。
とにかくミライ親子を助けるのが先だ、ドジは後回しだ。
下層部付近に囚われていたミライ親子を救出した。
ミライ「ありがとう。貴方に助けて貰うなんてね。リュウイチ」
リュウイチ「今はエゥーゴのメンバーだからね。ドジ踏んだ奴の後始末さ」
ミライ「アムロは?」
リュウイチ「これからだ。女子供にはきついが我慢してくれ」
とにかくミライ親子を連れて、アムロの救出に向かう。
出会う者を皆殺しにするのはやはり気に入らないらしいが、自分達の為だと分かっているので口には出さないでいる。
ようやくアムロを助けると、武器を渡し脱出にかかった。
本当は全員始末しておきたいが、ミライ親子を巻き込むのは流石に気が引ける。
突然、警報が鳴り出した、あれだけ殺しておいて今頃かよ。
リュウイチ「俺が敵の目を引く。その間にミライ親子を連れ逃げろ」
アムロ「そんな事をしたら貴方が!」
リュウイチ「『死神』がそう簡単にくたばるか。オデッサに比べたら楽な物よ」
俺は手榴弾を投げて敵の目を集めた。
リュウイチ「早く行け! お前がどうなっても良いが、ミライ親子は絶対守れ」
俺はサブマシンガンに持ち替えると、敵に突っ込んだ。
どれ位時間が経ったのか分からんが攻撃がやんだ。
5・6発食らった様だがまだいけるが、しかし撤退するか。
通路で出会う不幸な奴には、死んでもらい無地スードリを降りた。
隠してあったバイクに跨ると、アウドムラに向かって走った。
生身の『死神』も健在の様だ。
アウドムラに入った途端、意識が途絶えた。
目覚めるとミイラ男にされていた。
通りかかった奴に聞くと、3日も倒れていたらしい。
アウドムラは既に発進していた、ベッドの横にミライからの手紙が置いてあった。
別に見る気は無いので、カバンに押し込んだ。
アムロ「リュウイチ! 大丈夫なのか。もう少し休んだ方が」
リュウイチ「構わない。『死神』がそう簡単にくたばるか。それよりあれは?」
俺が指差したのは何か落ち込んだ、カミーユの姿だった。
アムロ「サイコガンダムのパイロットと、知り合いだったらしくて少しな」
リュウイチ「春が来たのに、冬に逆戻りか。色恋事は任せるわ」
その場をアムロに任せ、俺はブルーの所に行った。
また知らない間に弄った様だ、ヴェスパー、ビームシールド。
もうこれ何て言うガンダムと聞かれても答えられんぞ。
しかもジェネレーターをV2ガンダムの物に変えたせいで化け物になっていた。
RX―78BD―6『ブルーディスティニー6号機』どこまで行く気だ。
サイコガンダムが再び攻撃を仕掛けて来た。
だがカミーユの説得が効いたのか知らんが、サイコガンダムがスードリへ体当たりをした。
パイロットのフォウと言う少女が、ロケットブースターを準備しだした。
ウッダーが気づいて銃でフォウを撃ったが掠めただけだった。
アムロがその意図に気付いて援護射撃をしてガンダムMK-Ⅱはブースターに跨り宇宙へ打ち上げられた。
俺は仲間がいるからどの道上がれんがな。
俺達はカラバのニューギニア基地攻略戦を手伝い、他の打ち上げ基地から宇宙に上がりアーガマに拾われた。
俺達がアーガマに入って間もなく、ティターンズの攻撃があった。
新型可変式MSガブスレイだったか、リックディアスのエマ機が大破させられた。
カミーユのガンダムMK-Ⅱもかなりダメージを食らいピンチに陥った。
リュウイチ「カミーユ、後退しろ。的になるぞ」
カミーユ「それがスラスター系の殆どがやられて身動きが取れません」
リュウイチ「チィ。距離を取られ過ぎて、近づく前にMK-Ⅱがやられる」
IフィールドでガンダムMK-Ⅱを庇っているが、代わりに攻撃手段がない。
バスターランチャーはこの前カートリッジ式から直接ケーブルで連射可能に変わったが少しの間チャージ時間が必要でその間Iフィールドが使えなくなる。
1機だけなら攻撃を潰しながら近寄れるが、相手は2機一方を構うともう片方がガンダムMK-Ⅱを狙うだろう手詰まりだな。
その時何処か来たのか戦闘機が現れ、敵のMSを攻撃しだした。
カミーユ「あれは、まさか!」
リュウイチ「何だ、知り合いか?」
戦闘機が突然変形してMSになった。
ああ、ここでZの登場だったか。
カミーユ「Zガンダム完成したのか」
リュウイチ「味方ならいい。カミーユ、バスターランチャーを撃つ俺の後ろから離れるなよ」
敵がZガンダムに気を取られている間に、バスターランチャーを展開チューブをコックピット下辺りのソケットに差し込みチャージすぐに完了。
リュウイチ「Zガンダムのパイロットでかいのを撃つ気を付けてくれ」
俺は返事を待たず引き金を引いた、巨大なエネルギー弾が敵MSに向かった。
気付いた敵MSは変形して躱そうとしたが、もう1機がZガンダムに固執し過ぎて反応が遅れ下半身が消えた。
残った1機がアームで引っ掛け2機は逃げて行った。
リュウイチ「やれやれだぜ。Zガンダムのパイロット助かった」
アポリー「『死神』礼を言われる何てな」
カミーユ「アポリー中尉。Zガンダム完成したのですね」
アポリー「カミーユ用に運んできた、俺はもうご免だ」
Zガンダムに乗り換えたカミーユは、第2陣の補給のレコア・カツを狙った敵を撃退した。
ガンダムMK-Ⅱはエマ中尉が乘り、カツの運んで来たGディフェンサーでパワーアップ出来る様になった。
UC0087年8月10日
ティターンズが月面都市フォンブラウンに攻撃を仕掛けて来た。
敵第1陣を撃退している間に敵戦艦1隻が強行着陸し、エゥーゴに手を引かねば都市を攻撃すると脅迫してきた。
ブライトは一時撤退を指示、フォンブラウンから離れた。
カミーユはブライトからフォンブラウンの現状偵察を命じられ都市に入った。
その間に再びフォンブラウンに接近中だったアーガマが敵偵察部隊に発見された。
その迎撃に独断にMSメタスでファが出撃するも、ギャプランのヤザンに歯立たずフォンブラウンに逃げ込んだ。
レコア少尉がZガンダムをカミーユに届けている間に、アーガマがフォンブラウンの発電施設を占拠した。
するとティターンズの指揮官はあっさりフォンブラウンを放棄撤退して行った。
UC0087年8月17日
エゥーゴ代表ブレックス准将が地球で暗殺された。
連邦軍の指揮権をティターンズに委ねる発議阻止に、連邦議会総会に出席する為地球に降りていた。
クワトロ大尉を護衛にしていたが、泊まっていたホテルでティターンズの刺客にあった。
ブレックス准将は亡くなる前に次のエゥーゴ代表にクワトロ大尉を指名した。
UC0087年9月21日
ティターンズがエゥーゴに協力的なコロニーを見せしめとする為、サイド2・25バンチコロニーにアレクサンドリアを派遣した。
何らかの作戦があると見たエゥーゴ上層部はアーガマとラ-ディシュに出撃命令を出した。
リュウイチ「あれか、やけに敵が少ないが罠か?」
クワトロ「あれを見ろ。奴等G―3ガスをコロニーに流すつもりだ」
カミーユ「なんて事を」
ティターンズのハイザック3機がG―ガスのタンクをコロニー設置しようとしていた。
俺達の接近を発見したティターンズが迎撃部隊を出して来た。
リュウイチ「お前達でG―3ガスを止めろ。俺は迎撃部隊を抑える」
クワトロ「行くぞ、カミーユ」
カミーユ「しかし1人では」
リュウイチ「俺は軍人の命は奪うが民間人に手を出した事は無い。行け!」
カミーユ「分かりました。行きます」
俺はバスターランチャーを展開準備し、カミーユ達の方に行こうとする敵部隊に狙いを付けた。
リュウイチ「地獄へ行け、ティターンズ!」
巨大なエネルギー弾がティターンズの部隊を光に変えた。
リュウイチ「『トランザム!!』」
ツインビームデスサイズを持つと、迎撃部隊に突っ込んだ。
次々と迎撃機をぶった切り、迎撃部隊を壊滅させた。
その時G―3ガスのタンクが爆発するのが見えた。
リュウイチ「やっと終わった・・・・・まだ死にたいらしいなティターンズ!」
俺の後ろから増援艦隊が来て、次々MSを発進させた。
リュウイチ「調度いい。この所大人しかったんだ」
次々来る敵をヴェスパーで消し飛ばし、近寄ってはツインビームデスサイズでぶった切った。
30機も落とした時、敵艦から撤退信号弾があがった。
リュウイチ「馬鹿が『死神』の前に立って、無事に帰れると思うな!!」
再びバスターランチャーを展開準備し、敵艦に照準を定めた。
引き金を引き巨大なエネルギー弾が敵艦隊を飲み込んで消滅させた。
バーザムが1機中波で生きているのを見つけた。
リュウイチ「コロニーの住民を皆殺しにしょうとした奴らを降伏させるか」
ツインビームデスサイズでコックピットを突き刺した。
カミーユ「もう抵抗出来ない相手じゃ無いですか、何も殺さなくても」
リュウイチ「コロニーの住人も抵抗出来ないぞ。こいつらはその住民を皆殺しに来たんだ」
カミーユ「しかし・・・・」
リュウイチ「お前も昔のアムロと同じだ。武器を抜いた相手を俺は許す気にはなれんよ」
武器を仕舞うと俺はアーガマに戻って行った。
UC0087年10月12日
ジオン公国残党小惑星基地アクシズと共に地球圏に帰還した。
ザビ家ドズルの遺児ミネバ・ザビを象徴に、摂政ハマーン・カーンが率いていた。
エゥーゴとティターンズ双方が同盟を結ぼうとした。
だがエゥーゴはクワトロとハマーンの個人的な確執より交渉は決裂した。
ティターンズはシロッコがミネバにも忠誠を誓い同盟を結ばれた。
UC0087年11月2日
キリマンジャロ基地攻略作戦が、カラバとエゥーゴで始まった。
カラバを援護する為エゥーゴ艦隊は、衛星軌道まで降下して攻撃を開始した。
リュウイチ「あいつら自重しろよ。ウイングゼロの可動式バインダーって目立ち過ぎるだろう」
俺は今ティターンズ艦隊から発進したMSと戦っていた。
衛星軌道上のエゥーゴ艦隊を狙って来たのだ。
ツインバスターライフルを撃ち、纏めて消しているが数が多い。
その時ハンブラビの攻撃を食らった百式が、大気圏に落ちて行くのが見えた。
リュウイチ「クワトロの馬鹿野郎!」
俺は急ぎ救出に行った、今2度も代表を失ったらエゥーゴは瓦解する。
リュウイチ「捕まって俺の上に乗れ、クワトロ」
クワトロ「貴様が焼け死ぬぞ」
リュウイチ「この機体の羽根は大気圏突入が出来る。どの道ここまで落ちたら戻れん」
クワトロ「貴様に借りを作るのは嫌だが仕方が無い」
その時カミーユのZガンダムがウェーブライダー形態で降りて来た。
カミーユ「2人共乘ってください」
リュウイチ「よかったな。借りを作らなくて。カミーユこいつだけ乗せろ。俺は自力で突破できるから」
カミーユ「はい。大尉下に入ります」
クワトロ「すまん、カミーユ」
俺達3人はキリマンジャロ基地に降下して、直接攻撃に参加する事になった。
クワトロ「ともかくカラバの部隊に合流しよう」
カミーユ「分かりました」
リュウイチ「それじゃ早く行け。敵に見つかった俺は此処で遊んでいく」
俺はツインバスターライフルを撃ち始めた。
クワトロ「カミーユ行くぞ」
カミーユ「でも大尉・・・・」
リュウイチ「カミーユ気にせず行け。俺の邪魔になる」
俺はツインバスターライフルを撃ちながらそう言った。
ようやくZガンダムも去って行った。
リュウイチ「エゥーゴに参加してお上品な戦い方をして来て調子が狂っている。ここらで本当の『死神』に戻るか」
ツインバスターライフルを仕舞うと、ツインビームデスサイズを取り出した。
リュウイチ「やはり、『死神』と言えばこいつだよな」
ブルーは敵MS群に襲い掛かった。
久しぶりのコックピット狙い、逃げる相手にはヴェスパーで消滅。
感覚が研ぎ澄まされていく、戻って来た『死神』が。
敵12機を倒すと、敵を探して動き出した。
歩兵等は頭部バルカンで潰し、トーチカ等はヴェスパーで吹き飛ばした。
9機のMSを見つけた、獲物だ。
フルバーニアンで勢いをつけ先頭のマラサイをコックピットごとぶった切る。
5機をヴェスパーで消滅させ、残る3機をツインビームデスサイズでなぶり殺しにした。
周りを見渡して気が付いた。
サイコガンダムが倒れその上にZガンダムが降りようとしているのだ。
リュウイチ「やはり反吐が出る。あいつがホンコンで民間人をどれだけ殺したのか。そんな奴に恋愛だと馬鹿じゃねぇの」
その時Zガンダムの後方上空から、敵MSが狙っているのを見つけた。
リュウイチ「俺もおかしくなっているのか。そんな奴を助けようだなんて」
そう言ってツインバスターライフルを持つと、敵MSに狙いをつけ撃った。
敵MSは躱そうとした為足を吹き飛ばしただけに終わり逃げて行った。
リュウイチ「やはりおかしくなっているな・・・・・」
カラバの突撃隊が仕掛けた爆薬が爆発して山が崩壊、キリマンジャロ基地は壊滅した。
UC0087年11月16日
ティターンズのジャミトフが連邦大統領になろうと、連邦議会に入ると情報を得た俺達は連邦議会に乱入占拠した。
そこでクワトロが元ジオン軍エースパイロット、シャア・アズナブルである事を暴露。
更にシャアも偽名で本名をキャスバル・レム・ダイクン、ジオン・ダイクンの忘れ形見である事を公にした。
そしてエゥーゴの正当性とティターンズの非道性を訴えた。
しかも放送を止めさせようとしたティターンズのMSが、市内にも関わらず攻撃をしている映像が映し出された。
その上それを止めようとした連邦軍のMSを撃った映像が放映され、ティターンズの印象は急激に悪化していった。
その後、カミーユ、クワトロ、俺達はカラバの援護の下宇宙に上がった。
もう1人忘れていたフォウ・ムラサメも一緒だった。
俺は知らんけどな。
UC0087年12月7日
ティターンズがグリプス2を、コロニーレーザーに改造したと情報が入った。
その確認の為カミーユ達と、偵察に行くが既に遅かった。
コロニーレーザーは発射され、サイド2・18バンチコロニーの住民全員の命を奪った。
UC0087年12月14日
ティターンズがまたサイド2・21バンチコロニーの住民を虐殺した。
今度は再びG―3ガスを注入したのだ。
それを指揮実行したのが、エゥーゴを裏切ったレコア少尉だった。
続いてサイド2・13バンチコロニーも狙われたがアーガマが間に合った。
リュウイチ「ようレコア少尉。民間人を大量虐殺した気分はどうだい?」
レコア「『死神』の貴方に言われたく無いわ」
リュウイチ「俺は軍人を殺した事はあっても。あんたみたいに無抵抗の民間人を殺した事は1度も無いんで聞かせてくれ」
レコア「・・・・・・・・・・」
リュウイチ「第一その機体シロッコのだろう。ああ大尉に相手して貰えないんで、シロッコに乗り換えたのか」
レコア「・・・・・・・・・・」
リュウイチ「俺が『死神』ならあんたは『悪魔』だな。好きな男の為に大量虐殺までするなんて。痴情の縺れ怖いね」
レコア「黙れ!!」
レコアはメッサーラのビームサーベルを抜いて斬りかかって来た。
リュウイチ「何だ。本当の事を言われて怒ったのか」
レコア「黙れ!! 黙れ!! 黙れぇ!!」
レコアは冷静さを失い、ビームサーベルを滅茶苦茶に振り回すだけだった。
リュウイチ「おーい。この件の責任者、後はどうにかしろ」
俺はクワトロを呼んだが無視だった。
リュウイチ「いやー。無視だわ。レコア少尉眼中に無いって。酷いね」
レコア「黙れ!! 黙れ!! 黙れぇ!! 全員殺してやる」
リュウイチ「黙るのはてめえだ。無抵抗の民間人大量虐殺。その罪地獄で反省してこい!」
俺はツインビームデスサイズを取り出した。
リュウイチ「『トランザム!!』」
ブルーがメッサーラに近接すると逃がさないと大型スラスターを切り裂いた。
そして両腕、両足となぶりものにし最後にコックピットを斬ろうとした時カミーユが邪魔をした。
カミーユ「もう抵抗出来ないじゃありませんか」
リュウイチ「コロニーで無念に死んだ者達にもそう言えるのか。カミーユ」
カミーユ「でも今まで仲間だったじゃ無いですか」
リュウイチ「俺の仲間に無抵抗の民間人を虐殺する奴はいない」
カミーユ「しかし・・・・・何をうおおおおお」
俺はZガンダムをフルパワーで投げ飛ばし前から退けた。
そしてツインビームデスサイズをコックピットに突き刺した。
ツインバスターライフルを取り出すと、欠片も残さず消し飛ばした。
カミーユ「レコアさん!! 何故・・・何故殺したぁ!!」
リュウイチ「カミーユ。お前はいかに自分勝手を言っているのか理解していない」
カミーユ「・・・・・・・」
リュウイチ「レコアもそう、フォウもそう。お前は被害を受けた者達の事を全く無視して、自分の理屈を押し付けている」
カミーユ「・・・・・・・・・・」
リュウイチ「お前、母親をティターンズに殺されてどんな気分になった」
カミーユ「復讐してやると思ったさ!」
リュウイチ「では何故フォウを殺さない」
カミーユ「フォウは利用されただけだ」
リュウイチ「一般兵も上官の命令で仕方なく動いている。どう違う」
カミーユ「・・・・・・・・」
リュウイチ「レコアは明らかにエゥーゴを裏切り。虐殺を指揮した。意味が違う」
カミーユ「それでも殺す事は無かった」
リュウイチ「自己満足で基準をすり変えようとするな!!」
カミーユ「・・・・・・・」
リュウイチ「レコアが生きたまま捕まったとしたらどうなる。大量虐殺の罪は消えない。待っているのは極刑だけだ」
カミーユ「・・・・・・・・・・」
リュウイチ「そんな事も分からんならMSから降りて何処かでひっそりと暮らせ。次俺の前に立ったらお前でも殺す」
俺はアーガマに帰投した。
UC0087年12月26日
グリプス2が月面都市グラナダを攻撃する為移動を開始した。
エゥーゴは再度アクシズと交渉サイド3を譲り渡すのを条件とクワトロが頭を下げた事でコロニーレーザーを破壊する事を了承させた。
エゥーゴ艦隊はティターンズ艦隊を引き付ける為攻撃を仕掛けた。
リュウイチ「流石に数が多い。少し減らすか」
バスターランチャーを展開準備し、前方のティターンズMS部隊を消滅させた。
3回繰り返すと此方に来なくなった。
敵を探して前進するとIフィールドにビームが大量に直撃、狙撃されていた。
リュウイチ「『ファング!!』」
隠れて狙撃しようが関係なく、ファングが襲い掛かりビームは止まった。
すると今度は3機のMSが立ちはだかった。
シロッコのジ・Oとサラのポリノーク・サマーンとシドレのパラス・アテナだった。
シロッコ「貴様が『死神』か。よくもレコア少尉を殺したな」
リュウイチ「誑しのシロッコか。レコアを誑かして利用して偉そうに」
サラ「パプテマス様はそんな事はしないわ」
リュウイチ「お前ロリコンだったのか。それで大人のレコアが邪魔になったと」
シロッコ「フフフ。私はそんな低俗な物に興味はない」
リュウイチ「お前等2人興味無いってさ。酷いね」
シロッコ「私は地球圏は女性が統べるべきだと思っているのだよ」
リュウイチ「じゃお前はいらねぇな『ファング!!』」
いきなりファングでオールレンジ攻撃を仕掛けたが、余裕で躱しやがった。
シロッコ「そんな飛び道具。私のジ・Oの前では役に立たんな」
リュウイチ「その様だな。でも後ろの2人は躱せなかったようだぜ」
シロッコ「何!」
ポリノーク・サマーンとパラス・アテナのコックピットにはファングが突き刺さていた。
リュウイチ「部下の面倒も見られない奴が偉ぶるんじゃねぇ」
シロッコ「貴様!」
リュウイチ「おやおや。冷静沈着の仮面が剝がれたぜ」
その時グリプス2の核パルスエンジンが、アクシズ艦隊の砲撃を受け止まった。
グリプス2は停止した。
シロッコ「くっ『死神』覚えていろ」
シロッコはグリプス2へ戻って行った。
何でみんな捨て台詞が一緒何だ。
UC0088年1月18日
アクシズ艦隊とティターンズ艦隊が交戦状態になった。
そのアクシズからエゥーゴに援軍要請が来た。
ほっときゃ漁夫の利を狙えるのに律儀に援軍に駆け付けた。
リュウイチ「ほっといて弱った所を両軍潰せばいいのに」
クワトロ「約束は約束だ。守らねばエゥーゴの信頼が無くなる」
リュウイチ「ご立派な信義で。でもよ、アクシズ艦隊少なくないか」
クワトロ「今は信じるしかあるまい」
そうしてエゥーゴ艦隊もティターンズ艦隊と交戦し始めた。
戦闘が熾烈さを増した頃俺の疑似ニュータイプに危険信号が灯った。
それで気が付いたのだ。
リュウイチ「おい、クワトロ! 一大事だ、部隊を急いで下がらせろ」
クワトロ「馬鹿な事を言うな。今部隊が下がればティターンズに潰される」
リュウイチ「馬鹿野郎! アクシズが近づいて来る。このままだとゼダンの門と激突して、その余波で双方全滅するぞ」
クワトロ「ハマーンやってくれたな! エゥーゴ艦隊全艦急いでこの宙域から離れろ」
リュウイチ「第一そのアクシズ艦隊がいないじゃねぇか」
クワトロ「まさかこの隙にグリプス2を手に入れようと」
リュウイチ「詮索は後にしろ。時間が無いMS部隊も下がらせろ」
クワトロ「MS隊一旦後退だ。アクシズが迫っている。急げ!」
アクシズがゼダンの門と激突した。
その為近くのティターンズ艦隊は勿論エゥーゴ艦隊にも大きなダメージがあり、双方かなりの戦力を失った。
ティターンズは宇宙の拠点を失った。
そしてアクシズ艦隊は手薄になったグリプス2を手に入れていた。
ジャミトフが暗殺された、犯人はハマーンだと同席していたシロッコが言っている。
ティターンズはアクシズと再度同盟を結ぼうと交渉に赴いたが決裂した。
しかもその場にうちの代表が乱入混乱の中で殺されたという。
何やってやがるクワトロ。
しかも遺言でシロッコがティターンズの代表に就いた。
No2のバスクが反旗を翻したが、乗艦ドゴス・ギアと共に宇宙に散った。
UC0088年2月2日
エゥーゴのグリプス2奪還作戦(メールシュトローム作戦)が実行。
結果だけを言えば作戦は成功、エゥーゴがグリプス2を手に入れた。
UC0088年2月20日
グリプス2を取られ怒ったアクシズ艦隊。
グリプス2を取り返そうとするティターンズ艦隊。
両艦隊の総攻撃が始まった。
リュウイチ「さて誰が生き残れるやら」
俺は艦隊防衛に付いた、グリプス2はクワトロ、カミーユが守備している。
起死回生の為コロニーレーザーで敵艦隊を撃つ作戦。
転生者の奴らはシャトルで逃がした、生きていればまた会えるだろう。
俺はバスターランチャーを展開準備し、敵が来るのを待っていた。
敵が来たらしい、バスターランチャーの照準を合わせて撃った。
先頭の部隊は消滅したが、まだまだ来る。
5回撃った所で警報が鳴った、砲身がもうダメらしい。
俺はツインバスターライフルとツインビームデスサイズを持って敵に突っ込んだ。
フルバーニアンで突っ込みツインビームデスサイズでぶった切りまくった。
逃げる敵はツインバスターライフルで消し飛ばした。
ハンブラビが3機編隊ヤザンか、こいつを始末しないとエマが死ぬ。
確かに早いがこちらの方が上だ、ツインビームデスサイズで1機を斬った。
もう1機はヴェスパーで消し飛ばした。
ヤザン「何! 俺達より速いだと!」
ツインバスターライフルで撃ったが、脱出カプセルが排出された様だ。
今度はジェリドのバウンド・ドック、こいつはカミーユにやらせてやりたいが俺が代わりに始末してやろう。
Zガンダムを探しているのか禄に攻撃も警戒もしていない。
ツインバスターライフルで簡単に消滅した。
ラーディッシュもガンダムMK-Ⅱも無事だな、敵も減らしたし後は何とかなるだろう。
俺はグリプス2へ向かった。
シロッコだけは俺が消そう、カミーユに精神ダメージを与えさせる訳にはいかん。
リュウイチ「シロッコ。地獄へ行く準備は出来たか」
シロッコ「『死神』! 貴様だけは必ず殺す」
リュウイチ「レコア達の下に送ってやるぜ」
ジ・Oがビームライフル、撃ちながら急接近してきた。
ツインビームデスサイズを持つと此方も接近していった。
ジ・Oがビームサーベルに持ち替え斬りかかって来た。
これを受け止めると、隠し腕のビームサーベルにやられる。
俺は躱すとツインビームデスサイズを振り切ったが躱された。
リュウイチ「その図体で身軽な物だな」
シロッコ「当たり前だ。このジ・Oは私の全てを注ぎ込んだ、最高傑作だ」
リュウイチ「それじゃ最後の乗り心地を楽しみな」
シロッコ「貴様こそ地獄へ送り返してやる『死神』」
リュウイチ「そろそろお前と遊ぶのも飽きた、死ね『トランザム!!』」
俺はツインビームデスサイズでジ・Oを切り刻みコックピットに突き立てた。
シロッコ「グハッー・・・お、俺だけ・・では死なん。お前の精神も連れて行く」
シロッコの精神攻撃が来た。
シロッコ「何故・・・なぜお前は・・・一体・・・何なんだ」
リュウイチ「『死神』だよ。まともな精神なんて、昔に壊れている」
シロッコ「・・化け物・・・・・・・・・・」
リュウイチ「何度も言わすな、俺は『死神』だよ」
シロッコは死んでいた
この時コロニーレーザーが撃たれ、ティターンズ艦隊は消滅した。
だがエゥーゴも半数以上の艦艇を失い、クワトロも行方不明になった。
アクシズは艦艇を温存、漁夫の利を得た。
しかしアクシズもネオ・ジオンと名前を変え『第1次ネオ・ジオン抗争』と呼ばれる戦いで敗戦。
ハマーン・カーンも戦死した。
この戦いでは『死神』の名前は上がらず、死亡説が流れ噂は消えて行った。
エゥーゴルートでした。