池袋の都市伝説はヒーローになる   作:ガゼロク

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ヒロアカ×オリジナル書いてるのに元々温めてたネタを描き始めてしまいました、後悔はしてない。
最近Youtubeでデュラララ!!観て曲ダウンロードして聞いてたら書きたくなった。
よく聞くのはsteppin' out。

個性はセルティにちょっと付け足した感じで。
あと転生ではなく現地の女子なので原作知識はないです。


プロローグ

___東京某所にて

 

強盗をした二人組のヴィランがボストンバックに金やらを詰め込み逃げていた。

 

「オイ、さっさとズラかるぞ!早くしねえとヒーローどもが来ちまうぞ⁉︎」

 

「集合場所の路地裏に行くぞ!行けさえすればこっちのもんだ!」

 

「へへ、やったなおい!たった2人でこんなにやれちまうとは思わなかったぜ」

 

何故このヴィラン達がこうも余裕でいられるのか。

それは運び屋という存在がいるからである。

とあるメールへ連絡すると契約書が送られ、それに同意した後に襲撃場所と時間を指定すると逃げる為の足を用意して運んでくれるというものだ。

料金はまあまあ高いが逃げる足を用意出来ない者たちにとっては仕方ないものだ。

そして身バレ防止なのか基本的に会話はスマホの入力音声で会話するというのがすこし特殊な部分だ。

 

その運び屋は契約に従い路地裏の集合場所で今回の契約者を待っていた。

 

(やっと来たか、でも大声で集合場所について喋ってるのはダメだな。

コイツらとは今回限りで終わり。次は受けないようにするか)

 

「オイ運び屋ァ!さっさと離れた場所に行けや!」

 

「分かっている。しかし先に料金を貰おうか」

 

「んだと?!そんなもん逃げた後に払ってやるから早く移動しろ!」

 

「すまないがそれは出来ない。最初の契約書にも書いてある通り料金は先払いだ。それが出来なければお前たちを置いて行くだけだ」

 

「クソが!ヒーローに捕まって全部なくなるよりはマシか、ほらよこれでいいだろ早くしろ!」

 

強盗犯は持っていたボストンバックから札束を一つ取り出し投げつけるように渡した。

 

「毎度。ほら少し狭いが乗れ。すぐに出発する」

 

そして運び屋が自分の大きくなった影(・・・・・・・・・・)から出したのは少し大きめのサイドカーのついたバイクだった。

 

「オイもっとデカい車とか無かったのかよ!」

 

「サイドカーに大の大人2人はキツいぜ…」

 

それに関しても契約書に記載されている。よく読んでないお前たちが悪い。それに運んでもらえるだけありがたく思え」

 

(まあ途中で切り離して私だけ逃げさせてもらうがな)

 

 

「こちらの方へ逃げたと通報があったぞ」「よし手分けして探すぞ」「お前達は路地から出る道を塞げ!俺は路地を走ってヴィランを追い込む」

 

「チッ、ヒーローどもが追いついて来やがった。おい運び屋ァ‼︎」

 

「分かっている、私も捕まりたくは無いからな、つかまっていろ、飛ばすぞ」

 

運び屋はバイクを急発進させると封鎖仕切れていない路地の出口を目指す。

そしてもうすぐ路地を抜けるところでヒーローに追いつかれる。

 

「オイオイ、あのヒーローてばインゲニウムか⁉︎アイツ相手だと地上走ってる限り追いつかれるぞ‼︎」

 

「地上を走ってる限りか…。問題ない。路地を抜けたら振り切れる」

 

「「マジか‼︎」」

 

「逃すかヴィランども!サイドキックチームAへ○○町への路地から大通りへ出るつもりだ、追い込め!」

 

(ああ、問題ないとも、私だけならな)

 

そして路地を抜け大通りへ出た運び屋とヴィランは近くの大きなビルを目指して走っていた。

 

「ヤベェぞ!追いつかれる!」

 

「おい運び屋、もっとスピード出せ!逃げ切れるっつってただろうが!」

 

「ああ、逃げ切れるさ。私だけならな(・・・・・・)

 

「「ハァ?」」

 

そういうと運び屋は個性により繋げていたサイドカーを切り離し、そのサイドカーも分解して影にして消した。

そうなれば運ばれていたヴィラン達は慣性に従い結構な勢いで地面を転がって行く。

 

「何っ⁉︎チームAへヴィラン2人がバイクから切り離され、地面に投げ出された!そのまま2人を確保してくれ!私はバイクの方を追う!」

 

インゲニウムはサイドキックへ連絡し、そのまま運び屋を追っていく。

 

(まあそうなるよな、ならあとは……)

 

 

 

sideインゲニウム

 

どこまで逃げるつもりだ?!絶対に逃がさないぞ!

しかしこのままではガス欠になってしまう…どうにかして追いつかなければ!

 

ヒーローインゲニウム:個性【エンジン】主に脚のエンジンで高速移動が出来る!

走り続けるとガス欠が起こる。燃料はグレープフルーツジュースである。

 

ムム!この先は目の前に巨大ビルのあるT字路か!

バイクならスピードを落として曲がるはず、その時にぶつかってでも止めて捕まえてみせる!

 

 

side運び屋

 

この先のカーブで捕まえるって考えてるんだろうな。

まああんまり派手には動きたくないんだけど、逃げるためには仕方ないか。

 

それじゃ行くか。

 

sideout

 

 

「ム⁉︎速度を緩めるどころか上げるだと⁉︎このままではビルに激突するぞ?!」

 

運び屋のバイクはスピードを上げウィリーしてビルに激突するかと思いきや、ビルの壁を登って行った(・・・・・・・・・・・)

 

「な、なんだと‼︎」

 

そしてインゲニウム含めた他の人々も驚いている内にどんどんビルの壁を上り、落ちる事なく屋上まであがって行ってしまった。

さらにすぐなにか破裂音がしたかと思ったら煙が屋上を包み込む。

それから少ししてビルの屋上の四方から黒い何かが飛び立つ。

 

「アレはパラグライダーか?地上で逃げきれないなら空からという訳か。そんなもの地上に降りたところで捕まえるだけだ。チームA、事務所から応援を呼んで四方にとんだパラグライダーを追うように伝えてくれ!後一応ビルの屋上も確認してくれ」

 

そして四方に散って行ったインゲニウム及び他のヒーローたち。

 

それを確認したまだ屋上にいる運び屋(・・・・・・・・・・)はさっと変装を解きビルの中へ入って逃げて行く。

途中で下から上がって来たインゲニウムのサイドキックにすれ違うが見向きもされずスルー出来た。

ビルを出て公共交通機関を使って家まで帰って来た運び屋。

 

「ふぅ、今日はちょっと派手に目立ち過ぎたかな。ニュースにもなるだろうし闇バイト控えるかな…」

 

 

これはちょっと訳アリの私がヒーローを目指す物語だ。

 

 

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