それでも良ければ読んでってください。
とりま違うとこ:最初から首がある。デュラハンという個性である事。今の所バイクは馬にはならない。くらいです。
バイクは最新映画の自動走行バイクにしても良さそう。
では本編どうぞ
ピピピピ!ピピピピ!ピピッ
ふぅ、起きれた。
着替えて朝ごはん食べなきゃ…、なんかあったっけ?
私、
何故かと言うと両親は既に亡くなっているから。
両親2人ともヒーローだった。実際には父さんがヒーローで母さんがそのサイドキックだった。
個性は父さんが「バラバラ」、母さんが「影絵」。
詳細は「バラバラ」がそのまま身体がバラバラに出来て多方向から同時攻撃が得意だったのと、「影絵」が手で影絵を作ると実体化したり影のままで相手を拘束できたり出来た。
良くある事務所で出会って結婚、個性の相性で私、「デュラハン」が生まれた。
亡くなった理由はヴィランにやられたから。
亡くなった時は知り合いの医者の所に預けられてたしその医者が居たから悲しかったしめっちゃ泣いたけど頑張って乗り越えられた。
まあそんなこんなで頑張って生活出来てる。
朝ごはんは食パンと焼いたハムと目玉焼き。
制服に着替えて歯磨きして首を外して影に収納してお気に入りの黄色い猫耳ヘルメットかぶって家を出る。
学校までは電車に乗っていく。
中学の制服にフルフェイスの猫耳ヘルメットというおかしいスタイルで通学してるけど、地元ではもう普通だ。
そりゃ最初は駅員さんに呼び止められたり車内ですこし避けられたらしてたけど3年も経てば日常になったようで気にされなくなった。
まあこの個性社会だし気にしてもしょうがないと思われただけかもしれないけど。
そして学校に到着。
もう高校まであと6ヶ月って時期だから推薦組はピリついてるけど一般組はそれぞれ。
いいとこ行くために勉強してたり遊んでたり。
「んで首取は雄英志望か…。まあ君の学力なら問題無いが、あそこは実技試験があるって聞いてるからな。そこら辺は大丈夫なのか」
「大丈夫ですよ。身体能力は自信ありです」
「そうか、なら心配はしないでおくよ。まあよく運動部の部活の奴らに言ってるんだが、本番で緊張するなとは言わない。練習でうまく出来た時をイメージしてその通りにやれ。ってさ。まあそう言う事だ」
「ありがとうございます。緊張したら思い出しますね」
「ああ、そうしなさい。では面談終わり。帰って良し」
「失礼しました」
ふぅ、面談終わったし買い物して帰るかな。
捕まったらしたら元も子も無い。
一応近距離で棍と鎌、中距離で鞭と影絵の犬と鳥くらいは練習しとこうかな。
今までの運び屋でちょいちょい使って脅したり契約反故した奴ボコったりして使ってたけど、どんな実技試験か分かんないしどんなものでも対応出来るようにしとこうかな。
とりあえず今日の夜ご飯はカレーにしとくか。確かご飯多めに余ってたはずだし。
時は過ぎて2月某日
時折訓練しつつ闇バイトはほどほどにして試験日まで過ごしてた。
運び屋はやめる最後辺りは飛行系ヒーローでめっちゃ追い回して来てて、流石にマズイとヴィランも思ったのかマンホールから地下に逃げて撒いた後、裏サイトの受付を完全に閉じてサイトも封鎖消去した。
雄英の試験前に試験官にヘルメットの使用を申請して許可は貰えたので、試験直前に首は影に収納した上でヘルメットを被る事にする。
まず筆記試験。これに関しては全く問題なかった。
普段から授業やテストで好成績を残していたため手応えはバッチリだった。
そして実技試験。
試験の最初に実技試験の試験場所の用紙をもらっていたので移動した先の更衣室でジャージに着替えて首を外してヘルメットを被る。
その時に周囲の人々にめっちゃ驚かれて凝視されてたけど気にしてもしょうがないし、さっさと更衣室を出て準備した。
さっきの更衣室のもあって女子勢からはすこし距離を取られてしまっていた。
が、それはそれとして試験の事を考えればスタートダッシュするのに周りとぶつかりにくいと考えれば良いか。
頭が落ちるとそっちに気が向いて危ないかもだし。簡単には落ちないように影でそっと固定はしてるけども。
そんな事を考えていると、
「はい、スタート‼︎」
いきなり試験が始まってた。
つい反射で走り出して影の粒子を放出しながら周りを把握してたけど、全然走り出してる人いなくてフライングかと思ってたら、
「どうしたぁ⁉︎実戦じゃあカウントなんてねぇぞ‼︎さっさと走れ走れ‼︎賽は投げられてんぞ‼︎?」
なんて言われてたからちょっと安心した。
それでそのまま会場の中に走って行き、すぐに説明の中にあったヴィランロボがいた。
(とりあえず棍で殴ってみるか。硬かったら鎌に変えようかな)
目の前に迫る1ポイントのヴィランロボに棍を叩きつけてみると簡単に壊れた。
(これなら鎌は要らないな。一応長物だし周囲には気をつけて振らないと妨害と取られて迷惑になりかねないな)
そうして途中までポイントを数えて居たが周囲の受験者の事をフォローしたり、奥まで走ってヴィランロボを壊している内にどこまでポイントを稼いだか分からなくなってしまった。
(マズイな、ポイントがどれくらい稼げたか分からなくなっちゃったな…。結構破壊したから大丈夫だと思いたいが…)
ゴゴゴゴゴゴッ‼︎
(この振動は⁈あっちの方からか?行ってみるか)
震源地と思われる所まで向かっていくと説明の中にあった0ポイントのヴィランが居たが、まさかのサイズが8〜10階建てビルと同じくらいのデカさであった。
(おいおい⁈流石にあのサイズをヴィランロボを出してくるのはヤバいだろ‼︎流石に放置し…てって⁉︎足元に人転んでる⁉︎助けないと潰される‼︎)
そう思った私はまずは影絵で鳥を複数作り囮にしてロボの顔付近を飛ばせる。
ヴィランロボが影鳥を払うのに夢中になってる間に転んでる受験者の女の子の様子を確認する。
今は戦闘中の為首を外しているのでスマホの入力文字と音声で、
「無事、とはいかないだろうが大丈夫か?とりあえずあのロボから離れるからな、痛くても少し我慢してくれ」
「うう…」
(転んだ時に頭を打ったか?意識はあるが動けないか。なるべく早く離れて安静にさせないと)
私は転んでいた女の子を横抱きにしてあまり揺らさないように早めに逃げる。
そしてそのあとに何匹かはやられた影鳥の囮を自分の逃げた方向とは逆を向くように誘導し、その後に影で鎌を作り出し脚部のキャタピラを破壊する。
これで移動は出来なくなったし大丈夫でしょ、と思ってさっきの助けた女の子の確認の為に向かおうとすると、
「しゅーーーりょーーーー‼︎‼︎」
と大声で合図があった。
流石に終わったからといって助けた女の子を放置していくのはマズいだろうと思って、また横抱きで持ち上げようとすると、
「はいハリボーお食べ。はいお疲れさん、その子はこっちで搬送するから大丈夫よ。こっちのハンソーロボの担架に乗せな」
と雄英の有名なヒーロー、リカバリーガールがハンソーロボという救助用ロボらしき物と一緒に来たので担架に乗せる。
「あいよお疲れさん、ありがとね。この子は私が処置しとくからアンタは着替えて帰りな」
「ありがとうございます。それではお願いします」
そうして雄英一般入試が終わり、試験結果が送られて来るまで少し悶々とした気分で過ごしていた。
保護者である知り合いの医者に手応えはありそうだとか、学校の先生にこんな問題が出たとか過去問の作成に協力したりをしていたある日の学校終わり。
郵便受けに雄英からの郵便物が届いていた。
それを持って家に入り早速袋を開けて机に出してみた所、出てきたのは何らかのディスクのような物。
それをテーブルの上に置いた途端にカチッと何かスイッチが入る音がした。
「私が結果を伝えに出たぁ‼︎」
「オ、オールマイト⁉︎」
「何故私が出てくるのかというと来年から雄英高校の教師となるからさ!それでは首取少女の結果を伝えていくぞ!まずは筆記試験だがケアレスミスもほとんど無くほぼ満点といった所でこちらは合格だ‼︎次に実技だが63ポイントだった。これだけでも合格だが、ポイントはこれだけではない!教師陣が試験の様子を見て判定するレスキューポイントがあったのさ!これにより26ポイント追加!合計で89ポイント‼︎同率1位だよ‼︎さあ首取少女‼︎来いよ君のヒーローアカデミアへ‼︎」
(同率ではあるが主席を取れたのか。上手く出来たようでよかった)
「あ、あと伝えることがもうひとつ。君は御両親がおらず、保護者はいるが1人で暮らしているとの事だから少し面談をさせて欲しいと雄英の校長からの伝言だ。君が良ければ雄英へ連絡をして欲しい。後日雄英の教師が迎えに行くよ。伝言は以上だ!それでは来年雄英で待っているぞ‼︎」
(面談?何か行事の事とかで連絡事項とかか?まあ良いか、雄英の案内に電話番号があったはず。流石に頭付けて話さないとな)
そして案内にあった電話番号から雄英へ電話し、名前と合格通知にあった伝言の面談について事務所の方に問題無い事を伝えると今度の日曜に車で迎えに来ることになった。
(一応制服で頭も最初から付けて面談した方が良いか。何があるんだろな?)
____一週間後。
10時くらいに家のインターホンが鳴り、覗き穴で確認すると金髪のガリガリな人が立っており、インターホンから確認すると八木と名乗る事務員だそうだ。
雄英からの迎えだと判断したので少し待ってもらい、すぐに用意して外に出た。
そして八木さんの車に乗って雄英へ向かった。
「えーと首取少女だったかな?一応確認するけど個性はデュラハンで合ってたっけ?」
「はい、確認されますか?流石に信号待ちとかでですけど」
「いいね。少し見せて貰えると嬉しいかな。首が取れるのはバラバラヒーローバラード以外に見た事ないからね」
「父を知っているならそこまで驚かれないでしょうが、どうぞ」
「っ⁉︎さ、流石に少し驚くね。取った後の黒い煙もそうだが何の気も無しに取られるとびっくりするね。首取少女を暗闇や不意をつかれたら腰を抜かしそうだ」
「少し以外ですね。父を知っているなら慣れていると思ったのですが」
そんな雑談をしながら車が走る事30分程度して雄英に到着した。
そして八木さんの案内で校長室まで案内してもらって中に入ると右目の所にキズのある白い小動物がスーツを着て座っていた。
「やあ!ネズミなのかそうでないのか、僕の正体は校長さ!今日は来てくれてありがとうなのさ!それじゃ早速本題に入らせて貰うのさ!ちょっとこの写真を見て欲しいのさ!」
そう言われて見た写真は私が闇バイトでインゲニウムに追いかけられているシーンや契約違反で攻撃してきたヴィランを正当防衛で倒すシーンだったりの写真だった。
それらを見た私は思いがけない所からの揺さぶりで顔に出しそうだったがうまく出さずに済んだが、背中は冷や汗でびっしょりになった。
「すみませんがこれらの写真が如何されましたか?」
「これはね最近良くヴィラン達が利用しているとされる運び屋だそうなんだ。それでね、捕まえたヴィランの一部が運び屋に依頼した事を口にしていてね。その運び屋の攻撃方法が君と似ていてね。それでどうかな」
(クソッ、ヴィランどもめ。まあ契約といっても拘束力無い口約束レベルのだったし仕方ない部分もあるけどさぁ…。とりまバレたら入学取り消しになるとマズいし言いくるめて逃げるか)
「んー、流石に攻撃が似てる程度では特定は厳しくないですかね?似たような黒っぽいモノを操る個性はいくらでもあるでしょうし」
「そう言うと思ったからね、こんな証拠もあるのさ」
校長はその言葉とともにとある報告書らしき書類を取り出して読み上げる。
「1番最近の大きな事件ではターボヒーローインゲニウムが追跡し、最終的にはグライダーのような物で逃げられたとあるがその際当時は運び屋以外誰も居なかったはずの屋上から女生徒らしき姿が降りてくるのをサイドキックは確認している。その時の顔は君の顔そっくりだったそうなのさ。ここまで言えば分かるよね」
(…詰んだな。あの一瞬のすれ違いでさらに何ヶ月も経っているのによく覚えてるんだな。凄いなそのサイドキック、普通に感心するよ)
「……はぁ、負けました。そうですよ、それ私です。闇バイトやってた理由は生活費が少しキツかったからです。両親は結構衝動的にヒーロー事務所を建てて活動してたと保護者が言ってたので、良く言う貧乏ヒーローだったそうなので」
「でも保護者の方がお金は出してくれてるんだろう?」
「だとしても元々は知り合いの仲のいい医者という他人でしたし、お金に関しては迷惑を掛けたくないという思いで中学生で出来るアルバイトを探してましたけど、そんなの基本無いので闇バイトをやってお金稼いでました」
「そうだったんだね。本来であれば君の合格は取り消しとなるが、この今年度の同率1位の主席合格者を不合格にするのはとても惜しいのさ。だから"青少年敵更生プログラム"*1を適用し特別枠とする」
「なんですかその"青少年敵更生プログラム"とは?」
「いわゆる未成年で学校に通えてない子や何らかの事情がある子に適用されるモノで、入学後に問題を起こさないことや高成績を残す事でヒーローになる為の補助を行うというものなのさ。何故コレをするのかといえば、ぶっちゃけた話、君がヴィランになった時が恐ろしいからなのさ」
「ヴィランになどなるつもりは無いですけど分かりました。そのプログラム受けます。それ以外に道はなさそうですし」
「了解したのさ。そうしたらこの書類を確認してサインしたら今回の面談は終了なのさ。次は入学式で会えるのを待っているのさ」
「はい、それでは失礼します」
(なんとかなったか。良くわからんプログラムを適用されたが学校では高成績でヒーローになれれば全く問題無いな。とりあえずこれで問題なく学校に通える)
それからは途中で昼食の為に移動する生徒とすれ違いながら事務所まで行き、面談が終了したことを伝えて帰ることにした。
そしておおよそ2ヶ月が経ち、雄英の入学式の当日となったのだった。
元々の両親はヒーローで貧乏でしたというのが闇バイトやってた理由ですね。
まあこの両親がヒーローである設定と青少年敵更生プログラムは今話のみで終わる死に設定くらいの感覚で大丈夫です。
次回は個性把握テストの予定です。
首取セルティの3S
B88 W58 H84
セルティの公式の方はどうだったか忘れたので違ったらそういうものとしてスルーでお願いします。
個性詳細とかはまた後日。
10月24日訂正:年表見たら受験日は2月でしたので直しました。