池袋の都市伝説はヒーローになる   作:ガゼロク

3 / 5
お待たせしました3話目です。
いやー本当に3000とか5000字で毎日投稿してる作者の方々凄すぎんか?
オリキャラいれて展開が思いつくの尊敬するわ。
俺としては原作と全く同じ展開するのはアレなのでちょいちょい変えてます。
セリフが違うとかはそういうものとして流して下さい。
なるべく誰が喋ってるのかとか分かりやすく描いてるつもりだけど分からないとこは脳内置換して呼んでください。
ではどうぞ。


2話

服装よし、頭のセットアップよし、身体の体調よし、忘れ物は…なし、準備完了っと。

いつも通り頭は影に入れてお気に入りの猫耳ヘルメットかぶってと。

 

(いってきます)

 

玄関の扉を開け外に出ると、

 

「おはようセルティ。今日から雄英生だね、ヒーローの勉強頑張っておいで」

 

保護者である知り合いの医者、『岸谷医院』の岸谷新羅が立っていた。

 

「おはよう新羅さん。勉強頑張ってきます。ところで医院の方は大丈夫なのですか?」

 

「ああ、まだ朝早いし個人経営だから多少開けるのが遅れても問題無いよ。もし急患が来たら携帯に連絡するよう張り紙もしてきたしね」

 

「それならいいのですが…」

 

「大丈夫だよ。おっとあまり引き止めて遅刻してもマズいね、改めて頑張っておいでセルティ。友達はたくさん作って来なよ」

 

「はい、ありがとうございます。いってきます」

 

「いってらっしゃい」

 

 

 

雄英まではまだ今の所は電車での移動だ。

高校生になったし移動手段の確保とヒーロー活動にバイクの免許は春休みの間に取ってあるが、学校に許可はまだ取ってないし取れるかも分からない。

おそらくヒーロー活動をするようになる時には許可を取れるはずなので大丈夫とは思うが。

 

そうして雄英に着いたのは8時10分頃。

クラスはA組だと分かっているが校舎が広いので場所の把握に手間取った。

移動の合間にもこの猫耳ヘルメットを見て二度見する人が多かったが、気にせず5分ほどでA組に到着。

個性故のバリアフリーだろう少し大きい扉を開けると、メガネの男子生徒が扉を開けた音でこちらを振り向く所だった。

 

「むむ、君!学校の中にまでヘルメットを被ってくるのは良くないのではないか⁈すぐに外したまえ!」

 

「ああ、すまない。つい中学の感覚でやってしまったな。今外すよ」

 

(さて中学でもやったがどんな反応をするのか楽しみだな)

 

そう思いつつヘルメットを外すと

 

「ぎゃぁああ‼︎首が無えぇ⁉︎」

 

予想通り若干の騒ぎになった。

その反応に少し満足しつつ首から出る影でニコちゃんマークを作りつつ、足元の影から頭を出し肉声で話す。

 

「まあそうなるわよね。私の個性はデュラハン。首が取れて影を操れる個性よ。そして首取セルティよ。今日からよろしく」

 

「あ、ああ。よ、よろしく頼む首取くん」

 

「あら、復帰早いのね。中学では10分くらい止まってる人やそのまま気絶してる子もいたのに」

 

「自分からヘルメットを取ってくれと言ったのだから返事は返さねば失礼だろう」

 

「ふふ、それじゃ席についておくわ。質問があったら来てちょうだい。あ、あと基本的に私はスマホの合成音声で会話することが多いと思うからよろしく。担任に怒られたりしたら頭で話すけど」

 

その後はまだ来てない生徒には来たらヘルメットを外して驚かせたり、それで気絶仕掛けたから倒れないように支えて介抱したり*1、質問に答えたりしてHRまで過ごした。

そうしているうちに扉近くに緑髪の男子と茶髪の女子が来た辺りで散らばっていた私の影*2から何か芋虫の形をした人らしき物体が感知出来た。

それが何なのか詳しく確認しようとすると

 

「お友達ごっこしたいなら他所へ行け。此処は…ヒーロー科だぞ」

 

そんな事を言いつつ寝袋だった芋虫は寝たまま10秒チャージゼリーを取り出し、一息に吸い込み飲み切る。

 

((((なんかいるー⁉︎))))

 

1年A組初の心が一緒になった瞬間である。

 

「はい君達が静かになるまで8秒かかりました。時間は有限。君達は合理性に欠くね」

 

そしてそう話す無精髭にボサボサの髪にスウェットのような上下黒の服、首元に包帯のような布をグルグルに巻きつけ金色のゴーグルらしきものを付けた人物は

 

「担任の相澤消太だ。よろしくね」

 

担任だった。

 

((((この人担任かよ⁉︎))))

 

「とりあえずお前ら体操服(コレ)着てグラウンドに来い」

 

と言いつつ自分の入っていた寝袋から体操服を人数分取り出し私達に配り始めた。*3

 

 

 

 

____グラウンド

 

「個性把握テストーーー‼︎⁉︎」

 

「入学式は⁈ガイダンスは⁈」

 

「そんな悠長な行事ヒーローになる為に出てる暇なんて無いよ。雄英は"自由"な校風が売り文句。そしてそれは"教師側"もまた然り」

 

「お前達も中学までにやったことあるだろ。個性禁止の体力テスト。ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈の8種の奴だ」

 

「爆豪。ソフトボール投げ、中学の時の個性無しで何メートルだ?」

 

「67m」

 

「んじゃ個性ありでやってみな。そこの白線から出なけりゃ何やってもいい、はよ」

 

「そんじゃ……、死ねぇ‼︎

 

((((死ね⁇))))

 

そんな物騒な掛け声とともに相澤先生から渡された計測ボールを爆発とともに吹き飛ばす。

 

「まず自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

 

相澤先生がこちらへ向けてくる端末には705.2mと表示されていた。

 

「なんだこれ!スゲー面白そう(・ ・ ・ ・ )!」

 

「705mとかマジかよ」

 

「"個性"思いっきり使えるんだ!さすがヒーロー科!」

 

「面白そう…か。ヒーローになる為の3年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」

 

(あ、これはアカン雰囲気だわ、やったなこれ)

 

「よし、トータル成績最下位は見込み無しとして除籍処分としよう」

 

「はあああ⁉︎」

 

「いやいや最下位除籍って入学初日だし、いやそうじゃなくてもですけど理不尽過ぎる‼︎」

 

「自然災害、大事故、身勝手なヴィランたち、この世の中には理不尽が溢れてる。そういう理不尽(ピンチ)を覆していくのがヒーロー。"Plus Ultra(プルスウルトラ)さ。全力で乗り越えて来い」

 

「さてデモンストレーションは終わり。此処からが本番だ」

 

 

 

「先生、記録を出す為に頭及びヘルメットを外して良いですか?」

 

「…。ああ。それで記録がでるなら良いが、この個性把握テスト以外の一般授業ではヘルメットは外して頭は付けておけ。スマホの合成音声も無しだ。声は出せるんだろう?スマホで答えを見てると思われるからな」

 

「了解しました。ありがとうございます」ガポッ、スッ*4

 

〜50m走〜

 

(影で狼を作って乗るのはアリか?まあダメなら言われるだろうし2回目は自分の足で走れば良いか)

 

ピピッ「4.2秒」

 

(なにも言われないって事はアリってことだよな?」

 

「なんだアレ⁉︎足元から犬?狼?が出てきた⁉︎」

「あの狼…生きてる訳ではないわよね?終わったら崩れたし」

「ちょっと触らせて欲しー」

 

(個性"デュラハン"、影操作も内蔵したハイブリッド個性のようだな)

 

 

〜握力〜

 

(此処は影で補助して…82キロか。まあまあだな)

 

〜立ち幅跳び〜

 

(ここは影の棒をジャンプの瞬間に出して距離稼ぐか)

 

記録6.5m。

 

 

〜反復横跳び〜

 

(胸が揺れて、結構キツイ!あとあのブドウ頭、胸見てるのバレバレだし)

 

記録55回。

 

 

〜ソフトボール投げ〜

 

(コレはもう武器出すしか無いか。大鎌のほうが遠心力乗って距離出るかな?)

 

そう思いつつ大鎌を影で作り出し準備するセルティを見た順番待ちまたは終わった人々は、

 

「えっ、ちょっ、ちょいまて!武器出したぞあの子⁉︎」

「見たところ大鎌でしょうか?アレでボールを弾くつもりでしょうか?」

「なんか首が無いのもあいまって死神みたいじゃん」

「深淵の死神…」*5

 

そんな外野のことを気にしてもしょうがない、とボールを上に投げ、大鎌をぶん回し、十分に遠心力が乗った所で落ちてきたボールに上手くぶち当てる事に成功した。

 

記録439m。

 

上手く記録が出たと満足したセルティは終わった人が集まるエリアに大鎌を消してから移動するが、頭が無いので喋れないと思われているのか、先ほどの大鎌を見てなのかあまり近寄るひとは居なかったのだった。

 

 

そんなこんなで長座体前屈は普段から柔軟をしていた為、余裕であることと影を手元から出して計測器を押して長さを稼いだり、上体起こしは素でやったり、持久走は50m走に使った狼を再度使って周回した。

その際乗り物を出した八百万のスクーターには流石に負けたが。

 

 

 

「んじゃパパッと結果発表な。トータルは単純に得点の計算の合計だ。口頭では時間の無駄なので一括で開示する」

 

そう言って空中に展開された結果は1位八百万、2位轟、3位爆豪、4位首取とあった。

 

「ちなみに、除籍はウソな。君達のやる気を引き出す合理的虚偽だ」

 

「はーーーーーー⁉︎」

 

「あんなのウソに決まってるじゃない。ちょっと考えれば分かりますわ」

 

「そゆこと。それじゃこれで今日は終わりな。教室戻ったらカリキュラム等の書類置いてあるから目ぇ通しておけ。HRも無しで解散な」

 

 

 

〜〜教室にて

 

「なあ、相澤先生が自己紹介する時間くれなかったし此処でやらねえか?言い出しっぺてことで俺は切島鋭児郎!個性は硬化な!」

 

「そういう事ならば俺は飯田天哉だ。個性はエンジンだ。よろしく頼む」

 

「なら次は私が。ケロ、蛙水梅雨よ、個性はカエル。梅雨ちゃんって呼んでね」

 

「はいはーい!次私!芦田三奈です!個性は酸!よろしくね!」

 

こんな感じでどんどん進んでいき私の番になった。

 

「それじゃ気になってた首取さん次よろしく!」

 

「それならちゃんと頭で話そうか。私は首取セルティ。名前の通りハーフだ。個性はデュラハン。首が取れてる状態でも話せるが、基本的に首に付けた状態で話すよ。後はヒーロー科の授業ではコスチュームとしてヘルメットを付けた状態でスマホの合成音声で会話するのでよろしく」

 

「あ、それなら少し質問!個性把握テストで出してた犬?狼?とか大鎌とかって何?あと出来ればワンチャン触らせて!」

 

「それは確かに気になりますわね」

 

「ああ、それは私の両親の個性の遺伝の関係で使える影操作だ。父がバラバラ、母が影絵の個性でな。影で作った武器や影の擬似生命を作ったり影に収納出来たりする」

 

「実質個性2つ持ちのハイブリッドって事かよ⁉︎才能マンじゃん」

 

(あんまりその"才能"だけっての嫌いなんだけど。こっちの苦労も知らないくせに。今のクラスの雰囲気ぶち壊すのもアレだし言わないけどさぁ)

 

その後もどんどん自己紹介が進んでいき全員分終わったので帰る事になった。

頭を外してヘルメットと入れ替えクラスのみんなにまた明日と言いつつクラスを出ていく。

明日の授業はなんだっけ?とカリキュラムの確認をしつつ家に着く。

夕飯の支度をしながら明日からの授業にワクワクしつつ思いを馳せるセルティなのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
気絶仕掛けたのは耳郎

*2
ヘルメットを外したりしていたため無意識に散らばった

*3
なんかちょっと生暖かいのが若干嫌だったけど

*4
ヘルメットを外して足下の影にしまう音

*5
中二セリフ思いつかんかった、許して




あとはデュラララ!!より岸谷新羅さん出したけど他のキャラは出すか迷ってます。
出せるタイミングが合えば出したいけど罪歌とかどうやって出そうか…
とりま次はUSJまでの繋ぎとUSJに入るかどうかくらい?
あんまし間は開けないようにします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。