池袋の都市伝説はヒーローになる   作:ガゼロク

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サブタイトル考えてる時間が勿体無いのに気づいたので簡易化しました。
そんなの考えてる前に本文書けや、ってね。
まだまだ序盤ですがどうぞ。


3話

 

「エヴリバディヘンズアップ‼︎盛り上がれー‼︎」

 

((((普通だ)))) (つまんね)

 

 

 

今日から始まった雄英のちゃんとした授業*1はなんというか普通だった。

ただ教師は雄英に勤めてるプロヒーローでヒーローコスチュームだから普通とは言い難いけど。

まあそんな感じで英語の教師はプレゼントマイク。

常日頃ラジオ放送もやっている彼の授業は喧しくも分かりやすかった。

 

そんなこんなで午前中は一般科目の授業をやって昼食からの昼休み。

昼食はクックヒーロー・ランチラッシュの作る安くて早くて美味しい3拍子揃ったお昼

ご飯だった。ちなみに食べたのはAセット。中身はチャーハンだった。

 

そして午後からはヒーロー科の授業、ヒーロー基礎学。

席に着いて待っていると廊下から声が聞こえてくる。

 

「わーーたーーしーーがーー普通にドアから来たぁ‼︎

 

「オールマイトだ…!すげぇや、ホントに教師やってるんだ!」

銀時代(シルバーエイジ)のコスチュームだ…!」

「画風違いすぎて鳥肌が…」

 

オールマイトはHAHAHAとアメリカンな感じで笑いながら教室に入ってくる。

 

「それではA組最初のヒーロー基礎学はコレ!戦闘訓練‼︎事前に被服控除で申請してもらったコスチューム!それを持って更衣室へ移動だ!」

 

「格好から入るってのも大事な事だぜ少年少女!自覚するのだ!今日から君達はヒーローなのだと‼︎」

 

 

 

 

 

 

私のコスチュームは将来的にバイクに乗って現場に向かったりするつもりなので、黒のライダースーツにいろいろな小物を入れるカーキ色のウエストポーチだ。

ライダースーツは耐刃、耐弾、防汚性の皮っぽい布地に肩肘膝に服の内側に軽めのパット入りにしてある。

ウエストポーチには応急処置道具とスマホケース、緊急用の照明弾と閃光音響手榴弾が入っている。予備として影の収納にポーチに入らないサイズの物を入れているが現場の状況や個性の無効化されたりしてる場合は出せないので、最低限逃げたり応援呼ぶ用の装備はウエストポーチに入れている。

もちろん頭は影に収納する。

 

「うわ、セルティってば超シンプル…。女スパイみたい」

 

「女スパイじゃなくてライダースーツなんだけどね耳郎。将来バイクで現場出動とかかっこよくないか?」

 

「うわそれはもうかっこいい。あ、あと響香でいいよ。それと八百万は露出エグくない…?」

 

「これでも露出は減らされた方なんですのよ?」

 

「それ以上に肌出すコスチューム申請してたの⁈流石にそれはヤバいって!コスチュームの会社グッジョブでしょ」

 

「「「「それはそう」」」」

 

 

そんな雑談をしつつグラウンドβへ移動する女子組はグラウンドβに到着と同時に男子組と合流した。

 

「さあ、始めようか!有精卵ども‼︎」

 

「良いじゃないかみんな、かっこいいぜ!」

 

みんなのコスチュームを褒めるオールマイトに白い機械的なパーツで全身を包むコスチュームの飯田が質問する。

 

「先生!ここは入試にも使われていた演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか?」

 

「いいや、もう二歩踏み込む!屋内での対人戦闘訓練(・ ・ ・ ・ ・ ・ )さ!」

「ニュースや現場でよくみるヴィラン犯罪は屋外でよくみられるが実際の所、屋内で発生する事件の方が凶悪犯罪ヴィランが起こしていることが多いのさ。」

「監禁、軟禁、裏商売…、このヒーロー飽和社会、真に賢しいヴィランは屋内(やみ)に潜む」

「これから君達には『ヴィラン組』と『ヒーロー組』に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!」

 

「基礎訓練も無しに?」

 

「その基礎を知る為の実践さ!ただし今度はぶっ壊してしまえばオーケーのロボではないのがミソだ」

 

「勝敗のシステムはどうなります?」

 

「ブッ飛ばしていいんスか?」

 

「まあ相澤先生のような除籍とかあるんでしょうか…?」

 

「分かれるとはどのような分かれ方をすれば良いですか?」

 

「このマントヤバくない?」

 

「んんん〜〜〜聖徳太子ィィィ‼︎‼︎」

 

「いいかい⁈状況設定はヴィランがアジトに核兵器を隠していてヒーローはそれを処理しようもしている。ヒーローは制限時間内にヴィランを全員捕まえるか核兵器を回収する事。対してヴィランは制限時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえる事が勝利の条件だ」

「そしてコンビ及び対戦相手はクジだ」

 

「適当なのですか⁉︎」

 

「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップすることも多いし、そういう事じゃないかな?」

 

「そうか…!先を見据えた計らい…、失礼致しました!」

 

「先生、このクラスは21人ですが1人余りますがその1人はどうするのですか?」

 

「ムッ⁉︎ホーリーシット!そういえばそうだった!ん〜よし予備で持っていたクジのボールに☆を書いて入れておく。その☆を引いた人はもう一度クジを引いて出たコンビのチームに入れる事にする!その場合そのチームだけ3人チームになるがヒーローかヴィラン、どちらになっても理不尽を押し切って頑張ってくれ!という事だ首取少女、大丈夫かな?」

 

「了解しました」

 

それからクジを引いていき☆のクジを引いたのはセルティだったためチーム決めでもう一度クジを引くとI(アイ)チームだった。

 

「よろしく2人とも」

 

「よろしく首取さん」

 

「よろしくー!」

 

「それでは早速始めて行くぞ!はじめはAチームとDチームだ!」

 

 

 

 

Aチームの緑谷・麗日コンビ対Dチームの爆豪・飯田コンビはとてもハラハラした試合だった。ヴィラン側だったDチームは爆豪が私怨による独断専行で暴走突撃、飯田は防衛でAチームの緑谷は突撃してきた爆豪を抑え麗日は核兵器へと向かわせた。

核兵器の部屋までたどり着いた麗日は何故か吹き出し飯田に見つかり、飯田と戦いを始めるが機動力で負けていて不利だった。

その時1階で戦っていた爆豪が緑谷に対し手榴弾型の小手にチャージした爆発性の液体の超火力爆破を緑谷に掠るギリギリで撃ち込んだり、それに対してオールマイトが警告した後は傍目から見てもほぼリンチだった。

その後緑谷は解決策を見出したのか爆豪と真正面からお互いに突撃をしたと思ったら、パンチを上に撃ちそのパンチで発生した風圧がビルを貫通して上空まで突き抜けていく。

それにより発生した瓦礫を麗日は自身の個性で軽くしたコンクリ柱でバットのようにして瓦礫を打ち、それに怯んだ飯田の横を自分を軽くした麗日が核兵器に抱きつきヒーロー側のAチームの勝利となった。

ちなみにMVPはちゃんと防衛に徹していた飯田だった。

 

「さて緑谷少年は保健室へ無事運ばれたようだし次の試合を始めようか!次はBチーム対Iチームだ!ヒーローはB、ヴィランはIに決定だ!先ほどのビルは破損が激しいので別のビルでやるぞ!それぞれ移動してくれ!」

 

 

 

 

「それじゃ作戦会議を始めるけど、一応2人の個性を教えて?大体見た通りだと思うけど」

 

「ああ、おれは『尻尾』だ。基本的に尻尾での打撃と空手とかの武術での近接格闘がメインになるかな」

 

「私は『透明』!私もパンチとかキックくらいしかできないかな。本気モードではこの手袋とブーツも脱いで完全に透明になっちゃうよ!」

 

「そ、そうなのね……」

 

(Mt.レディやエンデヴァーみたいに個性に適応するコスチュームがあるのにそこは思いつかなかったの…?まあいいか、今は関係ない)

 

「私の個性は『デュラハン』、見ての通り頭が分離出来る。それに影を武器にしたり収納にしたり出来る。収納は生物以外は入れられる」

 

「とても強い個性だね。色々と出来そうで凄いな」

 

「ありがとう。それじゃ作戦だけど尾白は核兵器の防衛、葉隠は尾白のサポートで、私が前衛で行くよ。先にビルの中の階段とか通路にトラップと影の粒子を撒いてきたから索敵は大丈夫」

 

「本当になんでも出来るね首取さん…。わかった防衛に徹するよ」

 

「わたしのサポートって何やれば良いの?」

 

「葉隠さんは手袋は取って核兵器の後ろで待機してて。尾白君が相手と戦い始めたら靴も脱いで相手の背後を取って捕獲テープを巻いて捕まえて」

 

「おお!スニークからの不意打ちだね!分かった!」

 

「後、核兵器はそのまま5階でいいかな?」

 

「そうだね大丈夫だと思うよ。ヒーローは1階から入ってくるんだし1番遠い方が良いはず」

 

「私もそう思うよ」

 

そうやって色々確認しているとオールマイトから連絡が入る。

 

「さあ作戦会議は終わりだ!ヒーローBチーム対ヴィランIチーム、スタート‼︎」

 

「よーし!ヒーローやっつけるぞー!」

 

「一応俺たちヒーローなんだけどね…」

 

「今はヴィランだからね!」

 

(まあやる気がでるなら問題無いか。さて、お相手の様子は……?!)

 

「2人とも!広範囲攻撃が来る!合図したらその場でジャンプして!」

「「わ、分かった!」」

 

「………今っ!」

 

セルティが合図するやいなや埋め尽くすように氷が部屋全体を凍らせた。

セルティの合図によって尾白はジャンプ出来て凍らせられるのは回避出来たが、葉隠は間に合わず靴底を凍らせられて固められてしまった。

 

「2人とも大丈夫っ⁉︎」

 

「俺は大丈夫…。だけど葉隠さんは凍らせられてしまった」

 

「あ、だけど靴を脱げば脱出できるよ!足めっちゃ寒いけど!」

 

「それなら作戦は変更無しで。葉隠はコレ履いて核の後ろで待機してて。尾白は予定通り核の防衛で」

 

「分かった」

 

セルティは靴を脱いで脱出した葉隠に影で使ったスパイク付きの靴を渡し履かせる。

それを確認したのちヒーロー迎撃のため部屋を出て下の階に降りていくのだった。

*1
昨日の個性把握テストは授業なのか?

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