池袋の都市伝説はヒーローになる   作:ガゼロク

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前回の投稿から時間空きすぎて申し訳ないし駄文でさらに申し訳なく思います。
書いてる途中でデータが消えてやる気無くして他の方の小説読む読み専と化してました。
頑張ってエタらないようにはします。


4話

 

部屋をでたセルティは葉隠に渡した靴と同じように自身のライダーブーツに影のスパイクを生やし、通路を通り階段を気をつけて降りていく。

ヒーロー側の轟と障子の位置は影の粒子で把握はしているが、最初のビル凍結で粒子が少々吐き散らされておりすこし朧げな感じになっているが近づけば問題ない。

そして階を2つほど降りた辺りで轟と障子も3階に到着したのを把握した。

 

(あちらもこの階に着いたか。私が接近してきてるのは障子によって把握されていると思って良い。それならさらにそれの裏をかくだけだ)

 

影の粒子によって階段付近の通路の角で出待ちしているのを把握すると、その部屋の対辺の位置で止まりそのままの勢いでポーチの中の音響閃光手榴弾を出待ちしている角に向けて放り投げる。

それが爆発する直前に通信機の電源を一旦オフに切り替えるのを忘れない。

 

(これで目と耳が潰せていれば僥倖だが念には念を、だ)

 

セルティは手榴弾が爆発した直後に影の鎌を作りつつ、壁に振り下ろし壊し始めた。

そしてその部屋に侵入後直進、丁度轟達の間に出る位置の壁を切り壊し飛び出る。

その後後方でサポートしていたらしい障子を蹴って轟の背後を取って攻撃する。

 

「ックソ後ろからだとっ!」

 

「轟!無事か!」

 

「何言ってる⁈聞こえねぇ!目は無事だ!先に行け!」

 

(轟は咄嗟に目をつむったか。障子も轟の影になって光を浴びることは無かったが音は2人ともやられたみたいだな、とりあえずは轟を落とすか)

 

『首取さん⁉︎凄い音聞こえたけど大丈夫⁉︎』

 

ああ、私の投げた音響閃光手榴弾だ。問題ない。轟を落とすから障子が向かうかもしれない、注意してくれ

 

『っ分かった!気をつけて‼︎』

 

通信が終わり、意識を轟へ向けると通路の角でこちらに氷に覆われていない方の手を向けていた所だった。

 

「奇襲とかよくやってくれたな。これでも喰らってろ!」

 

そう言って通路を覆い切らない程度の氷を出して拘束しようとしてくるが影の鎌を出して氷を切り裂く。

 

「クソ、物量で押し潰して終わらせる」

 

(そうか、そうくるか。なら"シャドーハウンド"だ)

 

鎌でどんどん氷を切りつつ足元の影から影の狼を3匹、壊した壁から迂回させて轟へ突撃させる。

こちらへ意識を向けている轟はコスチュームで隠れている左側から来た事もあり、極力音が出ない狼に気づかなかった。

 

「なんっだこの犬⁉︎何処から⁉︎」

 

突撃させた"シャドーハウンドは轟の左腕や左脚へ噛みついたのでこちらへの攻撃が止まった。

わざわざ答えてやる必要もないので氷の放出が止まった瞬間に轟へ近づき確保テープを右手に巻いて轟は終了。

 

「轟少年確保!それ以上攻撃や通信は終わりだぞ!首取少女もな!」

 

ええ、分かってます。"シャドーハウンド"解除。2人とも、轟は確保した。そちらのフォローへ向かう

 

『わかった!今核の部屋まで障子くん来て尾白くんが戦ってる!私も戦った方がいい⁉︎』

 

いや、当初の予定通り葉隠は奇襲作戦だ。影のブーツを脱いで確保テープを隠しながら障子に隙を見て巻いてやれ。私が核の部屋に行って隙を作る

 

『分かった!待ってる!』

 

 

後は簡単だった。

轟を拘束した私が部屋に着いた事で挟み撃ちになった障子が私を見た隙を突き、隠れていた葉隠が障子の腕に確保テープを巻いてヴィランチームの勝利。

凍らせた通路や部屋を轟が溶かした後、皆のいる待機場に集まった。

 

「今回のMVPは首取少女だ!おめでとう!皆は何故なのか分かるかな⁈はい八百万少女」

 

「ここからは来ないという発想を突いた奇襲とその後の作戦指揮ですわ!」

 

「そうだね、轟少年の氷も正面から難しいと見たら次の手を打つ早さもよかったね。ただ首取少女が完璧という訳でもない。現実で見るなら壁を壊すのは場合によっては賠償金が発生する可能性もある。まあほとんど無いけどね!それでは頑張ったBチームとIチームはお疲れ様!次のチームやるよ!」

 

 

 

 

その後は怪我する人は無く順調に授業は進み…。

 

「それでは授業はこれまで!保健室の緑谷少年に結果と講評を聞かせねば!それでは!」

 

オールマイトは授業が終わると猛スピードで保健室の方へ走って行った。

教師が走るのはいいのか…?

その後は更衣室で着替えたあとA組の殆ど(爆豪と轟と私)以外は教室に残り緑谷を待つことになったので先に帰らせてもらった。

一人暮らし故に家の家事は大変なのでな。

 

 

 

 

その翌日。

私が登校していると校門前でマスコミどもがインタビューと称して生徒の登校を阻んでいた。

 

(面倒な…。このインタビューは学校に許可を取っているのか?そうでなくとも生徒から邪険にされていることは…分からないのだろうな。マスゴミだし)

 

そう思いつつヘルメットに付けているBluetooth機能で学校へ連絡。

学校からの返答は警察へは連絡して良しとの事なので遠慮なく通報する。

そして警察が到着してマスゴミどもを誘導していくのを横目に校門をくぐって校内へ入っていく時、

 

「ちょっと!私達は少しインタビューさせてもらってただけなのに!ねえそこのヘルメットの子!一言で良いから!」

 

なんて言いながら校門へ走ってくるマスゴミを校門は突然ゲートを閉じた。

結構な勢いだったのですこしビックリした。

 

「首取、警察への連絡助かった。後は俺たちに任せろ」

 

「そういう事だリスナー。さっさと行かないと時間に間に合わないぞー」

 

「ありがとうございます。相澤先生、マイク先生」

 

「もう学校内だからそいつは無しな。はよ行け」

 

「オイオイ、イレイザー、まだ授業は始まってないんだし良いじゃねえの?」

 

「授業中だけ使わないより学校内では使わずにいた方がコミュニケーションが取りやすいし合理的だと思ったからだ」

 

「まあそういう時もあるだろうけどよ…。とりあえず教室向かいなー」

 

「了解です。お試しで今日は1日スマホ音声無しでやってみます」

 

「無理はするなよリスナー」

 

 

 

そんな感じで教室へ向かい、スマホ音声無しな事の事情を話してLHR(ロングホームルーム)にとなった。

学級委員長決めがあったが飯田の提案で投票制に。

戦闘訓練の事もあって3票も貰えたが、普段はスマホ音声で話したりする関係で指示を出すのが遅れたりするのもあって辞退させてもらった。

次点で投票数が多かった飯田が委員長に副委員長は八百万になった。

その後は普通に授業がありお昼休みへ。

 

「首取さんお昼食べに行こ!」

 

「ああ、今行くよ葉隠」

 

「あ、あたしも行くー!」

 

「良いよ芦戸。みんなで行こう」

 

今日のお昼ご飯はカレーセットにした。ちなみにドリンクはラッシー。

近くで飯田と緑谷、麗日の3人が一緒に食べており、委員長頑張れと応援しているのが聞こえた。

ちなみにこちらは私と葉隠、芦戸の3人で食べている。

さらにちなみに葉隠は日替わりAセットで芦戸は日替わりBセットで2人で少しずつ交換して食べている。

そんななか

 

 

ウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーー!!!!

 

 

突如として食堂、いや学校全体で警報が鳴り響く。

 

「え⁉︎え⁉︎何⁈何が起きたの⁈」

 

「ちょっ先輩⁉︎何が起きたんですか⁈」

 

「セキュリティ3の警報だよ!意味は侵入者有り!こんな事今までに無かったのに!君たちも早く避難しなよ!」

 

「セルティ!座ってないで早く逃げなきゃ!」

 

「だがこのまま出口に行っても騒動に巻き込まれて怪我をするかもしれない。なら少し待ってからなら安全に出られる。もう少し此処で待機だ。その待つ間に外の原因を調べるよ」

 

「セルティがそういうなら…。怪我はしたくないし」

 

よし、芦戸も葉隠も席に戻った。

この食堂付近は生徒の動きで把握は厳しいが外と離れた校舎内なら…。

……この服装と持っているものから侵入者はマスゴミか?校門には雄英ガードだったかの防衛装置があったはず、それを壊したのか?

それに校舎内の職員室辺りで不審者か?よくは分からないが2人確認できた。

こっちは芦戸達2人には伝えず先生に話しておくか。

 

「2人とも、外の侵入者はマスゴミのようだ。現状では凶悪ヴィランが入ってきたという訳ではないようだから安心していい」

 

そう言って2人に伝えていると飯田が食堂入り口でマスコミの侵入だと生徒達に説明して落ち着かせていた。

そのおかげであわてて飛び出す生徒は大人しくなり静かになったのだった。

 

 

その後のHRで緑谷は昼の事件の事もあり飯田に委員長の座を譲る事にした。

副委員長の八百万が不満そうだったが。

そのHRが終わったあと職員室の不審者の事を報告した。

不審者については監視カメラなどを確認しておくと返事をもらい帰る事にした。

 

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