仮面ライダーとエイリアンヒーローとM.O.手術… 作:ビシャデスマーチ
ノイズ…それは人を襲う災害。ノイズには通常の兵器が通用しない。
そのため聖遺物から作られたシンフォギアと呼ばれるものでしか倒せない…はずだった。
この世界には、シンフォギアを使わずともノイズを倒せる例外が、3人いた。
「ノイズだぁー‼」
「逃げろぉ!」
ノイズが発生し、我先にと人々が逃げ惑う。
そんな人の波を押し切りノイズの方へ向かう男が1人。
「人を殺す事しか能のねぇ雑音共がよぉ…」
男は独り言を吐きながら懐のポケットから1つの注射器を取り出す。
注射器の中には緑色の液体が穿いていた。
「125万週以上の…命の炎が燃え盛る地球を…その地球でたくましく生きる生命を…嘗めんなよ。」
男はそう言いながら注射器を自分の首元に刺し、液体を流し込んだ。
すると男の体がみるみると変わっていった。
頭から触角が生え、手には蜂の尾と毒針が現れ、肘には大顎が出てきた。
男の名は
今は、日本原産 『大雀蜂』である。
他のスズメバチを含む多くの蜂は自分たちの巣を守るためだけに攻撃行動を起こすのに対し、オオスズメバチだけは…自らの巣のみならず餌場となる樹木や捕食中のミツバチの巣すべてに近づく者を警告行動もなしに問答無用に攻撃する。
そして、一度しか毒針を使わないミツバチと違い、オオスズメバチは毒液の尽きぬ限り何度でも刺してくる。
対象の
燈は何度も何度も手に着いた毒針で数多くのノイズを刺していった。
本人の元からある闘争本能に加え、オオスズメバチの獰猛性があるからだ。
しかし燈本人も闇雲に刺しているわけではない。
襲い掛かってくるノイズを上段受けと下段受けで防ぎながら正拳突きを性格に打ち込んでいる。
燈がすべてのノイズを倒し終えたと同時に無数の車がやってきた。
「ずいぶん遅かったな。」
燈が発した言葉の先には2人の少女が立っていた。
「人型生物…今度こそおとなしくついてきてもらおう。」
蒼い髪の少女…風鳴翼がそう言った。
「おいおい人型生物て…一応俺血の通った人間だぞ‼人型生物はねぇだろ…」
「そんな虫みたいなカッコしてどこが人間だよ!」
もう1人のオレンジ色の髪をした少女、天羽奏が言った。
「うわぁひっでぇの…とにかく、俺はお前らの組織に下るつもりはねぇから。俺は信頼できる友達が数人いればそれで充分なんだよ。いい加減諦めろ。」
「そう言う訳にもいかない!我々にも使命がある。お前のような危険な存在を野放しにするわけにはいかないのだ!」
「なら勝手にやってな。」
燈は背を向けてその場を去ろうとした。
「行かせるものか!」
それを見た翼は刀を持って燈に飛びっかった。
しかし…
シュッ!
「⁉」
「翼!」
燈は毒針を突き出して翼の顔の前で寸止めした。
燈は、鋭い目つきで翼を睨んだ。
「失せろ。」
「…」
翼は思わずひるんでしまった。
その間に燈は去っていった。
数日後…
今度は燈とは別の男がファストフード店でハンバーガーを食べていた。
男の名はベンジャミン・テニスン知人からはベンの愛称で呼ばれている。
そんなベンもノイズに対抗できる例外の1人だ。
「ふぃー…食った食った…」
ベンは食事を終え自分の腹をさすっていると…
ウィーウィーウィー!
突然ノイズ出現のアラームが鳴り響いた。
そしてノイズが現れ人々に襲い掛かった。
「ノイズの出現すなわちヒーロータイムだ!」
ベンはそう言うと左腕に装着された装置、オムニトリックスをいじり始めた。
「今回はねぇ…よし、このエイリアンに決めた。」
ベンは変身するエイリアンヒーローを決めるとオムニトリックスの画面部分を押し込んだ。
するとベンの体が腐葉土でおおわれ、頭部の周りは赤い植物でおおわれてっぺんは黄色い植物がなった。
ベンは、植物人間のようなエイリアンヒーロー、『スワンプファイアー』に変身した。
「ちゃちゃっと燃えてくれ♪」
スワンプファイアーは体内で生成されるメタンガスで炎を手から噴射できる。
その炎を利用してノイズを焼き尽くしていった。
「よし、あとはあそこにいる奴らだけだな。」
スワンプファイアーが構えると後ろから歌が聞こえてきた。
Croitzal ronzell Gungnir zizzr
Imyuteus amenohabakiri tron
「ゲッ…あいつら来たのかよ…」
スワンプファイアーの前に翼と奏がやってきた。
「今度は貴様か植物人間。」
「おいおい勘弁してくれよ…こちとら平穏な生活を送りたいだけなんだよぉ…」
「貴様のような得体のしれない生物に平穏な生活など、送らせるわけないだろう!」
翼はそう言って刀を構えた。
「お前らのモルモットなんてごめんなんだよ!」
スワンプファイアーはそう言って逃げようとしたが…
ザシュッ‼
ズバッ‼
奏の槍がスワンプファイアーの胸を貫き、翼の刀が腕を斬り飛ばした。
「ぐ…あ…」
スワンプファイアーは倒れそうになったが踏ん張って持ちこたえる。(演技)
「んっざけんなぁ‼」
「「⁉」」
スワンプファイアーの突然の叫びに翼と奏は驚いた。
「人間じゃなかったら殺してもいいのかよ…人間じゃなかったら命を粗末に扱われてもいいのかよ‼」
「「…」」
スワンプファイアーの叫びに2人は何も言えないでいた。
「ていう茶番は終わりにして…よっと。」
「え?」
「は?」
スワンプファイアーは抱えていた腹をむき出しにして完治してるということを見せつけ、さらに斬られた腕の断面から触手を出して斬り飛ばされた腕にくっつけた。
「HAHAHAHAHA!俺の演技にすっかり騙されちゃってやんの‼」
「んなぁ…」
「お前…」
ドンドン怒りの表情を出してくる翼と奏に対してスワンプファイアーは表情をキリっと変えてこう言った。
「でもこればっかりはよく考えな。お前らの人間第一な考え方は少々横暴だってな。」
スワンプファイアーは胸のオムニトリックスのマークを押し込み、単眼で体中に枷と鎖をつけた幽霊型のエイリアンヒーロー『ゴーストフリーク』に変身した。
「じゃあな。」
ゴーストフリークは自身を透明にして去っていった。
またまた数日後…
今度は最後の例外である
「行くぜ!ホッパー1!スチームライナー!」
「ホッパーァァ!」
「スチーィム!」
翔真はホッパー1とスチームライナーのカードをガッチャードライバーに装填した。
HOPPER1!
STEAMLINER!
ガッチャーンコ!
スチームホッパー!
「覚悟はいいか…俺はできてる。」
翔真は仮面ライダーガッチャードスチームホッパーに変身した。
最初に問いかかってきたノイズをパンチで倒し、後ろから数体がかりで飛び掛かってきたものに関しては回転をつけた回し蹴りで倒した。
すると奥から巨大なノイズが現れた。
「親玉のご登場ってわけか…ならこっちも!」
ガッチャードはガッチャードライバーのアルトヴォーグを操作し、右足を上げた。
「はあぁぁぁぁぁぁ…」
そしてガッチャードの胸部から煙が噴射した。
「はあっ!」
ガッチャードは前に進むと同時にワイルドモードにチェンジしてノイズとの距離をゼロにした。
そしてまた元に戻り、蹴りの体制を取った。
スチームホッパー!フィーバー!
「はあぁぁぁぁぁぁ‼」
ガッチャードはそのまま直線的にノイズを蹴りぬいた。
ズドオォォォォォン‼
こうしてノイズは消滅した。
ガッチャードは、ゴルドダッシュを呼び出し乗り込んで去っていった。
この数分後に二課が来たが、ガッチャードの姿が無かったことに悔しがる翼と奏の姿があった。