小ネタ集   作:木違 口虚

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キャスト

広星…普通風味の男子高校生
真美…広星の先輩。女子のはず
人外…その都度紹介


小ネタ集〜妖魔編〜

 

 

 

 

 

【トイレの花子さん】

トイレの花子さんとは…便所霊。赤いスカートにおかっぱ頭の女の子。色々と他の例もあるが、学校の三階の女子トイレの手前から三番目の個室を三回ノックし、『花子さん、遊びましょう』というとでてくる。前述したとおり、霊であるケースが多いが、どこぞの地獄の鬼火が憑いた丁の話の漫画にも出てきたように、神とも受け止めれる

 

広星「えっと……ここが三番目だから、ノックを三回。こん、こん、こん。は〜な〜こさんっ、あっそびましょー」

花子「はぁーい……ってうわぁ!?」

広星「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

広星「……先輩め、女子便所の個室で全裸で仁王立ちを3分してくれたら三万円あげるって……花子さんに嫌がらせするためか」

 

 

【飛頭蛮】

飛頭蛮とは……ろくろ首には大きく分けて二つの種類がある。首が伸びる長首のタイプと、この飛頭蛮である。

 

【魔女】

魔女とは……これに関しては非常に種類が豊富、というか、読んで字のごとくなので説明がめんどっちい存在である。端的に言うと、魔法を使う女。魔女になるにはいろいろな方法があり、魔女と接触したり、実際に魔導書を読んで魔法を使ったりなど。悪魔の尻に接吻するなどというとんでもない方法もある。魔女と言えば箒で空を飛ぶシーンだが、なぜ箒なのだろう。自分が思うに、最初の魔女は奴隷や召使だったのだろう。そして、自分のようなお偉いさんに踏みつけられてる人でも、空から人を見下せるんだぞというメッセージじゃないかと考えてる。今回は略称、魔女とする。

 

広星「ということで、箒で空飛んでみろよ」

魔女「いきなりなんだZE!?お前さっきまでチョココロネの素晴らしさについて語ってただけで、何が、というわけかさっぱりわからないZE!」

広星「馬鹿野郎!天の声が必死にナレーターしてたろ!しっかり聞いてろよ!」

魔女「よくわからないが断るZE☆」

広星「あぁ?なんでだよ」

魔女「今、あたしミニスカートだZE?それで飛べというのZE?」

広星「ミニスカートだからいいんだろ!こういうのって!お前がアホみたいに見えて!」

魔女「ZE!?もう怒ったZE!私を怒らせたことを後悔してやるZE!」

広星「あっ!おい待てよ!どこ行く気だ!」

 

広星「……くそ、完璧に見失った。逃げ足だけはすごいなあいつ本当……」

魔女「ZE☆」

広星「あいつの声……駐輪場か!?」

 

広星「……くそ、なんてことしやがるあの野郎……俺のチャリンコのサドルを……鉄パイプに変えやがった」

 

 

【吸血鬼】

吸血鬼とは……ドラキュラ、ヴァンパイアなど、様々な名前で呼ばれてる。青白い肌に尖った牙が特徴。流れる水を渡れない、鏡に映らない、日光で消滅する、白い木の杭で心臓を貫かれても死ぬ、それ以外だとあんまり死なないなど、噛まれた人間は吸血鬼になるなど、様々な特徴がある。基本的には紳士だが、処女の血を好む。略称、緋女

 

広星「なぁ、モスキート」

緋女「せめて蝙蝠と言ってくれないかのぅ。それじゃ蚊じゃ」

広星「大して変わんねえだろ?どーせ。それはともかく、お前って吸血鬼ってことは、鬼……なのか?」

緋女「お主は物の分別とかしないタイプみたいじゃの」

広星「ということで、炒り豆とか効くのかな?ってことで宣戦布告だぜ!豆符【ビームライフルショーティ】」

緋女「無理やりパロディしおってからに……というか、そんな文字通りの豆鉄砲じゃなんともないぞい」

広星「狙い撃つぜェ!」

緋女「いだっ!目はやめんか!」

 

 

【サキュバス】

サキュバスとは…薄い本御用達の淫魔さんである。寝ている男の夢に入り込み、まあいけないことインモラルなことやっちゃうわけです。なお、夢の中では美女だけど実際は醜い姿をしてると言われてる。

なお、今回は略称、サキ、として扱う

 

広星「……というわけで今回は夢オチです」

サキ「へっ!?な、なんでネタバレするんだわさ!困るんだわさ!だ、だいたいそれなら私の見せ場がないんだわさ!」

広星「お前な……この小説、全年齢対象なんだぞ?R-18行為しちゃいけねえんだぞ?わかりる?」

サキ「わけがわからないんだわさ!」

広星「ごちゃごちゃうっせえな。額に穴あけてやろうか?」

サキ「え?な、なんでそんなドリルなんて持ってるの?え?あ、頭掴まないで!いや!やぁっ!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

《ガバッ》

サキ「……ゆ……夢でよかった」

 

 

 

作者「というネタをさせたいから、ちょっとお前今夜ドリルを枕の下に置いて寝て?」

広星「楽屋落ちじゃねえか」

 

 

【てけてけ】

てけてけとは…上半身オンリーの女の子。学校で彼女の話をすると現れて、凄まじい速度で追いかけて鎌で切りつけてきて、下半身を奪おうとしてくるらしい。多分どこぞの美術館の赤い服の女的な感じで迫ってくる。今回は略称、てけで表示。

 

広星「……という奴らしいんですよ。そのてけてけって奴」

真美「つまり夜這い妖怪ね?」

広星「先輩は夜の学校でなにやってるんですか」

てけ「呼んだ?」

広星「……来たぁぁぁぁ!」

真美「うーん、チェンジ。髪型がだらしないわ」

広星「先輩!馬鹿行ってないで!」

てけ「逃げるの?えへへ?逃げてご覧?」

真美「ダメ!逃げちゃダメだよ!」

広星「はぁ?なんでですか?」

真美「こいつ、切断部分から血とかすごい垂れてる!掃除当番泣かせだよ!」

広星「だからなんだよ!」

 

 

【二口女】

二口女とは…別名食わず女房。美女で仕事もできる、しかも飯を食わないといろいろと高性能なオネーサンというのが表の顔。だいたい絵本だと、予定より早く帰ってきた男が、二口女が髪の毛で器用に後ろの後頭部の口に白米を突っ込んでるところに遭遇する。そして、『み〜た〜な〜?』といって追いかけ回して、菖蒲の草薮に飛び込むと追い払えたという展開になってる。

今回の略称は、ニロ。

 

真美「色々と見てて面白いわよね。髪の毛が動くだなんて」

広星「意外ッ!それは髪の毛!って奴ですよね」

ニロ「慣れてしまえばこれが普通だと思ってしまいますよ?ある程度人から恐れられてる時だけですが、こういうこともできますのよ」

広星「お、すげえ!俺の身体をつかんで持ち上げやがった!すげぇ!すげえ感触が気持ち悪い!」

ニロ「そんな高い高いされて喜ぶ子供のように気色悪いと言うのは失礼じゃありませんこと?」

真美「どれどれ?あ、本当に口がある!」

ニロ「ごく自然に人の後頭部を探らないでくださいまし!」

真美「うーん。こういうのを何処かでみたような……」

広星「え?なに?ヲ級?」

ニロ「流石にそれは無理がありませんこと?」

真美「……あ、貯金箱か」

ニロ「……その発言ではっとしたような顔して、銭を入れようとするのは百歩譲って理解できるのですが、瓶の王冠を構えるのはどういうことですの?」

 

 

【こっくりさん】

こっくりさんとは……漢字だと、狐狗狸さん、だよね?覚えてねえや。こっくりさんは降霊術で、地方によって様々だけど、ひらがな五十音と、『はい』と『いいえ』と鳥居の絵を書いた紙に十円玉をおいて指を置き、『こっくりさんこっくりさんいらっしゃいますか』ときいて『はい』まで指が動いたら、スタート。ちなみに、やめ方は『こっくりさんこっくりさんお帰りください』といって『はい』まで動いたら終わり。四人でやらなければならなくて、霊媒先生曰く、神酒とか生肉とかメンバーの唾液や血もいるらしい。

 

真美「こっくりさんしよ!」

広星「え?でも二人でやると耳から血が出て死ぬとか聞きますけど?」

真美「大丈夫大丈夫」

広星「何ごく当然のごとくカバンの中から抱き枕を出してるんですか?しかも女の子柄の」

真美「まぁ、いけるって!」

広星「……どうなっても知りませんよ?」

真美「こっくりさんこっくりさん、いらっしゃいますか?」

 

『いいえ』

 

広星「居留守かよ!」

 

 

【かごめかごめ】

かごめかごめとは……童謡である。が、歌詞が異様に不気味で、とおりゃんせとともに、ホラーの土台作りによく使われてる。歌詞には徳川埋蔵金の隠し場所やら遊女の苦界やら、様々な説がある。

 

真美「かーごめかーごめ、かーごのなーかのとーりぃは、いーついーつでーあぁう。どーせ今回の、このネターも、すーべった。うしろのしょーめんだーれ?」

広星「先輩、一人でかごめかごめとかいいながら、しゃがんだ後、立ってその場でぐるっと一周回ってまたしゃがんでの繰り返しという奇っ怪な行動を取らないでください」

 

 

【幽霊】

幽霊とは……生物の魂だけが抜け出た状態のうち、元々の姿を保ってる存在を言う。人間が多いが、犬の霊の数もなかなかいる。生き霊と死霊の二種類に分けることができる。また、『トイレの花子さん』や『船幽霊』、『嘆きのマートル』など一人歩きして有名になった物も数多くいる。今回の略称、月岡

 

広星「おい、そこのガキンチョ。もう七時だぜ?ガキは帰って寝てな?」

月岡「僕はガキンチョではないです。月岡真っていうれっきとした名前があります。それに、僕は帰る場所がないんですよ」

広星「は?どゆこと……って、うわっ、透けてる……ってことは、お前幽霊なのか?」

月岡「はい」

広星「……噂には聞いてたが……ぜんっぜん怖くないな」

月岡「……これなら怖いですか?」

広星「やめろ!なんの気もなしにいきなりサブマシンガンを構えるな!怖い怖い怖い!というか、結局、銃が怖いからお前自身の怖さには繋がらねえぞ!?」

 

 

【さとり】

さとりとは……漢字で書くと覚。主に山の中にいて、人の心を見透かす妖怪。怪談の中だと、焚き火してる人の近くに現れ、人の考えを見透かし、その人が困ってる時に焚き火で木が爆ぜたのがあたり、無意識のうちに攻撃したのかと驚いて勝手に帰る。今回はの略称は、古明。

 

 

古明「そこの吸血鬼!次にお前は『来るが良い、小さな戦士よ。お主の霊力でこの傷を燻蒸消毒してくれよう!』という!」

緋女「来るが良い、呪い師。お主の血でこの傷を燻蒸消毒してくれよう!……ハッ!」

古明「そこのチビ!次にお前は!『……あなたは、いったい何人の命をその傷を癒すのに吸い取ったんですか?』という!」

月岡「……あなたは、いったい何人の命をその傷を癒すのに吸い取ったんですか?……ハッ!」

古明「次にお前は!『お主は今まで食べたパンの枚数を覚えているかの?』という!」

緋女「お主は今まで食べたパンの枚数を覚えているかの?……ハッ!」

古明「そこの魔法使い!次にお前は『13枚。私は和食派だZE☆ 』という!」

魔女「13枚。私は和食派だZE☆……ハッ!」

古明「よし!愉快愉快!僕ちゃん絶好調!さて次はお前だ!人間!」

広星「うっ!?(あー、トイレ行きたい。さっきから割と我慢してるけど、そろそろダムが決壊しそうだ……。でも、今さとり妖怪がすごいいいペースで自分の能力使えて嬉しそうだから、ここで見せ場を台無しにするのはかわいそうだし……あ、やばい、心読めるんだっけ?なら、セリフ考えないと……さしずめ、『こ、こいつはうぜーっ!野次馬の臭いがプンプンするぜーっ!』とでも言うべきか……)」

古明「……トイレ、行っていいよ?」

広星「せやかて工藤」

古明「いや、僕ちゃんのことに構わずいけぇーっ!」

広星「くっ!ありがとうさとり!」

 

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