アイ…魔王の秘書の女子。あくまで秘書。戦闘は苦手と本人(?)はいってる
ユリ…魔王の護衛。龍人女性。巨大な盾を持っている。本来なら盾に仕込んである5.56ミリ対人機関銃と12.5ミリ対物砲について語ってたかもしれないが、今回は割愛。魔法も使える。実は魔王より強い
【迷惑】
アイ「魔王様〜。今日も人間達の世界へ亡命した者がいます〜」
クト「はぁ。どうせあっちに行っても山賊しかしないだろうに……」
アイ「どうなさいます〜?」
クト「ほっとこう。めんどくさい。僕の預かり知らないところで人間達に迷惑かけてる奴が悪い。僕は悪くない」
アイ「わかりました〜。あ、それと、人間達のパティシエの一人が、生八つ橋という、アンコをモチモチの皮で包んだ菓子を発明したそうです〜」
クト「アイ。即刻その者を連れて来て参れ。その発明者だ」
アイ「え?生八つ橋ではなく、ですか〜?」
クト「馬鹿者。食べ物は何事においても作りたてが美味しいに決まってる」
アイ「人に迷惑ですよ?」
クト「多分大丈夫だ……と思う」
【優しさの理由】
アイ「そういえば〜。魔王様は〜なんで人に〜意味もなく〜迷惑かけないようにしてるんですか〜」
クト「ああ、そりゃあ後で人間から叱られたりしたらめんどくさいだろ?」
アイ「なるほど〜。本音は?」
クト「……向こうの女は大人しい者もいるからな。わりと好きなのだ」
アイ「それなら〜略奪して来たらいいと思います〜」
クト「向こうの世界にはこういうことわざがある。『イエスロリータ、ノータッチ』と」
アイ「……向こうの世界は魔王様の教育に悪いみたいですね…」
【魔族は人間に比べて本番に弱い】
ユリ「……(魔王様人間いきなり呼び出されてしまった)……(もしかしたら気づかずに気に障るようなことをしていたかもしれない。もしかしてクビになってしまうのか?そんなことになったら、妹に仕送りできなくなってしまう)……(いや、落ち着け。落ち着くんだユリ。こういう時、人間達は自分の種族を三度、手に書いて飲んで自分を鎮めるらしいな。えっと、人間の言葉で私達の種族は魔族だから……魔って……あれ?人間達の言葉の魔ってどうやって書くんだっけ?えっと……こうでもないし……こうでもないし。あれ?あれれれ?あれぇぇぇ!?)」
クト「待っておったぞ。ユリよ……ん?震えておるぞ。大丈夫か?」
ユリ「……だ、大丈夫です……」
【盾大名】
クト「なに。そんなに緊張しなくてもいい ……ただ、SPを頼もうと思っただけだ」
ユリ「そ、そんな!?私にそんな大役務まりません!」
クト「僕が頼みたいと言ったんだ。嫌なのか?」
ユリ「いえ!滅相もない!」
クト「なら異論はないな。これからよろしく」
ユリ「は、はい!よろしくお願いしま……」
《ピタッ》
クト「うわぁぁぁ!?」
ユリ「カエル?どこから降って来たんだろう……」
クト「なんで守ってくれなかったぁ!」
ユリ「え!?す、すいません!」
アイ「……クスクス。魔王様可愛い♪さてと〜。勇者の子孫が生まれたらしいし〜。勇者の子孫の元に一人送り込もうかしら〜。私達にとって有害な〜。亡命した賊だけを倒してもらって〜。自分から襲ってこない魔物には〜。手を出させないように教育させなきゃ〜。そうだねぇ〜。変幻自在に姿を変えれるメアリーちゃんにしよっと〜。そうね〜。由子って名乗らせよっと♪」
【現在】
アイ「魔王様〜。勇者が〜。旅立ち始めたそうですよ〜」
クト「馬鹿な……早すぎる」
ユリ「魔王様、安心してください。勇者の自宅からここまでは距離がだいぶ離れているらしいです。だから、そのバームクーヘンは誰も取りませんって」
クト「ふむ……しかし、それなら安心だな」
アイ「いえ〜。魔王様〜。安心してもいられませんよ〜。魔王城を〜。大掃除しないと〜。勇者が来る頃に〜。間に合わせるには〜。そろそろ始めないと〜」
ユリ「勇者が魔王のところにたどり着くより、掃除の方が時間かかる可能性があるなんて……こんなの普通じゃ考えられない」
あとがきかくのだるい