「えい!いけ!」
「ふん!」
【KO】
「うわーん!負けたー!」
「勝った!」
ゲーム開発部では現在アリスの帰りを待っている暇な時間、モモミドコンビは暇つぶしにサトファイをプレイしていた
「アリスちゃん遅いね」
「そろそろ帰って来るでしょ〜」
そう話していると
ガチャ
「モモイ!ミドリ!先輩を連れて来ました!」
アリスが帰って来た
どうやら誰か連れて来た様だ
「お帰りアリスちゃん、誰を連れて来た…の…」
「あ!お帰りアリ…ス…」
2人はアリスの隣に立っている人を見ると固まってしまあ
「はい!新しいパーティーメンバーのシンです!」
「よお…」
ミレニアムの生徒なら知らない人はいない程の有名人で、生徒の間で近づくと殺されるとまで言われている
前田シンだった
「あ、あばばばばばばばばばばばば!」
モモイは驚きのあまり壊れたラジオの様になってしまっている
「あ、アリスちゃん!」
ミドリは恐怖しながらも抱き寄せ、俺からアリスを遠ざける
「み、ミドリ?どうしたんですか?」
「…はぁ、やっぱりこうなる」
だから嫌だったんだ
この場をすぐに離れたい…が、俺の手にはゲームが入ったビニール袋が有るため帰れない
(こんまま帰る訳にもいかないしな…)
「…はぁ、おい」
「「ビクッ!」」
2人に近づく
モモイは腰を抜かして、ミドリは壁ぎわで震えている
(比較的にモモイの方が軽めか…)
そうしてモモイにビニール袋を半ば押し付ける様に渡す
「…確かに渡したからな」
それだけ言い残すと俺はそそくさと自分の部室へと帰った
「はぁ…何か疲れ「ちょっと良い!?」…何だ?」
部室で椅子で寛いでいるといきなりバンッ!と扉が開かれたので振り返ると早瀬ユウカが居た
「…早瀬か」
「何だ?成果なら昨日出したと思うが?」
「貴方、さっきアリスちゃんと一緒に居たって報告が出てるんだけど?」
「…はぁ、俺が誰と居ようと自由だろう?」
「それに、今回は向こうから来たんだ、文句があるならアリスに言え」
「…何もしてないでしょうね?」
「してる訳ないだろ…あ、そうだ話変わるが」
「何?」
「毎度の如く、俺が出掛ける度にC&Cを見張りに付けんなずっと見られてると不快だ、それに部室内にも隠しカメラやらなんやら付けんな処理が面倒くさい」
そうして破壊したカメラと盗聴器を投げ渡す
「とっとと出てけ」
「くっ…」
早瀬は苦虫を噛み潰したよう顔をし、出て行った
「・・・・」
カーテンを開け、外を見る
外は夕焼け空が広がっている
「はは…綺麗だな」
「…チクショウ」
"こんにちは!シャーレの先生です!"
何か知らねぇ大人が来たんだがどうすれば良い?