勇者と嫌われ者の毒使い   作:猫侍二十二世

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シャーレは逝くよ何処までも!

 

俺は今猛烈に困惑している

何故なら実験していたら部室の扉がノックされ開いたと思ったら知らない男が入って来ていきなり先生等と抜かす不審者が現れたからだ

シャーレ?何だそれ?アレか俺がよく使う理科室に有る様なあの透明なやつか?んな訳ないな

あまりに突如として現れた不審者に警戒レベルが跳ね上がるのを感じる

威嚇する様に塩酸の入った容器を持つ

 

「質問だ…何者だお前は?返答しだいではこの塩酸がお前を殺す事になる」

"話すから止めてね?まず私は連邦捜査部シャーレの顧問の先生だよ"

「連邦…捜査部…シャーレ?」

 

敵意は無い様なので容器を置き、シャーレとやらをスマホで検索してみるとヒットした

どうやら行方不明となっていた連邦生徒会長が少し前に作った組織らしいが研究とかに夢中で全然知らんかった

 

「なるほど…それで、その先生とやらが何の用だ?」

"うん、実はアリスからお願いされてね"

「アリス…あの勇者か」

"そう、それでシンの事が書かれてたから気になってねユウカには凄い止められたけど…"

「…来客の予定は聞いていないが、そこは良いだろう」

「自己紹介の前に先生、貸すからこれを付けた方が良い」

 

棚から予備のガスマスクを先生に差し出す

先生はそれを受け取り装着する

 

"じゃ改めて、シャーレの先生だよよろしくね"

「あぁよろしく…俺はミレニアムサイエンススクール2年生毒物研究部部長の前田シンだ」

 

そうして先生と握手を交わす

 

「それで、あの勇者から何て言われたんだ?」

"うん、実はね"

 

話を簡潔にまとめるとアリスからミレニアムで嫌われ、恐れられてる俺を救ってあげてほしいという事らしい

何ともまぁ物好きなこった

 

「はぁ、俺はあまり他人とは関係を持とうとしない質でな、アリスとは向こうがほぼ強制的にって感じで出来た関係だ」

「だからこそ、アリスに頼まれたところで当の本人は救いは求めてない」

"うーん、でも先生としては見捨てられないかな"

「俺は一体いつからアンタの生徒になったんだ?」

"生徒なら、みんな私の生徒だよ"

 

どうやらこの男かなり面倒くさいタイプの人間らしい

 

「…はぁ、最近は物好きな奴に出会う事が多いな」

「ふーむ、そうだな……あ、そういやあれがあったな」

 

どうするか悩んでいると、丁度良く悩んでいた事を思い出す

 

「先生、アンタの言う生徒の1人の悩み事を1つ解決してほしい」

"悩み事?どんなの?"

「実は前々から部室内で隠しカメラやら盗聴器やらが設置されててな、昨日早瀬会計に文句を言ってやったんだが…はぁ、また設置されててな」

 

そうして引き出しから破壊したカメラと盗聴器の入った袋を先生に差し出す

 

「マジでうざくて面倒だから止めさせてくれってのが悩みだ」

"うん、わかった私の方からも言ってみるよ"

 

そうして先生は部室から出て行った

 

「・・・・」

「…はぁ、これで完全にとはいかずともマシにはなれば良いんだがな」

「まったく、落ち着いて実験も出来やしない」

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