BLUE ARCHIVE ZERO~THE BELKAN SCHOOL WAR 作:神宮寺志狼
このエピローグはもともと500文字の文章でした。
それに対してハーメルンは1000文字超えないとダメみたいなんで、正直どうしようか迷ったのですが、話を追加しました。
以下本編。
皆、その話を黙って聞いていた。
「.....ベルカ学園と『学籍なき世界』、そして『灰色の少女達』を率いていたのは1人の大人。
名を、『ベアトリーチェ』と言ったわ。」
「"!!!"」
「ベアトリーチェ.....アリウス分校の...」
確かに、生徒達の憎しみ、悲しみ、恨みの感情を引き出し、増幅する存在ならこの状況には説明がつく。
大事な後輩達を手にかけようとしてしまった、フェリ。
自分たちごと、このキヴォトスを消そうとした少女達。
「結局......私たちは汚い大人の掌の上で踊らされていただけなんだろう。」
サイファーはガラス窓越しに空を見る。
「これが、事の顛末だ。
確か、ナギサ、と言ったか?」
サイファーが視線をナギサに向ける。
「はい?」
「.....私は、大事な『姉』を殴って─────否、1度殺している。
いくらでも恨んでくれて構わない。」
サイファーは定位置から拳銃を取り出してフェリに手渡す。
「あの.....」
「私を撃ってく────」
サイファーがその言葉を伝えきる前に、フェリが頭を殴った。
「あ の ね!?
貴女馬鹿でしょ!!
こんな事されてもナギサが困るわよ!!!」
「....これもケジメだ、実際、私は争いの火種だ。
いない方がいい。
どうせなら憎しみも───」
「だからって私の可愛い妹に人殺しをさせないでよ!!
貴女は今「人殺しのような自分はいない方がいい」って言いながら。
誰かをその「いない方がいい人物」にしてるのよ?」
「.........すまない。」
流れる気まずい空気。
しかし
「あははははははははっっっ!!!」
先程から口元を抑えていたミカが堪えきれなかったのか笑い出す。
「ミ、ミカさん...?」
「おかしいよ....ふふふふっ..!
だって、フェリお姉様、言葉より先に手が出てるんだもん!!
まるで
その言葉を聞いて、ナギサも微笑んだ。
「ふふふっ....そうですね。
ほんとに、あの頃のニーナお姉様そっくりですよ?」
ナギサにそう言われ、フェリの顔が真っ赤になる。
「な、ちょっと何言ってるのよ!こんな時に」
ミカが追撃をかけた。
「昨日だってさ、カッコよく
『私達は───誰かの痛みを理解出来る』なんて言ってたのに!!
ふふふふっ....あはははははははっっっ!!!」
「ま。待ちなさいこれは違うのよ!!
ねぇ、違うのナギサ!!違うのっ!!」
ナギサとミカと、サイファーを置き去りに慌てふためくフェリに、その場にいた
「フッ......本当だな、成長できる、なんて言っておいてそれか。」
「サイファー.....!!!」
私はそんなサイファーを見て少しだけ安心した。
昨日の張り詰めた彼女は、もう居ない。
「"皆の言う、『円卓の鬼神』は、もう居ないんだね?"」
彼女は頷いた。
「そもそも、私自身そう名乗ったことは1度もない。
私はただの生徒でありたかった。」
円卓の鬼神、それはたった数ヶ月だけ、キヴォトスの為に戦場に存在した。
今はもう、原寸大の女子高生。
1人で、苦しみを背負い続けた少女。
でも、彼女達の話す過去は悲しいだけではなく、懐かしさを感じさせた。
それもまた、1つの答えなのだろう。
一応これでベルカ戦争の真相を追い求める先生と生徒達のお話は終わりとなります。
この後のお話、後日談は
・瀕死の重症のフェリがどう生き残り、これまで何をしていたのか
・その後のフェリ
・学籍を失ったサイファーの行方(主なテーマ)
・モモイ達のゲーム開発の結果
などを書いていきます。
サイファーの行先はエースコンバットZERO醍醐味のエーススタイル分岐のように書いていく形です。
Pixv版には無かった。
「クロコとサイファーの遭遇」や
「アルがサイファーを便利屋68に招く話」
「サイファーとフェリがP.Jの墓参りに行く話」など書いていきます。
もともとこの作品は
「おじさん属性のあるホシノに
「知ってる?エースってのは3つに分けられるんだ」って言わせたくて始めた作品」なんですわww
ここで離脱される方。
長々お付き合い頂き、ありがとうございました。
ありがとう戦友、またな
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