BLUE ARCHIVE ZERO~THE BELKAN SCHOOL WAR 作:神宮寺志狼
#3-1√T 都市伝説~サイファーからの伝言
『サイファーさん....ですか?
この時間なら恐らくサクラコさんがカウンセリングしているでしょう。』
あの事件の後、学籍がなく、途方に暮れていたサイファーを見てフェリがナギサに頼み込んだ。
『お願い!!一生のお願い!!!』
『お、お姉様、そんなに頭を下げないでください....』
フェリはナギサ、セイアに対して、サイファーにトリニティとしての学籍を作って欲しいと頼み込んでいた。
『まぁ、そもそもサクラコが私達に判断を仰がず、勝手に匿っていたわけだが、確かにこのまま放置と言うのは責任問題に発展しかねない。』
サクラコが苦しそうな表情をしながら言った。
『申し訳ありません.....ですが、私からもお願いします。
彼女の身体は回復しつつありますが、心の問題は今だ解決には至っていません。』
『....わかりました、何とかしましょう。』
そしてサイファーはトリニティの学生として過ごす事となった。
しかし、正義実現委員会の生徒はベルカ戦争中での面識もあり、彼女が『円卓の鬼神』である、という間違っていない噂はすぐにトリニティ中に広まった。
以前の事件もあり、このままでは彼女の身が危険だ、という皆の意見の一致から、一番安全であろう正義実現委員会に籍を置くこととなった。
『あ?』
『......』
ツルギとは毎日睨み合いのような状況が続いているという。
ただ本人達からすれば「じゃれあい」の範疇らしく、喧嘩1つすら起こしていない。
そうして身の安全が保証されている中、彼女は大聖堂でサクラコのカウンセリングを受けて毎日を過ごしている。
私はトリニティへ向かった。
大聖堂、
底には象に向かって膝を折り、祈りを捧げていたサイファーがいた。
「.........」
「"......"」
・[サイファーが祈り終わるまで待つ。]
・[サイファーの隣で祈りを捧げる。]
[サイファーの隣で祈りを捧げる ]
私はサイファーの隣で祈った。
彼女の集中力は凄まじいものだったのか私が居たことに気づかなかった。
「うわぁぁぁっっ!!!!」
黙って隣に座っていた私を見てサイファーが後ずさる。
「"え...そんなに驚く?"」
サイファーは頬を赤らめながら咳払いをした。
「....なんだ、何か用か?『先生』。」
私はモモイから聞いた話をサイファーにそのまました。
「悪いが、その話なら出来ない。」
「"どうして?"」
彼女は私の問いに答えた。
「これは私達が子供であるが故に至らなかった、という話だ。
伝えるべき者に伝えるべき言葉をあのゲームに添えただけ。
「"
その言葉は完全に拒絶の言葉だった。
私は言葉に詰まった。
「"そっか...."」
「私に『"
そうして彼女は大聖堂から出ていった。
私はサイファーのことを聞いて回った。
「サイファーさん、ですか?
正義実現委員会の中では比較的話まともですから助かっています。
ただ、稀に人の間食に余計な一言を言ってくるのはやめて頂きたいです。」
「あぁ、鬼神先輩っすか?
いやぁ、仲介役に入ってくれたり無口だけど意外といい人っすね。」
「.....ひっ!?せ、先生.....どのような、、ご用事.....
え?サイファー.....ですか?
き、キェェェェェッッ!!!アイツ先生にそんな事をッ─────」
正義実現委員会の中ではかなり好印象のようだった。
補習授業部の生徒に聞いてみた。
「サ、サイファー?
あ、うん。見た目ほど怖くない優しい人ね。」
「......サイファーか。
1度だけ、戦闘に持ちかけたことがある。」
「"え!?どうして!?"」
「....あいつは怪しすぎた。
ずっとヒフミの傍を離れない事があったからだ。」
「あー...ありましたね.....。
凄い形相で私を見るやいなや、ずっと着いてくるんです。
ペロロ様のライブまで。」
「"どうしてそんな...."」
フェリが答えた。
「....多分私の姿をしてペロロ様の事を楽しそうに話すヒフミちゃんを見て混乱したんでしょうね。」
「P.J....神宮寺ペロコさんですね。」
皆が顔を伏せた。
「でもサイファーさんと話すのは楽しいですよ!
ペロロ様のこと話しても他の皆さんみたいにテキトーに流したりせずちゃんと聞いてくれますし、最近ではアズサちゃんと3人でショップに行くことも増えました!!」
「"それで、サイファーと戦ってどう思ったの?"」
アズサが目を伏せて答えた。
「.....自分の無力さを思い知った。
サオリの言った通りだ。
あれは、『鬼』だ.....」
「"負けたんだ"」
「あぁ......完膚なきまでに。
持っていた自爆装置まで見抜かれて無力化されてしまった。」
自爆装置....?
「それで?先生、どうしてサイファーさんのお話を?」
ハナコに聞かれて私はモモイの話をした。
「あれねぇ.....」
フェリが考える仕草をした。
「"どうしたの?"」
私の質問にハナコが答えた。
「先生、まさかフェリ
ハナコは笑っていた。
しかしその目は笑っていなかった。
「"そうだね、ごめんね。"」
私の謝罪にフェリが答える。
「いえ、やるわ。
そのゲーム。」
「え?」
「.....はい?」
「ま、待ちなさいよ!!いくら何でもそれは残酷よ!!」
「いえ....あの子の伝言があるなら...
やるわ....」
私たちはパソコンのある教室まで行き件のゲームを起動する。
画面には炎が燃え盛り、ガシャガシャと兵隊の歩く音のような効果音と共に何処か遠い場所を連想させるようなBGMが流れてくる。
そして、膨大なキャスト名と共にゲームタイトルが表示された。
[ZERO~THE BELKAN SCHOOL WAR]
ボタンを押すといきなり顎から上が隠されているホシノがモチーフであろうキャラクターが椅子に座ってだらしなく銃を持ちながら話し始めた。
「あ!ホシノさんです!!」
『ベルカ戦争...?いや~懐かしい話だねぇ~
あ~、あの子達について?
うん、知ってるよ。話せば長くなるかな、
1年前だよ。』
ホシノがベルカ戦争について語り始める。
今回は1部の生徒のみだが「この事実をキヴォトスに伝えるため」という1つの方針の元、無償で本人たちが声を入れている。
このゲームの評判が高いのは臨場感あるセリフがある、というのもあるのだろう。
『先生、知ってた?
強さを求める子、プライドに生きる子、戦況を読める子
この3つかな。
やっぱりあの子は間違いなくエースだったね。』
ホシノが話しかけている相手が「先生」と呼ばれている事から、主人公は私のようだ。
『あれは雪の降る寒い日だったよ。』
そしてミッション画面へ移った。
ハナコが整理する。
「どうやらこのゲームの主人公はサイファーさんと先生のようですね。」
どうやらこのゲーム内の私が集めた情報の中のサイファーを操作して倒していくゲームのようだ。
武器選択、スキル。
味方の前衛後衛、初期位置などを決めていく戦略シュミレーションパートと、自ら銃を撃つFPSパートが上手く混ざっている。
「へぇ....あの子まんまね。」
しかし、聞いていた通り難易度は非常に高く、混戦している戦場の中FPS視点では、後ろからの攻撃に気づけない。
[GAME OVER]
〈テーレーテーレテテテー♪〉
フェリはあっさりやられた。
「"........."」
彼女はゲームの電源を落とした....。
「ヒフミちゃん......」
「はい?なんでしょう。?」
「このゲーム、ノーダメージでクリアしたらどんな高いペロロ...様のグッズでも買ってあげるし見つけてあげるわ....」
「「!!?」」
フェリは反則技を使った。
「え!!?分かりました!任せてください!!
ペロロジラフィギュアが.....これで!」
こうしてヒフミのゲーム特訓が始まった。
「うわっ...!!ちくしょうまた負けちまったぜ。」
ヒフミは毎日ゲームセンターに通っている。
「ダメですよ!そんな見え見えのコンボなんて!!」
今ではミレニアムのゲームセンターまで行き、ネルに圧勝し、たまにユズとすらいい勝負をするようになったらしい。
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