いくらフィクションだとしてもロリコンが無双するのは大いに狂っている   作:ゆるゆる

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2話

 

「所で、今更の話になるのですが弟子のザコさんは、どうやってデオーチさんを倒したのでしょうか?」

 

『あーそんな事か。それはほら雑魚弟子がガクッてやってそれからドスってしてバタッてなったんだ。其方も見てただろ?』

 

「?????」

 

解説役に一番向いてないよこの人。仕方無い、尻を拭うか。

 

「え、っと。膝カックンして相手の体制を崩した後、頭掴んでそのまま床に押し付けて。ヘッドロックをして気絶させたって感じです」

 

その時の状況を説明すると変な目で見られた。何だ、ロリコンには発言権も無いのか。

 

「えぇ……」

 

『そう言ったじゃろ。何で分からないんじゃ?』

 

いや、分からないですけど普通に。俺だけか?

 

「さあ、では次の試合に参りましょう!」

 

そう司会の強引の終わらせ方で話は終わり、次の試合へと移った。

 

……まあ。察しの通り、俺は俗に言う転生者って奴だ。前世で不良やってたら死んでそのままこっちに来た。

 

で。この世界に来て俺は平然といるモンスターに殺されない為、強さを求める途中で師匠に出会った。そこで師匠が家のトラブルに巻き込まれててたから攫った。そのせいで師匠の親とか師匠にロリコンって思われてるらしい。

 

いや、俺普通に年上の巨乳が好きだけどな?まぁ、ロ……子供も可愛いし、悪くは無いとは思うけどそう意味では見れないって否定しても無駄だ。

 

「強くなれてんのかな」

 

他の参加者が戦っているのを見てそう思う。やっぱり、師匠みたいな超火力の一撃みたいな方が強いのか。でも師匠はバカだからそれしか撃たないもんな。それはそれでどうなんだって話だし。

 

『どうしたんじゃ?話聞こうかのぅ』

 

そんな事を考えていたせいか、本人が出て来た。と言うか、何で此処に居るんだ?

 

「次の出番までは自由にしてて良いと言われたんじゃよ」

 

絶対、さっきので解説にならないから追い出されたんだなと納得した。

 

「師匠……」

 

『ん?』

 

「何で、師匠ってそんな馬鹿なんですか」

 

『その方が生きやすいからじゃな』

 

……。

 

「じゃあ、いつも大技ばかり撃って直ぐに力尽きてんのは」

 

『あれは、ロマンとその方が楽しいからじゃな』

 

ちょっと尊敬しそうになったが、やっぱり師匠(バカ)は師匠《バカ》だった。

 

「ロマンで死んでも良いんですか」

 

『まぁ、ワタシには背中を任せられる雑魚弟子が居るから安心してバカ出来るんじゃよ』

 

「いつか裏切るかもしれないじゃないですか。良いんですか、そんな信頼して」

 

『それもまたロマンじゃな』

 

何でそんなに俺を信頼してるんだろうな。誘拐犯だぞ?俺は。

 

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