アクマリーの一人称視点でお送りします。
「なぁにこれぇ」
格ゲーなのかこれは
クソゲーだよこんなことされたら
ドミノしだしたと思ったらとんでもない悪行だった
さすがヴィランだよ
崩れ去る街、連鎖爆発するバルーン、尽きることないゲージ、巻き込まれて文字通り跡形もなくなるルーカスのDr.サンダルフォンが映し出される映像に、思わず呆けそうになる。
最後まで勝利に足掻いたナツメグの戦いに賞賛を送ったのが遠い昔のように感じられそうなくらい、色々と、本当に色々と詰め込まれた第二戦目。
初手に幼女を動く爆弾にしだした
現実的なモラルを考えるとちょっとどころかかなり
こういうのはどこぞの
ファイナルラウンドのラウンド3で行われた
ビックリするほどド派手に、そして速攻で決着となったラウンドに思考が追い付かなかった私は悪くないだろう。
「あー、いや。多分仕様ですよ今の。高層ビルの崩壊にNPCを巻き込んだんじゃないですかね、爆弾で誘導して」
頭良すぎだろクロックファイア
乱数で動くNPCの誘導とかやりたくないわ
そもそもよくビルでドミノできるってわかったよな
「製品版だとドミノはできないでしょうねぇ。配置変わりそう」
思えばラウンド2の逃げ回りも、ドミノの為の仕込みだったのだろう。それとなく柱に爆弾をくっつけていたので気づかなかったが、思い返せば不自然な爆弾設置が多かった。
さらに言えばわざとらしくパフォーマンスしながら爆破していたのもそのためな気がする。ここまで優秀なAIならば爆破と逆の方向に逃げるくらいのことはするので、それを逆算、というか爆発で誘導してそこにビルを倒せば、とんでもない量のゲージが補充される。という仕組みなのではないだろうか。
ゲームだからこそできる、という良い例だろう。ついでにこの最新作がこれまでのシリーズ過去作と違う作品であることも知らしめてくれる1戦だったしエキシビションとしては最高だと思える。代わりに人としてはギリギリだ、名前を出せないのも納得である。
「とはいえ、一発限りというか初見殺しの塊なので、さすがに二人目には通じないでしょう」
ラウンド2の戦法を続けりゃいいわけか
そうなるとNPC爆弾戦法だけか、使えるの
はたしてこの外道戦法がどこまで通じるのか、視聴者に変な悪印象が生まれる前に負けてほしいところなのだが。
「おいおいおい瞬殺だよ」
なんで唐突な遺言が特上寿司なんだ?
シルヴィにおすすめの日本料理とかじゃないの
これがOMOTENASIの心か……
流星の名に恥じない速さでノーネームの立ち上がりをすべて潰す戦いっぷりは、まさに最強にふさわしい戦いだったことだろう。小手先の技を潰すどころか出させないとかいうゴリ押し戦法で勝てるだけの実力は、さすがと言わざるを得ない。
やられたクロックファイアというかノーネームには合掌だ、素晴らしい敵役っぷりだったよ。対象年齢が跳ね上がるので製品版では彼女と同じことができないのを願うばかりである。
「で、次は匿名カボチャ頭の
二人続けて鬼畜戦法ではないだろ……ないよね
鬼畜コスプレ二人組
ジャックにまで変な印象を付けるのはやめろォ!
ちなみに既に『ネームレス 外道』とかいうサジェストが出てくるようになっている。全く関係ないところで変なキャラ付けされた本家ネームレス側は困惑していることに違いない。
はたしてジャックも同じサジェストを作ることになるのか、できればそうなってほしくないが、それで勝てるっていうならそれもありだろう。なにせ相手は『リアル・ミーティアス』だ、誇張なしで最強の格ゲーマーに勝ちたいならそれくらいはする必要がある。
「キャラは―――カースドプリズン!?マジで言ってますかこの人!?」
全1に喧嘩売ってるのかよ
興行なら100点、対戦としては0点になりそう
ほう、カスプリですか……たいしたものですね
ジャック、イキリとかいう検索結果だけはやめてくれ
阿鼻叫喚、というか想像できないキャラピックにコメントも大騒ぎだ。よりによってカースドプリズン、原作ではミーティアスのライバルではあるのだが、ことギャラクシーヒーローズにおいてそれをシルヴィアの前で出すというのは自殺行為に近い。
とてつもなく自信があるのか、はたまたエンタメに振り切ったのか。一瞬で話題を持って行ったノーフェイスに否が応でも注目が集まる。
この顔の無いカボチャ兵士はどんな勝算があるのか、プロゲーマーが格ゲーファンが、そしてギャラクシーヒーローズファンが注目する一戦が、いま始まる――――
もうトイレから参加するんじゃないかな