時系列は宿儺戦後!
「俺はこれからどうしていこうかね」
「新羅さん…」
「受肉元の記憶で言えばな?こいつもこいつで人生に退屈してたっぽい。だから、これからは俺がこいつの代わりに生きてもよくね?」
「…それはそれ、これはこれ」
「虎杖悠仁ぃ」
と。それとは別に、五条悟から承った言葉を話す。お前に教えるように、と。すると虎杖悠仁は、天使と話し合い。受肉体は全て消されることとなった。虎杖悠仁が切り離し、天使が消す。虎杖悠仁は魂限定の捌が使えるらしく、それを踏まえた結果だそうな。ま、俺は死にたくねえから嫌だねとだけ言っとく。
「そうだな。花火見たいわ。特等席で」
「良いの?」
「お前らの元で動くにしろ、殺されるにしろ。やりたかったことはやりたい。腹一杯に飯食って、寝て、雨風も凌ぎたいな。後は」
「ちょい待って」
「…なんだ、虎杖悠仁」
「え、新羅さんってそう言う人?」
「まあなぁ」
扉を開ける。目の前には、二人。釘崎野薔薇とか言う女と、伏黒恵だ。釘崎野薔薇とは初対面となる。ちなみに釘崎野薔薇からは開口一番に『コイツが?…え、コイツが??』と言われた。五条悟の代わりにはなり得んか。いや、なりたくもねえけど。
「…」
「いや、それでも俺この人には勝てないからね。五条先生も、乙骨先輩がどうやって勝ったのか気になってたし」
「そんなに強いの!?」
「おん。術式範囲、名古屋の壊滅状況。その二つから、見事特級術師。敬え」
「信じられないわ…伏黒」
「俺は…まあ、ぶっちゃけあり得るとは思う。術式が隕石だし」
「はぁ!?」
ちなみに。名古屋はもう使い物にならないらしい。責任?どこ吹く風ですか。正直言って、ソーカンブとか言う場所からの言葉は『もう好きにして』で。なら、良いか!と。乙骨と俺と虎杖悠仁が同意して教師代わりの特級をしている。ちなみに、並の一級は大抵二発で終わる。簡易領域サイコー。羂索が死んだの聞いてテンションは下がったけど。こう言うところは良いところ。
「じゃ、行くよー!!」
「おーし」
「本当にやるのかよ…?」
「どーん!!」
だいたい900年。見上げて、初めて大きな火花を見る。そもそも花火云々は受肉元の記憶。俺としても、受肉元としても初めて見る花火は絶景かな。勿論そのあとはBBQとか言うやつで大量に肉を食べ、風呂に入り、雨が降って来たので寝る。そうして翌日。
「新羅センセー!任務!」
「…聞いとくけど、どんなの?」
「呪霊!んとさ…これ、釘崎とペアだけど、行ける?」
「マジか」
任務の内容はこう。「新たな特級出現!至急討伐されたし!!」。特級であることしかわかっておらず、逆に言えば術式不明、姿不明、そんな中でよく分かったなこれ…窓、だったか?これ書いてる途中に死んだんじゃねえのか?
「まーた特級」
「俺は知らんぞ」
「どーせ、乙骨先輩が倒したやつのリスポーン体でしょ。乙骨先輩が模倣した呪霊操術で取り込めば良いのに」
「だめだな。あの式神が許さんだろう」
「…デスヨネー」
「女の呪霊だしな」
「って言っても、今更感はあるけど」
化身、玉藻前。俺でも知ってるような呪霊だ。一体何故。今も恐れているやつがいるのか、その風土自体に呪いがついているのか。夏油傑が生きていれば、聞けたものを。羂索め…その羂索がいなければ簡易領域も知らなかったが、恨むぞ。さて辺鄙な土地に辿り着いたところで。補助に話を通させ先へ進む。
『ァエ?』
「っ」
「生まれたてでこれかぁ…」
『キ、ゲ、』
「おらっ」
腹に蹴り。そのまま腹を地面に叩き落とす。顔面を蹴っ飛ばす。そのつもりが、かなり頑丈。呪胎として硬度を上げてるのか?俺の術式は抑え方がなぁ…と、そこで釘崎だ。腕を千切って場合、呪霊の腕は残らない。が、それはそれ。腕を千切り、飛ばす。生えてくる腕を抑え、釘崎に向ける。
「うっらぁ!!」
釘崎の釘が腕に入ったのを確認してから腕を潰し、全力で叩いてから離脱。そこへの簪。縛りで硬くなる奴は、内部からの衝撃に弱い。ま、常識な。さっさと帰るか。と思ったら何か違和感。なんか忘れてたっけ。注意深く思い出す…と。
「そうか。この石か」
「それが?」
「呪物となってるな。これが、俗に言う玉藻前のリスポーン地点になってる。」
「へぇ…え?」
「呪物は元には戻せない。なら、こうする」
「札!?…これ、式神の?」
玉藻前を式神とする。こうすることで俺が死ぬ時に一緒にこの岩も札も揃って呪物としての効果が消える。俺が死ぬまで続く縛りで、俺が死んだ時に解呪。まあこんな縛りだがな。あとはちょちょいと細工をして、終わり。帰って手持ち花火しよ。
「先生って、意外と知識豊富なのね」
「史上最悪の呪詛師、羂索が師だからね」
「…え」
「まともな呪術は、と言う意味だけど。術式自体は使えた。でも、それ以外はからっきし。その時に俺が教えてもらった」
「 それ、言った方がよかったんじゃない?」
「あ、そう?…まあ良いや。あいつはあいつで死んだし」
「正直言って、反転術式はあいつの教えがなかったら無理だった」
「ええ!?」
羂索「たはーとやって、たははって感じ」
新羅「なるほど?」