俺のヒーローアカデミア(仮) 作:本の虫
俺の名前は
「出久ってデクって読めるだぜ!!」
「かっちゃんスゲー字読めるの!??」
「読めねーの?」
はい、そうですヒロアカの世界に転生したからですよ*1
かっちゃんのこのやり取りを見て、存在しない記憶*2が吹き出して来ましたよHAHAHA!!!
ああぁ俺、原作終了まで生きていられるかなぁ。*3
ちなみに俺にも"個性"という名の転生特典があった。
「なっお前もそうだろゆーと?」
「え? あうん、そうだねかっちゃん」
そこから10年後、寺折中学二年生の教室でそれぞれが進路希望の紙を先生が配ろうとしたが、紙を手から放り投げ。
「やっぱ皆ヒーロー科志望だよね」
「「「はーーい!!」」」
クラスメイト達は返事をして、それぞれ自分の個性を発動させた、俺とあの2人は他の生徒に混ざって個性を発動させなかった。
前を向いたら、爆豪は机に片足をかけたまま下を向いていた、ヤンキーかな?
右を向いたら緑谷は椅子に座ったまま何も喋らず俯いていた、やーいやーいマリモ男子
俺は少し首を左右に動かして、他の生徒の個性を視ていた。うん、ほんとに色んな個性がいるな、そしておい俺の左隣の生徒制服が破れているぞ、予備の学ランは持ってきてるのか?
「(やっぱいつ"視て"も色んな"個性"がいるなぁ)」
「せんせぇー皆と一緒にすんなよ!!
俺はこんな"没個性"共と仲良く底辺にいかねーよ、行くなら一番上に決まってんだろ!!」
「(おっそろそろ騒がしくなるぞ、……少しふざけるか)」
「まさか……カツキあそこに」
「あー確か、爆豪は雄英高志望だったな」
「あの国立の!? 確か今年の偏差値70後半だぞ!?」
「倍率も毎度やべーんだろ!?」
「ちくわ大明神」
「すげーよカツ…いや今の誰だ!?」
爆豪が勢い良く机の上に立って、爆豪の前の席の女子が少し驚いて肩を揺らした直後、爆豪が大きな声で。
「そのザワザワがモブたる所以だお前ら!! 模試じゃA判定!! 俺はこの中学で唯一の雄英圏内!」
「(残念、俺も雄英圏内何だけどなぁ、かっちゃん…あれ)」
「あ、そういや緑谷も雄英志望だったな」
場の空気が氷ついた、おかしいなこのクラスには氷系の"個性"の持ち主はいないはずなんだけど…あ、かっちゃん以外吹き出したウケる。
「そっそんな規定もうないよ! 前例がないたげで…」
「こらデク!!」「どわ!!?」
「"没個性"どころか"無個性"のてめぇが何で俺と同じ土…「そういえば、反町も雄英模試A判定だったよな」………は?」
何やってんの先生いやホントに、俺を巻き込ないでよぉ、ほら〜他の皆の目が、『こいつもA判定かよ…!』って目になったじゃん。
特に爆豪とか今にも俺も殺しそうな目つきをしてる…あっヤバっ。*4
ひっでー目にあったなでもあの後終わりのチャイムが鳴ったお陰で俺は助かったが、緑谷…南無っ! 君の犠牲は忘れないよ。
その後俺は、自宅へ帰り部屋に荷物を置いてリビングの机で勉強を夕飯が出来るまでやった。
あれ、そういえば原作開始って確か。
つけっぱなしにしていたテレビからニュースが流れて来た、俺はそれを見て手に持っていたシャーペンを落とした。
「次のニュースです。田等院商店街にて中学生の子供が
そして偶然現場に居合わせたオールマイトが、敵を一撃で吹き飛ばし少年を救助しました」
それを見て俺は思わず声を漏らしてしまった、「今日かよ、原作の開始は」と。
それから時は飛び一年後俺は、雄英高校内の講堂で実技試験の説明を受けていた。
ふむふむ、なるほど…よくわかったよ。*5
つまりあれだろう…沢山ロボを壊せばいいわけだな。
「質問よろしいでしょうか!?」
おっ? あれは確か飯田くん…だっけマズイね最近、キャラの名前や"個性"とかが少し曖昧になってきてるな。
帰ったらノートにでも軽くまとめておくか。
…………うん、ドンマイ緑谷強く生きろ。
その後プレマイの説明が全て終わり、会場いた受験生達は自分達の実技試験会場へ移動した。
デカくない? 予算はどこから出してるんだ? いや漫画やアニメだど大きさがよくわからなかったが、本当に町一つ分くらいの広さがありそうだぞ。『はい、スタート』
「ッ!」 「「「「ん?」」」」
俺はスタートの合図と同時に市街地へ"個性"で創り出し走り出した。俺の周囲にいた他の受験生達は突然の開始に反応出来ずに固まっていた。
当然だろう突然の開始だ、俺も知らなければ反応出来ずに遅れる。
『おいおい!! お前らどうしたぁ!?
実戦じゃカウントダウンなんてもんはねぇんだよ!! さあ走れ!! もう走り出している奴らに全部取られちまうぞ!!?』
ようやく試験が始まっている事に気付いた受験生達は、いっせいに走り出したが俺はもうとっくに5P目を取り、他の仮想敵を探していた。
俺の"個性"は構築だ、両親が提出した"個性"届けには。
『体力を消費して簡単な物を創る事が出来る』としか書かれていない。まあ簡単に言えば、俺が今作った刀は俺の体力の数十分の一くらいしか使ってない。
「オトウサマノカタキー!!」
「コイブラザー!!」
「ザンギョウハキライデス」
「…ツッコミどころ多すぎないかな!?」 *6
ツッコミどころが多すぎ仮想敵が前方から来た。
刀を構え最初に襲いかかって来た、オトウs以下略を斬り捨てビルへ蹴飛ばした。
刀を分解して短刀に作りなおし新しく創った鎖の先端に短刀を括りつけ、その鎖を上下に振り回し残った二体の仮装敵に向けて振り下ろした。
「全て…問題無し。っとやっぱこっちの技は広い場所でしか使えないし、威力が高すぎるんだよな」
俺は二体の仮装敵の原形をとどめていない残骸を見てそう呟いた。この技の欠点は威力が高すぎる事だ人相手に使うと地面がトマトを落としたかの様になる。
反町が路地裏で仮想敵を倒している頃、試験官が集まるモニター室では試験官が受験生達の採点を行っていた
「この入試では敵の総数も配置も一切何も伝えいない、限られた時間と広大な敷地…そこから色々な物があぶり出されるのさ」
ビルの屋上に立ち一人の受験生が、周囲の情報を探っている姿が映されている。
「状況をいち早く把握する為の、情報力」
一人の受験生が高速で走り回りながら仮想敵を倒している姿が映されている。
「当然遅れて登場じゃ話にならない、機動力」
一人の受験生がレーザーで仮想敵を貫きながら何故かこれちらを向いている姿が映されている。
「どんな状況でも冷静でいられるか判断力
一人の受験生が大量の仮想敵の残骸の中心で立ち止まっている姿が映された。
「そして純然たる、戦闘力」
一人の受験生が他の受験生を助けている姿が映されている。
「最後に困っている人を見つけ助けられるか、観察力」
「市井の平和を守る為の基礎能力がP数という形でね」
「今年はなかなか豊作じゃないか?」
「いやーまだわからんよ」
「あら、でもあの黒髪の子は中々じゃないかしら?」
「確かにそうですねでも、現在敵Pトップの子も結構いいと思いますよ」
試験官達がそれぞれ評価をつけて居ると、一人の試験官が話をしだした。
「でも、真価が問われるのはこれからさ!!」
試験官が一つのスイッチを押すと、すべての市街地にいたゼロP敵が起動し市街地で暴れ始めた。
「圧倒的脅威それを目にした人間の行動は正直さ、それを目にした時の行動で、その人の人間性が浮かび上がるのさ」
反町のいる市街地でもゼロPが動き出し、周囲の建物を壊し始めた。
これがかの有名なゼロP敵がすごく、大きいですね…っと現実逃避してる暇はないね。
俺の"個性"的に緑谷の様にアレをぶっ壊す事は出来ないし。
「ここは素直に逃げるしか無いな…「助けて」…今なにか聞こえた様な」
俺は後ろを振り返り0P敵の周辺を"視"た。
俺は瓦礫に挟まれている透き通る様な肌をした少女、葉隠透を見つけた。
ただまあうん…一つ言わせて貰おう、羞恥心はどこいった?
「しっかりしろ! 今瓦礫退かすからすぐ逃げろ!」
「あ、ありがとう、でも瓦礫に挟まれた時に足を」
「今治すから走って逃げろ!」
「うん!」
治療を施してから俺と葉隠は0Pに踏み潰されないように全力で走り出し、逃げている途中で試験が終了し、振り返ると0Pが起動を停止していた。
実技試験が終了し、葉隠を搬送ロボのところに送り届け更衣室にある自分の荷物を入れたロッカーにある制服に着替え、俺の家に帰った。
一週間後、俺の家のポストに雄英からの合否通知が届けられた。
合否通知をリビングで開け、中には小さな丸い機械が入っていた、結果は次席合格だ、内訳は敵P30、救助活動P45、の計75P次席合格だった。
「お袋、親父、俺さ雄英高校ヒーロー科に合格したよ。やっとこの物語の始まりを見ることが出来るよ、だからさ向こうでも元気に過ごしてくれよ」
最後に墓地にある反町家ノ墓と書かれた墓石に手を合わせ、墓地から出ようとした時に優しい風が両頬に触れ、俺はどこか懐かしい気持ちになり気づいたら涙を流していた。
まさかと思い、少し立ち止まり後ろを振り返っても他の家の墓石と早咲きの桜の木しか無かった。
再び前を向きは歩き出した後ろから、『おめでとう悠人あなたがどんな人生を歩もうとも私達の大事な息子よ』と聞こえ再び涙が溢れた。
はいどうも本の虫です今まで読み専でしたが書きたくなったので書きました、後悔は無いそこに書きたいという熱があったから書きました。