早速、高山はその男と一緒に東京鉄道公安室へ向かった。
「誰かに、殺されたんじゃないかに違いない。」
と、男は言った。
「で、あなたは盛岡駅で新幹線に乗って東京へ帰京していたんですね。」
「はい、私と仁美は盛岡駅で11時55分の東北新幹線「やまびこ4号」に乗って東京へ帰る途中で、そしたら、彼女がいなくなったんです。」
「ほう、なるほどすると個室に入っていて、そしたら彼女かトイレへ行くと言ってそのまま出て行ったきりに戻ってこなかったので車掌に話をしたんです。」
「ほう、個室へ入っていて、彼女がトイレへ行くと言って行方が分からなくなったと言うわけですか?。」
と、南は言った。
「はい。」
「そこへ、僕が車掌に話していたら偶然居合わせたところで状況聞いたんです。」
「ほう、なるほどね。」
「彼女がもし、途中下車したとしたら恐らく仙台辺りと考えられるな。」
と、松本は言う。
「それに、この「やまびこ」は200系2000番台のH5ですからね。」
「ああ、そうか。」
「それで、彼女の名前は?。」
「はい、名前は柿坂仁美です。」
「柿坂仁美さんですね。」
「はい。」
「わかりました、さっそく付近の鉄道公安と県警にも協力して捜索してみます。」
と、高山は言った。
「はい、お願いします。」
「じゃあ、こちらに捜索願の届を書いてください。」
「わかりました。」
そして、捜査は開始した。
「とにかく、僕と小海さんでその「ソワニエ」に聞き込みをしてみます。」
「ええ。」
早速、高山と小海は話を聞くことにした。
「ああ、その客なら覚えていますよ。」
「えっ、本当ですか?。」
「はい、私が乗った東北新幹線「やまびこ4号」に乗った時にその客に会ったから覚えていますよ。」
「何処から乗ったから覚えていませんか?。」
「盛岡から乗って来たからわかるわよ。」
「盛岡ですか。」
「ええ、そうよ。」
ソワニエの赤倉 真由美の証言によると、2人は盛岡から新幹線に乗って東京へ帰京する途中で起きたことが判明された。
「そうか、この新幹線の停車駅は東京と仙台と盛岡だけか。」
「はい、この場合は「スーパーやまびこ」と呼ばれています。」
「ほう、なるほどね。」
「もし、犯人が連れ去って逃げたとしたら仙台駅の可能性が高いですね。」
「ああ、それも考えられるな。」
「ところで、2人は何処へ新婚旅行へ行っていたんですか。」
「話によると、谷口と柿崎は婚約旅行で東北の三陸海岸へ旅行していたことが分かったんだよ。」
「ほう、三陸海岸ですか?。」
「うん。」
「1日目は、三陸海岸へ行って、次の日に盛岡へ観光していたそうだ。」
「ほう、三陸海岸か。」
「でも、問題は何処へ消えたかだ。」
と、高杉は言った。
そして、婚約者は何処に?
ところが、その婚約旅行が殺人事件が起きることになる。
次回も、お楽しみに。