「やぁ、楽しかったわ。」
と、言った。
「すいません、ちょっといいですか?。」
「何でしょうか?。」
「鉄道公安のものですが。」
「ちょっと、話を聞きたくてね。」
「何か、あったんですか。」
「実は、この女性の事なんですが、何か心当たりはありますか?。」
と、松本は言った。
「さぁね。」
「あなたはどこかへ旅行していたそうですね。」
「ええ、私は特急に乗って秋田へ行っていましたから。」
「ほう、秋田へ行っていたんですか。」
「はい。」
「私は当日には、東北新幹線に乗って秋田へ行っていたんですから。」
「という事は、秋田から特急に乗って秋田へ行っていたんですね。」
「ええ、その女性がどうかしたんですか?。」
「実はですね、秋田の桂浜海岸で殺人事件が発生しまして、その女性が死体で発見されていたんですよ。」
「えっ、仁美ちゃんが。」
「はい。」
「何か心当たりがあるんですか?。」
と、梶山が言った。
「ええ、仁美と谷口は同じ高校でした。」
「ほう、そうですか。」
「はい、先月に同窓会が行われましてあいつが婚約したことを聞いたら、うれしかったよ。」
「先月に、同窓会。」
「うん、そう言えば同窓会であいつも来ていたな。」
「あいつって。」
と、松本は言った。
「うん、あいつは確か名前は国崎、国崎 康弘って言っていたな。」
「ああ、その男が。」
「ええ、あいつ柿沢に惚れていたそうです。」
「ほう、なるほどね。」
「今回の事件と関係しているのかな?。」
早速、高杉に報告した。
「ほう、同窓会。」
「はい、前月の行われていたそうです。」
「という事は、この国崎が怪しいのか。」
「ええ。」
「ええ、今主任と高山が話をしています。」
「そうか。」
そして、南と高山は国崎に話を聞くことにした。
「ええ、この事件の事で。」
「はい。」
「ああ、それなら俺は秋田へ行っていましたよ。」
「ほう、秋田ですか。」
「はい、山形新幹線に乗って福島と山形まで乗り、そこから特急「こまくさ」に乗って、陸羽西線に乗って秋田へ向かいました。」
「ほう、そうですか。」
「え、私が話をするのはこれだけです。」
「はぁ。」
そして、次の日。
「この2人の男のアリバイが怪しいって事か。」
「ええ。」
「だが、矢崎は秋田へ行く時は新幹線に乗って秋田へ行くには「秋田リレー号」に乗って秋田へ行ったのか。」
「いいや、彼は田沢湖へ行っていたからバスに乗って田沢湖へ行ったと考えられます。」
「それはどう言う事なの?。」
「今、田沢湖線が工事していたからな。」
「それも考えられますね。」
と、高山は言った。
さて、真犯人は誰なのか?