そして、次の日。
国崎は東京駅から、午前8時発の東北新幹線「やまびこ1号」に乗って、盛岡へ向かった。
「えっ、国崎が旅行に。」
「ええ、8時の新幹線に乗って岩手まで行くと言って手で行きましたわよ。」
と、大家は言った。
「8時の新幹線に乗って、三陸海岸だ。」
「うん。」
そして、南と高山は高杉に報告した。
「何、新幹線に乗って盛岡へ向かった。」
「ええ、恐らく釜石と思われます。」
「そうか、やはり谷口を狙っているのか?」
「ええ、恐らく。」
10時36分、国崎がが乗った東北新幹線「やまびこ1号」は定刻通りに、盛岡に到着した。
国崎は、11時44分発の急行「陸中1号」に乗って釜石へ向かった。釜石に到着するのは13時56分である。
「やっと会えたな。」
「おう、久しぶりだな国崎。」
「それで、なんで俺をここに読んだのか。」
と、その時。
国崎はナイフを取り出した。
「おいっ、何だそれは。」
「お前のせいだ、あんたが仁美を取ったことをね。」
「えっ、やめろっ。」
と、谷口は悲鳴を上げた。
そして、南と高山達は岩手県警に連絡して釜石へ向かった。
「やめろっ、何の真似だ。」
「うるせぇ、お前も一緒にこの断崖で地獄へ送ってやるっ、死ねぇーっ。」
そこへ、南と高山と小海と高杉がやって来た。
「そこまでだ、国崎。」
「えっ、誰だてめぇ。」
「鉄道公安隊だ。」
「無駄な抵抗はやめろっ。」
「な、何するんだ君たちは。」
南と高山は、国崎を確保した。
「おい、俺が何をしたっていうだ。」
「新幹線「やまびこ」の殺人で使用した列車トリックが解けたんだよ。」
「犯人はそれを利用していたとはね。」
と、高山は国崎に言った。
「大丈夫ですか、谷口さん。」
「えっ、はい。」
「そうか、やはり国崎も柿坂を愛していたのか。」
「ああ、あいつに惚れていたからな。」
と、谷口は言った。
「ああ、俺が高校の時からあいつとは愛していたから。」
「それで、国崎と再会して三陸海岸へ来たら殺害しようと考えていたのか。」
「ええ、時刻表を見て計画していたそうです。」
と、南は言った。
「そうか、それを計画していたのか。」
「おい、俺がやったって証拠があるのか。」
国崎は、高山達に言った。
「国崎、使用された凶器とあんたの指紋と柿坂の血痕が検出されたぞ。」
「くそー。」
と、高山は国崎に手錠をかけた。
「谷口の婚約旅行が、殺人旅行だったなんてなんか悲しすぎるよ。」
「ああ、まるでドラマのようなシナリオだったな。」
「うん。」
「高山、休暇帰りに事件に会うとはね。」
「ええ。」
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劇中の列車時刻は、96年のダイヤを使用しています