東北新幹線「やまびこ」婚約旅行殺人事件   作:新庄雄太郎

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いよいよ、最終章です。


第7章 愛と殺意の三陸海岸

そして、次の日。

 

国崎は東京駅から、午前8時発の東北新幹線「やまびこ1号」に乗って、盛岡へ向かった。

 

「えっ、国崎が旅行に。」

 

「ええ、8時の新幹線に乗って岩手まで行くと言って手で行きましたわよ。」

 

と、大家は言った。

 

「8時の新幹線に乗って、三陸海岸だ。」

 

「うん。」

 

そして、南と高山は高杉に報告した。

 

「何、新幹線に乗って盛岡へ向かった。」

 

「ええ、恐らく釜石と思われます。」

 

「そうか、やはり谷口を狙っているのか?」

 

「ええ、恐らく。」

 

10時36分、国崎がが乗った東北新幹線「やまびこ1号」は定刻通りに、盛岡に到着した。

 

国崎は、11時44分発の急行「陸中1号」に乗って釜石へ向かった。釜石に到着するのは13時56分である。

 

「やっと会えたな。」

 

「おう、久しぶりだな国崎。」

 

「それで、なんで俺をここに読んだのか。」

 

と、その時。

 

国崎はナイフを取り出した。

 

「おいっ、何だそれは。」

 

「お前のせいだ、あんたが仁美を取ったことをね。」

 

「えっ、やめろっ。」

 

と、谷口は悲鳴を上げた。

 

そして、南と高山達は岩手県警に連絡して釜石へ向かった。

 

「やめろっ、何の真似だ。」

 

「うるせぇ、お前も一緒にこの断崖で地獄へ送ってやるっ、死ねぇーっ。」

 

そこへ、南と高山と小海と高杉がやって来た。

 

「そこまでだ、国崎。」

 

「えっ、誰だてめぇ。」

 

「鉄道公安隊だ。」

 

「無駄な抵抗はやめろっ。」

 

「な、何するんだ君たちは。」

 

南と高山は、国崎を確保した。

 

「おい、俺が何をしたっていうだ。」

 

「新幹線「やまびこ」の殺人で使用した列車トリックが解けたんだよ。」

 

「犯人はそれを利用していたとはね。」

 

と、高山は国崎に言った。

 

「大丈夫ですか、谷口さん。」

 

「えっ、はい。」

 

「そうか、やはり国崎も柿坂を愛していたのか。」

 

「ああ、あいつに惚れていたからな。」

 

と、谷口は言った。

 

「ああ、俺が高校の時からあいつとは愛していたから。」

 

「それで、国崎と再会して三陸海岸へ来たら殺害しようと考えていたのか。」

 

「ええ、時刻表を見て計画していたそうです。」

 

と、南は言った。

 

「そうか、それを計画していたのか。」

 

「おい、俺がやったって証拠があるのか。」

 

国崎は、高山達に言った。

 

「国崎、使用された凶器とあんたの指紋と柿坂の血痕が検出されたぞ。」

 

「くそー。」

 

と、高山は国崎に手錠をかけた。

 

「谷口の婚約旅行が、殺人旅行だったなんてなんか悲しすぎるよ。」

 

「ああ、まるでドラマのようなシナリオだったな。」

 

「うん。」

 

「高山、休暇帰りに事件に会うとはね。」

 

「ええ。」

 




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劇中の列車時刻は、96年のダイヤを使用しています
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