できれば土日に一話ずつ更新できるようにしたい……
人類の未来に不安が募りまくってるけど、気合を入れて人類もりもり繁栄計画を立てていくぞー!
それにあたり、一度目標の再確認をしよう。ゴールが定まらないまま走り出しても迷子になっちゃうからね、うん。
娯楽を手に入れるという俺の目的を達成するために必要な要素を具体的にすると、第一に娯楽を供給できるだけの文明を持った人類がいること。第二に、その人類が滅びずに存続し続けること。この二つになるのかな?たぶん大丈夫なはず。
以上の事を踏まえて作り上げた、俺の人類繁栄計画がこれじゃあ!
人類の人口を増やしてあとは流れにまかせる!以上!
まあ落ち着いてほしい。計画の意味をご存じない?とか、本気で人類繁栄させたいと思ってる?って言いたいだろうけど、一旦俺の話を聞いてほしい。
人類が繫栄できていない理由を俺なりに考えた結果、使えるリソースを増やせないからという結論が出たのよ。
地球の人類の場合は、時間さえかければ自然に活動範囲が広がっていって、それに伴って使えるリソースも増える。そのリソースを人口の増加や道具の発明、生産にまわしてまた活動範囲を広げる。そういった好循環が回って人類は繫栄していったわけだよ。
それがこの世界の場合、周囲に強すぎる外敵がひしめいてるせいで活動範囲が広げられていないんじゃないか?だって現代兵器が束になってやっと追い返せるような奴が群れつくってんだもの、そりゃ無理よ。
だが裏を返せば、リソースさえ確保できればこの世界の人類も好循環をまわして繁栄できるようになる、かもしれない。確証はない。だって異世界だし。
まあ取り敢えずやってみよう。だめだったらその時だ。
生態系最下層の生き物たち──以後"動物"と呼称──が相手なら人類でもどうにかなるだろ。スペック的には地球にいた生き物と同レベルだし。恐竜みたいな奴もいるけど、地球人類もマンモス狩ってた実績があるからへーきへーき!サイズだけ見れば似たようなもんだから!
というわけで、人類の近くに生息している動物以外の連中には死んでもらいました。
あ、待って引かないでお願い!うわコイツさらっと大虐殺したよ怖~、みたいな目をしないで!
しゃーないやん!いちいち移動させるのも手間だし、まわりに空白のエリアがあれば人類の活動範囲も広がりやすくなるしで一石二鳥なんだから!目標達成のための致し方ない犠牲ってやつ!もともと人類が生き残れるような場所だったし、まわりに生息してたのは生態系下位層の奴ら──以後"下級魔物"と呼称──がほとんどだったから問題ないって!
あとはこの動物オンリーのエリアにまた下級魔物が入ってこないように山で周囲を囲います。せっかく整えた環境を荒らされちゃ困るからね。一応外に出られるところもいくつか用意しておこう。人類が十分増えて文明も発達したら、次は下級魔物相手に活動範囲を広げられるようになってもらわないとだからね。
ここまでサポートすればさすがに人類も少しは増えてくれるとは思うんだけど、念のためにもう一つ手を加えようと思う。
というわけでこちらが人類繁栄サポートアイテム、叡智の石板(仮名)でござい。
はいこちら、魔法で作った遺跡っぽいところの奥にあるバカでかいだけの石板となっております。
使い方はいたってシンプル。俺がこの石板に今の人類に必要そうな技術とかを絵とか文字で伝えて技術発展を促進します。わかりやすいね!
人類が時間をかけて自然に発展していくのを見守っても構わないんだけど、あんまりのんびりしてると生態系上位層の奴――以後上級魔物と呼称――が気まぐれにやってきて全てを台無しにしかねないからさ。
生態系中位層の奴――以後中級魔物と呼称――までなら魔法で追い払ったりの対処はできるけど、上級魔物は魔法に対する耐性を持ってる奴らだから対処が難しいんだよね。殺すのは簡単だけどそれはそれで問題があるのよいろいろと。
まとめると、周囲の環境の調整と技術発展の後押しして人類の人口を増やすよ!ってことになる。最初からそう言えって?ごめんね!
真面目な話、現状の人類は強みをまるで生かせてない状態なのよ。農耕技術による安定した食料の確保も、多彩な道具を使った外敵に対するメタ戦術も、社会性を生かした生産性の効率化もできてない悲惨な状態。唯一の強みは投擲による遠距離攻撃くらいだよ。これなかったらマジで滅んでたかもしれん。
とにもかくにも人類が自分たちの強みを生かせるようになるまで人口を増やさないと始まらん。マンパワー、やはりマンパワーがだいたいの問題を解決する……!
さあ、これだけサポートするんだから人類もさすがに増えてくれるでしょ!いや頼むから増えてくれよ?これでもダメだったらあと何すればいいのか俺にはもうわかんないよ?
果たして人類は地球と同じように繁栄することができるのか!?滅ぶとしてもせめて本の一冊くらいは作ってからにしてくれ!頼むよ~!
二千文字書くのに三時間かかる身からすると、毎日投稿とか一話五千字で書き続けてる人はバケモンとしか思えません
すごいね