最近昔のライブをさかのぼるって見返すことにはまってしまいました。
皆さんは何かおすすめの曲とかあったりします?
さてそれはさておき続きをどうぞ。
晴れ渡る空、広大な湖、木々で生い茂る森、その場所に5つの影が素早く移動する。
ー目標は見つけたか?
ーん。
ー目標との距離約5メートル。いつでも行けるってばよ
ー俺もいいぜ
ー私も
ーよし。やれ!
「つかまえたーーーーーー!」
「にゃ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”」
そこには右耳に大きなリボンをつけ額に縫い目のある猫がいた。
『右耳にリボン…目標のトラで間違いないか?』
「あぁ間違いない」
『よし!迷子ペットの捜索・保護の任務完了。』
トラと呼ばれた猫は捕獲された後でも大暴れ。どんな接し方をすればあんなに凶暴に育つのか。何やら必死に逃げ出そうとしているようにも見えるその原因は…
「あぁーーートラちゃん!よかったわー!んーま」チュッチュ
「にゃぁぁぁぁぁぁ」
そう。この飼い主のせいである。あまりに溺愛しすぎたのである。
「(ざまあみろだってばよ)」
「(それは逃げ出すのも仕方ないわね。)」
「(ん 猫ちゃん あれがいい?)」
「(誰が猫ちゃんだ。どう考えてもいいと思うわけないだろ。)」
上からナルト、サクラ、ルナ、2尾のそれぞれ思うことであった。
「…さて、次のカカシ班 第七班の任務じゃが。留守中の子守に、芋掘りの手伝い、それから…」
「ストップ!俺ってばそんな任務ノーサンキューだってばよ。もっとこうすげー任務とかやりたいってばよ。チェンジ!」
「(一理ある。)」 「(もーナルトの奴)」 「(ん 同感)」
「こら。いい加減にしなさい。全く…すみませんね。」
「はぁ…ここいらでお前たちに任務がどういったものか。説明せねばならんのぅ。いいかよく聞け!任務とはな…」
木の葉隠れの里に舞い込む任務とは、子守から暗殺まで里の住民たちから依頼される多種多様なものである。それを難易度別にA級からD級まで割り振られ、能力に見合った班に指名される。
この任務は火影レベルいわゆる里長とその関連に位置する上層部が割り振りを行っている。ちなみにカカシたち上忍はエリート、イルカのような中忍は一般、ルナたち下忍やアカデミーは忍び見習いというような感じである。
その任務を達成すると依頼主から報酬金という形でお金がもらえる。そういうシステムである。
「お前たちは下忍も下忍。Dランクが適正じゃ。って聞かんかぁ」
「でも!じいちゃんにイルカ先生!俺はもうただのいたずら小僧じゃないってばよ」
「!?(ふッ ナルトの奴…)」
「ふぅー仕方ないのぅ。そこまで言うならお前たちにCランクの任務をやってもらう。 護衛任務じゃ。」
「お?お?誰だってばよ?大名様?お姫様?」
「違うわ馬鹿者。全く…入っていただけますかな?」 ガチャ
三代目がそういうと扉からある男が入ってきた。こんな真昼間にもかかわらず酒瓶を片手にねじり鉢巻きをして顔を真っ赤にした眼鏡のおじいちゃんが立っていた。
「なんだぁ ちびっこばっかりじゃねーか…特にそこの超アホずらした一番のちび!ほんとに忍者かぁ?」
ーうちはサスケ(150cm)・春野サクラ(148cm)・猫又ルナ(146cm(猫耳らしき髪型を合わせると150cm))・うずまきナルト(145cm)ー
「一番のちびって誰だってばよ…ぶっ殺す!」
「護衛対象を殺してどうする。よろしくお願いします~」
「わしの名はタズナという。今橋が建設中なんじゃがお前らには橋が建てられるまでわしを超まもってもらう。」
なんとか自己紹介が済み、各々必要な道具を持って里の出入り口である大きな門に集合した6人はナルトを筆頭に浮足立っていながらも里を出発した。
「カカシ先生!今回の任務はどんなの?危なくないわよね?」
「心配するな!護衛任務といってもたかがCランク程度。ほかの里の忍びと争いあうようなことはないって」
「じゃああまり危険はないってことね」
「まあね」
「…」ビクッ
そんな会話をしていた二人の後ろでは何やら肩をびくつかせているたずながいた。そんな様子をサスケとカカシは見ていた。
一方ナルトとルナは初めて見る里の外の光景に胸を躍らせ、そんな空気を一切感じていなかった。
しばらく道のりに歩いていくタズナ御一行。雨が降ったのか一つの水たまりがある。
「(おいルナ 注意しろ。)」 「(ん?)」
誰も気にせずに通り過ぎようとしたその時体の内側から声が響く。
ザッ ギュルギュルギュル
「「まずは1匹」」
「何!」ザクッ ボトボト
いきなり現れたかぎ爪とチェーンをつないだ2人の忍びにカカシがあっけなくやられてしまう。
「「二匹目」」
カカシを殺った2人はすぐさま標的をナルトに定め、ナルトはカカシ先生がやられ自分が標的になったことに理解が追い付かず、その場で尻もちをついてしまう。
ヒュン カチャッ シュッ!
すぐさまサスケは反応し、二人に結ばれてあるチェーンを手裏剣でうしろにあった木に固定、プラスでその手裏剣の穴に苦無を刺しより動かなくさせる。
「ッち」ガコ
二人は同時にチェーンを切り離し、一人はタズナのもとへもう一人はナルトのもとへ駆ける。
二人にかぎ爪の餌食になろうかという時
「!おじさん下がって!」
「ん 雷遁雷線縛りの術」
サクラはタズナをかばいその前にはサスケが、ナルトのほうにはルナが対応した。
「ぐわっくそ!この雷遁はお前か! 死ね!」
攻撃を止められたことに驚き、標的をナルトからルナへと変えたその時
ドンッ‼
一瞬で駆け付けたカカシが二人を拳で無力化する。
「ナルト!ケガさせちまってすまない。こんなに動けないとは思わなかった。サスケ・ルナよくやった。さくらもな」
「ふん」 「ん 遅い」
「悪かったって気づいていたのか。」 「ん」
しばらく呆けていたナルトだが
「ケガはないかい?ビビり君」「ん 大丈夫?」
サスケのこの言葉ですぐさま立ち上がる。
「ナルト喧嘩はあとだ。こいつらのかぎ爪には毒が塗られてある。その処置が先だ。タズナさん聞きたいことがあります。」
「こいつらは犠牲が出ても戦い続けると有名な霧隠れの連中か。」
「なぜ我々に気が付いた?」
「こんな晴天に水たまりなんてあるわけないでしょ。不自然すぎる。あと俺だけじゃなくてこの子も気づいていたよ。」 「ん」
「何だと?」 「ん わかりやすい」
「タズナさん。この護衛任務はBランク以上に相当する。依頼はあくまで支援護衛だったはず。他里との忍びとの戦闘はAランク以上にも分類されるかもしれない。何かわけがあるんでしょうが依頼でうそをつかれると困ります。」
「ナルト!早く傷を開いて毒血をぬかないと!それからお医者さんにもいかなくちゃ!」
「んーーーお前たちには荷が重いか。」
「!?くっそ」
ザクッ
ナルトはそう言われると自分の傷口に苦無を刺し、思い切り毒血をぬく。
「この左手の痛みに誓う!俺がこの苦無でおじちゃんを守るってばよ。任務続行だ!」
「ん ナルト 死因 出血死」 「勝手に殺すなってばよ。え?俺ってばこれやばい?」 「ん」 「ギャー―――――」…
「ちょっと手を見せてみろ… これで良し。まあ大丈夫だろ。」
「ん ナルト バカ」 「うるさいってばよ。それよりも助かった。ありがとうだってばよ」
「ん のーぷろぶれむ」
ーそれからタズナ御一行は波の国に向かい始めたのである。波の国と火のの国とは陸続きでつながっておらず、船で移動するしかなかった。霧が立ち込める中一行はボートを手漕ぎです進み、何とか陸地にたどり着いた。
しかし、
「そこかぁー!」シュッ
「ナルト!何かっこつけてんのよ!そこに何もいないじゃない!ねぇあんたからもなんか言ってやってよ ルナちゃん」
「ん ちゃん呼び ナルト バカ やめる」
「‼そこかぁ―!」ビシュッ 「だからやめなさい!」
「まじで誰かに狙われてたんだってばよ!」 「はい嘘」
「(あれは…ルナ警戒しな!)」 「(ん? 説明)」
「(いいから)」
ルナはその場に立ち止まり忍具ホルダーから苦無を取り出し、いつでも動ける準備をする。
「ルナちゃんまで…全く! !ナルトあんたなんてことすんのよー!」
「そんなつもりじゃなっかったってばよ~ごめんよ~」
草むらの影から出てきたのは真っ白なユキウサギが固まっていた。
しかし、カカシは違和感を感じていた。
そもそもユキウサギという動物は太陽の光によって毛の色が変わる。夏ならば毛は茶色くなり、冬なら真っ白になる。今は春。つまり真っ白ではなくところどころ茶色くなっていないとおかしいのである。
「全員伏せろ!」
ブン! ドン!
―こいつは確か
「へ―これは霧の抜け忍桃地再不斬君じゃないですか。(このままじゃちょっときついか)」
「写輪眼のカカシと見受ける…じじいを渡してもらおうか」
「卍の陣だ。タズナさんを守れ。チームワーク忘れんなよ。 」
「(写輪眼だと?それは俺らうちはの…)」
『写輪眼』それは『白眼』『輪廻眼』と共に世界三大眼ともよばれる目である。全ての幻術、体術、忍術をすべて見切り、跳ね返してしまう。それだけではなく一度見た技をすべてコピーできてしまうという特異な目である。
「さぁ、交渉は決裂だ。おしゃべりはここまでにしてそろそろ始めるとするか。」シュッ
そういうと再不斬は大きな剣を持っているのにもかかわらず重さを感じさせない素早い動きでカカシ班と距離を取る。
「忍法 霧隠れの術」すぅー
辺りには霧が立ち込める。かなりのチャクラが練りこまれており、5メートルから先の視界全く見えない。
「(注意しなルナ。雷遁地走りの術を使いな。)」
「(ん)雷遁 地走りの術」
ルナは半径10mの雷遁でできた結界を作る。
『ふっふっふ…やるじゃないか。だが 8か所』
「「「「「?」」」」」 「…」
『咽頭・脊椎・肺・肝臓・腎臓・心臓・経静脈に鎖骨下静脈・・・・・いったいどこの急所がいいかな。』
「!?」
その言葉が聞こえ、カカシは額あてで隠していた左目を表に出し、印を構える準備をする。
ゾクゾクゾク
卍の陣をとっているルナたち全員はカカシと再不斬の今まで感じたことのない本物の殺気にかたまってしまう。
その様子を見たカカシは
「サスケ…安心しろ 俺の仲間は絶対 殺させやしねーよ」
ーそいつはどうかな
卍の陣ど真ん中 皆が背を向けている場所に音もなく現れる。
ドンッ!
カカシはすぐさま反応し、全員を再不斬が持っている大剣の射程圏内から押し出し、苦無を再不斬に突き立てる。
「先生!後ろだってばよ!」
パシャッ
苦無を突き立てていたはずの体がまるでそこには何もなかったかのように水となり、崩れ去る。
カカシの後ろには再不斬が立っていた。
ブバン パシャッ
ー何!この短期間でコピーしたのか
「終わりだ。」
カカシは再不斬の水分身の術を既にコピーしていた。だが
「ふん。猿真似では俺を倒すことはできない。絶対にな。 分身体にそれらしい言葉をしゃべらせ、俺を釣った。だがな」
ー俺もそんなに甘くはないんだよ。
パシャッ
「そいつも偽物!?」
そこからの決着は早かった。
背後に迫る大剣をしゃがんでかわすカカシだったが、再不斬は振った大剣の切っ先を地面に突き刺し刀に体重を預け、蹴りをくらわす。
まともに食らい、近くの水辺に落とされるカカシだったがマキビシを再不斬の足元に散らばせて追撃を防ぐ。
ザブン!
「マキビシか、くだらねぇ」
―何だこの水!やけに重たい。
「…バカが 水牢の術」
ーなに!?
「お前に動かれると少し厄介だからな ここにしばらくいてもらおう。水分身の術!」
カカシを水でできた牢で閉じ込めた後再不斬は2体の水分身を出す。
「さぁ楽しい蹂躙のお時間だ」
次回からやっと今作の主人公が活躍します。
どうぞお楽しみに!