おまけとして白面の各国に対する好感度をつけました。
「やはり、敵の目論見は電撃作戦! 最速でアインズ様を討ち取るつもりか!!」
デミウルゴスが軽く声を荒げる。
召喚系のワールドアイテムでナザリック側の部隊を足止めし、隠し玉の戦力を投入することで部隊を分断する。
そしてナザリック側が混乱している間に、精鋭部隊で大将を討ち取る。
そこまで予測したデミウルゴスは一旦、クールダウンする。
「なるほど。相手のワールドアイテムが対個人用に偏っていることを考えても、消耗戦では分が悪い。ならば初手から全力でトップを狙うのは、悪く無い策ですね」
アインズを前線に参加させず、影武者を立てておいて良かったと胸を撫で下ろす。
しかし影武者を務めるパンドラもアインズとは比べられないとは言え、仲間としても駒としても、召喚魔物とは違って替えの効かない重要な存在である。
これを放置しておく訳にはいかないとデミウルゴスは直ぐ様、状況を整理し、対策を練り上げる。
(レベル80代の魔物では足止めにしかならない。しかし気になるのはあの2色の髪の女……。このタイミングで出てくる辺り、雑魚ということは流石にありえないでしょうね)
事前にした調査では、存在が掴めなかったアンティリーネをかふらたいとシュムナに続く、第3の切り札と予想する。
そこから彼女をレベル100に近い戦力か、ヴィクティムのような特殊な役割を持つ相手のどちらかであると、アタリをつけた。
(そうなると、流石に私一人では無理ですね)
「アウラ、マーレ。くらぎの上に敵の主戦力が集結しています。私達3人で仕留めますよ」
マーレの所有するワールドアイテムはパーティー単位の相手に最も効果を発揮する。
法国側もワールドアイテムを持っているとはいえ、おそらくは全員では無い。
(そうなるとあの集団が装備しているワールドアイテムは
デミウルゴスは頭の中で計算を立てる。仮に4人以上が残った場合は、別の対策が必要だが、その場合の算段も彼の中では既に練られていた。
(アインズ様は常に撤退を視野に入れろと仰っていましたが、緊急用の転移アイテムでは私達はともかく召喚魔物は戻せない。部隊が分断されている現状では得策ではありませんね)
今は撤退のタイミングでは無いと判断したデミウルゴスは、アウラとマーレに通信を入れて
「流石にすんなり行かせてくれるほど、阿呆ではないか」
レベル80代の魔物の相手をしながら
彼女の狙いはデミウルゴスの予想通り、大将首を一気に取ること。
スルシャーナの周りを固めたのは単なる過保護ではなく、敵も同じ戦術を取ってくる可能性を想定に入れてのことである。
「落ちなさい!」
斗和子が魔物に対して、深々と鎌を突き刺す。すると魔物は徐々に石化していき、そのまま墜落していった。
「御方様、こちらは片付きました」
「こっちも片付いたわよ」
斗和子、ついでアンティリーネが声をあげる。
しかしそこで敵の本命が到着する。
「貴方が
「そういう貴様は小悪魔か?」
「斗和子よ。こいつらの相手は我がする。お前達は予定通り、プレイヤーの所へ行くがいい」
「はい。御方様、お任せします」
くらぎから降りて、自身で宙に浮かぶ
スレイン法国の弱みは、実際にはワールドアイテムを”3個”しか持っていないことだ。しかも
(こちらのハッタリが効いて、エレザールの鎌・石をワールドアイテムと誤認してくれれば良いがな)
プレイヤーにとって未知の能力を持つエレザールの鎌・石は他のシリーズとわざと大きくデザインを変えている。相手がワールドアイテムと誤認してくれることを期待してだが、当然偽物のワールドアイテムに、ワールドアイテムを防ぐ力は無い。
そのため少しでもリスクの低い、強者の人数が少ない本隊の方に、自分以外を向かわせるという戦術を選択する。
「それを黙って見過ごすとお思いですか? アウラ、頼みましたよ」
「分かった!」
それに対し、デミウルゴス達は当然妨害をする。
使用するのは、アウラが所有するワールドアイテム『山河社稷図』。このワールドアイテムは現実のフィールドと絵画の世界を入れ替えることによって、絵画の世界に人や物を閉じ込めることが出来るという代物だ。
フィールドごと入れ替えることが出来るので、敵が密集していれば、一度に複数を閉じ込められる極めて使い勝手のいいワールドアイテムである。
ただ欠点として、絵画の中にある出口から脱出されると、ワールドアイテムの所有権が奪われるというものがあった。
(
所有権が奪われてしまったとしても、戦闘が終わった後ならば、集団で囲んで直ぐに奪い返せばいい。リスクよりも一時的に難敵を戦場から排除出来ることのほうが価値が大きい、そう判断を下しての行動だった。
そしてアウラが、山河社稷図を使おうとしたする。
そこで
「いくわよ」「オギャああああああああ」
響き渡る胸声。使用される寸前に
硬直し、動けないアウラ。それに代わって、マーレが動く。
「お姉ちゃん!!」
巨大植物を操る魔法で、瞬時に植物を生やしアウラを守る。しかし、火球は一瞬で植物を焼き尽くし、更に一体の魔物を巻き込んだ。それで多少威力が減衰したもののアウラを弾き飛ばした。
それによって生まれた包囲網の穴からくらぎが飛び出す。
(なんと強烈なスキル!!)
飛び散った余熱に顔をしかめながらも、逃すまいと動くデミウルゴス。それに対し、
「くっ」
デミウルゴスはそれを弾いて防ぐ。しかしその間に逃亡を許してしまう。
弾かれた鎌をキャッチする
「貴様等には、我と踊ってもらうぞ」
両手に鎌を握り、余裕を見せるように腕を広げる。空中で傾城傾国を風になびかせるその姿はまるで一枚の絵画のようであった。
「ど、どうするのよ。デミウルゴス!!」
そんな
相手の戦力はレベル100級が3人とレベル80と70。召喚魔物が居るとはいえ、パンドラとセバスだけ、それを乗り切るのは困難と考える。
「心配要りません。伏兵を用意しているのはあちらだけではありませんからね。それよりも我々は目の前の相手に集中しましょう」
スレイン法国の大将は
「我の首を取れると思うてか?」
「ええ、やってみせますよ」
睨み合う両者。
そして白面は不敵な笑みを浮かべる。
「ならば、やってみるがいい」
レベル100の階層守護者3人と
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ここからはおまけです
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スレイン法国
好感度:大好き
・スルシャーナと協力して作り上げた国。我が子。
リ・エスティーゼ王国
好感度:普通
・特に好きになる要素も嫌いになる要素も無い。原作通りに腐っているので、いい餌場。個人単位でそこそこ目をかけてる奴は多い。
バハルス帝国
好感度:無関心
・面白味が無いと全く関心が無い
竜王国
好感度:やや嫌い
・竜王が嫌いなので、竜王の子孫が治める国である竜王国もやや嫌い。
ローブル聖王国
好感度:嫌い
・八欲王に殺されまくってスルシャーナがレベル一桁にまでダウン。
アーグランド評議国
好感度:嫌い
・仮想敵国。過去にはスレイン法国に圧力をかけようとしてきた。
番外ー八欲王
好感度:大嫌い
・交渉に訪れたスルシャーナをリンチした。当然、