突然思い浮かんだものです。後悔はしていない。
組織の部隊長 1人目
スラム街。そこには感染者や貧乏な人が集められている。
スラムという名の通り、治安は悪く、衛生面も最悪だった。
そこに、とある男が現れた。その男は名をJPと呼び、スラム治安維持組織という企業を立ち上げた…
スラム治安維持組織総長室にて、一人の男がJPのもとに来た。
「総長。報告に来ました」
「どうだ?最近のスラム街は」
「スラム街の治安は近年良好状態であり、龍門上層部の者たちからの抗議も減少しています」
「よろしい。では、外の方ではどうなっていますか?」
「ウルサス帝国のチェルノボーグという都市がレユニオンという感染者組織の手によって陥落いたしました」
「…もしその者らが龍門に来たとして、我々と相対する確率は?」
JPは少し顔を険しくした
「レユニオンとの衝突は不可避です。
彼らは感染者の正当な権利を求め、認めないなら破壊するような集団である一方、我々は正当な権利を得られないなら、人一倍努力し認めさせる方針を取っています」
「折角治安が良くなってきたというのに…」
JPはこるからのことについて考えたのだろう。顔がもっと険しくなった。だが、直ぐに冷静を取り戻し、指示を出す。
「レユニオンの者たちが問題を起こした際は発見次第処罰、中でもまともな者には我が社の社員にします。それ以外は処罰してください」
「…よろしいので?」
この場合のよろしいので?は、社員にする方の事を言っているのだろう。なんなら、侵略者を処罰するのは当たり前のことであるため、処罰する方には疑問を抱かなかった。
「ええ。我々は常に人手不足。それくらい問題ないでしょう」
「ですが…敵ですよ?」
男は困惑する
「なにか変なことをしようとしたら私が直々に“躾け”をするだけです」
「ああ…」
男は納得したような顔をする。
「報告は以上ですか?」
「ああいえ、もう一つ龍門についてありまして」
「?」
「感染者組織であるロドスが龍門に入国しました」
「…ほう?その方々はどんな者なのですか?」
JPは興味津々なようだ。
「表上では製薬会社ですが、ただの製薬会社にしては過剰すぎる戦力です。彼らの目的は源石病を治すことだそうです」
「ふむ…その者たちは丁重にもてなしてください。ですが、もしスラム街で問題を起こしたなら捕まえてください。仕事ではありますので」
「承知いたしました。報告は以上となります」
「よろしい。戻ってもいいですよ」
「はっ、失礼します」
男が部屋を退出する。
「レユニオン、ロドス…これはまた一波乱ありそうですね…」
JPは手を握りしめ、立ち上がった。
「まあ良いです。私達の管轄で問題を起こさないのであればこちらも危害を加えません。ですが、もし加えた場合には…私が直接出向くとしましょう」
杖を手に持ち、体を解しに出かけた。
・・・
場面は変わってロドス達の方へと移る。そこではケルシー、ドクター、アーミヤのロドス側3人と、ウェイ、チェンの龍門側2人が話し合っており、ついさっき双方の了承を得、解散する所である。
「君たちが道を踏み外さない限りは歓迎しよう」
ロドスの者たちは立ち上がろうとしたが、ウェイに座るよう言われ、座り直した。
「?まだなにか…」
アーミヤは問おうとする前にウェイが話し始める。
「忠告するのを忘れるとこだったよ」
「どうしたんですか?」
ドクターが代わりに問う
「君たちに向かってもらうスラム街には、とある企業…というよりは、組織と言ったほうがいいか。そういうのが存在する」
「…」
「組織…?」
チェンはああ、あそこかみたいな顔をし、アーミヤは?が浮かんだ。
「…スラム治安維持組織。JPという男が主軸となっている組織だ」
「あいつらは異常だ。あそこの管理にまで手が回らないから、金を渡す代わりに管理をしてもらったんだが、あいつらは我々の想像以上の働きをした」
チェンは今でも信じられないと言った顔をしている。
「彼らが担当してからスラムの治安良好度は右肩上がり。それによって良民からは救世主とまで言われるようになる始末だ」
「彼らは問題を起こさない限りはなにもしてこない。スラムでは大人しくしておくのが賢明だな」
チェンは頷きながらそう言った。
「…そんなに強いのか?」
ドクターが問いた。
「…ああ強い。限りなく強い。私の部下が5人でかかっても、ただの下っ端に負ける。そしてそれを束ねる部隊長と、さらにそれを束ねる総長ことJP…JPが戦っている所を見たという情報は少ないが…確実に強いだろうな」
「スラム治安維持組織…わかりました。ご忠告感謝致します」
「いや、よい。取引相手なのだ。これくらいはしないとな。では、今度こそ解散としよう」
翌日、ロドス一行はスラムを探索し始めた。例えスラム治安維持組織があったとしても、彼らは少数精鋭。数の面で不利なのだ。そこに付け入り、そことも契約を結べたらいいね程度に思っていた。
「スーツの人をちょくちょく見かけますね…」
「スラム治安維持組織の人たちだな。…?」
ドクターは突然反対方向に歩き出す。
「ドクター!?」
アーミヤは困惑しながらもドクターに着いていく。するとそこには、大人に詰め寄られている子どもがいたのだ。
「…」
ドクターは無言でその大人に石を投げつける。
「あぁ?なんだ、このガキ共の知り合いか?」
大人はドクターに近づくが、その間にアーミヤが割って入る。そんなアーミヤを大人が睨むが、アーミヤはアーツを発動する。
「警告します。今すぐここから立ち去ってください」
「この女、アーツ使えんのかよ!?」
「割に合わねえよ!来るな化け物!」
「ッ…」
アーミヤは化け物という言葉に反応する。
「アーミヤ…」
「慣れてますから」
アーミヤは直ぐに笑顔になり、ドクターの方を向いてそういった。
「アーミヤ。大丈夫なのか?アーツを使って」
「もし私達が処罰されようとしたら、きっとこの子達が証言者になってくれます」
「いや、俺も証言者だ」
突然通路から男が現れ、その手にはさっき逃げた大人たちが捕まっていた。
「あなたは…?」
「おっと、そうだった。俺はルーク。スラム治安維持組織第1部隊長を務めてる。よろしくな!」
そう言ってルークは笑顔で手を差し出す。
「私はロドスCEOのアーミヤです。こちらはドクターです。よろしくお願いします」
アーミヤもルークの手を取り、握手する形になった。
「そんな固くならなくてもいいって!何事もリラックスだよリラックス!俺は君たちの行動を貶めたりしないから!」
「あ、あはは…」
ルークの調子に乗り切れてないアーミヤは苦笑いを浮かべる。
「あ、そういえば総長が君たちのことを気にしてたって聞いたぞ。案内しようか?」
「いいんですか?」
アーミヤたちにとって、この提案は寝耳に水だった。
「もちろん。じゃあ、早速行こうか!その子達も着いてきな。治療するよ」
ルークは歩き出し、会社へと向かい初めた。向かっている最中にルーク達は子どもから事情を聞いていた。
「ミーシャ…どんな特徴の子なんだ?」
「白髪で厚着、そして熊耳が生えているんだ」
「ふむ…わかった。総長に伝えておくよ。…っと、着いたよ。ここが会社だ」
「…思ったよりちゃんとしてますね」
「おいおい、もっとボロいと思ってたってことか?俺たちゃそんな落ちぶれてねえよ!ハハハ!」
「…」
「っと、悪い。じゃあ案内するぜ。子どもたちは医療班の人たちについて行ってくれ」
ルークは色々話しながら会社内を歩く。
「着いたぞ。ここが総長室だ」
目の前にはただの扉があり、隣の看板に総長室と書かれていた。
「失礼するぜ!」
『どうぞ』
ルークは扉をバンッ!と開けた。そこには立ちながら外を覗いているJPがいた。
「…もう少し敬意を払った行動を「総長!ロドスの皆さんを連れてきました!」ほう?」
JPはチラッとこちらを見て、真実であることを理解する。
「…よくやってくれました。それでは仕事に戻ってください」
「えっ!?」
「えっではありません。我々は人手不足だと言っているでしょう」
ルークは少し思い詰めた顔をした後、
「わかったよ…じゃあな!ロドスの人たち!」
笑顔で部屋を出た。
「ありがとうございました。また何処かでお会いしましょう」
ルークが退室した後、JPは席に座る。
「…では、本題に入りましょう。私はスラム治安維持組織総長のJPと申します。以後、お見知りおきを。では、取引へと移りましょう…」
彼らは本物ではなく限りなく近い力を身に着けた赤の他人です。
部隊数と所属人数はまだ決めてないです
プロファイルの能力って 高い←卓越 優秀 標準 普通 欠落→低い なんですね
あとがきで書くプロファイルには説明のしやすさのため、ストリートファイター6の要素、メタ発言が多少入ります。
プロファイル
基礎情報
【コードネーム】ルーク
【性別】男
【戦闘経験】不明
【出身地】龍門
【誕生日】2月17日
【種族】ペッロー
【身長】185cm
【鉱石病感染状況】
体表に源石結晶の分布を確認。さらにメディカルチェックの結果、感染者に認定。
能力測定
【物理強度】優秀
【戦場機動】優秀
【生理的耐性】普通
【戦術立案】普通
【戦闘技術】卓越
【アーツ適性】普通
個人経歴
事件に巻き込まれ、死んでしまった父親を目指して鍛え、龍門で近衛局に所属していた。感染者になってからは世の中に絶望し、スラムで放浪していた。そんな中でJPに拾われ、救われた。JPの元で鍛えた結果、ゲーム内と同じ攻撃ができるようになった。(攻撃力は本家に劣る)
人を殺すのには抵抗があるため、殺害より確保がメインの第1部隊長を務めている。
面倒見が良く、全弟子から慕われている。
ここだけの話、怖いのが苦手である。