ラブライブリスタートシリーズ エンジェルパーティータイム・デュオ   作:しゅみタロス

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第2話 今を輝く天使たち

誰にでもこれからを決める権利がある。それらは彼らも例外じゃない。

 

アクアでも、黒猫団にも

 

静岡 沼津

 

竜太郎「はい、中古玩具の修理ですね。受付けました」

花丸「こっちの棚のカードゲーム、整理できたずら」

竜太郎「じゃあ、この玩具上に持って行ってくれ」

花丸「わかったずら!!」

 

竜太郎と花丸は町工場の一角にある中古玩具屋、宮厨玩具店(みやずがんくてん)でバイトをしながら高校生を続けていた。

 

板前寿司 火流院

 

じゃん!!(山盛りの魚)

 

仁乃介「ほう、上物だな。一応これも修行だ。曜、茶碗蒸し用の出汁の方はどうだ?」

曜「なんとかなりそうだよ、二人でお店継ぐんだから負けないからね」

 

実家の家業を継ぐべく修行に励んでいた。

 

とある海辺の家。

 

ウィィィィーー!!

 

カガリ「これで看板は完成っと」

ダイヤ「ふう、喫茶店を開くとはいえ店内の改装にこだわるのも大変ですわ」

カガリ「少し、休もうか。ダイヤちゃんもファッションデザイナーの講義あるんでしょ?」

ダイヤ「それじゃあ、お言葉に甘えますわ」

 

地元の大学に進学し、カガリはお菓子、ダイヤはファッションの道に進んでいた。

 

 

真田剣術道場

 

真田「はあ!!はあ!!」

鞠莉「うう~」

 

道場で素振りをする真田と大量のレポートに頭を悩ませる鞠莉。

 

真田「これで200回、まだまだいけるな」

鞠莉「真田さ~ん、肩揉んでください」

真田「ご苦労様、ちょっと待ってろ」

鞠莉「ああ~、効きます~」

 

道場で理事長とオリンピックを目指す暮らしを始めていた。

 

沼津海洋研究大学

 

ザバーン、ザバーン!!

 

果南「はあ~、今日も記録更新。やっぱ潜らなきゃね」

 

ダイビングショップを継ぐために水中インストラクターの資格試験を目指していた。

 

 

 

 

東京

 

梨子「ピアノで大切なのは自分で使う音を意識すること、最初は音を意識するために鍵版を一つずつ弾いてみて。まずは挑戦よ」

 

ディスク・ドール・シンフォニクスへと身を置き、シンフォニクス候補生の中心になっていた。

 

表参道の一角

 

ジュンヤ「お待たせしました、ファンガリオンブレンドです」

ルビィ「こちら、オレンジチーズケーキです。ごゆっくりどうぞ」

ジュンヤ「ルビィちゃん、これもあのお客さんに」

ルビィ「うん、わかった」

 

新しい場所で喫茶店を営んでいた。

 

アメリカ

 

L4クリエイツ

 

集「ええ、その事業の利益はこちらから。ええ、そこまでは把握できていないのでデータを取る必要がある」

 

会議の席に座り、仕事を学ぶ集。

 

集「ああ、やっぱダメだったか。このストレスは後でデンジャラスゾンビ4でリセットするとしよう」

 

L4クリエイツで父親の仕事を継ぐべくアメリカで活躍していた。

 

 

そんな黒猫団とアクアの今を写真に収めたメモリを手に陸はある場所を訪れたのだった。

 

東京のとある総合病院である。

 

陸「すみません、7時に面会を予約した海道陸です」

 

保険証を手に、受付を済ませるとエスカレーターで上階へと進む。たどり着いた部屋には一人の白い髪の中学生がベッドでノートを書いていた。

 

陸「また新しい曲か。今度はどんなのを書いているんだ?」

白髪の少年「僕の未来だよ」

陸「未来?」

白髪の少年「僕がステージに立つ未来、それが叶う歌」

 

前向きながらも儚さを感じる中学生は、次々とノートに音符をつけていく。まるで自分の何かを残すように。

 

陸「いつか言ってたよな、アクアと黒猫団の今が見たいって

 

みんなのあの写真、持ってきたぞ」

 

白髪の少年「ホントに!!是非見せてよ!!」

 

陸はカメラにメモリを差し込むとそれぞれの道を進んでいるかつての仲間たちを見せた。

 

白髪の少年「すごい、本物のアクアだ」

陸「少しは元気でたか」

白髪の少年「はい、ありがとうございます。陸先輩」

 

すると後ろから。

 

巧「よお、お待たせ、元気か。」

善子「ケーキ買ってきたわ、魔の茶会といきましょう」

 

その二人の背後には……

 

オレンジのコンマヘアが特徴的な中学3年生のある人物が顔を出していた。

 

陸「君は……」

 

 

 

 

 

その頃

 

ディスク・ドール・シンフォニクス事務所。

 

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

 

一人黙々とパソコンに向かい、レポートを確認する男がいた。

 

その男は

 

心咲護。

 

心咲「ファンガリオンによる支援と講習は十分だな。あの革命派オーディションを通過しただけのことはある」

 

2人の中学生ぐらいの少女のレッスン動画を見ながら心咲はコーヒーを開けた。

 

心咲「香港屈指のネットミュージックから生まれた天才、ニューヨークの音楽家の一族。この2人はにしかできないものがきっと生まれるに違いない。

 

だが、それを成すにはまだ早い。時は待つべきだな」

 

心咲はそう言うとデータをファイルに保存し、席を立った。

 

革命派、それが意味するものを知るのは、

 

この先の未来でようやく見るものになる。

 

 

 

 

 

 

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