暗黒錬金術師伝説8 暗黒!リディー&スールのアトリエ   作:dwwyakata@2024

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魔郷そのものの海に入る事が出来る存在もいます。

三傑の一角にしてインフラの鬼。

フィリスもその一人です。


2、海に住まう者

フィリスは堤防の上を歩いて確認しながら、コレは酷いと、何度か呟いていた。

 

この堤防は、相当な犠牲と労力の末に作ったのだろう。だが、メンテナンスについて、あまりにも考えていない。

 

堤防の幅は、歩幅にして十歩ほど。

 

外海と内海をしっかり隔てている。

 

錬金術によって土砂を運び入れ。

 

ポンプを使って一度全ての海水を外に出し。

 

そして一部だけ、海水が出入りするようにして。後は可能な限りの頑強な素材で固めたのだとは分かったが。

 

その素材が、土由来のものだということも、すぐに分かった。

 

まあ恐らく、ブロック化した上で組み立てたのだろう。

 

そもそも内海のギリギリ外側に堤防を作る事自体が相当な難事だった筈で。被害も洒落にならなかっただろう事は想像がつく。

 

そして今の港から入り江にさしかかる内海は、アダレットの重要な食糧源となっているし。

 

獣の駆除に力も入れているようだが。

 

これははっきりいって、根本的な対策が必要だ。

 

今までの周回では、此処を本格的に調査する必要がなかった。

 

ある理由から、アダレット王都は数百年以内に放棄するからで。

 

こんなものを残しておく必要がなかったからである。

 

しかし。リディーちゃんとスールちゃんが上手く行く可能性が出てきた今。

 

今後あの双子をどうするかはさておき。

 

この堤防そのものは、しっかり残す必要がある。

 

そして、調査してみて分かったが。

 

これは放置しておいたら。

 

後十年もたずに崩壊していただろう。

 

その時には、大規模な災害が起きていたに違いない。

 

そういえば、アダレットでは毎度の周回でこれから十年後前後に騒動が起きていたが。あれは、獣が大侵攻を掛けてきたからではなく。

 

堤防が根本的に駄目だった、と言う事か。

 

やむを得ない。

 

深淵の者が現在管理している、装甲船二番艦を使うか。

 

更に補強したあれなら、内海も外海も、しっかり作業をする事が出来る。

 

もっとも、アダレットにアレを持ち込むとなると。

 

色々アダレット側が五月蠅そうだが。

 

それはソフィー先生にでも話して、黙らせるしか無い。

 

堤防を全て歩いて。

 

途中たまにしかけてくる身の程知らずの獣は、其方を見さえせずに、裏拳一発で粉々にする。

 

海に落ちた巨獣は。

 

一瞬で同胞に群がられ。

 

瞬く間に赤い海が拡がっていくが。

 

それこそどうでもいい。

 

フィリスにとっては、堤防の状態確認と。

 

とりあえずの応急処置の方が重要だった。

 

何しろこの世界では。

 

獣は際限なく。

 

幾らでも湧いてくるのだから。

 

他の世界では違う。

 

例えば現在極寒地獄になっている、ヒト族の生まれた世界。彼処では、獣の数は有限で、殺しても湧いてくる事はないことが分かっている。獣は非常に貴重な存在で、極寒の世界の中、必死に生き抜いているとも。

 

あのような世界で、獣を身を守るため以外の理由で殺す事は文字通り最大の悪逆だろう。

 

だが、今いるこの世界では。

 

獣は人間を管理するために存在している装置の一種に過ぎない。

 

だから、むしろ積極的に駆除をしなければならない。

 

心苦しい話だが。

 

一通り歩き終わり。

 

堤防の構成材料の声を聞いて、なるほどと頷く。

 

堤防の構造は全て把握した。

 

此処からは、かなり本格的な作業をしなければならない。

 

硬化剤を用いるにしても、やはり装甲船二番艦を持って来ないといけないだろう。しかも堤防の外側のメンテナンスは、本格的にやり始めたら一月では足りないだろう。時間停止を用いても、相当な手間暇が掛かる。

 

いっそのこと。

 

この堤防、一度壊すか。

 

そう考えたが、考え直す。

 

コレは恐らくアダレットのシンボルにもなっている。

 

今までの周回では、アダレット王都はその内放棄していたこともあって、あまり気にしていなかったのだが。

 

今回はそうも行かない。

 

双子を制御し。

 

利用していくためにも。

 

この堤防を。

 

アダレットにとって重要な蛋白源である魚を捕ることが出来る巨大ないけすであるこの場所を。

 

安易に破壊するわけにはいかないのだ。

 

いずれにしても、土台が駄目になっているので、かなり根本的な所から、作業をしなければならないだろう。

 

こんないい加減な工事、一体誰がやったのかと、叱責してやりたいくらいだが。

 

しかしながら、フィリスも億年以上の経験を積んでいるのだ。

 

そのフィリスの考える「立派な工事」を基準にしていたら。

 

全てが駄目になる。

 

それは分かっているので。ぐっと怒りを飲み込む。

 

ただでさえ、双子をどうするかで、イルちゃんと意見が対立しているのである。これ以上、面倒事は抱えたくなかった。

 

今日分の作業は、一旦終わらせる。

 

堤防を管理している出城になっている街では。

 

既に何度か戦闘が起きたようだが。

 

まあ被害は出ていないだろう。

 

獣はフィリスが威圧しているし。

 

身の程知らずの阿呆も、どちらかというとフィリスに引き寄せられている。

 

街の方には、雑魚しか行っていない。

 

その雑魚も、深淵の者の戦士達が基本的には片付けているし。

 

一人前くらいの実力にはなった双子と、ルーシャちゃんもついている。

 

それならば大丈夫だろう。

 

作業を切りあげ。

 

堤防の上を歩いて戻る。

 

此処も緑化してしまえば、多少はメンテナンスが楽になるか。

 

いや、いっそのこと、堤防を二重構造にし。壁を二枚作り、内側に空洞を作る。

 

更に堤防上部を緑化。

 

内部をブロック構造化し、メンテナンスを可能な構造にすれば。

 

万年単位でもたせる事が可能だ。

 

だが、それをやるには。

 

一度この堤防を壊すくらいの覚悟と。

 

何より、アルファさんが泡を吹くほどの出費が必要になる。

 

長年掛けて膨大な資産を蓄えてきているアルファさんだが。

 

今回の作戦のために、アルファ商会は相当な出費を強いられているし。これ以上の無茶はさせられない。

 

かといって、アダレットもそもそもファルギオル撃退作戦と、各地のインフラ整備作業、そしてファルギオル戦の後始末で、カツカツの状態だ。アトリエランク制度を導入し、コストの圧縮をしてもなおも厳しい状況だろう。

 

フィリス一人でやれば出来ない事もないのだが。

 

彼方此方のインフラ整備作業で声が掛かっていて、それどころじゃあない。

 

堤防を歩いて、二度襲いかかってきた獣を、見向きもせずに赤い霧にすると。

 

一旦街に。

 

防衛作戦を展開していた戦士達に、今日の作業の終わりを指示。

 

そして、堤防の守りに使っている、分厚い扉を閉じさせた。

 

この扉を開けることさえ命がけ。

 

そう、街の者達は顔に書いている。

 

まあ気持ちは大いに分かるが。

 

これは何とかしないといけないだろう。

 

双子は。

 

双子だけでは無く、ルーシャも、連れてきている騎士二人も、相当に消耗しているようだった。

 

襲いかかってきた獣が相当に巨大だったようで。

 

何体かが吊されて、街の人々がわいわいと捌いている。

 

まあ、フルスハイム側の湖でも、意味不明なほど巨大な獣が泳いでいるのを。装甲船二番艦から、フィリスも見た。

 

外海の獣となれば。

 

雑魚でもこのサイズになるのは、仕方が無いと言えば仕方が無い。

 

護衛の戦士が敬礼をして来たので、頷く。

 

「お疲れ様です、フィリスどの」

 

「被害は」

 

「負傷者が三名。 街の住人に被害は出ておりません」

 

「薬については指定の物を使ってください。 それと、襲撃の内容については後でレポートを提出してください」

 

指示を出すと、後は双子に、今日の作業は終わりなので休むように指示。

 

そして、自身は宿に。

 

一室を自分用に借りていて。

 

其処に魔界への入り口を作ってあるのだ。

 

魔界に入ると。

 

まっすぐに最深部に。

 

見回すが、今はルアードさんはいないか。

 

その代わり、シャドウロードがいたので、声を掛ける。

 

若い肉体の方が動きやすいとかで。

 

既にシャドウロードは、フィリスと同じくらいの年齢までアンチエイジングしていた。この様子だと、終焉の時までこの姿で通すのだろう。

 

面白い事に、この人は周回の度に固定する年齢を変える。

 

一番面白かったのは、幼児にまでアンチエイジングした時だったけれど。

 

その時は、暗殺をしやすいから、という理由だった。

 

アグレッシブに動き回って、深淵の者の邪魔になる存在を、片っ端から殺していたものである。

 

今回のシャドウロードは、主にサポート主体で動く事に決めているらしい。

 

周回の度に、もっとも変化が著しい人で。

 

この人を見ているのは、フィリスにとっては楽しい事でもあった。

 

「フィリス、如何したのか」

 

「会議が必要です。 幹部を集めて貰えますか?」

 

「例の堤防の件か」

 

「はい」

 

頷くと、シャドウロードは手配してくれるという。

 

とはいっても、最低限の幹部を集めるだけでも、数日はかかる。

 

その間、フィリスは。

 

応急処置をして、堤防の寿命を数十年くらいは延ばさなければならない。

 

 

 

翌日も、堤防の応急処置を進める。

 

周囲に空気の膜を作り出す魔術を展開。

 

これについては、道具で極限まで強力にすることにより、一種のシールドとしても作用する。

 

なお、空気というのは、想像以上に濁るのが早く。

 

フィリスの背丈の五倍ほどの直径の球体を作り出しても。

 

内部で活動できる時間は、それほど長くは無いのが実情だ。

 

なお、混乱させないように、先に「今日は潜る」と伝えてあるので。

 

双子は慌てていない。

 

まずは内海から。

 

硬化剤を荷車に積んで、一緒に潜る。

 

そして、かなり痛んでいる事を確認しつつ、彼方此方を補修していく。壊れてしまっている場所は、石材を仕込んで、硬化剤で固めていく。

 

手早くやっていっても、なにしろ長大な堤防だ。一日で終わる作業では無い。

 

昨日の時点で、堤防の何処が痛んでいるかは分かっていたから。作業そのものはそれほど苦労しなかったが。

 

応急処置に過ぎないことは分かっているが。

 

それでも汚れを落としつつ。

 

痛んだ石材を補強し。

 

硬化剤を塗り。

 

場所によっては、プラティーンでの補強を掛け。

 

そして何より、土台が駄目なので。その辺りは、錬金術で極限まで強化した、重力発生の装置を用い固定する。

 

全ての作業を終えて、内海から上がる。

 

獣が作業後を面白がってつついていたが。

 

基本的に、その辺りの獣がどうにかできるような柔な造りにはしていないし。

 

時間停止も利用しているので、硬化剤についても心配は必要ない。

 

フィリス自身は、既に一月くらいは連続稼働しても何ら問題ない人外の肉体になっているので。

 

本来は休憩は必要ない。

 

ただ、それでもイルちゃんが心配するので。

 

時々休憩はするようにしている。

 

人間なんてさっさと止めれば楽になるのに。

 

それをしようとしないイルちゃんは、考え方が違う。

 

だが、その違う考えを尊重するのもまた大事なので。

 

フィリスは、イルちゃんとやっていくためにも。ある程度は、妥協していくようにしていた。

 

海から上がると夕方。

 

少しずつ、大胆になって来ている外海の獣が、襲撃回数を増やしてきていると、戦士達から報告を受ける。

 

レポートを出して貰い。

 

皆に休んで貰う。

 

スールは獣に腕を食い千切られ掛けたらしく。

 

ルーシャが、きっとフィリスを睨んでくる。

 

睨まれても怖くも何ともないが。

 

この子はなんとソフィー先生に、単独で仕掛けに行ったらしい。

 

多分何処かで、怒りで頭の枷が外れてしまったのだろう。

 

良い事だ。

 

頭の枷が外れると、力というのは爆発的に上がるケースが多い。

 

意外に、この子も鍛えれば、思わぬ所にまで到達できるかも知れない。

 

ソフィー先生は、双子を育てるための当て馬程度にしか考えていないようだが。それだと少しもったいないかなと、フィリスは思い始めていた。

 

もう一日掛けて、内海の側の応急処置を完了。

 

本格的に補強をするには、やはり一月は掛かるし、アダレットの国家予算十年分以上は平気で食い潰すことになる。

 

そんな蓄えがアダレットには無い事もフィリスは分かっているので。

 

現実的では無い。

 

アルファ商会にお金を出して貰うにしても。

 

文字通りすってんてんになるのがオチである。

 

流石に、深淵の者を金銭面から支えているアルファ商会を破産させるわけにはいかないので。

 

この辺りは、考えながら作業をやっていかなければならない。

 

さて、次は外海側だ。

 

一応魔界に顔も出すが。

 

まだスケジュールの調整が上手く行かないとかで、会議が出来る状況は整わない。

 

まあフィリスがインフラ整備から外れている分、プラフタさんやソフィー先生が動いているので、これは仕方が無いと言える。

 

深淵の者も、今ほど強固にこの世界に介入できるようになったのは、比較的最近の事で。

 

昔は此処までの介入力は無かった。

 

人材を補うために、ホムンクルスの本格投入を開始してはいるのだが。

 

それでも足りないのが現実である。

 

結局の所、深淵の者も、世界の第三勢力に過ぎず。

 

ソフィー先生を一とする規格外がいてこそ、の組織に過ぎないし。

 

そのソフィー先生も全能では無い。

 

レポートを確認しつつ。

 

魔界にある自室で外海の応急処置について考えていると。

 

イルちゃんが来た。

 

「フィリス、ちょっといいかしら」

 

「うん? どうしたのわざわざこっちにまで」

 

「例の絵の件よ」

 

「ああ、あの絵ね」

 

例の絵。

 

これより、双子に「バカンス」と称して調査させようと思っている不思議な絵画である。

 

「人間が外海に出られる世界」をイメージして書かれたその絵は。

 

あり得もしないピカレスクロマンに登場するような海賊が、夢のような冒険をしている絵で。

 

まあ夢を見るだけなら良いのではと、フィリスも苦笑したくなるような代物だった。

 

匪賊の現実を見ていると。

 

海賊というものが存在したとしても、恐らく人間と呼ぶには無理がありすぎる鬼畜外道になっただろう事は想像に難くない。

 

「少し手を加えて、サポートの人員を内部に加えたわ」

 

「うん? 確か思念だけで動いているバッケンとかいう海賊がいなかった?」

 

「その海賊に、思念だけで無く、肉体も与えてみたのよ。 同時に絵も補強して、内部世界の強度も上げておいたわ」

 

「別にかまわないけれど、内部に放し飼いにするドラゴン対策?」

 

首を横に振るイルちゃん。

 

そして、寂しそうにフィリスを見た。

 

「少しでも双子の糧になるように、と思っての事よ」

 

「そのままでも糧にならない?」

 

「鞭が多すぎると言っているの。 試練だけ与え続けても、双子は潰れてしまうわよ」

 

「そうかなあ」

 

小首をかしげる。

 

今まで一万回強、双子の育成には失敗したが。

 

優しくした周回で、上手く行ったわけではなかった。

 

むしろ調子に乗らせたあげくに。

 

ファルギオルに黒焦げにされることの方が多かった気がする。

 

確かに厳しくしすぎても、潰れてしまう可能性があるかも知れないが。実際問題、厳しくやっている今回で、始めてファルギオルを双子は突破出来たのだ。

 

ファルギオルを突破した所で、またソフィー先生が事象の固定を行ったらしいし。

 

またかなり厳しい試練を設けたところで、問題ないようにフィリスには思える。

 

それを察したか。

 

イルちゃんは、大きく嘆息した。

 

「フィリス、貴方ね。 もう人間をモノか何かと思い始めていないでしょうね」

 

「思ってるけど」

 

「……っ」

 

「イルちゃん。 今までの世界の終焉を見てきたでしょう? 愛情を注いで人間は変わった? 道理を説いて人間が変わった?」

 

みるみる真っ青になるイルちゃんに。

 

フィリスはむしろ静かに語る。

 

あのパルミラでさえ。

 

9兆回の繰り返しを経て、一度も人間を自立させることが出来なかった。

 

ソフィー先生でさえ24万回近くを繰り返し。

 

結果は同じ。

 

フィリスとイルちゃんはまだ一万回程度だけれど。

 

それでも同じ事だ。

 

フィリスは、素の人間にとっくに見切りをつけている。

 

今後人間に対して、根本的な概念の破壊を行う必要がある。

 

それが結論だ。

 

知的生命体そのものに欠陥がある。

 

今までフィリスは人間を見てきて、そう結論せざるを得ない。

 

まともな人間がいないとは言わない。

 

苦楽を共にして来た人達は、立派だったけれど。

 

同時に、それを遙かに超える数、とても立派とは言い難い人間達を見てきた。

 

そして世界には、駄目な人間の方が遙かに数が多く。

 

そいつらが世界を最終的には滅ぼすのだ。

 

どれだけ完成された社会システムでも駄目。

 

どれだけ完成された倫理観念を浸透させても駄目。

 

どんなに優れた統治者が君臨しても駄目。

 

要するに人間という生物。いや、知的生命体がそもそも欠陥品なのであって。それを是正するには、ちょっとやそっとの改革では駄目。

 

ましてや、人間に感情移入すれば。

 

それだけ未来の打開は難しくなる。

 

イルちゃんは人間性を保ったまま、世界を変えたいと思っているのだろう。

 

フィリスは、もうそれは無理だと判断している。

 

それだけだ。

 

「フィリス……」

 

「イルちゃん、泣いたって何も解決しないのは、今までの終焉を見てきて分かっているんじゃないの?」

 

「私が泣いているのは……!」

 

「わたしが狂ってしまったから?」

 

笑みで答える。

 

確かにフィリスは狂ったかも知れない。

 

だが、この狂気の世界は。

 

むしろ心地よいくらいだ。

 

ともかく、堤防については、早めに何かしらの対策を練る必要がある。イルちゃんと無駄話をしている暇は、そんなにはない。

 

喧嘩別れをするつもりはないが。

 

だが、イルちゃんとは、もはや決定的に。

 

目指すところが違っているのも、事実。

 

そして、同じ事を考えている人間だらけでは。

 

この詰んだ世界を打開できないのも、また事実だった。

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