遊戯王 ネガ×ポジ=ワイゼル∞   作:T3PO

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第一話 vs 青氷の白夜龍

 

4/3 A市立 柿野木高校 入学式後 デュエル専攻学科 J組教室にて

 

 

「あーどうせこの後自己紹介するんだろ。それで、100%出だしで噛む。それで出鼻挫かれた後、黒板に俺の苗字を書くと、またいつものあだ名が付けられる。嫌だなー。」

 

「やかましいぜ!俺は男が騒ぐとムカつくんだ!」

 

「…ってかあえてスルーしたけど、何で学ラン着てるの?ここブレザーだし、そもそもお前は」

 

「いやーやっぱ高校生っていうなら承太郎でしょ。つまり学ラン着なきゃいけないでしょ?」

 

先生「はーい、では自己紹介をはじめます。喋るのやめて下さい。」

 

 

おばちゃん先生の声が教室に響き渡り、初対面のクラスメイト同士の手探りな会話は中断された。

まあ俺は緊張感のかけらなく中学からの友人と話してるワケだけど。五条との会話を辞めて席に座る。

 

 自己紹介、何を話すべきか。家族の話をしても何も面白くないし、高校デビュー決めれるほど活かしたギャグもないし。普通にデュエル専攻なんだから切り札とかを話すべきか。 いやでもそれのせいで今後の勝負で「「マインドクラッシュ」発動!お前のエースカードを捨ててもらおう(キリッ)」とかされそうだしな。ってかあだ名つけられt。

 

 

「天野 藍です。」

 

 

凜とした声がして、俺の思考はロックされた。

視線を黒板前へと向ける。おお。

 

流れる様な黒い髪、儚げな白い肌。少しの憂いを帯びた表情。これはまるで、まるで。

 

ふつくしい・・・

 

「16歳です。デュエルモンスターズ 大好きです。」ニコっ。

 

 

 

初対面だらけのクラスのハズなのに、全員が結束・ユ二ティして同じタイミングで叫ぶ。

 

 

 

 

 

全クラスメイト「グリムロだああああああああ!!!!!!」

 

 

…流石、デュエル専攻科 狂ってる…

 

第一話 「VS青氷の白夜龍」

 

 

騒乱の後、少し間をおいて隣の席の五条が囁いてくる。

 

五条「いやー、あの娘すごい美人ねー。カードの精霊かと思ったよ」

 

「・・・」

 

五条「ノックしてもしもーし、聞いてるの?」

 

「きれいだった…」

 

五条「うわー君ってやっぱアレだよね。」

 

「うるさいな。ってかアレってなんだよ。」

 

五条「アレはアレとしか…ってか君の番きたよ!?」

 

「うへちょ」

 

嫌な予感しかしない。全員の前へと立たされる。

 

 

「あー、おでは…俺は吊木 遊気(つぎ ゆうき)といいます。メカっぽいモンスターが好きです。特技は自前のカードスリーブ作成です。よろしくお願いします。」

 

緊張。やっぱり噛んだし。でもこの程度で済むなら良かった。

 

苗字にも反応薄いし、考えすぎだったか。

 

五条「質問です!中学時代のあだ名はなんでしたか!?」

 

おーいいいいいい。もうだめだ。高校デビュー完全に不可能。

 

一呼吸おいて正直に白状する。

 

ユウキ「…首吊る木でした。」

 

クラスメイト1「うわ…」

クラスメイト2「暗ッ!?」

クラスメイト3「ハハハwwwwwwwwwwwウケるwwwwwwwwwww」

 

ユウキ「orz」

 

 

自己紹介終了後…

 

ユウキ「何してくれてんですかなんちゃって承太郎さん!?」

 

五条「いや^^まあいいじゃんwwクラスの初笑いとれてオメデトウ!」

 

ユウキ「いらない、その名誉orz」

 

「ねー、首つるき君?」

 

ユウキ「何!」

 

邪険に振り返ると…

 

 

藍「カードスリーブ作れるの?」

 

グリムロ召喚!さっき見せた憂いなどは微塵の無いニコニコしててカワイイ。

 

ユウキ「う、うん。一応。」

 

藍「すごい!どんな感じなの!?」

 

ユウキ「あー、こ、こんな感じ。」

 

再び緊張。バックの中から一番出来の良いヤツを取り出そうとするも、焦ってデッキホルダーごとバラバラに落ち、なかった。

 

五条「ほい。君緊張し過ぎww」

 

ナイスキャッチ五条!でも後半は余計だ。グリムロさんへホルダーを手渡す。

 

 

ユウキ「どう?そこまで上手くないでしょ(汗)」

 

藍「うんん!凄い!イラスト綺麗だね!しかも手触りもいい…。もしかして本当に全部1から作ったの?」

 

ユウキ「あー、いちおう、そう。かたはおやじの。」

 

藍「?どうしたの?」

 

小首をかしげるな!死ぬ!

 

五条「あはははwいやコイツ人見知りだから気にしないでw彼無駄に色々考える癖に、すぐ緊張しちゃうんだよww」

 

藍「そうなんだー。」ニコニコ

 

ああ。五条。これ以上妙な事を吹き込まないで…。というか俺の新学期がこんなに幸運なワケない。

今はこんなに良い感じでも、どうせこの後「あいつ緊張しすぎワロた」的な感じでネタキャラとして生きる高校生活を過ごすんだ。

そうに決まってる。いや、それならましか。どうせ、「あいつ超挙動不審ってるwwwきもwww」みたくなるんだ。ちくしょう。

 

 

藍「凄い人とクラスメイトに慣れてラッキーかも!」

 

お・お・お御嬢様、ラッキーなのは私めの方で御座います。にやにや笑うな五条!

 

藍「でも…このイラストのモンスターって何て名前なの?」

 

ユウキ「あー、これはねぇ…」

 

普通の質問がきてやっと思考回路が正常になった、その時。

勢いよく乱暴に教室のドアが開いた。

 

 

 

不良1「てめーら~~~気合入れてやるぞっすよ~」

 

不良2「ここにいたか、学ラン着てる奴!逃がさないぞゴラア!!!!」

 

詰襟の学ランの見るからに典型的な不良2人入ってきた。ご立腹だし。そして五条よ、お前逃げるな。

 

 

不良1「おいそこの学ラン何してんだよおいー!」

 

不良2「この野郎!お前のせいで俺らのクラス乗っ取り計画が台無しじゃないかよ!」

 

ユウキ「何したの?」ひそひそ。

 

五条「いやー校門前でJOJO立ち記念撮影していたら人が集まり出しちゃって、そのせいで本職のあの人たちもコスプレイヤーだと勘違いされたらしく、キャーキャー言われちゃったみたい。」ひそひそ。

 

ユウキ「…よかったじゃん。」

 

五条「なー。」

 

不良2「丸聞こえだコラ!硬派なんだよ俺ら!」

不良1「「スタープラチナ出してー」とか言われても意味が分からないっすよコラー!」

 

五条「ん!襟にK組のバッチがついてるって事は、君たちもデュエル専攻って事?」

不良1「だからなんだよコラー!」

 

五条「じゃあさ…」

 

五条「おい…デュエルしろよ。」

 

 

 

五条「コイツ(首吊る木)と。」

 

えー。えー…ええええええ。

 

 

不良1「上等だコラ!」

不良2「その代わり負けたら卒業までパシリだからなコラ!」

五条「良いぜ!」

 

これがデュエルモンスターズの持つ超展開の呪いか \(^o^)/誰か止めてくれよ!

 

クラスメイト1「OH!さっそくデュエルか!」

クラスメイト2「首吊る木がデュエルやるって!」

クラスメイト3「負けたら焼き土下座だって!」ワイノワイノ

 

 

このクラスやばいかもしれない。ってか何、焼き土下座って!

もうやだ。さっそくラッキーの見返りがきたよ。あー。

 

ポン

誰かが肩を叩く。

 

藍「首吊る木君、大丈夫?」ニコッ

 

…どうせ負けるんだろうけど、やるだけやろう。

ってか、うん、勝つ!

 

 

不良1「アンタも運がないっすねー。この俺っちの圧倒的パワーでぶっ潰してやるっすよ!」

 

ユウキ「(パワーって事はハイ・ビートダウンか?その場合、力負けしそうで結構やばいな、どうしよかうんーと、)」

 

不良1「反応しやがれよー!」

 

五条「お互いに、Dパッドは付けたね…!デュエル…開始!」

 

不良1「先行はもらうぜ!」

 

ユウキ「どうぞ!」

 

ユウキVS不良1 LP4000制

 

 

不良1「俺のターン!モンスターをセット!更に1枚伏せてターンエンド!…どうした怖気ついたかコラ!さっさとカード引けコラ~!」

 

あーもう。高校生活初ドロー!!!ってしみじみしてたのに!

 

ユウキ「あーハイ。俺のターン!ドロー!…」にやり!

 

藍「首吊る木君笑っているけど、どうしたんだろ?」

五条「大方、彼の切り札でも引いたんでしょ。にやけすぎだろww」

藍「どんなカードか知ってるの?」

五条「まあね。その内見てれば分かるよ。」

 

ユウキ「スクラップ・ビーストを召喚!」

星4/地属性/獣族/攻1600/守1300 

 

藍「スクラップ!!」

五条「おっ、知ってるの?」

藍「自壊と錬成を繰り返して相手を壊す、独特の群体だね!」

 

ユウキ「スクラップ・ビーストでセットモンスターを攻撃!」

 

 

不良1「へ、良いぜ!セットモンスターは仮面竜(マスクド・ドラゴン)だ。」

 

星3/炎属性/ドラゴン族/攻1400/守1100このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキから攻撃力1500以下のドラゴン族モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 

不良1「リクルート効果発動!俺はデッキからミンゲイドラゴンを特殊召喚する!」

 

ミンゲイドラゴン星2/地属性/ドラゴン族/攻 400/守 200

ドラゴン族モンスターをアドバンス召喚する場合、このモンスター1体で2体分のリリースとする事ができる。自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、

自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードを自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。この効果は自分の墓地にドラゴン族以外のモンスターが存在する場合には発動できない。この効果で特殊召喚されたこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。

 

不良2「良いぞ!」

クラスメイト1「上級ドラゴンを呼ぶつもりか…」

クラスメイト2「首吊る木、裏目に出たなぁ。」

 

ユウキ「…。カードを2枚伏せてターンエンド」

 

 

現在の状況 ユウキ L(ライフ)4000 H(手札)3枚 F(フィールド)スクラップビースト 伏せ札2枚 VS 不良1 L4000 H4枚 Fミンゲイドラゴン 伏せ札1枚

 

不良1「俺のターンだぜ!ドロー!」

不良1「俺はミンゲイドラゴンを生け贄に、タイラント・ドラゴンをアドバンス召喚!」

 

タイラント・ドラゴン星8/炎属性/ドラゴン族/攻2900/守2500相手フィールド上にモンスターが存在する場合、このカードはバトルフェイズ中にもう1度だけ攻撃する事ができる。

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードを対象にする罠カードの効果を無効にし破壊する。このカードを他のカードの効果によって墓地から特殊召喚する場合、そのプレイヤーは自分フィールド上に存在するドラゴン族モンスター1体をリリースしなければならない。

 

粗々しい皮膚をした、混り気のない大道な巨大ドラゴンが現れる!

 

クラスメイト2「スゲーかっけええ!」

クラスメイト3「おおお、いいね!渋いね!素敵!」

 

 

藍「首吊る木君勝てるかな?」

五条「いやー…大丈夫大丈夫。」

 

ユウキ(やべええええええ、嫌な感じ来たー)

 

不良1「更に、マジックカード発動!スタンピングクラッシュ!巨竜に踏みつぶされろ!!」

 

スタンピングクラッシュ 通常魔法 自分フィールド上にドラゴン族モンスターが表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊し、そのコントローラーに500ポイントダメージを与える。

 

不良1「右側のカードを破壊する!」

 

ユウキ「チェーンして発動!速攻魔法!スクラップ・スコール!」

 

藍「破壊対象だった伏せ札を発動して、アドバンテージ損失から逃げたのかな。」

五条「そうだね(グリムロちゃん結構強そうだな)。あのマジックの効果は…」

 

 

ユウキ「デッキからスクラップ・キマイラを墓地に送り、1枚ドローする。更に!スクラップ・スコールは自分の場のスクラップとついたモンスターを破壊する!」

 

クラスメイトs&不良s「え!?」

藍「…え。」

 

スクラップ・スコール

速攻魔法自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。自分のデッキから「スクラップ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送り、カードを1枚ドローする。その後、選択したモンスターを破壊する。

 

不良1「つまり丸腰じゃないかコラ!!!」

 

ユウキ「まだだよ!スクラップ・ビーストの効果発動!スクラップと名のついたカードの効果で破壊された時、墓地のビースト以外のスクラップモンスターを手札に加える!スクラップ・キマイラを手札に!」

 

スクラップビースト 

フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された場合、バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・ビースト」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。

 

 

不良2「ごちゃごちゃ長いな!結局丸腰じゃねえよー!」

 

ユウキ「そうだけど。」

 

不良1「つーかスタンピングクラッシュのダメージ忘れるなよコラー!」

 

ユウキ(忘れてた!)L4000→3500

 

不良1「そしてタイラント・ドラゴンでダイレクトアタック!暴君の炎撃!」

 

クラスメイト1「これはデカいダイレクトアタックだな!」

クラスメイト2「首吊り木に対抗策は!」

 

 

 

ユウキ「無いんだな、これが…どうせ喰らうって分かっ、ケバブ!ぎゃああああああああああああああああああ!?」L3500→600

 

五条「wwwwwwwww」

 

不良2「なんだテメー、弱すぎだぞ!オイ!?」

 

ユウキ「あー最悪だ。…ドロー!」

ユウキ「とりあえず、伏せカードをセットして…手札から即効魔法発動!「禁じられた聖杯」!

 

速攻魔法

フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は400ポイントアップし、効果は無効化される

 

ユウキ「タイラント・ドラゴンの攻撃力を400上げて、効果を無効化する!」

 

 

不良1「敵の攻撃力を上げただと!?間抜けっすかお前!」

ユウキ「意味はある!スクラップ・キマイラ召喚!」

 

スクラップ・キマイラ

星4/地属性/獣族/攻1700/守 500このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたチューナー1体を選択して特殊召喚する事ができる。このカードをシンクロ素材とする場合、「スクラップ」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できず、他のシンクロ素材モンスターは全て「スクラップ」と名のついたモンスターでなければならない。

 

 

ユウキ「効果発動!墓地のスクラップ・ビースト特殊召喚!」

藍「レベル4と4で…8!」

 

五条「出るよ、彼の十八番が。」

 

 

ユウキ「スクラップ・キマイラにビーストをチューニング!」

不良1「シンクロ使いかよお!?」

ユウキ「分解、理解、再構築!今ここに理を持って具現せよ!シンクロ召喚!」

 

☆4+☆4=☆8

ユウキ「鋼の翼竜!スクラップ・ドラゴン!」

 

 

スクラップ・ドラゴン 

シンクロ・効果モンスター星8/地属性/ドラゴン族/攻2800/守2000チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

1ターンに1度、自分及び相手フィールド上に存在するカードを1枚ずつ選択して発動する事ができる。選択したカードを破壊する。このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。

 

 

光と共に、鈍い光を反射をしながらユウキの上空をホバリングする金属質な竜が現れる。

 

クラスメイト1「ひっひ―!!こっちもドラゴンだ!…でもなんかボロくね?」

 

不良2「おいコラ!攻撃力負けてねえぞ!ビビるな相棒!」

不良1「そ、そうだコラ!やれるもんならやってみろ!」

 

ユウキ「スクラップ・ドラゴンの効果発動!アンタのセットカードと、さっきセットした俺の場のセットカードを1枚破壊する!」

 

不良s「何!」  

 

不良のセットカード 「リビングデッドの呼び声」→破壊 墓地へ

 

ユウキのセットカード 「荒野の大竜巻」→破壊 墓地へ

 

不良1「おい、何でタイラントを破壊しない!ナメてんのか!」

 

ユウキ「ちゃんと壊すよ!破壊された荒野の大竜巻の効果発動!このカードはセット状態で破壊された時、フィールド上にある表側表示のカード1枚を破壊する!当然、タイラント・ドラゴンを選択!」

 

荒野の大竜巻

魔法&罠カードゾーンに表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。破壊されたカードのコントローラーは、手札から魔法または罠カード1枚をセットする事ができる。また、セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。

 

ユウキ「タイラント・ドラゴン、破壊!」

 

不良1「タイラントに罠は効かないぜコラ↑」

 

ユウキ「効果は無効化中だ!」

 

不良1「な、俺っちのタイラントがああああ!!!」

 

タイラント・ドラゴン→破壊 墓地へ

 

 

藍「ここまで用意していたから、スクラップ・ドラゴンの効果ではタイラントを破壊しなかったのね!しかも禁じられた聖杯でタイラントの罠耐性も阻害して!」

 

五条「+相手の伏せカード破壊で妨害の恐れを無くしたと。これがクレイモアみたいな戦闘に反応するトラップとかなら厄介だっただろうし。」

 

不良1「タイラントは妹にもらった大切なカードなのに!!よくもコラ!やってくれたッすね~~~~!!」

 

ユウキ「知るか!このまま丸腰の内にダイレクトアタック!フルメタルパニッシュ!」

 

不良1「意趣返しかようわああああああああああああああああ。」

LP 4000→1200 

 

クラスメイト2「おおおおおおお!でも首吊る木性格悪いな。」

クラスメイト1「確かに、幼女からの魂のカードをよくも!」

ユウキ「(何でおれが悪っぽい!? どうせ正統派なドラゴン使いの方が良いものっぽいからからか…)ターンエンドだ!」

 

 

現在の状況 ユウキ L600 H3枚 Fスクラップ・ドラゴン 伏せカード1枚 VS不良1 L1200 H3枚 F無し

 

不良1「クソ…このまま負けるかよ!ドロー!…悪いな、お前パシリ決定だな!」

 

ユウキ「えー(まじかよ、ここで「不良には不良の戦うステージがあるんだぜ!とかいって龍の渓谷とか出さr」)」

 

五条「wwあいつまたダメなパターン考えまくってるしww」

 

 

不良1「墓地のミンゲイドラゴンの効果発動!自分フィールドにモンスターが存在せず墓地がドラゴン族のみの場合!スタンバイフェイズ時に攻撃表示で蘇生させる事が出来る!甦れ!ミンゲイドラゴン!」

 

ミンゲイドラゴン→墓地からフィールドへ。

 

 

不良1「そして再びアドバンス召喚の生け贄にささげる!現れろ!静止した世界の覇者!青氷の白夜龍!」

 

青氷の白夜龍

星8/水属性/ドラゴン族/攻3000/守2500このカードを対象にする魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、自分フィールド上に存在する魔法または罠カード1枚を墓地に送る事で、このカードに攻撃対象を変更する事ができる。

 

キラキラとした結晶が舞い落ち、青色を帯びたドラゴンが咆哮する!

 

クラスメイト1「攻撃力3000だと!」

クラスメイト2「また形成逆転か!」

不良2「良いぞ!潰せ!!」

 

ユウキ「…不良の癖に随分高貴なカードを使うんだね?」

 

不良1「その減らず口もここまでだ! マジックカード発動!地割れ!お前のスクラップ・ドラゴンを破壊する!」

 

地割れ 通常魔法 相手フィールド上に表側表示で存在する

攻撃力が一番低いモンスター1体を破壊する。

 

 

スクラップドラゴン→破壊

 

ユウキ「っく!」

 

不良2「これであいつには伏せカード1枚しかねえぞ!」

 

五条「しかも青氷の白夜龍は対象を選ぶような魔法・罠の効果を無効に出来る…。下手な伏せカードならその時点でアウトって事かねー。ダイレクトアタックでゲーム終了っとwwwww」

 

不良1「はっはー!切り札も壊されて無様っすね!負ける前に何か言っておきたい事はあるっすかァ!?」

 

 

 

 

ユウキ「…2つある。」

不良1「はい~~~?」

不良2「なんだとゴラァァァァァァ!」

 

藍「首吊り木君、エースカードを失ってもう勝機はないのでしょうか?」

 

五条「いやー、それはちがうよww」

 

藍「どういう事ですか?」

 

五条「スクラップ・ドラゴンは彼の十八番だけど、エースではないんだなwww」

 

藍「?」

 

ユウキ「まず1点目!!スクラップはしつこい!…スクラップ・ドラゴンが破壊されると同時に効果発動!」

不良1「何!」

ユウキ「墓地より甦れ!スクラップ・ビースト!」

 

スクラップ・ビースト→墓地からフィールドへ 守備表示

 

不良2「何だコラ!何でじゃコラ!」

ユウキ「スクラップ・ドラゴンは相手によって破壊され墓地へ送られた時に自らを分解してシンクロモンスター以外のスクラップモンスターを墓地から蘇生する効果を持っている。だから蘇生した!」

不良1「だが、そんなのは時間稼ぎにしかなんないっすよ!白夜龍で攻撃!」

ユウキ「まだだ!スクラップ・ドラゴンが地割れによる効果で破壊されたとき、発動!」

 

不良1「まだあるのかよォオォオ!」

 

ユウキ「2つ目に言いたい事は!俺の切り札は今現れる!」

 

五条「出るよ、エースがwwww」

 

 

ユウキ「手札から特殊召喚!絶望を糧に起動せよ!機皇帝ワイゼル∞!!」

 

 

機皇帝ワイゼル∞ 効果モンスター星1/闇属性/機械族/攻2500/守2500

このカードは通常召喚できない。自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。

このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカード以外の自分のモンスターは攻撃宣言できない。また、1ターンに1度、相手の魔法カードの発動を無効にし破壊する事ができる。

 

ユウキがカードをかざすと、白く近未来的な形をした人間型のロボットが猛々しく構えをとり、飛来する!

 

不良1「手札から特殊召喚だと!インチキ効果もいいかげんにしやがれコラ!」

 

ユウキ「し、知るかよォ!」

藍「!あのモンスターってカードスリーブのイラストの!?」

五条「そうw 破壊されないと活躍出来ないって、彼らしくてネガティブだよねw」

クラスメイトs(ひどい言いようだ…。)

 

 

不良1「あーもうだからなんなんっすよ!パワーじゃこっちが上だ!白夜龍でワイゼルを攻撃!」

不良2「ちょ待てコラ!このタイミングで出したのは胡散臭いぞ!」

 

不良1「だとしても知るかー!漢なら、迷わず殴れってお前も言ってただろ!」

不良2「確かにだぜゴラァ!」

 

五条「こいつ等脳筋wwww」

不良1「いくぜ!ホワイトアウト!」

 

ユウキ「そう来たか!リバースマジック発動!「突進」!ワイゼルの攻撃力を700ポイント上げる!」

 

 

突進 速攻魔法

フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の攻撃力は

エンドフェイズ時まで700ポイントアップする。

 

不良1「へ、そう来ると思ってたぜ!手札から速攻マジック発動!「収縮」!お前のワイゼルの攻撃力を半分にしてやる!これで終わりだ!」

 

不良2「かましたれ!お前がナンバー2になるんだぜ!」

 

ユウキ「そうはいかない!機皇帝ワイゼル∞は1ターンに1度だけ、マジックカードの発動を無効にする!」

不良1「何だと!」

ユウキ「魔法を避けろ!!ゼロ・シフト!!」

 

藍「ワイゼルが上回った!」

五条「やっちまえ、ユウキ!」

 

 

機皇帝ワイゼル∞攻撃力2500→3200 VS 青氷の白夜龍 攻撃力3000

 

白夜龍から放たれる白いブレスがワイゼルを覆うも、ワイゼルは猛然と突撃をしてゆき、射程距離に入ると左腕のブレードを一閃!

 

ユウキ「クォーク・ハルバード!!!」

不良1「ぐおおおお!」

 

青氷の白夜龍→破壊 墓地へ 不良1L 1200→1000

 

 

不良1「くううう。カード1枚伏せてエンドだ…。」

 

ユウキ「ドロー!カードを1伏せて、召喚僧サモンプリースト召喚!」

 

召喚僧サモンプリースト 星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600

 

ユウキ「場のスクラップ・ビーストとサモンプリーストでシンクロ召喚!再び具現せよ!スクラップ・ドラゴン!!」

 

スクラップ・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター星8/地属性/ドラゴン族/攻2800/守2000

 

五条「…あいつもビビらずにすぐ殴ればいいのに。めんどくくさいなーwえげつないなーww」

 

藍「でも、私でもああするよー。」ニコっ

 

五条「いやそこ笑うところかww」

 

ユウキ「スクラップ・ドラゴンの効果発動!そのセットカードを破壊させてもらう!」

 

不良1「くそがあああ。」

 

ユウキ セットカード 強制脱出装置→破壊

不良1 セットカード 聖なるバリアミラーフォース→破壊

 

 

ユウキ「バトル!ワイゼルでダイレクトアタック!」

 

不良1 「うおおおおおおおお」

不良L 1000→0 

 

WIN ユウキ VS 不良1 LOSE

 

 

不良1「く…テメー強いじゃねえか。」

 

ユウキ「…あーそうでもないよ。俺の運が良かったって事で(汗)」

 

不良1「…またリベンジしにくる。覚えておけよー!」

不良2「夜道に気をつけろよコラ!」

 

マジで捨て台詞だ…。ふとグリムロさん…もとい天野藍さんを見ると、ニコニコしてVサインを向けてくれた。

あー勝てて良かった。何だかんだで今日ラッキーな事つづきじゃないか!

 

 

 

 

クラスメイト1「首吊る木と戦うときは、あのワイゼルとかいうのに対策して、「サイバードラゴン」と「フォートレス」入れておくか。」

クラスメイト2「スクラップなら種族バラバラだから、「群雄割拠」でもメタるんじゃないか?」

クラスメイト3「とりあえずマインドクラッシュは「ワイゼル」と「スクラップ・キマイラ」で安定かな?」

五条「しかもマインドクラッシュなら、自壊から手札にくるスクラップモンスターも指名できるから、かなり有効だね(*^_^*)」

クラスメイト3「成るほど!」

 

おいいいいいいいいいい。ってか五条、なんっ…でそこまで! 的確に人の嫌がるアドバイスが言えるんだよ お前はあああああっ

 

 

五条「まあまあ流石ユウキ君、君に託して良かったよww」

ユウキ「ってか俺が負けたらどうしてくれたんだよ。」

五条「馬鹿だなー、絶対に勝つって信じてるからに決まってるじゃないか…的なwww」

ユウキ「はいはい」はぁー。

藍「首吊る木君。」

 

ユウキ「は、はい!なんでしょうか!」

藍「強いだね!かっこよかったよ!」ニコっ

ユウキ「あ、ありがとう。」

 

藍「今度、私とデュエルしようよ。」

 

ユウキ「あ、ありがとう。よろこんで!

五条「よかったねww緊張し過ぎだろwww」

 

ユウキ「うるせえ!」

 

 

藍「吊木君、あのさ。」

ユウキ「何?」

藍「首吊り木君、これから一年間よろしくね。」ニコッ

 

…この日はきっと、俺の生涯の中で一番に幸運な日だった。

いつだって思い出せる。そんな最高の一日。一生の宝物。

 

 

これは、そんな僕が、天野さんに近づいて並び立つために足掻く1か月間のお話。




基本的にss台本調のため、それを嫌う方はバックする方がいいかと。
ファクトリーがない時代のスクラップ、特にゴーレムの存在感は本当に慎ましい。
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