お見苦しいとこもあるかもしれませんが、よろしくお願いします。なぜ隻狼とブルアカを合わせたというと
ブラボとかエルデンと組み合わせてるのになぜ隻狼だけないのか、つまり自給自足です。
人帰り、そして……
ススキが広がる野原の中、1人の男が倒れている幼い子の隣に居た。よく見ると子供の腹から血が流れており、今にも死んでしまいそうな状態だった。
「お側におります。」
振り返って見ると、長い道程だった。
この戦乱渦巻く日ノ本で、男が出会った生涯の主、
目覚めたころには、竜胤と呼ばれる呪われた運命の下生まれた少年はきっと普通の人間に戻ってるだろう。
元服もしない年齢ながら、その聡明さと優しさに打たれ忠義を捧げた。忍びの鉄の掟を破るほどには。
男にとってもはや薄っすらとしか残ってない記憶、戦場で死体漁りをして生きていた時、義父に拾われ、狼という名を与えられ、忍びの技を叩き込まれた。
策略により我が主を奪われ、取り戻すために立ち塞がる者全てを切った。雑兵、名将、城を守る忍びや、この国の主さえも、斬った。
そして我が主の願いを叶えるため、葦名の地を駆けた。そして、多くの信じ難いものを見て、出会う障害を切った。策略の元である義父でさえも。
その途中、我が主の願いである不死断ちを果たすと、我が主が死ぬことも、知った。
「御子様は、死なせぬ」 気づけば、そう言っていた
そして人帰りを果たすためには己が死ななければならぬ事も、知った。後悔はない
「…竜の涙を」
竜の涙と常桜の花を御子様に飲ませる。
そして無言で背中に背負っている刀を抜いた
「最後の不死を、成敗いたす」
不死斬りを、死なない者を殺せる刀を、己の首に当てる。「人として、生きてくだされ」
これで、全てが終わる。 この身を切れば、我が主は人となる。自分がいなくなっても、きっとエマ殿なら我が主の面倒を見てくれる。そう確信していた。
頭の中の整理を終えて、いよいよ首にかけられた刀に力が籠められる。刃筋をたて、刀を引く。
痛みと共に、視界がまわる。
最後に己が目に映ったのは、血と共に桜の花びらが舞う所だった。
(己の死に様にしては…随分と豪華なものだ。)
そう他人事のように考え、そうして、意識は暗転していった。
目を開けると、夜空が映る。狼は仰向けに倒れていた。
なるほどこれが死の世界か、そう考え辺りを見回すと…呆然とした。何せ周りには砂に埋もれた巨大な何かや糸が張ってあるとても長い棒のようなものが突き刺さっているでは無いか。
死後の世界にしては妙な、狼の常識が通用しなさそうな世界だった。死後の世界なら当たり前か…そう考え、ふと己の左腕を見ると…そこには忍義手がついていた。
はて、ここで狼は疑問に思う。なぜ自分は死んだ後も義手なのか。死んだのだから左腕ぐらい戻して貰ってもいいだろう。そう考えた。
しかしまあ考えても仕方がないので、とりあえず持ち物を確認する。
「どういう………ことだ……」
妙なことに、己の持っている義手忍具が全て揃っているのである。死後の世界なら不要なものだ。己の腰を見る。
楔丸がある。背中を触ると、不死斬りもある。
まさかと思い、己の頬をつねる………痛みを、感じる。
狼の脳内が疑問で埋めつくさせる。自分は不死すら殺せる刀で自刃したはずなのに、なぜ生きているのか。
ふと空を見上げる。よくよく見ると大きな円が書いてある。普通空にあんな円は無い。奇妙なものだ。
そしてとある事を思いつき、楔丸を抜く。楔丸の刀身で己の体を少しだけ斬る。
血が流れる…つまり自分はまだ生きている。
「まさか」
狼の頭の中に嫌な考えが浮かぶ。
まさか、失敗したのか。人帰りは無駄だったのか。
嫌な考えを振り払い、もう一度辺りを見回す。
ひとまず。今はこの奇妙な場所から抜け出さなくては。
そして
「…我が主を、探さなくては。」
こんにちは、けんどーです。
ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。
何とか3日に一日は投稿できるように頑張ります。
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