主を失った狼、透き通る世界に行き着く   作:けんどーさん

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こんにちはけんどーです。
最近、バイトどこ探そう…ってなってる状況です((

以下に感謝を。
修羅曼荼羅様!EnieLa様!ユリウス様!評価9ありがとうございます!

彩那様!マグネット様!ちんちん(鐘の音)様!誤字報告ありがとうございます!

それでは本編どうぞ!

追記 いつの間にか執筆開始1ヶ月立ってました!ここまで続けれたのも皆様のお陰です!本当にありがとうございます!


アビドスの攻防

〜アビドス市街地〜

「…参る!」「そうか、増援がやられたとはいえ、立ったの9人でこの軍勢に挑むと?良かろう、ならば貴様らを叩き潰して絶望を与えてやろう!」

 

「総員!攻撃開始!!」

「盾持ちは前に出ろ!第三小隊!盾持ちの援護!」「了解!」「これでも食らえ!」

 

PMCが前に出て戦闘を始める。もちろん先生たちも反撃する。

 

“ハルカ!盾をショットガンで攻撃して!アル!ショットガンの衝撃でできた隙間を狙撃して!狼、火打火薬の斧ならオートマタ程度の盾は壊せるはず!やっちゃって!”「と、とりあえず撃ちます!」「ふふふっ、こんなの楽勝よ?」「…承知。」

 

「ぬおっ!?な、何だこれ!?なぜこんなにもショットガンの威力が高い!?ぐああっ!!」「おい!?大丈夫…ギャア!?」「…まさかこんなにも容易く打ち壊せるとは…。」

 

ダァンダァンダァン!とショットガンの銃声が響き、ズガァン!と狙撃銃の銃声が轟く。そしてスガァ!バギャア!と鉄の盾を火を纏った斧で打ち壊す音と斧と刀の連撃による機械が壊れる音も響く。

 

「お、おい!前衛の盾部隊がやられたぞ!」「そ、そんな簡単にやられたのか!!?」

一瞬で大盾のオートマタがやられるのを見て、PMCの士気が下がる。それを見逃す先生ではなかった。

 

“ムツキ!シロコ!手持ちの爆弾を前方11時と1時の奴らにぶん投げて!”「ん、分かった。」「あははっ!花火の時間だね!」

シロコがグレネードを投げ,ムツキがバックを放り投げ、バックに向けて発砲する。そして…

 

ドカアアァァァン!バアァーーン!「うわああっ!!」「うぎゃあ!」「んべらっ!?」

PMCが悲鳴をあげ、気絶する。

 

「あははっ!銀髪ちゃん、そのグレネードやっぱり良いね!今度調合教えて!」「ん、だったら私のことはシロコと呼ぶべき。そしたら教えるか考えてあげる。」「分かったよ!シロコちゃん!」「はあ…ほら、敵もっと来るよ?」「ああもう、多すぎでしょ!」「ふふふ、こう言う時こそ私の出番です!」

 

“よし!ノノミ、ムツキ!手持ちのマシンガンで弾幕を張って!盾を穴だらけの鉄板にしてしまおう!セリカ、カヨコ!弾幕から逃れようとしてる奴を撃って!”「はい⭐︎わかりました〜!」「くふふ、たまには爆弾じゃなくてこっちもいいよね?」「バッチリよ!任せて!」「これでよし、撃つね?」

 

「うおおおおっ!弾幕は俺が防ぐ!お前らは援護してく…あちょっと待って盾gプギャア!」「あ、相棒!いまいkごああ!!」「ひ、ひいっ!?」

 

「な、なんて恐ろしいやつらだ!大盾を銃弾のゴリ押しで鉄屑に変えやがった!!?」「あいつら血も涙もねえ!」「や、やめっ、ぎゃあ!」

ノノミとムツキのマシンガンの弾幕でオートマタをスクラップへと変貌させ、セリカとカヨコが弾幕から逃げた敵を撃ち気絶させる。

 

「こちら支援物資です!」「ん、ありがとう。」「あら、ありがとうございます〜⭐︎」

 

“狼、お願いがある”「…何だ?」”10時の方向からオートマタのみで編成された部隊がいる。そいつらの殲滅をお願いしたい”「…任せろ。」

 

“ありがとう、狼。セリカ!シロコ!2時方向からの敵を撃って!シロコはドローンも使って!アル!1時方向の盾持ちをハルカと一緒に倒して!カヨコ!狼が別行動に移ったら爆音を鳴らして!」「ん、ロックオン開始。」「しつこいわね!もう怒ったんだから!」「ふふふ、ハルカ、お願いしても良いかしら?」「は、はいっ!アル様のお願いなら何でもします!」「みんな、撃つ時言うから、耳塞いでね?」

 

狼がヒュパリと鉤縄を街灯にかけ、飛ぶ。程なくしてバアン!と大きな銃声が響き、ほんの少しの怖気を感じた。

 

〜数分後〜

 

ヒュパリ、と鉤縄で飛んでいるとオートマタの集団を見つける

 

「!!コンタクト!撃て!撃て!」「馬鹿め!こっちは10人もいるんだぞ!」

ババババ、ダダダダ!と銃声が響き、弾丸が狼を貫こうと飛んでくる。その銃弾を別の街灯や信号機にヒュパリ、ヒュパリと飛び避け、当たりそうなものは刀で弾いて弾丸の対処をする。

 

ある程度オートマタの集団へ近づいたら、狼は懐からスモークグレネードを取り出し、集団へ投げ目眩しにする。

 

「グレネード!」「スモークだ!煙から出ろ!」「くそっ!何でスモーク対策の赤外線センサーを搭載しなかったんだ!」「仕方ないだろ文句を言うな!」「ぐっ!?ぐあああ…。」

煙で混乱しているオートマタの一体を忍殺する、そして狼は忍術を発動する。

血刀の術

血を刀に纏わせる忍殺忍術

 

纏った血の剣閃で刀攻撃の射程が伸びる、殺した者の血を、呪いの刃とする秘術

 

不死斬りの介錯を通し、狼はこれを見出した

 

ゆえにこの技は、不死斬りに似ている

 

だが、死なずを殺す力までは無い

 

この技は纏う血によって効果が変わる。

 

毒を血に持つ生物の血を纏えば毒を持ち、源の宮の白ヤモリの血を纏えば攻撃時傷を癒し、油の血を持つものは油の刃となる。

 

そして覚えているだろか。油はよく燃えることを。

 

今後、この世界でこの技は二度と真っ赤な血の刃を作り出すことはないだろう。

 

狼はオートマタの血とも言えるオイル…つまり油を刀に纏わす。そして義手忍具、火吹き筒を使い、刀の油を燃やす。

 

ボワッ!と刀が纏っている油が燃え、綺麗な炎の刃ができる。

名付けるならば、油血刀の術、火炎纏い。と言ったところだろうか。

 

狼は火炎纏いの刀で旋風斬りを繰り出す。この技は自分の周囲を斬り裂く技。そして血刀の術により刀の届く範囲は大きくなった。故に…

 

「ぎゃああ!」「熱い!熱い!」「うわあああ!」「か、体が!燃える!」「ぬ、ぬうっ!マズイ、このままだと体内のオイルが…。」

狼は嫌な予感を感じ、ヒュパリと鉤縄でその場を離れる。すると…

 

ドガアアアアアアァァァァァァン!「「「「ぐわああああっ!」」」」「……。」

 

オートマタが大爆発するところを見届けた狼は片手で合掌し、またヒュパリと鉤縄で飛んでいった。

しかしこの技、何かに使えそうである。上手く使えば油血刀無しで炎を纏えるかもしれぬ。

 

そんなことを考えながら狼は先生たちの方へと戻っていった。

 

 

狼が先生の元へついたその時…

 

ドガアアアアアアァァァァァァン!

 

「ぐわあああぁぁっ!?き、貴様ら!飼い犬の分際でっ!!」「うるさいわね!そんなの知ったこっちゃないわよ!あんたなんかより先生の方が、一緒に仕事がしやすかった!それだけの話!」「あはっ。雇い主を裏切るくらい、悪党としては当然でしょ!そんなことも予想できなかったの?」

 

「便利屋の皆さん……。」”私のことは裏切らないでね?”「ん、悪党としては大正解だけど…先生、今言うことじゃない。」”そ、そうだったね”

 

「……便利屋の皆さんのお陰で目が覚めた気がします。私たちに今,迷っている時間はありませんね。」「そうだよ!何よりもまずホシノ先輩を取り戻さないと!」

セリカが続ける。

 

「非公認だか何だか知らないし、不法組織だって構わない!そんなことなんて関係ない!」「ん、ホシノ先輩を助ける。今はそれが一番大事。」

 

「くそっ!この期に及んでガキ共が無駄な抵抗を…”よくも…”……は?」

 

“…よくも、私の大事な生徒を、奪ってくれたな?”「…!!な、何だっ!?」

 

“ホシノのこと、返してもらうよ”「ふ、ふざけるな!第一、貴様に何の権利が…」”そんなの簡単さ…”

 

“私は、「先生」だからだよ”「…ゴリアテを出せ!」「り、理事長!」「しかし…。」

 

「ええい早く出さんか!あれがないと勝ち目はないぞ!」「は、はいっ!」

 

“狼”「…は。」

先生が狼の方へ向き、喋る。

 

“あのデカブツ、狼にお願いしてもいいかな?”「…ああ、任せろ…。」

 

「…ん、私が戦いたかった…。」「ふふふ、シロコちゃん、また今度の機会にしましょうね?」「…どうしてあれと戦いたいと思うのかしら…。」

 

「敵、オートマタとPMCも多数出現!」「くふふっ、また爆弾の出番かな…?」「社長、大変なことになったね?」「あ、アル様、準備はできています…指示を…。」「ふふふ、さあ!行くわよ!便利屋68!」

 

“よーし先生張り切っちゃうぞ!一気に行くよ!ノノミ!いつも通り掃射!カヨコとセリカは掃射の範囲外の敵を攻撃!ムツキとシロコは掃射から隠れてる敵を爆破!アルは遠くの集団を狙撃!ハルカは近づいてきた敵をぶっ飛ばして!アヤネは随時補給をお願い!”

 

「分かった!これでも食らえ!」「ほらほら、弾幕のお時間ですよ〜?」「これで少なくとも状況は変わるかな?」「それしゃ!花火を始めよっか!」「ん、どんどんぶん投げる。覚悟。」「社長の私に任せなさい!」「死んでください死んでください死んでください…。」「わかりました!先生!」

 

“狼!この前の雷でやっちゃって!”「御意!」

 

狼がヒュパリ、と街灯を使い飛んでゴリアテへ近づく、そして空には渦雲が溜まり、雷が落ちる。

 

ピシャアアアン!

 

「わっ!?またいきなり雷!?」「…狼さん、もしかしなくても雷を操ってるんでしょうか?」「…あの狼って人、そんなこともできるの!??」

セリカが悲鳴をあげ、ノノミが呟き、カヨコが信じられないものを見る目で狼を見る。そんなコントじみたことをしながらしっかり戦ってるのは流石というべきか。

 

ピシャアアアン!ズドーン!

 

「ひゃあ!」「アババババ!」「ウッソだろ味方が雷に撃たれたあぁ!??」「ま、まずい、アビドスの連中、9人しかいないのに強すぎる!すでに被害が甚大だぞ!」

 

“みんな伏せて!ゴリアテの攻撃くるよ!”

 

先生がそう叫ぶとバラララララ!と弾幕が飛んでくる。しかし…

 

「…ただ銃弾が早いのみ…その巨体では…俺のような小さい敵を撃ち落とすには…遅すぎる。」

狼がいつのまにかゴリアテの足元へ到着しており、背後に回り込む。

 

そしてヒュパリと鉤縄をゴリアテに引っ掛け、飛ぶ。そして…

 

ピシャアアアン!ズドーーン!

 

楔丸に雷を纏い、ゴリアテへ雷を返す。

 

秘伝、雷返しである。

 

 

バチジジジ!とゴリアテが打雷する、が…

 

「ふはははは!前回大きな電力に弱いと判明したからな!対策済みだ!」*1「何!?ぬおっ!?」

ゴリアテがバチィッ!と電磁波を放ち、狼はそれを何とか避けようとしたが、間に合わずにまともにくらい、地面に落ちる。

 

「ぐあっ!?」「ふはははははは!!そのまま踏み潰せ!」”させない!アル!”

 

「ふふふ、こんなの片手で十分だわ!」

 

ズドーン!とスナイパーライフルの銃声が響き、ゴリアテの頭部を貫通する。そしてまたバチィッ!と音がなり、ゴリアテが煙をあげる。

 

「んあなあ!!ゴリアテの電磁波制御装置が一発で破壊されただと!??」「ふっふっふ、これが私たちの力よ!」

 

「…お主、感謝する。」「や、やめろ!!」

傷薬瓢箪を飲んだ狼はヒュパリとまた鉤縄で飛び、雷を返す。

 

ピシャアアアン!ズドーーン!

 

打雷、ゴリアテは今度こそその身に雷が走り、バチジジジ!としばらく震えたあと、ズドーーン、と倒れた。

 

「ぬわああああっ!」「り、理事長!?」「理事長、傷が!」

 

「…ぐう、一度退却だ!兵力を再編成するそ!」「了解!」「はいっ!」

 

「…覚えておけ、この代償は高くつくぞ……!」「…ならばお主に、払わせるまで。」

 

「た、退却命令!」「本部から退却命令、繰り返す、本部から…」「戦列を整え、HQに帰投する!」

ザッザッザ…とPMCは撤退していった。

 

「…敵兵力、退却していきます…。」「…ふう、」「ん。」「…か、かった…のよね?」

 

「いや〜、あれこそまさに本物の三流悪党のセリフって感じだね。覚えておけ。なーんて、初めて聞いたよ。」「想定どおり、さっきの戦術もうまくいった。風紀員会でも通用しそう。」

 

“とりあえず、帰ろうか”「…そうだな。」「…はい、先生。」

アヤネが喋る。

 

「…きっと、これからの戦いは、今までで一番大きな戦いになると思います…。」「ん、まずは帰ってホシノ先輩を探そう。まずはそれから。」

 

“うん、こっちでも探してみるよ”「…では、行こうか…。」”うん、帰ろう”

 

狼と先生の掛け声で、皆それぞれ帰路へついたのだった。

*1
今作オリジナル設定、流石に対策しないとね!




ここまで読んでくれてありがとうございます!
ここまで4991文字!疲れた!

面白かったら感想評価ぜひお願いします!

あと明日の投稿はお休みします。ちょっと今後の構想が思いつかず…。

次回、「大人と忍びの戦い」お楽しみに…

危険攻撃の特殊タグ、いる?

  • かっこいいから欲しい
  • 読みづらいからいいかな
  • 作者に任せる!
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