以下に感謝を
絵理織様!評価9ありがとうございます!ホタテ土器様!評価7ありがとうございます!
マグネット様!誤字報告ありがとうございます!
そして紅蒼様!評価10まことにありがとうございます!
今回は狼のお土産決め回ですね
でもまあここキヴォトスですので…まあ…ご察しください
それではどうぞ!
〜シャーレ居住区〜
ここはシャーレにあるコンビニ、エンジェル24
そこに勤めている中学生のソラが、携帯をいじって暇つぶしをしていた
「暇だな〜…時給いいけどお客さん全然来ない…」「……」
ソラは気づかない、いつのまにか店内に客が入っていることを
「……どれにすべきか…」
狼は悩んだ。菓子を差し入れに渡すというのはともかく、どんなお菓子を渡すべきかまるでわからない
しばらくキヴォトスにいたとはいえ、お菓子なんてせいぜいおはぎぐらいしかわからない狼にとってどれが何の味などわかるはずもなかった
「……ちょこれーと?…黒い板が…これが…菓子だと…?…びすけっと…これは一体…?…ぐみ…なんだこれは…食えるのか…??」
狼は悩む、何を買うべきか、如何にして選ぶべきか。そうしているうち…
「……とりあえず食うべきか…」
狼はとりあえず食べて選ぶことを選んでいた…
〜数分後〜
「…これでよし…」
狼はいくつかお菓子を選んで会計へと進む
その手には、ポッ⚪︎ー、ポテトチップス、クッキー、飴などが入っていた
「……」「……」
ソラは気づかない、目の前にお客さんがいることを
「…暇だなあ…」「…おい」
声を聞いたソラが目の前を見る
そこには、厳つい怖い顔をしてこっちを見ている男がいました*1
「ひゃあああああ!?いつからそこにいたんですかあぁ!?!?」「…先程からだ…」
「い、いつのまに…ていうかあなた誰です!?強盗!?」「…買いにきただけなのだが…」
「へ?ああ…お会計ですね、ええっと…商品を渡してほしいのですが…」「…分かった」
ピ、ピ、とソラが商品のバーコードを読み取る音が響く
「ええと…お会計1340円です!」「…これで足りるか」
狼が千円札を2枚渡す
「はい!ええと…お預かりしたのが2000円で…」
ソラがレジを打つ
「お釣り660円のお返しです!ご利用ありがとうございました!」「…ああ、感謝する」
狼はエンジェル24を出る
「……びっくりした…」
ソラは一人つぶやいた
「……まずはこれから…」
狼はポテトチップス*2の袋を破き、なかのポテトをつまんで食べる
サクッ「…なかなか、美味いではないか…まるで焼きたての魚の皮のようだ…」
見たこともない菓子ではあるが、以前ホシノが一人こっそり食べようとしていたのを見たことがある
「…これは、独り占めしたくなるのも理解できよう…次はこれか…」
狼がポッ⚪︎ーを取り出す
「…これは紙でできているのか…?」
狼が紙でできたパッケージを見て驚く
戦国時代の紙といえば和紙である。今現代のパッケージも紙だが、和紙とはまた違う紙である
ゆえに、狼は驚いたのである
「……」
開け方がわからない…ので、狼は鉤縄についているクナイで上を斬り落とすことにした
「…ようやくか…」
狼がポ⚪︎キーのパッケージを開け、中の袋を見る
「…?ここを引っ張るのか…?」
狼が指示通りに袋を開けると、中からパッケージに書かれた棒状の菓子が出てくる
「………美味い」
ポキ、ポキと食べると和菓子と違うチョコレートの味とクッキーの味が口に広がる
気づけば⚪︎ッキーはなくなっていた
「…差し入れの一つに考えておこう…」
狼はまた別のお菓子を取り出し、開けようとして苦戦していた
〜シャーレ執務室〜
“あはははは!お仕事楽しいなああああああああああ!”「…先生、絶叫しても仕事は減りませんよ?」
先生がパソコンをカタカタ鳴らしながら叫ぶ。それを見たリンは呆れながら喋る
「…まあ、狼さん?の身分証明書の手続きは大変でしたし…仕方ないのかもしれませんが…」”あひゃひゃはやははあははあああああ!”
…先生の身が持つかどうかがとても心配である。
“あひゃややはああああああ…あ、そういえばリンちゃん、シャーレの当番ってどうなってる?”「ああ、それならそろそろ…」
ガチャ、とドアが開く
「先生、こんに…って何ですかその仕事の量!?」”ユウカ!助けてくれえええ!”
ユウカが急いで先生に近寄る。先生はいま一つ数百枚の仕事に囲まれている状況であり、阿鼻叫喚ともいえる状態であった
「ああもう!とりあえず手伝いますから!」「私も手伝いますので、耐えてください」”あああ…ありがとう…これでようやく仕事が終わる…”
なお、この後仕事が終わったあと、ユウカに狼のことを伝えようとして狼が居ないことに気づくのはしばらくあとである…
〜狼視点〜
「…これでよし…」「あ、ありがとうございましたー!」
狼がエンジェル24から出ていく
その手には大きな袋が握られていた
差し入れのお菓子袋
多種多様なお菓子が入っている袋、送ると絆ポイントが上昇する
これは、どちらかといえば贈り物の類である
世話になったものに、贈るのが良いだろう
「…どこから行くべきか…あの小柄の少女は、確か「ゲヘナ」というところにいると聞いた…行ってみるか…」
狼が歩を進めたその時…
「ねえねえ、そこのお兄さん」
狼が後ろから呼び止められる。そこには…
「私たち、ちょーっと今お金が必要でさ」「お恵みいただけると嬉しいんだけどぉ?」
そこにはスケバンの集団がいた
「………何用だ」「…だ、か、ら、いまお金が必要なんだよ!」「だからちょっとばかり「お小遣い」が欲しくてねえ」
「…なるほど、賊か…」「まあまあ、大人しくお金渡せば何もしないからさ」「だから」
「「「「「「有り金置いてけぇぇぇ!」」」」」」ダダダダダダダダ!
「…」
狼はいきなりの銃撃に対応するべく、横へ飛んだあとかけ伏せで近場のビルの隙間へと隠れる
「あ、待て!」「追いかけるぞ!」
スケバンが狼を追いかけてビルの隙間へといく。しかし…
「…あれ?」「居ない…?」「確かにここに…」「奥に行ったのかもしれない!いくぞ!」
スケバンが奥に方へと走る
その時、一人が異変に気づく
「…なあ、なんか一人少なくない?」「え?」「…あれ?確かに…」「おーい、どこだ?」
そんな呑気に会話しているうちに、コロコロ…と何かが転がってくる
「…ん?」「…え?」「……あ(察し)」
ドガアァァァン!「「「きゃああああ!」」」
「……これでよし…差し入れは無事だな…」
狼は忍びであり、ビルとビルの間のような、狭い空間であれば連続で壁を飛ぶことができる
それにより、一番後ろにいたスケバンをこっそり気絶させ、残りを爆弾で吹き飛ばしたのである
「……嫌な予感がするな…」
狼は不安を胸にゲヘナへむかって行った
ここまで読んでくれてありがとうございます!
狼が何のお菓子を買ったのか、それは渡す時に判明しますよ
狼にはもう少し苦労してもらう予定ですw
次回、お楽しみに…