あと幕間はもう少し続きます
以下に感謝を
白灰利独様!誤字報告ありがとうございます!
それではどうぞ!
〜キヴォトス、どこかのオフィス〜
「アルちゃーん、お腹すいたー」「…我慢しなさい、ムツキ」「…依頼がないからお金がない。お金がないから食事もない、食事もないから依頼をする力も出ない…」「…わ、私、ないz「売らないからね?ハルカ」は、はい…」
ここは便利屋68のオフィス、そこで便利屋の4人がぐで〜〜となり、飢えを我慢していた
「あ〜…このままでは先に飢え死んじゃうわ…」「アルちゃんアルちゃん、私いい考えがあるんだけど…」
ムツキがアルに呼びかける
「先生に救援要請しない?」「…でも、迷惑をかけるわけには…」*1
そこに…
プルルルル!「「「「!!」」」」
「電話だ!電話だよアルちゃん!」「やっと依頼の電話かしら!」「…もう、何でもいいから早く終わらせよう」「…お腹空きました…」
アルが電話に出る
ガチャ「はい!便利屋68陸八魔です!」”ここは便利屋の電話であってるかな?”
その声を聞いたアルは驚愕する
「せ、先生!?」「ええ!?」「…先生が?」「い、一体どうしたのでしょうか…」
“やあアル、あの時以来だね”「え、ええ!アビドスの時以来ね!それで私たち便利屋に何のようかしら?」
“それが…人探しをお願いしたくて…”「人探し?一体誰が…?」
先生が気まずそうにいう
“それが……ほら、あの狼ってわかる?”「…狼?」
アルは首を傾げる
“ほら…あの義手の…”「ああ!あの人ね!それで、その人が一体…」
“それは…少し目を離した隙にどっかいってて…”「…あの人は犬か何かかしら??」*2
“だから、探して欲しいんだ、報酬は…まあとりあえず100000円でどうかな?”「!!、分かったわ!その依頼、引き受けましょう!」
“ありがとう、アル”「ふふふ!丁度依頼がなくて困ってたのよ、さあみんな!行きましょう!人探しよ!」「はーい!」「よし、行こう」「ま、待ってくださ〜い!」
〜キヴォトス、某地区〜
「……どこにいるのだ…」
狼は便利屋を探して歩き回っていた
前から聞いた話ではカイザーの増援を殲滅させた後はとりあえず帰り、風紀委員会から逃れるため、新しい事務所を構えたと聞いたが…
その時、狼は気づかなかった
狼は男であり、ヘイローがなく、銃弾一発で大怪我になる
そして、遠くから一発の銃弾が放たれる。その時…
「!!」
突然の殺気に体が硬直しかける。しかし考えるより先に自然と義手は動いていた
ブワッ!と黒い羽が舞い、狼の姿は掻き消える
「!!こちらホーク!ターゲットが消えた!」「くそっ!逃げられる前に包囲網を囲え!」
1体のオートマタが大きな狙撃銃を構え、もう一体が無線に向けて喋る
狼は何とか霧がらすを発動し、銃弾を避けたあとビルの隙間へと逃げ込む
「……なるほど、狙いは俺…いや、義手か刀か…」
狼は連続壁蹴りでビルを登り、途中で鉤縄を使い上へと飛ぶ
そして上から見渡すと、ザッザッザ、とかなりの量のオートマタ、そして戦車も動いていた
「……あれは」
狼はロゴが書いてあるところを探すが、書いてあるであろうところは黒く塗り潰され、狼は何となくその正体を見破った
「……またカイザーとやらか…」
狼は新たに手に入れた銃弾を試す時と言わんばかりに義手忍具を切り替え、ヒュパリと飛んだ
〜オートマタ分隊〜
「なあ、知ってるか?」「何がだよ、知ってるか?で伝わるか」
オートマタが談笑を交わす
「今回のターゲット、一人で基地の大半のオートマタを破壊したんだってさ」「なんだそれ、嘘に決まってるだろ」
「ところがどっこい、オートマタの残骸からして「奴」にぶっ殺されたのはほとんど確定さ」「俺たちに勝ち目はあるのかね」
そんなことを話していると…
「報告!ブラボーチーム、壊滅!」「!!」「なんだと!?いくら何でも早すぎんだろ!」「おい!ブラボーって確か隣で包囲を固めていたよな!?」
そういっていると…
「ぐわあああぁぁ!」「敵襲!」「来たぞ!」
いつのまにか狼が一番後ろのオートマタへ背後忍殺を仕掛けていた
「……」
狼は忍術、血煙の術を発動し、目くらましを使う
「来たぞ!油の霧だ!」「早く出るんだ!爆発するぞ!」「ひいいぃ!」
オートマタは血煙からでて、指令を飛ばす
「それぞれ距離を取れ!密集すると思う壺だ!」「「「了解!」」」
オートマタはそれぞれ離れ、お互いが煙の範囲にかからないとこで周囲を警戒する
「……流石に学ぶか」
狼はそれぞれ距離を取られ、戦いづらくなったオートマタの真上の電柱へ登っていた*3
狼はオートマタの一体めがけ落下し、忍殺する
「ぐべっ!」「いたぞ!撃て!」「あいつはもう手遅れだ!仇討ちだ!」
ダダダダダダダダ!と銃弾が飛ぶ
それを狼はオートマタの残骸を盾にし、そのうちにスモークを展開する
「煙で隠れたぞ!」「サーマルを起動しろ!」
ヴィィィィンと音を立ててオートマタの視界が変わる
「いたぞ!撃て!」「はっはっは!熱探知の前に煙など無意味よ!」「なぬ!」
狼はスモークで隠れたあと、こっそりビルへ登り今度はグレネードを落とす予定であったが、隠れているにも関わらず撃たれたことに驚いた
「(まずい、なぜ煙が通じない!?…弾ききれるか!?)」
狼は一か八か刀で銃弾を弾く
ダダダダダダダダ!ガキガキガキぃ!バギィン!ガガガ!
「な、何だこいつ…」「ば、化け物だ…銃弾を弾いてやがる!」「…意外となんとかなるものだ…」
狼は自分がかなり銃弾を弾けると知り、今まで過剰に恐れていたことを理解した
「……参る」「く、くるなぁぁぁ!」「うわぁぁぁぁ!」「い、命だkガッ!?」「…1匹」
「こ、こちらセルキー分隊!ターゲットに追われている!至急応援を頼む!」「ぎゃああああ!」「…2匹」
「くそっ!くるなああ!」ダダダダダダダダ!
オートマタが苦し紛れに銃を撃つ。しかし…
ガキガキィ!バギィン!「…無駄だ、既に見切った…」「くそっ!くそおおおぉ!」
「ああああああ!!!」「…3匹」
狼は仕留めたあと、地面の振動を感じる
「……逃げなければ」
流石の狼でも戦車の砲弾を弾けるとは考えず、ヒュパリと鉤縄で逃げた
「…ねえねえアルちゃん、あっちですごい銃声してるよ?」「行ってみましょう!」「なんだか嫌な予感が…」「どこでもついていきます!アル様!」
狼は逃げる。しかし、それを許さぬと言わんばかりに銃弾が鉤縄で飛ぶ狼を掠める
「撃て!撃て!」「数撃ちゃ当たるだろ!」「ヘリは出せないのか!」「騒ぎを大きくしすぎてはまずいから無理だ!」
狼は鉤縄で飛びながら当たりそうなものだけ弾くという器用なことをしていた
「(…どこまで逃げれば…先生殿のところへ…?いや、巻き込むわけには…)」
その時
ダアァン!「ぎゃあ」「狙撃だと!?」「まずい!誘いこまれたか!」「…?」
狼は銃声を聞いて、どこか聞いたことがあるような…と思っていると
「あなた!こっちよ!」「…あそこか」
狼が遠くで手を振っているアルを見つける
ヒュパリ、ヒュパリとアルがいる方へ飛んでいく
「…社長、社長って狙撃銃だよね?」「あはは!敵こっち来てるよ?」「アル様は私が守ります!」
「フッフッフ、問題ないわ!いくわよ!(どどど、どうしましょう???)」
狼が便利屋のいるビルへ着地する
「…助太刀感謝する」「ふふふ、どういたしまして、それよりあのオートマタを片付けましょう?」「…承知」
アルがビルの階段へ向かおうとするのを狼が止める
「…まて、こちらから行った方が早い」「え?」「ん?」「ええ…」「え、えええ?」
狼はアルを抱えて隣のビルへ駆け始める
「ちょちょ、ちょっと待ちなさい!流石に人を抱えては…」
ヒュパリ、と鉤縄を飛ばし、隣のビルの非常階段へと着地する
「…ここからなら惑わせよう…」「そ、そうね(怖かった〜〜!)」
「あはは!ほんとデタラメだね!」「あの人、本当に何者?」「あ、あそこまで飛ぶんですか…?」
狼は鉤縄でビルとビルを往復し、全員を降ろした
「確かこっちに地下鉄があるはず」「う〜ん、地下鉄は爆破させると生き埋めになっちゃうからな〜」「…閉所は俺の得意分野だ…」「と、とりあえず移動しましょう!」「アル様、殿は私が…」
その時、曲がり角からオートマタが出てくる
「!!対象を発k」ダアン!「ぎゃあ!」
狼は仕込み短銃、散弾式の銃弾をドラゴンブレスに変え、火の弾丸を飛ばし、怯ませたあと刀を突き刺し忍殺する
「……」「それ、ドラゴンブレス?」「うわ〜、なかなか酷いことするね」「わ、私も使ってみましょうか?」「と、とりあえず逃げるわよ!早く行かないと袋の鼠になるわよ!」
地下鉄の改札を通ろうとしたとき、狼は疑問に思う
「…そういえば、あの時切符とやらを買っていたような…」「ええ!?嘘!カード持ってないの!?」「えーと、とりあえずなんか適当に買おう!」
狼が小銭を取り出して切符を買う
もちろん、オートマタが邪魔しようとするが…
「あっははは!弾幕もたまにはいいよね!」「はあ、ハンドガンじゃ弾幕は張れないからね」「死んでください死んでください!」「ああもう!盾持ちが固くて面倒だわ!」
「お、お客様!?先ほどからすごいことになってますけど…!?」「…すまない…詫びだ」
切符を買い終えた狼は駅員にとりあえず2万円渡す
「あっ、チップ…?じゃなくて、お客様!?」「…さらば」「あはは、ごめんね〜」「緊急の用事でね、じゃあ」
一行は地下鉄乗り場へと走っていった
「まもなく、DU地区行きへの上り列車がまいります」「あれに乗るわよ!」「はい!」「りょーかーい!」「カイザーは…いないみたいだね」「…これに乗るのか…」
狼は嫌そうに、便利屋は普段通りに電車へと乗る
「発車いたします」
アナウンスが響き、電車が動く。と同時に…
「くそっ!?止めれないか?」「無駄だ、止めるにはロケランでもないと…」「上は列車を止めれなかったのかよ!」「大事にできないっていってるだろ!タコ!」
オートマタが駅のホームへ辿りついた
「ひゅ〜!危なかった!」「なんとか逃げれたね」「はあ…お腹すいたし…疲れた…」「アル様、大丈夫ですか…?」「…」
それぞれが色んな反応をする中、狼は紫まだらの瓢箪を飲んでいた
「…やはりこの絡繰り…電車には慣れぬ」「あはは!お兄さん大丈夫?結構探したんだよ?」「…何故俺を探していた?」
「あ!そうそう、先生から依頼があって、あなたを探すようにいわれたの!」「なんと…!」
狼は手紙を残したとはいえ、無言で出ていったのはまずかったか…と悔やんだ
「ええと…先生は確か”なるべく早く帰ってきてね”っていってた気がする」「…分かった」
「…これを先に渡しておこう」「ん!?これは…」「…菓子をとりあえず詰めた。好きに食ってくれ…」「あ、ありがとうございます!」
狼は差し入れのお菓子袋*4をアルへと手渡す
「え!?いいの?これ!」「…ああ、アビドスでは殿を務めてもらったゆえ…その謝礼だ。受け取ってくれ」「おや、パイ⚪︎実じゃ〜ん!」「⚪︎ッキーもあるね」「ふふふ!ありがたくいただくわね!」
その後、電車から降りた一行はシャーレへと向かう*5
〜シャーレオフィス〜
「お邪魔します!!」「失礼するわね」「お邪魔します」「お、お邪魔します」「……」
狼は少し嫌な予感を感じる。そう、これはまるで…
“やあ、お帰り!狼、あとアル、依頼完了ありがとう。これ報酬の”「先生、ありがとう!これでようやくご飯が食べれるわ!」”え?最後にご飯食べたのいつ?”「…え〜と、3日前だね」”3日前!?”
狼は少しホッとする。どうやら今回は予感が当たらなくてすみそうだと
しかしそう上手くいかないのが現実である
「……キヴォトス巡りは楽しかったですか?」「なっ!?」
狼の背中をガシッ!と何かが掴む
「こちらへ来てください、お説教です」「…先生殿、助けてくれ…」”あはは…狼、頑張ってね〜”
狼はズルズルと別室へと引きずられていった
その後、狼は2時間、こってり怒られたと言う…
ここまで読んでくれてありがとうございます!
今話でお礼参りは終了です
それで困ったことがあるんです
先生大好きガチ勢のワッカモさん、どうしようかなーって
いや私聖園様が推しですけどワカモも好きなんですよね
んで書きたいなー、でも俺ワッカモのこと詳しく知らんのよな〜ってなってますのよね
あ、せっかくなので狐っ子2人はまとめて書くことにしました
まあとりあえず次回、狼と狐たち。お楽しみに…