並行世界、可能世界、IF世界――――。
もしも、ここにあれがあったなら。
もしも、それをどうにか出来るなら。
もしも、あの時にこれを知っていたら。
もしも、どこかにそんな世界があったら。
とても似ているのに、何かが違う世界。
もしもの世界――名称は重要ではないため雑に
・どちらが勝ってもおかしくなかった対戦の『もしも』を力のある神が観測。
⇒ 観測した時点でその並行世界が存在していたことになる。
・自重知らずの神が他の神から感想を聞いてリアルタイムで見たくなった。
⇒ 時間軸のずれた並行世界を生成。神が観測した影響とかで結果が変わることも。
・未熟な創造神が目撃したカードからどんな世界なのかをイメージ。
⇒ パチモノっぽい世界をうっかり創造。並行世界……?
……TCGやってるのを鑑賞するのが神々のメイン娯楽という事情からなのか、並行世界が割と軽率に発生している。
ちなみに意図的か無意識か、既存の世界を改変したり巻き戻したりという、他の神の鑑賞を邪魔する方向で神々が自分の願望を叶えようとするようなケースは滅多にないので良識はあるのだ。
一口麺でもおかわりするように追加され続けている並行世界だが、発生した数を考えると現存している並行世界は非常に少ない。
それの理由は……。
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『鑑賞して満足したからこの平行世界は消滅させちゃおう!』
みたいな誤解はするなよ? ■の知る限りだがそういうことはない。
……。
魔王を送り込んで滅ぼす?
生物がすべて死んだとして、世界まで消えたりはせんだろうよ。
よく似た世界同士、ずーっと重なった状態だと、いつの間にか一つになってんのさ。
あー……覇権を争う二つの勢力があったとして、一方がもう一方を滅ぼした。
よくある並行世界では滅んだかどうかが逆になっているわけだ。
千年後、二千年後。
いくつもある並行世界を比べて、遥か未来でも
歴史書ねぇ……。
『もしもあの戦いで勝敗が逆だったら』なんて作品は腐るほどあるだろう?
本来の歴史と創作の歴史、時間が経つほどどちらが正しかったかは曖昧になる。
殆ど同じになったら世界が重なって、混ざり始めたら曖昧化も加速してあっという間だ。
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そっちの嬢ちゃん達は光の神を信仰して、闇の神の眷属については存在を許さなかった。
で、小娘どもは嬢ちゃん達の末裔で?
光の神の眷属が死んで、災厄のあと気付いたら此処に居た、と。
確かにそこだけ抜きとりゃあ似てるが、重なるかっていうとなぁ……。
だからな?
混ざって一つになるっていっても根っこの世界は同じなんだわ。
全く縁のない世界と一部だけ重なって混ざる、なんてのは■も知らん。
そも、亡者のことは知らなかったみたいだが、向こうのデカブツのことは知ってただろう?
つまりデカブツは嬢ちゃん達と同じとこから来たワケだ。
おい、頭を抱えるな! 説明しろ!!
Tips:【■】
亡者になる前の亡者達と縁のある現地神。
世界群について知ってるが自力で世界から出たり出来ない。
世界によっては精霊とか呼ばれるポジション。
評価(1-9)で6だけ0なのを見るとゾワゾワする。
これがコレクター気質……?