不朽の炎と青春を。   作:御厨パステル

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皆様、お待たせしました。

今回は対策委員会編のプロローグとしています。
とても短い内容になっていますが、お楽しみくださいませ。


※序盤はホシノ視点でこのお話は進みます。




本編開始
Prolog はじまりはじまり。


 

 

 

 

 

 

 

リリリリ……リリリリ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリリリ…リリリリ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリリリ…リリリリ…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「…………」パッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

トッ…
*1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノソッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくりとベッドから起き上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「……んぅ〜〜」ノビー

 

 

 

 

ホシノ「…………よし。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________________

 

 

 

 

 

トントン……トントン…

 

 

 

 

靴のつま先を地面に軽く当て、履き心地を確かめる。

 

 

 

 

 

ホシノ「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

昔からの癖というより、ちょっと前から私も自然とする様になった。

 

 

 

 

あの人みたいに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「…」フッ……*2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「いってきます。」

 

 

 

 

 

 

 

これもあの人の癖の一つ。

 

 

 

 

 

 

"誰もいないけど、誰かが待ってくれてる気がするから"って言ってたかな。

 

 

 

 

 

 

私もそんな気がするから真似してる。

 

 

 

 

 

 

 

 

___________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザッザッ…ザッザッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早起きはここに来てからの習慣。

 

 

 

 

 

 

 

いつも通りの朝日に照らされた、砂まみれのアスファルトの上を歩く。

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

けど…ここ最近はこの"いつも通り"が少し嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「…ふふっ………っ…!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと気が緩み過ぎてたようだ。

 

 

つい口角が上がってしまう。

 

 

 

 

ホシノ「(自分の事ながら、こんなに分かりやすく反応するなんて…)」

 

ホシノ「(慣れてないわけじゃあるまいし…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「フゥ~…」

 

 

 

 

 

 

ホシノ「(平常心…平常心…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザッザッ…ザッザッ…

 

 

 

 

 

 

ホシノ「…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

"彼"の足音。

 

 

 

 

 

 

 

私も彼もほぼ毎日この先の曲がり角で会う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恭也「ホシノちゃん、おはよう。」

 

 

ホシノ「恭也くん、おはよう。」

 

 

恭也「相変わらずホシノちゃんは早起きだね。」

 

ホシノ「恭也くんだってすごく早起きしてるよ。」

 

恭也「俺くらいの歳になると朝日と共に目が覚めるのさ。」

 

ホシノ「ふふ、いつもより目が空いてないように見えるよ?」

 

恭也「えっ!ちゃんと顔洗って眠気を取ったんだけどな…!?」

 

ホシノ「嘘です。」

 

恭也「な〜んだ嘘か〜って…もぉ!」

 

ホシノ「あははっ…!」

 

恭也「まだ早起きは慣れないや〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな当たり前に、私の心は踊っている。

 

 

 

 

 

 

この当たり前を守っていきたい。

 

 

 

アビドスの皆と…彼とで…。

 

 

 

 

 

 

 

___________________________

 

 

 

 

 

アビドス高等学校 昇降口。

 

 

 

 

ホシノ「そういえば今日は校門に宮田先生居なかったね。」

 

恭也「あ〜…寝てるのかな。」

 

ホシノ「いやいやまさか〜ね?」

 

恭也「ちょっと保健室覗いてから行こっか。」

 

ホシノ「はい」

 

 

 

 

 

 

……………………移動中……………………

 

 

 

 

 

 

アビドス高等学校 保健室…。

 

 

 

 

 

 

ガラガラ…

 

 

 

 

恭也「宮田先生〜?」

 

 

 

 

宮田「……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人の目の前にはイスにもたれ掛かって顔を伏せている宮田。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恭也「あれ?ほんとに寝てる?」

 

ホシノ「珍しい…」

 

恭也「宮田先生、そんな寝相だと体に良くないですよ〜」スッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

スゥ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

右肩に置いたはずの恭也の手がすり抜けていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

恭也・ホシノ「!?」

 

 

 

 

 

 

恭也「な…えっ!?」

 

ホシノ「実体がない…!」

 

 

 

 

 

宮田「それはホログラムだ。」スッ…

 

 

 

 

恭也「うぉっ!びっくりした…!」ビクゥ…!

 

ホシノ「急に後ろから声かけてくるのは心臓に悪いですよ!」

 

宮田「感が鋭い二人を欺けたのなら実験は成功だな。」

 

宮田「ここからは種明かしだ。」

 

宮田「そのイスがある真上の天井をよく見てみろ。」

 

恭也「…?」

 

ホシノ「…小さなカメラ…?」

 

宮田「そうだ、あの小型プロジェクターで投影していた。」

 

宮田「今はまだだが、そのうち走らせたり、銃を構えてるように見せかけたりする予定だ。」

 

宮田「戦闘においては撹乱に使えるだろう。」

 

恭也「もう医者と言うよりかは技術者じゃないですか。」

 

宮田「どうせお前らは怪我も病気もしないんだからな。」

 

宮田「暇つぶしくらいさせてくれ。」

 

ホシノ「明らか暇つぶしのレベル超えてますよ。」

 

恭也「ホームルームまでには顔を出してくださいよ?」

 

宮田「わかったわかった。」

 

恭也「ほんとに来るかな…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恭也「口ではああ言ってるけど何だかんだちゃんとしてるよね。」

 

ホシノ「その辺りは信用できますね。」

 

恭也「ね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャーーーーーッ……!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

恭也「…おっ?」

 

ホシノ「この音は…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………キュイッ!………カラカラカラカラ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「シロコちゃんが来たかな?」

 

恭也「あの自転車の音は他では聞かないからすぐに分かるね。」

 

ホシノ「あの自転車って恭也くんのものなんだよね?」

 

ホシノ「思い入れとか無かったの?」

 

恭也「勿論あったよ、俺の愛車だからね。」

 

ホシノ「自転車なのに愛車って呼ぶの面白いね?」

 

恭也「車は車でしょ?」

 

 

 

 

 

 

ホシノ「うーん………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラガラ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カラカラカラカラ……………

*3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロコ「ホシノ先輩、恭也先輩おはよ。」

 

 

ホシノ「…また自転車と一緒に登校したね〜?」

 

 

シロコ「この子とは一心同体。」

 

 

ホシノ「けど教室まで押してくる事はないんじゃないかな?」

 

 

シロコ「ホシノ先輩もいつか分かる感覚。」

 

 

ホシノ「うへ〜…いつになるのかな?」

 

 

恭也「…あっ!またタイヤがツルツルになってるね。」

 

 

恭也「一体どんな走り方したらこんなになるの…?」

 

 

ホシノ「ホントだ、これが鏡面仕上げってやつかな?」

 

 

恭也「オフロード用のタイヤなのに…」

 

 

シロコ「ん、後でメンテナンスする。」

 

 

恭也「…あんまり乱暴に乗らないでね?」

 

 

シロコ「乱暴に乗ってはない。」

 

 

ホシノ「このツルッツルなタイヤを見せられては…ねぇ?」ニヤニヤ

 

 

シロコ「タイヤが軟弱なだけ。」

 

 

恭也「わっ…開き直った…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラガラ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アヤネ、セリカ、ノノミ「「「おはようございます(…)(…!)(〜♤)」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴトゴトゴトゴト……

*4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮田「……………。」*5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恭也「うわっ…!?」

 

ホシノ「???」

 

シロコ「ん、遺産は山分け。」

 

ノノミ「シロコちゃん?流石に酷いですよ〜?」

 

セリカ「というかまだ死んでないって!?」

 

アヤネ「あはは………」

 

ホシノ「おじさんにはひと目見て何があったか分かんないや…」

 

恭也「情報量が凄い…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラガラ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユメ「みんな!おはよ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「……あっ」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮田「…………………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユメ「み、宮田先生ぃぃ〜〜!!!???」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________________

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「なるほど〜私達と同じようなドッキリをしたら」

 

 

恭也「宮田先生の顔にセリカちゃんの右ストレートが一閃……。」

 

 

シロコ「私でなきゃ見逃しちゃうね。」

 

 

ユメ「ヘイローが無いのに耐えてるのが未だに分かんないよ…!?」

 

 

宮田「セリカが驚いたら手が出るタイプなのを忘れていた。」

 

 

セリカ「う…事実だから強く言えない…!」

 

 

アヤネ「けどアレは心臓に悪いですよ…」

 

 

ノノミ「おいたが過ぎましたね?宮田先生?」

 

 

宮田「…今後はやる相手を吟味しよう。」

 

 

 

ノノミ「宮田先生〜?」

 

 

 

宮田「…朝のホームルームをするぞ。」スタスタ…

 

シロコ「ん、逃げた。」

 

恭也「大人気ないぞ〜」

 

ホシノ「そーだそーだ〜」

 

宮田「言ってろ言ってろ。」

 

アヤネ「む、無敵のメンタルです…!」

 

セリカ「褒められた物じゃないわよ…。」

 

宮田「暇つぶしくらいさせてくれ。」

 

セリカ「暇つぶしのレベルがあれなの!?」

 

 

 

 

宮田「…あ、そういえばお前ら知ってるか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮田「連邦生徒会長が消えたらしいぞ。」

 

 

 

 

 

 

宮田「それも今さっきだと。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「……え?」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
スマホのアラームを止める。

*2
靴を履いて後ろに振り返る。

*3
マウンテンバイクと一緒に入室

*4
気絶した宮田がノノミの押す台車に乗せられてる。

*5
宮田(眠りの小五郎のすがた)





皆様お久しぶりです。

もうこのペースだとエタったと思われるレベルでの更新頻度ですね。

あまりにも期間が空きすぎて、文章の書き方とかもまるで変わってるかと思います。

実際、超気まぐれでの更新になっちゃってるので読者様に一番良くない傾向ですね…。

プロットを温めすぎてそろそろ腐っちゃいそうです。

次回投稿はいつになるやら…

"先生"の性別はどちらが良いかお聞きしたいです。

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