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「いや、知ってたとは??」
「ふっふーん!お姉ちゃんには大枯の考えてることはお見通しよ!」
「えっへん!わたしたちをあまりナメないでもらおうか!」
「マジか…」
これは正直驚いた、
まさか俺の考えを読まれていたとは…
「ふふん、私達と何年の付き合いだと思ってるの?」
「何と生まれてからずっと一緒にいて16年だよ!」
それは家族だから当たり前なのだが?
「でもそうか、2人には分かってたんだな…」
「ええ!もちろん!大枯、アンタは…
私と佑芽のファン一号として追っかけのために初星学園に来るのよね!」
「ああ、馬鹿だったわ」
「何ですってーーー‼︎」
「そうだよ違うよっ!お姉ちゃん!」
おっ?妹よ、お前は分かってくれてたのか!
流石双子だ!お姉ちゃんと違うところを見せてやれっ!
「大ちゃんは…
アイドルとの禁断の恋を夢見て初星学園に来るつもりなんだよ!」
「佑芽、俺たち本当に双子か?」
「ひっど〜い!!」
酷いのはお前の思考じゃい、兄をなんだと思ってるんだ…?
この姉妹は16年一緒にいて何故こうも長男の考えを汲めないのか…(クソデカため息)
「んんんんんんー!何よ、そのため息は!」
「やっぱり分かんないなー?大ちゃんー、答えは何なの?」
姉は悔しいのかめちゃくちゃ地団駄を踏んでいる、そろそろ床抜けるんじゃないだろうか
妹に関しては兄が下劣な思いで初星学園に行こうとしているという考えしか思いつかなかったようだ。佑芽、お兄ちゃんは悲しいよ(泣)
「おっほん、じゃあ俺から話すよ。姉さん、いつまでも床踏みつけてないで聞いてくれ」
「ぐぬぬぬ、悔しいわね…!大枯に思考の読み合い勝負で負けるなんて!」
…あっ、勝負だと思ってたのこの人⁉︎
怖いよ、嘘でしょ⁉︎
「(面倒くさいので)俺の負けでいいよ…?」
「ダメよ!不正は認めないわ!」
もうええて!話が進まんわ!
こういう正々堂々とした姿は姉の美徳だが、状況によっては本当にじゃじゃ馬だな…
「じゃあ、今回は俺の勝ちってことで…。また次の機会に勝負しよう姉さん…(面倒くさい)」
「もちろん!次は負けないわよー!」
「大ちゃんすごーい!お姉ちゃんに勝っちゃうなんて!」
「おっ?どうだ佑芽!お兄ちゃんを見直したか?」
正直勝負の概要はよく分からんが、ここは兄の威厳を取り戻す思わぬチャンス…!
有り難く乗っからせてもらうとするか。
「うん!身体能力は全然ダメだけど、考えることに関しては大ちゃん得意だもんね!」
「…へへっ(泣)」
あぁ〜!プライドが傷つく音ォ〜!!
この妹は突拍子もなく笑顔で言葉のナイフを使ってくるから油断ならん…
「…って話が脱線してる!ちょっと2人とも静かに聞いてくれ」
そう言うと、姉妹は2人黙ってこちらに視線を向けてきた。それを確認すると俺は目を瞑り深呼吸をして話し始めた。
「俺が初星学園に行くのは、アイドルとして頑張ろうとしている2人を近くで支えたいと思ったからだ。」
「私達を?」
「支える?」
姉妹は頭にハテナマークを浮かべて顔を見合わせた、そんな2人に俺は宣言するのだった。
「俺、マネージャーになるよ」
「「えっ?えええええーっ!!」」
いや、長男として2人が心配ですし