赤黒い渦を通り抜ける
何も無い、危機もない、温度もない、空気もない、何も無い
あなたは自分の肉体を確認した
あなたのいつも通りの体、羽、何も変わらない
マナーをバリアに変えようとしたが上手く機能しない
エーテル結晶にエーテルを生産し結晶を周囲に浮かばせる
どうやらエーテルは使えるみたいだ
マナーを放出できない、内側で回すだけならばできるが外に出すことは叶わない
ほとんど全て理解したつもりだったが、どうやらこれが例外らしい
まさかこんなに速い段階で遭遇するとは
想定していたことだ
生存可能、意識鮮明、状態異常なし
何も問題は無い
足を進める
無無無無無無無無無無
無無無無無無無無無無
無無無無無無無無無無
無無無無無無無無無無
無無無無無無無無無無
無無無無無無無無無無
無無無無無無無無無無
無無無無無無無無無無
無無無無無無無無無無
何も無い
無無無無無無無無無無
無無無無無無無無無無
無無無無無無無無無無
何も無い
無無無無無無無無無無無無無無無無無無
いい加減飽きてきた
エーテルの爆発を全方位にばらまく
無無無無無無無無無無無無無無無無無無無
撤退はいつでも出来る、好きなようにやってみよう
エーテルの爆発をばらまく
無無無無無無無無無無無無無無無無無無無無無無
壊れる音がする
横を見る
《無》
何も無いな、おかしい
目を凝らす
《無無》
何もない
《無無無無無》
いや、何も無いことこそに意味があるのか
手で触れてみる
触れない、形を与えてみる
あなたは結晶をばら撒き空間を誕生させる
それを《無》に与えてみる
みるみると成長していく
拡張速度があまりにも早い、なぜだか懐かしい感覚が
20秒程で銀河規模まで膨れ上がる
中にはまだ何も無いが、あなたの結晶を吸収し、それを起源に創造が始まる
周囲の《無無無無無》がそれにまとわりつき、空間に侵入する
これは消失した宇宙の新生だ
まずい、これ以上の膨張はこちらの宇宙に影響を与える
マナーが渦巻く、赤黒い渦の先から無限大とも言えるマナーが供給さらる
どうやらこちら側の宇宙にも意識があるらしい
あなたは目の前の空間をマナーで構築された手で握りしめる
驚いた、もう意思がハッキリしているのか
懐かしい
これはあなたの魂の故郷だ
このまま消失させるのは.....なんだか心苦しい
己のさらなる内側に再誕した宇宙をしまい込む、膨張で苦しい
無限大のマナーで構築された腕があなたの体の1部となり、宇宙を押さえ込み、整える
成長する、成長する、成長する、成長する、肉体が成長する
何とか膨張を止めることが出来た、こちら側の宇宙のサポートが止まる
これで問題ないみたいだ
内側の再誕した宇宙を覗き込む、生命は誕生していない、それは原子の世界だ
あなたの魂の故郷である、あなたはそれを取り込んだ
緩やかな、穏やかな膨張を少し見守り、帰るため赤黒い渦を探すが、渦はあまりに小さく、とても入れそうにない
あなたは自分の巨大な体を認識した
元の姿を構築し魂を分ける、どうやらでかくなりすぎてしまったようだ
あなた《宇宙の内包者》はここで魂の故郷を見守ることにした
あなたは元の体に戻り、赤黒い渦を目指した
はじまりと終焉の巣窟から帰還し、いつも通りの日常を過ごす
朝起き、ペットの黒猫と戯れ、植物と牧場の世話をし、魔法書を作り、鍛冶師の真似事をする
マジックフルーツを食べ、英雄チーズを嗜む
10年後
世界(表面)に許された肉体能力の上限に達した
20年後
武器(斧以外)、魔法の才能は限界を迎えた
50年後
最高級の魔法書を作れるようになった
70年後
花たちに話せる個体が現れた
あなたは交流し、力を分け与えた
90年後
未来、過去、現在に存在するあらゆる記録媒体を読み終えた
もう1周する予定だ
130年後
再誕の神の神座を頂いた
元素のイツパロトルから真言を教わった
あなたの言葉は小規模の奇跡を起こす
花神誕祭が行われる事が多くなってきた
能力を縮小させ降臨し、あなたは隠れた廃人たちに囲まれ殴られ剥製を取られて以来、姉様がくれた家に引きこもった
人間怖い
150年後
もう1人のあなた《宇宙の内包者》から直接リソースを提供されるようになる、どうやら宇宙が膨張を終え完全に安定したらしい
内側ではかなり時間が経っているようだ
最初の生命の誕生に見た、少し寵愛(権能)を与えすぎでは無いか?
久しく驚きを覚えた、宇宙を囲うマナーが必要なくなり、そのエネルギーで構築された腕が生えた、見えないが存在感を感じる、手に握るものから《宇宙の内包者》との繋がりを感じる
凄まじく物騒だ、これを振るう時は宇宙崩壊を引き起こしてしまうだろう
170年後
斧は諦めた、あなたは妖精だ、あんな武器は使わない、うん、使わない
190年後
いよいよ暇になってきた、記録媒体は3周したし、生命力も宇宙崩壊でも起きなければそうそうミンチになることは無いだろう
あなたの拠点は未だに姉様から貰った家だ
今やあなたの神域になった、癒しのジュアとお泊まり会したりすることもあった
200年後
暇だ、あなたは姉様が旅立った最も脆い空間を見に来た
神性を感じられない元素のイツパロトルがそこを維持していた
姉様のペット、元素のイツパロトルから記録を貰う
壁を感じる
あなたは壁を超える準備をする、姉様は力技で突破した
ならばそれを真似よう
見えざる神の手を動かし空間を突破する
世界を逃す音
世界を逃す音
世界を逃す音
ここだ!
あなたは......外宇宙に旅立った
?????年後
??紀
神々と人類の戦争が始まった
星は再び汚染され、神々は星から去った
再誕の○○○○(あなた)
再誕○○○○(あなた)を信仰することで得られる能力は
生命成長、マナー成長、魔力、器用、感覚、雷耐性
第1段階好感度ボーナス
従者 花の眷属
それは神の庭園でいつの間にか誕生していた生命である
90cm程の花のようだ、回復魔法を使いこなす
第2段階好感度ボーナス
再誕の宝玉
ミンチ、埋まることになる以外で死亡した時、1度だけ無条件で復活する、妖精エルとの相談で決まったものだ
最終好感度ボーナス
はじまりと終焉の腕輪
防御+200
各耐性+50
特に強い点はないが、これはいわゆる宇宙崩壊した時の脱出チケットだ
信仰を捨てるとそれは消える