ずっとボンプとスタンバってました   作:はちみー

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銀さん辺りのくだりで批判来るかなって思ってたら全然来なかった
そんな訳で初投稿です。

(朱鳶もジェーンもうちのエージェントにいない為、呼び方等間違ってるかもしれません。コメントで教えてください)


何事にもかもしれないという考えは大事

 

『いいかいニコ、ビリー、アンビー。今回のホロウにはいくつかのエーテリアスの反応がある、普段なら避ける所だけど……』

 

「そのエーテリアスの所にお宝があるって話よ!全部邪兎屋がかっさらうんだから!」

 

「ニコの親分、本当に今回の大丈夫なのかなァ。何かちょっと怪しくなかったか?」

 

「大丈夫よ!だってホロウの中は危険が危ないからって、爆弾だって提供してくれたのよ?」

 

「手榴弾、いっぱい貰ってる。これが終わったら残ったこれを使って綺麗な花火を見よう、きっとビリーも感動でブリーフがぐっしょりする筈」

 

「ブリーフなんて履いてねーよ!何なんだよその表現!」

 

『多分先週貸したビデオに影響されたんじゃないかな』

 

「あー、隣のペドロだったっけ?あの予告編みてから本編もみたんだったか」

 

「うちの猫が「もう見てらんにゃい」って逃げたアレね、まぁそんなのはどうでもいいから!案内して、パエトーン」

 

_________

 

「ねぇお兄ちゃん、桂さんどこ行ったか知ってる?」

 

「ん?そういえば朝出ていったきりだね、何かあったのかい?」

 

「午後から買い出しに付き合ってもらうつもりだったんだけど……」

 

「約束してたなら桂さんが忘れる事はないだろうし……Fairy、桂さんが何処に行ったかわかるかい?」

 

『回答。現在新エリー都治安局の免許課で手続きを終え、現在車で帰宅途中の模様』

 

「え、桂さん堂々と治安局行ってるの!?」

 

「免許の更新とかだろうか」

 

『否定。どういう手口で行ったかは定かではありませんが、午前中の内に免許を取得した様です。実際の様子を捉えた映像がありますが、確認しますか?』

 

「どうするお兄ちゃん、私はちょっと気になるんだけど」

 

「うーん……まぁ気になりはするから見てみようか。Fairy」

 

『では再生します』

 

__________________

 

「本日教官を務めさせていただきます、朱鳶です。本来担当する者が体調不良の為代わりに私が担当します」

 

「よろしく頼む、朱鳶殿」

 

「えっと、キャプテンカツーラさんで合っていますか?」

 

「その通り、キャプテンカツーラだ」

 

「……コスプレですか?」

 

「正装だ」

 

「そ、そうですか……失礼しました。とりあえず周囲の確認から始めましょう、先ずは車から見ていきましょう」

 

「わかった」

 

キャプテンカツーラはボンネットから始まり、車体の下まで隅々と確認した。

丁寧な確認作業を見た朱鳶は、ここまで確認をする人は中々いないと感心していた。

 

「それでは車を運転して行きましょう、かもしれない運転ですよ」

 

「……車に知らないおじさんが乗っているかもしれない!」

 

「えっ!?」

 

「もしかしたら上に忍者が張り付いているかもしれない!」

 

「忍者!?」

 

「もしかしたらエッチな人妻がいるかもしれ」

 

「いい加減にしなさい、お馬鹿」

 

ドアを開いてハンドルに桂を叩きつけたのは、犯罪行動外部顧問のジェーンドゥである。

血だらけになった桂と突如として現れたジェーンに、朱鳶は混乱しながらジェーンを止めた。

 

「じ、ジェーンさん!?何してるんですか!?」

 

「いいのよ、この馬鹿はこれくらいしないと」

 

「ジェーン殿ではないか、アレから息災だった様だな」

 

「うるさいわよヅラ」

 

「ヅラじゃない桂だ」

 

「桂?」

 

「あっ間違った、キャプテンカツーラだ」

 

「朱鳶、彼はこの間脱走した桂小太郎よ」

 

「やっぱり!何故堂々と講習に来てるんですか貴方は!」

 

「免許を取るにはここしかないだろう?」

 

「何当然だって顔をしてるんです!?」

 

「無駄にツッこんでも無駄よ、とりあえず一通り終わらせてさっさと発行しちゃいましょう」

 

「でも彼はS級指名手配犯ですよ!?」

 

「先程彼を有効利用するって極秘で決まったの、私が今追っている山獅子組の拠点が分かったのも彼のお陰でもあるの」

 

「犯罪者と手を組んでいたって事ですか……?」

 

「貴女もグレーゾーンの人に助けてもらったでしょう?前例がないだけで、凶悪な罪人を捕らえる為に必要なのよ」

 

「うっ……はい……では、S字道路を通ってみてください。縁石に乗り上げずに走行出来たら、演習を終わりとします」

 

「わかった、進むとしよう。乗っていくか?」

 

「アタイはやる事があるから、ここで失礼するわ。朱鳶、こいつの事は後で話しましょう」

 

「わかったわ」

 

桂は進み始めたがかもしれない運転を存分に発揮し、S字の曲がった所にモグラの親子が住んでいるかもしれないストーリーを展開した。

余りに真剣に話すものだから、朱鳶は引き込まれ涙を流した。

ツッコミ役は居なかった。

 

_________

 

「ねぇアンビー……ビリー、これなんだと思う……?」

 

「多分……カーテンのシャーッてなる部分だと思う」

 

「カーテンのシャーッてとこだな」

 

「これの!!何処が!!オタカラなのよ!!!!」

 

「丁度カーテンのシャーッが壊れた所だから、ある意味お宝かもしれない」

 

「もう!アンビー、その変な爆弾貸して!爆破してやるわ!」

 

「変な爆弾じゃないわ、ちゃんとした名前がある」

 

「名前なんてあるのか?」

 

「ん、ジャスタウェイ」

 

「どうでもいいわよ!!覚えてなさいよ桂小太郎ーっ!!!」

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