ずっとボンプとスタンバってました   作:はちみー

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銀魂で1番おかしいキャラを挙げた奴優勝

1 桂小太郎

2優勝だろ

ってスレ好き


ネズミにはチーズよりとびきりの肉

 

「山獅子組の本拠地……中々割れないわね、思ったよりもボスは慎重らしいわ。誰か知ってるのはいないかしら……ん?」

 

山獅子組の一拠点に潜入捜査をしていたジェーンは、見習いとして活動していた。

本拠地を暴き一気に検挙する算段だったが、それが当初考えていたよりも難航していた。

ある時アジトを探索していると、何やら騒がしい一角を見つけたジェーンは覗いてみることにした。

 

「諸君、私は人妻が好きだ。あの夫がいると言うのに溢れる色気というのは人妻にしかないものだ」

 

「あのー、桂さん。溢れる色気っつーのは別に人妻に限った話じゃねーんじゃ?」

 

「おだまり!俺は今人妻について語っているんだ!む、そこの君。こっちに来なさい」

 

「え、私?」

 

「名前は?」

 

「ジェーンよ」

 

「ふむ、ではジェーンさん。壇上へ」

 

「サマーオイルみたいな事言い出したぞ」

 

「大丈夫?殺されない?」

 

「大丈夫だろ、アレは闇落ちしておかしくなったけど、桂さんは元々おかしいから」

 

「大丈夫要素ねーじゃねーか!」

 

桂といえばS級指名手配犯のテロリストだった筈、何故山獅子組に……?まさか手を組んでいるというの?

何がともあれここで関係を築ければ、桂小太郎の情報を得られるかもしれない。

そう思い直し、ジェーンは壇上に上がった。

 

「ふむ、さて諸君らに聞こう。このジェーン殿を人妻として見てみろ、今まではボンキュッボンのお姉さんだったのが……」

 

「やべぇ、なんか更にエロくなってきたような……」

 

「あのプロポーションで子供産んでるんだよなってなるよな……」

 

「ママ……」

 

「なんかおかしい奴いねぇか?」

 

「これが人妻の魅力だ、ジェーン殿どうもありがとう。今度蕎麦でもいかがかな?」

 

「遠慮しておくわ」

 

「さて、冗談はさておき……貴様らに集まってもらったのは他にも理由がある」

 

桂が向き直って30人程いる構成員に話しかけた、先程までとはまた違った雰囲気になり場は張り詰めた。

 

「今の山獅子組は世間からは治安局にビビってばかりの子猫に過ぎぬと、そう言われているのだ」

 

事実、治安局勤めのジェーンもそう思っている節はある。

近頃の山獅子組の勢いは、年々下がっている。

 

「そんな事を言わせたままでいいのか!俺達はただのお山の大将じゃない、頂点に立つ猛る獅子なのではないのか!」

 

「そ、そうだそうだ!」

 

「俺達は獅子なんだ!」

 

「おい、これは反逆か!?」

 

「お前は山獅子組の幹部だったな、だがお前も常日頃文句ばかりだと聞くが?ボスは慎重を通り越してビビってるように見える、俺だったら……と」

 

「ぐ……」

 

「山獅子組は、ギャングごっこじゃない!貴様たちが欲しかったのは本当にこんな世界か!名声か!」

 

「俺らはもっとやれる筈だ!」

 

「カッコイイギャングに!」

 

「ボスは敵なんだ!今のあいつはもう!なら倒すしかないじゃないか!」

 

『うおおおおおおおおお!!!』

 

「行くぞ!トゥ!へ「やらせないわよ」ぶぅぁぁぁぁぁ!」

 

「「「桂さーん!?」」」

 

急に何処ぞのパイロットスーツみたいな格好になったから、思わず尻尾でぶっ叩いてしまった。

 

「ぐふっ……し、心配することは無いジェーン殿。ジェーン殿にも活躍の場はある、ボスの覚えも良くなるだろう」

 

そう言うと桂はジェーンの頭に黒い丸をふたつ付け、黒い短パンを渡してきた。

 

「桂さん!それはまさか!?」

 

「流石に怒られますって!!」

 

「そう、これは夢の国のミッキーマ〇ス!」

 

「大事なとこ隠れてませんよ!?」

 

「安心しろ!これは著作権が切れた方のミ〇キーだ!」

 

「はっ確かに!蒸気船の方だ!」

 

「だがパッと見だけではバレない、つまりは山獅子組はかの夢の国をも恐れぬギャングだと思われるはずだ!」

 

「て、天才的だぁ……」

 

「法も犯さずにビビらせる事が出来るなんて!」

 

「さぁお前達、一先ず反逆の準備だ!ボンプのエリザベスがお前達を新たな拠点に導く、行け!」

 

「「「おおおおおおお!」」」

 

何なんだろうか、これは。

ジェーンが呆然としていると、組員がいなくなった後桂はジェーンを見て言い放った。

 

「さて、山獅子組の潜入捜査の進捗はどうだ?治安局特務捜査班のジェーン・ドゥ殿」

 

「…私は治安局の手先ではないわよ?」

 

危うく声が出るところだった、先程まであんな馬鹿をやっていた桂が看破している。

それも疑惑ではなく確信していて、治安局が相手だろうと余裕ということだろうか。

 

「ふっ、ではそういう事にしておこう。俺は今山獅子組の戦力を削るのに忙しい、ジェーン殿にはあるホロウ近辺の調査を頼みたい」

 

「治安局という体で進めるのね……調査の理由は?」

 

「俺も探してはいるのだが、見つからん。ともすれば普通は拠点にしない場所……ホロウ近辺だとは思わんか」

 

「成程……それは確かにそうね」

 

「ある程度目星は付けている、そこを探れ」

 

「それで、何が望みなの?」

 

「今後犯罪組織の情報提供、または潜入調査の協力関係だ。無論俺を捕まえるなとは言わん、捕まった所で俺ならばどうにでもなるからな」

 

「山獅子組の件が終わったら貴方を捕まえさせてもらうわ、それで脱獄出来たのなら手を結びましょう」

 

「決まりだな、エリザベス!」

 

【呼びました?】

 

「早速行動を移すぞ」

 

「変わったボンプね?ンナンナ言わずにプレート使うなんて」

 

「特別だからな」

 

_________

 

「ということがあったのよ」

 

「そんな事があったんですね、狂人を演じる切れ者と言った所でしょうか」

 

「違うわ」

 

「え?」

 

「あの一連の流れも、彼は大真面目にやってたのよ」

 

「つまり?」

 

「大真面目に頭おかしい奴って事よ」

 

「えぇ……」

次に絡むキャラ

  • ライカン
  • アンドー
  • 邪兎屋
  • アキラとリン
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