前半桂さんPV
後半新ストーリーPV
みたいになった
多分あー、アレねってなる。
【桂さん、ライカン達がホロウへと入りました】
「そうか、彼等の技量を考えれば助太刀は必要ないだろうが……万が一というのもある。引き続き観測を頼むエリザベス」
【了解です】
廃ビルの上からライカン達を見る桂は、鍛えられた脚力でビル上を飛び移り後を追う。
ライカン達は迫り来るエーテリアスを排除しながら、目的地へと急ぐ。
「それにしても店長殿のプロキシとしての腕は、そこらのプロキシとは違うらしい。流石は伝説のプロキシパエトーンだ、今後も利用させてもらおう」
【いい協力関係でいたいものですね】
「あぁ……む?アレは……ホロウレイダーの集団か、取引場所とは違う筈だが」
【何やら揉めているみたいです、双眼鏡使いますか?】
「使おう、音も拾ってくれ」
_________
『ライカンさん、カリン。この先にホロウレイダーがいるみたいだ、例の場所はまだ先だから見張りかもしれない』
「その様でございます、彼等は揉めている様子です」
「何を話してるんでしょうか」
ライカンとアキラは聞こえてくる内容を聞いてみた後、ライカンはそっとカリンの耳を塞いだ。
「えっ、えっ?何ですかライカンさん?聞こえませんっ」
「暫しお待ちを、あまり聞いても良い内容ではないようです」
「おい、いくら何だって殺す事はねぇだろ!」
「コイツが本部に連絡しようとするからだ、それともこの取引を台無しにするつもりか?」
「だからってお前……足がついたらお前の責任だぞ」
「はっ、その頃には新エリー都は俺らのもんだ。そうだろう?」
「……知らねぇぞ俺は」
「それよりコイツ見てみろよ、上玉だぜ……死んでも使えるだろ」
「お前マジかよ……付き合ってらんねーよ。お前ら行くぞ」
「へぃ」
「はっ、ビビりがよ。んじゃ楽しもうかお前ら」
『ライカンさん!』
「お任せを!カリンは支援を!」
「よく分かりませんでしたがわかりました!」
ライカンは思い切り壁をぶち破り、その勢いのままホロウレイダーのリーダー格を蹴り飛ばした。
カリンは横たわる女性を担ぎ上げ、後方に距離を取った。
「プロキシ様、この方をよろしくお願い致します!」
『わかった、ライカンを頼むよ!』
「何なんだテメェらは!?一体何処から現れブルゥッグファ!?」
「相手はワン公一匹と根暗女だけだ!やっちまえ!」
「残念ですが手心を加える事はございません、皆様方には再起不能とさせて頂きます!」
「絶対に許しません!」
駆ける二人は次々とホロウレイダーを倒していく、顎を蹴り壊しチェーンソーで斬り倒していく。
一分後にはその場にいた者と異変に気づいた男達は、二人のエージェントにより排除された。
「ライカンさん、彼女はもう……」
「……リナに連絡して対応して貰います、彼女の事はリナに任せて私達は先に進みましょう。嫌な予感がします……」
「ホロウレイダーの様子もいつもと違いました……」
『あぁ、ホロウレイダーによる殺人事件は稀だ。だからエーテリアスよりは危険度は低いけど、こうなると結構危なくなるかもだ』
「今回の事件を皮切りに、何かが起こりそうです。桂様はこれを予期していたという事でしょうか」
『桂さんの事は兎も角、先を急いだ方が良さそうだ。急ごう!』
_________
「桂様、お久しぶりでございますわ」
「リナ殿か、数年振りだな」
「桂様はずっとお変わりないですね、エリザベス様もこんにちわ」
【前よりもっと美人になった】
「ふふ、ありがとうございます」
「俺は先を急がねばならん、彼女の事を頼む」
「承知致しました、桂様もどうかお気をつけて」
「リナ殿もな」
足早にライカン達の場所へと行くと、イアスが人質に取られライカンとカリンは身動きが取れずにいた。
アキラは最悪見捨ててもいいというが、二人がそれを良しとせず事態は膠着状態。
「動かねばならんか」
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「申し訳ございませんプロキシ様、私共の不手際で危険な目に……」
「すみません!すみません!すみませんんんん!!」
「さぁ、お前らは膝をついて手を上に上げろ!」
「くっ……」
歯噛みするこの状況に、ライカンの苛立ちはどんどん募っていく。
打開できない自分と大切な存在を守れなかった自分に、ライカンは自分を恨んだ。
ふと視線を外すとそこに雇い主の桂がいた、手に持つのは何かしらの爆弾だろうか。
桂がライカンに投げる素振りを見せ、ライカンはそれを承諾した。
見事な放物線を描きながら、爆弾は中間地点へと着弾し爆発。
ホロウレイダーとカリンとアキラは、その爆発に驚き慌てた。
「何だ!?何が起こった!?」
「ボス!何か音楽が……!!」
「何?……この曲は……?」
パララーパラララパララーパララー
「この曲は……必殺な仕事人でしょうか……?」
「おっと、具体的な曲名はNGだ」
「何処から現れたテメェは!?っていつの間に人質がいねぇ!?」
「貴様らはここで討つ、覚悟してもらおう」
「へっ、時代遅れの侍が何言ってやがる!蜂の巣にしてやれ!」
「生憎だがその程度の弾幕、何度も切り抜いてきた」
ホロウレイダー達が銃を撃ち桂を狙うも、桂は走り抜けて次々と斬り伏せていく。
敵の頭を踏み付け上から爆撃し、怯んだ隙にまた斬っていく。
ライカン達の手を借りるまでもなく、敵は殲滅されていた。
「お前達、無事か?」
「は、はい!」
「見事な蹂躙劇でした、桂様」
『まさか桂さんがこんなに強かっただなんて』
「この程度の戦は昔何度もやってきた、造作もない。それよりもお前達は先に離脱しろ、俺はメモリーを取ったら後を追う」
「ではその様に、行きましょう」
「また後でお会いしましょう、桂様!」
_________
【桂さん、やはりボンプの事だけでなく機械人の神風型までデータがありました】
「……奴等は俺達のような思想犯ではなく、快楽犯のするテロリストの様だな。裏の敵に繋がる手掛かりがあればいいが」
【それにしても恐ろしい考えですね、親しい機械人が突如として変異し自爆させるとは】
「どう考えても手放しに出来ん、実行されてしまえば無関係な人々まで巻き込んでしまう。全くやるなら政府だけにすれば良いものを」
【!?桂さん後ろ!!】
「何?」
「ヤンチャしすぎだよ、桂小太郎さん」
ザン