ずっとボンプとスタンバってました   作:はちみー

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鬼兵隊連中の掛け合いわかんね
いや銀魂見直したけども、違和感あったらすんません。


破滅を望む者

 

ホロウの中の川に浮かぶ舟、舞子の様に踊るエーテリアス達の前に男が一人。

名を高杉晋助、ホロウに侵食されて既に何年も経過しているのにも関わらず未だエーテリアスに変質していない人間だ。

最近見なくなってしまったキセルで煙を味わい、仲間の到着を待っている。

 

「晋助様!来島また子、到着したっす!万斉先輩もお久しぶりっす!」

 

「私もただいま帰りました」

 

「御苦労でござるな、二人共。晋助、二人が帰ってきたでござるよ」

 

「…………■■■■。あぁ、お前らか」

 

「晋助様、また調子が……?」

 

「ここ最近晋助の言語能力に異常が見られるでござる、今はまだ大丈夫でござるがこうなってくると時間の問題でござろうな」

 

「顔の左半分近くのホロウに侵食された部分、また進んでしまっていますからね。エーテリアスというより虚化しそうですが」

 

「いやそれ別作品っす、確かに晋助様に似合いそうっすけども」

 

「紅桜も斬魄刀みたいなものですし、ちょうどいいのでは」

 

「そろそろ鉛玉喰らわすっすよ、武市変態」

 

「変態じゃありません、先輩です」

 

「もし虚化したらそれに合わせた作曲するでござるよ」

 

「心配してるのはそこじゃないっす、万斉先輩」

 

「…クク、はしゃぐなお前ら。心配要らねぇよ、この世界を壊すまで俺は死なねぇ」

 

「晋助様……っ」

 

「武市、ヅラの行方はどうなっている」

 

「桂小太郎は行方知らずです、噂では斬られて死んだと」

 

「ヅラが?アイツがそう簡単にくたばる玉じゃねぇ筈だが」

 

「下手人は岡田でござるよ、晋助」

 

「…………」

 

「晋助殿、彼は既に帰投しています。使われていない倉庫に向かったそうです」

 

「そうか……」

 

「殺しますか?」

 

「一先ずその面ァ見てから考えるさ」

 

高杉はその場から離れ、岡田の居場所へと歩いていく。

その手は既に刀に伸びていた。

その様子を見た万斉は、三味線を鳴らし見送る。

 

倉庫に着くと暗がりに岡田が肩を抑え、呻いている姿を見つけた。

 

「お苦しみの所失礼するぜ」

 

「……っ」

 

「色々派手にやったみてぇじゃねぇか、お陰で政府とやり合う前に面倒な連中とやり合わなきゃならねぇようだ」

 

「……ふっ」

 

「桂ぁ、やったみてぇだな。オマケに星見雅ともやり合ったとか。態々打田まで使って……それで立派なデータは取れたのかい?打田もさぞかし喜んでいただろう、奴は自分が打った刀しか興味がねぇからな」

 

「くくく……アンタはどうなんだい。かつての同志が簡単に殺られて悲しんでるのか、それとも……」

 

瞬間、高杉が刀を振り下ろす。

岡田もそれに呼応し"一体化"している腕を上げ、即死の一太刀を紅桜で防いだ。

ギチギチと拮抗している両者、岡田は脂汗をかいているが高杉は余裕の表情だった。

 

「ほぉ、随分と立派な腕が生えたじゃねぇか。仲良くやってるようで安心したよ……」

 

「……っ!!」

 

岡田は理解した、その気になれば自分は殺されている。

素の状態の高杉でも怪しいと言うのに、半分エーテリアスとなり力を増している高杉なら……

 

「テメェで仕掛けた喧嘩だ、対ホロウ6課を潰してこい。そうすりゃあ不問にしてやらァ。どのみち連中ともこうなってただろうしな」

 

「それから……二度と俺達を同志なんて呼び方すんじゃねぇ、そんな甘っちょろいもんじゃねぇんだよ俺達は」

 

「次はねぇ」

 

項垂れる岡田をゴミを見る目で一瞥し、高杉は去っていった。

 

__________________

 

「プロキシ様、紅桜が目撃された場所は此方でしょうか」

 

『ここであっている筈だ、地道に痕跡を集めるしかない。それにしてもよかったのかい?僕らが今追っているのはとても危険な組織だ』

 

「ご心配ありがとうございます、しかし桂様を守れなかった私にも責任が御座います。ご主人様を守れず、のうのうとしっぽを巻いて逃げる訳には行きません」

 

『ライカンさん……』

 

「勿論、桂様が簡単に死ぬとは思いません。ですが桂様がお怪我をなされたのは事実、仕えていた執事として必ずや仇を取らねばなりません」

 

『そうだね……ってライカンさん、誰かいるよ』

 

「確認します。あれは……リリカお嬢様?それにあの刀は!」

 

『ライカンさん!!』

 

「リリカお嬢様!」

 

「ひえっ!?えっ、何!?ライカンさん!?」

 

「『その刀は危険だ/です!』」

 

「えっ……」

 

「リリカお嬢様、その刀を何処で……?」

 

「あの……えっと、六分街の……」

 

『六分街!?』

 

「BOXGALAXY……だけど」

 

「あー……リリカお嬢様、ちなみにその刀の銘は?」

 

「で、DXクレナイセイバー……」

 

「『……勘違い』」

 

「えっ?えっ?」

 

「失礼致しました、リリカお嬢様。実は私達は刀にまつわる事件を追っていまして」

 

『オモチャなのは分かったけど、何でまたホロウなんかに?』

 

「もう、察してよ!こんなの普通の場所で振り回せるわけないじゃない!」

 

『あぁ……』

 

「……リリカお嬢様、私達は趣味趣向を知る身です。思う存分堪能してホロウから出ましょう、プロキシ様はホロウの出口をお願いいたします」

 

 

桂小太郎の好感度イベ

  • みたい
  • いらない
  • 紅桜篇進めてくれ
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