推しの子-STARCHILDアイ生存RTA〜ナイツマDLC適用チャート〜 作:アライズ
Q.ちなみに2勝2分って何?
A.これは【親子の復讐】獲得RTAのために敢えてアイが死ぬルートを2回走り、カミキヒカルがアイを生存させつつ殺人未遂の犯人を突き止める【運命への反逆者】獲得RTAのためにアイが生存するルートを2回走っているからです。
ちなみにそれぞれ1回ずつ失敗して【運命への反逆者】ルートではルビーが死ぬゲームオーバーを、【親子の復讐】ルートではアクアが死ぬゲームオーバーを見る羽目になりました。
カミキヒカルは愛を知らない子供だった。
だからこそ、カミキヒカルはアイに惹かれた。
ヒカルとアイがお互いに愛を確かめ合い、ヒカルが真っ当に生きることを誓ったこの世界線では。
カミキヒカルとアイが二人で子供を育てようと決意した。
アイを担当した医者が交通事故に合って死んでしまうという不運はあったが、
それでも愛した子供を育てるために頑張ることを決めていた。
「名前は……そうだ。アクアマリンとルビーってのはどう?」
「センスが……といいたいが、今時の子供ならそういうモンなのか」
二人はこの双子が前世持ちであることなど知りようがない。
運命の巡り合わせのように……カミキヒカルが真っ当に生きると誓った世界線でも巡り合った双子。
しかし、運命というのは……そうそう都合のいい物ではない。
アイが双子に恵まれることが運命であるなら……当然ながら彼女が襲われてしまうこともまた運命であるのだろう。
勿論全ての世界線においてその運命が決定付けられているわけではない。
アクアがアイを守ることに全力を注いだ結果彼女が襲われることを未然に防げた世界線も存在する。
あるいはカミキヒカルが転生者であるために運命がガラリと変わってしまった世界線も存在する。
あるいは『襲われる』展開は同じでも場所が異なる世界線も存在する。
しかしこの世界線において……ひいてはこのゲームのカミキヒカルが真っ当に生きると誓ったルートにおいて……
『運命』というのは残酷極まる物なのである。
アイがドアを開けようとすると、そこに現れたのはリョースケである。
カミキヒカルが慌てて駆けつけるも、リョースケはナイフを取り出し今にも
もうこれしか愛する人を救う方法はない、そう悟ったカミキヒカルはアイの目の前に立ち塞がる。
「ぐっ……」
「な、なんで邪魔するんだよ!」
何しろ黒幕であるはずのカミキヒカルがリョースケの凶刃からアイを庇って刺されるという、字面からして意味不明な構図が出来上がっているのだ。
「なんで……って分からない……のか」
「それは俺がアイを……『愛している』……からだ」
幼い体のアクアとルビーは、それを見ていることしかできない。
転生者としての記憶があっても、幼い体では咄嗟にアイを庇うことも出来なかったのだ。
当然、刺されたヒカルを助ける術は持たない。
リョースケは愕然とし……そのまま立ち去ったため、アイは救急車を呼んだ。
応急処置のやり方も調べてやってはいるが、当たりどころが悪く
「いやああああ!」
「悲しまないで……くれ……愛する人を守って逝けたのなら……本望だ……」
「私もあなたを『愛している』……だから逝かないで!」
サイレンの音をかき消さんばかりに、アイの慟哭が響き渡った。
【運命が引き裂く愛】エンド
このルートだとアクアは『ヒカルを殺した』犯人に復讐する……んでしょうかね?
死因が交通事故になってる以上、原作程の狂気は孕んでないかもしれませんし……
とはいえ前世記憶持ちなので『父親』が死んでもある程度は強く生きられるんじゃないかと思います。