推しの子-STARCHILDアイ生存RTA〜ナイツマDLC適用チャート〜   作:アライズ

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続きが思いつかないので原作最終回を踏まえた上でのこれでお茶を濁すスタイルです(自虐)
後月一更新とかいっといて若干遅れてるのは内緒だぞ!


番外-カミキヒカルが真っ当に生きるルートAnother【親子の復讐】

カミキヒカルは愛を知らない子供だった。

原作(ほんらいのうんめい)ではそれ故に道を誤り、アクアに断罪された彼だったが。

もし彼が愛を知り、そして愛を失ってしまったのなら。

彼は一体、どんな道を歩んでいたのだろうか。

「私は完璧じゃない君を……誰よりも強い君以外は認めない」

新野冬子は元々狂気を孕んでいた。

原作(ほんらいのうんめい)ではカミキヒカルに唆される形でアイやルビーに手を出した彼女である。

しかし彼女がアイに嫉妬していたことは覆しようのない事実である。

確かに原作(ほんらいのうんめい)のカミキヒカルが人を唆すのに長けた『悪魔』であることは覆せない。

そうはいっても彼もまた芸能界の闇に歪まされた『被害者』であることもまた確かだ。

であるならば、どうして()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()といえようか?

結局のところ新野冬子もまた罪人なのである。

罪を憎んで人を憎まずという言葉もあるように彼女が罪人だから悪人だというつもりもなければ、

原作(ほんらいのうんめい)のカミキヒカルが悪人でないと弁解しているわけでもない。

それでも客観的に、事実のみを述べるのであれば。

アイ殺しの共犯であった新野冬子はカミキヒカルの教唆がなくともアイの殺人に至っていた可能性はあるのだ。

「お前が……お前がアイを殺したのか!ただ単に嫉妬心だけで、身勝手なことを!」

《お前がいうな》という声が聞こえそうな台詞ではあるが、このルートのカミキヒカルの立場で考えてみて欲しい。

全うに生きようと思った動機となる最愛の人は彼がいう通りに《身勝手な動機》で殺されているのだ。

であればこそこのルートのカミキヒカルはこういわざるを得なかったのである。

「じゃあ何よ、あなたならこんなことはしなかったっていえるの?」

思い当たる節があるのか、カミキヒカルはこう答えた。

「しなかった、とはいえない。それでも、俺はアイがを愛していた」

「そこで過去形になっちゃうのがあなたの悪いところよ」

冬子はにべもなくそう返す。

「かもな。だが、お前を許してはおけない」

「だからといってこのまま私を殺せばどうなるか、分からないあなたじゃないわよね?」

そんな冬子にカミキはこう返す。

「筋書きはアクアと一緒に考えていたさ。お前にルビーまで殺させはしない」

そういい、カミキヒカルは冬子共々海へと飛び込んだ。

「綺麗な終わりだね、カミキヒカル。でもそれで天国に行けると思ったのかい?」

ツクヨミがカミキヒカルに問いかける。

彼がいくら真っ当に生きることを誓ったとはいえ、星野アイを愛するまでに犯した彼の罪が消えるわけではない。

推しの子-STARCHILDにおいてはカミキヒカルが真っ当に生きることを誓ったタイミングでは、

時系列上の関係で既にいくらかの罪を犯してしまった状態なのだ。

「さあな。行けるならまたアイに会いたいが、そうじゃないならそれまでさ」

「そうか。それじゃあ、私からいえることはこれまでさ」

そういってツクヨミは去っていった。

【親子の復讐】エンド




このルートではアクアが死ぬことはないので、少なくとも原作よりは救いのある話になっているんじゃないでしょうか?
結局アイは死んじゃっているんで、ハッピーエンドと断言することもできませんが。
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